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トヨタチェイサーのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。 当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.840(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    トヨタ チェイサー

    system

    メインユニット:ALPINE DAF11Z
    デッドニング:フロント、リア
    フロントスピーカー:DDL-R17S
    リアスピーカー:DDL-R17C
    サブウーファー:純正
    パワーアンプ:ALPINE PDX-5
    ETC2.0:Panasonic CY-ET2620GD
    ドライブレコーダー:VREC-DZ800DC
    リヤモニター:ALPINE SXH10S
    ケーブル:audiotechnica、Space&Time
    バッテリー:Panasonic caos N-80B24L/C8

    comment

    ディスプレイオーディオから5chアンプを介してフロント2way・リヤスピーカー・サブウーファーを鳴らすシステムです。
    後席モニター、ETC入れ替え、ドラレコも装備して、15年ぶりのシステムリフレッシュを果たしました♪

  • ダッシュボード


トヨタ・チェイサーの事例紹介です。

チェイサーは1970年代から90年代にかけて生産されたミドルサイズ・高級セダンで、プラットフォームを同じくするマークII、クレスタと共に与えられた愛称である「マークII3兄弟」の次男としても愛された車です。

チェイサーの誕生は、1968年生産開始の長兄マークIIの3代目モデルチェンジ時点(1977年)です。その後、マークII4代目・チェイサー2代目(1980年)を迎えるタイミングで、三男のクレスタが加わっています。
その後のバブルに向かう好調な国内景気に支えられて1984年、1988年、1992年とハイペースでモデルチェンジを重ね、真っ白なソアラ(1981年発売)を頂点とする「ハイソ・カー」ブームの中心的存在として人気を博しました。

3兄弟いずれも高級車枠で、高性能=スポーティに振った味付けでありましたが、高級セダンではあるもの、比較的漠然としていたマークIIに対して、チェイサーはよりスポーツ色が強く、クレスタはラグジュアリーテイストを帯びていました。

バブル景気が山場を超えた2000年頃に、3車種そろって歴史の幕を閉じましたが、トヨタの名エンジンとして名高い1JZ・2JZエンジンを搭載した80系・90系・100系といった世代は、今もなお高い人気を集めており、比較的ストック状態に近いドレスアップで楽しむ方からドリ車まで、多くのファンに愛されています。


今回ご登場いただくのは、チェイサーの最終モデルであるX100系の車です。
古くからお付き合いいただいているお客様のお車で、前回ナビ・オーディオのインストールさせていただいた2009年から15年ぶりのご依頼となりました。

前回のシステムは、
ナビ:パナソニックのHDDナビ(CN-HD9000)
ソースマネジメント:アルパインのメディアプレイヤー(CDA-196Ji)/マルチメディアマネージャー(PKG-H701S)
アンプ:アルパイン5chアンプ(PDX-5)
スピーカー:フロント2wayスピーカー(DDL-R17S/)リアコアキシャルスピーカー(DDL-R17S)

・・・といった当時の先端的なシステムで、スピーカーとアンプは健在なれど、ナビとソースマネジメント系の陳腐化が著しいということで、全体的にシステム入れ替えをしたいということでした。
検討にだいぶ時間をかけた結果、新システムはディスプレイオーディオをヘッドユニットとし、ご愛用の5chアンプを使って、フロント/リヤのスピーカーと、純正サブウーファーを鳴らすという構成に決まりました。
オーディオ以外の周辺機器としては、後席エンタメ用の10.1型モニター、ETC2.0、2カメラドラレコを追加しました。

以下、コンポーネント紹介です。

◯ディスプレイオーディオ
アルパインのDAF11Zです。
大画面ナビ市場の開拓者である「BIG-X」のディスプレイオーディオ版ブランドの「BIG DA(ディスプレイ・オーディオの略)」の製品で、11インチと9インチのラインアップのうち、大きい方の11インチの方をお選びいただきました。

旧式のダッシュボードに11インチモニタを投入するわけなので、ダッシュの上端から飛び出して視界の妨げになる場合もありますが、2DINスペースの位置がコンソールの中段にあり、かつ低めに調整したので、モニタは飛び出さずに済みました。

◯アンプ
ALPINEのPDX-5です。
2008年発売の5chアンプで、チャンネル構成は150W × 4ch + 600W × 1chとなっています。

接続はフロント2ch・リヤ2chに150Wを、サブウーファーに600Wを割り当てます。なお、フロントはセパレート2wayですので、パッシブネットワークを使って分岐させることになります。

◯スピーカー
フロント2wayスピーカー(DDL-R17S)、リアコアキシャルスピーカー(DDL-R17S)です。
これも5chアンプと同様に、前システムから継続して使います。
ドア回りの整備としては、前後ともに制振力の強いデッドニンググレードで防振を行っています。

◯追加モニター
ALPINEのSXH10S(オープン価格)です。
こちらは現行品で、10.1型のWXGA液晶搭載のモニターです。フロントシートのヘッドレストのシャフトに固定する方式の専用取付けキットが付属しているので、これを使って助手席の背面に取り付けました。
音声・画像信号は今回新規投入したディスプレイオーディオ(DAF11Z)からHDMIケーブルを経由して供給されます。

なお、メインソース(コンテンツ)は、これまでALPINE DVA-5210(DVDプレイヤー)で再生していたDVDから、ディスプレイオーディオに接続するAmazon fireTVに選手交代しました。

◯2カメラドラレコ
パイオニアのVREC-DZ800DC(オープン価格)です。
アルパインのディスプレイオーディオと連動して運用可能なドラレコ製品がアルパインから発売されてはいるんですが、お客様のご指定により、このパイオニア製品を使うことになりました。

フロント/リヤの2ピース構成で、フロント側ユニットに制御部と液晶モニターが搭載されるタイプです。スマートフォンにインストールした専用アプリによって、ドライブレコーダーの設定変更と記録画像の確認ができるようになっています。

◯ETC
PanasonicのCY-ET2620GD(オープン価格)です。
アルパインから発売されているETC2.0車載器はカーナビ連動専用機で、ディスプレイオーディオ製品の方にはETC連動機能が実装されていないため、ETC2.0車載器が欲しいと思うと、おのずとスタンドアロン運用が可能な他社製品ということになります。
ということで、価格が安いパナソニックの定番製品を選びました。


以上をもって、チェイサーのオーディオシステムの15年ぶりリフレッシュが完了しました♪

施工の様子をどうぞご覧になってください♪♪

  • 旧メインユニット

    アルパイン顔が二つ並んだ施工前のコンソールです。

    (上段)Panasonic CN-HD9000(ナビ)のモニター、
    (中段)ALPINE CDA-106Ji(メディアプレイヤー)
    (下段)ALPINE PKG-H701Sの表示部(マルチメディアマネージャー)
    以上3点が配置されていました。

    これらをすべて取り外して、2DINスペースを開放します。

  • 新メインユニット

    更新後の様子です。

    ALPINEの11型モニタ搭載のディスプレイオーディオDAF11Zと、汎用ポケット(下段)を組み合わせて2DINスペースを埋めました。
    ディスプレイオーディオの取付には、別売り設定になっている電源コードを使います。(ALPINE KCE-GPH16)

    下段のポケット部にちょっと写っているのは、メディアやスマホ接続用のUSBケーブルです。
    このケーブルとスマホを有線接続することで、アップルカープレイ/アンドロイドオートのサービスを利用できるようになります。
    なお、アップルカープレイ限定になりますが、ワイヤレス接続も可能です。
    当エントリアップ時点(2024年8月)でワイヤレス対応はアルパインのみなので、明確な差別化ポイントと言えそうですね。

  • トランク・施工前

    入庫時のトランクには、5chアンプPDX-5と、マルチメディアマネージャーPKG-H701Sの本体ユニットが収まっていました。

    今回のシステムアップによって、後者は撤去したうえで、ディスプレイオーディオDAF11Zのローレベル出力をアンプに直接入力する格好になります。
    入力chはフロント/リヤの4ch+サブウーファー出力の合計5chです。接続に使うRCAケーブルには、オーディオテクニカのAT-RS250/5.0を使いました。

    PKG-H701Sはお知り合いの元へ旅立っていくそうです。

  • 助手席下の様子・施工前記録画像

    今回のリフレッシュで完全に撤去してしまった製品ですが、一応記録写真としてアップしておきます。

    助手席のシート下には、Panasonicのオンダッシュナビの本体が設置されていました。HDDの金文字が時代を感じさせます。
    ETCは、その上に取り付けられており、当時から後付け製品の露出を避けていらっしゃいました。

    なお、今回の施工時にも、同様にシート下に色々設置しています。
    (1)ETC2.0車載器
    (2)Amazon fireTVの受信機
    (3)エーモン 3484(USB Type-C 電源ポートx2)

  • 助手席足元の様子(施工前記録画像)

    こちらも今回のリフレッシュで撤去した製品ですが、記録写真としてアップです。

    ここにはDVDプレーヤーが設置していました。
    ALPINE DVA-5210は、リモコン操作が前提となっており、受光部を露出させておく必要があるため、デッキを露出させて取り付けておりました。

  • トランク・施工後

    今回のリフレッシュ施工後の様子です。

    右側にあったPKG-H701Sの本体を撤去して、アンプだけ残してあります。
    ご要望で、トランク内にUSB-Cの電源ポートを設置してほしいということでしたので、エーモン 3483(USB Type-C 電源ポートx1)を取り付けています。

    その昔、スペアタイヤが容易に降ろせるようにと、こんなボードを製作しましたが、これまで一度もスペアタイヤのお世話になったことはないそうです。(たまには空気圧チェックしなきゃですね(汗))

  • お子様用モニター

    運転席の後ろには、チャイルドシートが設置されており、その前にモニターが欲しいということでした。

    こういったニーズは大変多く、各社からからぴったりの製品が販売されています。
    今回起用したアルパインのSXH10Sには、ヘッドレストシャフトに固定するための金具が付属されているので、しっくりと違和感なく取り付けられました。さらには、配線もシート内を通しましたので見た目もきれいです。
    ※配線はヘッドレストシャフトを通す樹脂パーツをシートからいったん外して通しています)

    一応プロショップですので、運転席を外すような整備時の作業性にも配慮した造りにして、点数を稼いでおきたいところです。
    シート内に通したケーブル(HDMIと電源)も容易につけ外し出来るように、両ケーブルの途中にコネクターを設けておきました。

  • マイク設置

    ステアリングコラム左側の写真です。

    ディスプレイオーディオ付属のマイクを小銭入れを加工して取り付けました。
    12mmのドリルで穴を貫通させ、マイクを差し込んでいます。

  • ドライブレコーダー設置

    ミラー周辺に移動して、ドラレコの取り付け部をご覧いただいています。

    今回の施工で新規導入した2カメラドライブレコーダーVREC-DZ800DCの本体です。
    サイズは106.1 mm × 78 mm × 46.7 mm と、2ピースドラレコのフロント側ユニットとしては標準的な大きさで、ミラーの影にほとんど収まってくれているので、ドライバーの視界も良好です。

  • ドライブレコーダーのリアカメラ

    2カメラドライブレコーダーのcarrozzeria VREC-DZ800DCのリアカメラです。

    63.2 mm × 37.1 mm × 31.6 mmとコンパクトに仕上がっているんですが、ガラス上部の黒いドットを避けるために、ウインドウのフチから少し離れてしまいました。こればっかりはしょうがないですね。

  • 作業後記

    チェイサーのオーディオ&ユーティリティーリフレッシュの実例をご覧いただきました。

    古いナビ→ディスプレイオーディオへの入れ替えを筆頭に、オーディオデッキ類の整理とスピーカー類の再構成、後席用モニター追加、ETC更新、ドラレコ追加、バッテリー更新と、だいぶ幅広く手を入れさせていただきました。

    新しい車、流行りの車に最新の機器を新規インストールする仕事も時代の先端な感じがして好きですが、大事にされている歴史のある車をリフレッシュさせ、さらに付加価値を加えるような仕事も大変意義深く、楽しいものです。

    ボディーをリペアしたり、エンジンを整備したり、ブッシュやショックを取り換えてリフレッシュが図れるように、オーディオや電装品関係にも全く同じことが言えます。
    むしろ、新機能を備えたヘッドユニットからDSPアンプ、スピーカーと、外観には大きな変更を加えずとも、純正を大きく超えるバージョンアップが計画できる分、投資価値が高いかもしれません。

    当店では、多くの年代車オーナーさまからお声掛けいただき、以下のリンク先の例のように、外観に変更を加えないスピーカーインストールや、オリジナルの雰囲気に馴染むバリューアップのお手伝いを致しております。

    トヨタ セリカ(ST202)
    トヨタ アリスト(JZS160)
    トヨタ センチュリー(GZG5)
    日産フィガロ
    日産 ラシーン
    日産 スカイラインGT-R(R32)
    日産 シルビア(S15)
    ホンダ NSX
    ホンダ プレリュード
    ホンダ S2000
    ポルシェ 911(930)
    ポルシェ 944
    メルセデスベンツ 500SL(R107)
    ボルボ 240GLE
    Rover mini

    ご予算とお希望に応じて、出来るだけご満足いただけるプランをご提案いたします。
    どうぞお気軽にお声掛けください!
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