NISSAN GT-R スーパーサウンドアッププログラム 

今や世界のスーパースポーツの一員として、不動の地位を手にしたGT-Rですが、オーディオシステムについては必ずしも評価が高くないようです。
オプション設定されているBOSEシステムについても、メリハリに欠ける・こもった感じがするといった、芳しくない評価もちらほら聞こえてきます。

標準オーディオは当然のこと、BOSEシステムに対しても、より満足度の高いシステムを実現するには。と開発したのが当プログラムです。
車重の増量も最小限に抑えつつ、保証が引き続き受けられるよう、各種制御を担っている純正オーディオデッキには手を加えずに、スピーカー交換とケーブル交換に加え、デッドニングの技によって、純正システムからのバージョンアップを図るメニューです。

最小で税込136,400円、最高でも税込398,200円(標準オーディオタイプ)の予算でパワフルかつメリハリのあるグッドサウンドをお届けいたします!

V1 フロントサウンドアッププラン

税込¥136,400/¥245,300 (BOSE)

フロント2wayスピーカー交換とデッドニングを組み合わせて音の出口を整備する、最もコストパフォーマンスの高いプランです。

スピーカーユニット

  • BLUE MOON AUDIO SX165
    BLUE MOON AUDIO SX165+MX080(BOSE)

    2016年のデビュー以来、音の素性の良さが広く認められ、今や国産ハイエンドスピーカーブランドとして不動の地位を確立したBLUE MOON AUDIOのスピーカーです。

    SX165はドア用の165ミリ径ウーファーと、25ミリ径ツイーターの2wayスピーカーセットです。同ブランドフラッグシップモデルのRX165ゆずりの、楽器のようにクセのないクリアな音を信条とし、ハイファイスピーカーならではの繊細さとパワフルなパンチ力を持った、幅広いジャンルをこなせる有能なスピーカーです。

    MX080は80ミリ直径のフルレンジスピーカーです。これはBOSE仕様車のドアハンドル付近に設置されている中音域のユニットとして使います。

オリジナルインナーバッフル

  • スピーカーユニットのバスケットをガッチリ保持し、コーンのリニアな動きを約束するインナーバッフルです。

    インナーバッフルの素材としてポピュラーなMDFを使っていますが、より高い剛性を求めて、硬質タイプMDFである「カスタムウッド」を使用しています。

    防水のためにバッフルの表面を黒色のサフェーサーを厚く塗装し、内側には、更にアルミガラステープを貼っています。テープは内面を平滑にして、音の通り(スピーカー背圧のヌケ)を良くする効果も目的としています。

    バッフルの背面についてはテーパー形状に仕上げ、コーン背面の空気が抜けやすくしますので、コーン駆動時の抵抗が少なくなり、よりクリアな音が手に入ります。

デッドニング

  • カーオーディオの初期段階で避けて通れないのがデッドニング(ドア防振)です。

    ドアのインナーパネル側には大きなサービスホールが空いています。
    そのままだと、スピーカーの振動板が前後に動くのに合わせて、周りの空気も前後逆側に回り込むため、せっかく振動板で発生させた波動(音)が相殺されてしまい、高域と低域のディテールが損なわれた、低品質のラジオのような音になってしまいます。

    ドアをデッドニングすることにより、インナーパネル側の穴を塞いで気密性を高め、前後の空気の行き来をシャットアウトするとともに、スピーカーから発せられる波動によってドアパネルが共鳴(ビビリ)するのを防ぎ、スピーカーをベストな条件で鳴らせるような丈夫なスピーカーボックスに仕上げます。

    BOSE仕様車の場合は、ドアトリム裏に中音域を受け持つ小型のスピーカー(ミッドレンジ)がついています。このミッドレンジのためのスピーカーボックスはインナーパネルとドアトリムの間の空間ということになりますので、ドアトリム側にもデッドニングを施します。

価格表

  • 標準車 BOSE車
    BLUE MOON AUDIO SX165 ¥44,000 ¥44,000
    BLUE MOON AUDIO MX080 ¥33,000
    BLUE MOON AUDIO MX080(センター用) ¥17,500
    デッドニング(ドアトリム) ¥50,000 ¥50,000
    デッドニング(ドアパネル) ¥30,000
    オリジナルスピーカーベース(MID) ¥5,000
    オリジナルスピーカーベース(W) ¥5,000 ¥5,000
    センタースピーカー取付加工 ¥9,000
    純正位置ツイーター取付加工 ¥8,500 ¥8,500
    Kaiser swing(@650) ¥650 ¥1,950
    配線加工・端末処理一式 ¥15,000 ¥20,000
    端数処理 -¥150 -¥950
    合計(税別) ¥123,000 ¥223,000
    合計(税込) ¥136,400 ¥245,300

    [note]
    フロントスピーカー取付に伴い、ドアのスピーカーホール付近の鉄板の加工が伴います。(純正もどしに影響はございません)

V2 Bass Boostプラン

税込¥203,500

フロントスピーカーのグレードアッププランであるV1に、純正リヤスピーカーをサブウーファーとして運用するモディファイを加えたプランです。

純正の音質調整機能を使用してリアスピーカーの出力を調整する事で、低域とフロントのパワーバランスを調整することができます。

オリジナルフィルタ ウーファーBOX強化

  • パワフルでメリハリのあるサウンドを得たフロントスピーカーに、豊かな低域を補うため、リヤスピーカーに手を加えて、サブウーファーとして運用します。

    まず、低域信号のみが供給されるよう、オリジナル制作したローパスフィルターを組み込みます。使用するコンデンサーとコイルはオーディオグレードのものを使っています。

    さらに、強く鳴らしてもビビらない強固なスピーカーボックスを形成するため、ドアのデッドニングにも使っているロシア製の防振剤を用いて、ボックス強化を行います。加えて、不要な共鳴を抑えるために、ボックス内に吸音材を適量充填します。

価格表

  • 標準車 BOSE車
    BLUE MOON AUDIO SX165 ¥44,000
    デッドニング ¥50,000
    オリジナルスピーカーベース ¥5,000
    純正位置ツイーター取付加工 ¥8,500
    リアスピーカーボックス加工 ¥30,000
    オリジナルローパスフィルター ¥20,000
    Kaiser swing ¥2,600
    配線引き回し、配線加工、端末処理一式 ¥25,000
    端数処理 -¥100
    合計(税別) ¥185,000
    合計(税込) ¥203,500

    [note]
    フロントスピーカー取付に伴い、ドアのスピーカーホール付近の鉄板の加工が伴います。(純正もどしに影響はございません)

V3 Power Driveプラン

税込¥398,200/¥534,600 (BOSE)

フロントスピーカーのグレードアッププランであるV1に加えて、リヤスピーカーも差し替え(標準車のみ)、さらにDSPを投入して音場の最適化を図り、パワフルにドライブする最上プランです。

リヤスピーカーのサブウーファー化

  • 標準オーディオ車のリヤシートバックについている16センチ口径のスピーカーを、フロントと同じBLUE MOON AUDIOのSX165に交換します。

    BOSE仕様車については、システム標準の20センチ口径のサブウーファーユニットが装備されておりますが、これを同クラスの口径のユニットに交換するのはコスパが悪いので、純正品を使います。

    標準車/BOSE仕様車のどちらの場合でも、サブウーファーボックスの強化はしっかりと行います。

    まず低音域の強い振動でハコがビビらないように、入念にデッドニングを行います。
    ボックス内壁にはたくさんの補強リブが走っていますので、防振材を細く切って、しっかり密着させるように貼り込みます。

    次いでボックス内部での共鳴を防ぐために吸音用コットンを詰めて仕上げます。

DSP

  • ESX XE6440-DSP(標準車用)

    V3プランでは車内の全スピーカーをアンプ内蔵DSPで制御します。
    標準オーディオ車には、フロント2way+リヤの左右合計6つのスピーカーがありますので、6chアンプ内蔵のXE6440-DSPをセレクトしました。

    当機は40W×4ch+70W×2chのアンプを内蔵しています。
    40Wアンプでフロントツイーターとドアウーファーを、70Wアンプをサブウーファーとして運用するリヤスピーカーをドライブします。

    DSPの醍醐味は全チャンネル個別制御による音場の最適化です。
    お客様のお好みを伺って、各スピーカーに対して個別に周波数帯域、出音タイミング、イコライジングの調整を行ってからお引渡しします。

  • audison prima AP F8.9bit(BOSE車用)

    BOSE仕様車用V3プランでは、リアトレイ上のリアスピーカーを除く全スピーカーをアンプ内蔵DSPで制御します。

    BOSE仕様車の場合、センタースピーカー+フロント3way+リヤサブウーファー2基+リヤトレイ上のリヤスピーカーの合計11個のスピーカーがあります。
    このうち、音場づくりに重要な8系統を対象として8ch分のアンプをもつaudison prima AP F8.9bitをセレクトしました。

    当機の8chの内蔵アンプは1chあたり85Wの出力を持っています。
    これを、センタースピーカー+フロント3way+1系統にまとめたリヤサブウーファーの計8系統に割り当ててドライブします。

    DSPの醍醐味は全チャンネル個別制御による音場の最適化です。
    お客様のお好みを伺って、各スピーカーに対して個別に周波数帯域、出音タイミング、イコライジングの調整を行ってからお引渡しします。

スピーカーケーブル

  • アンプから直接スピーカーへ配線するために使用するケーブルです。
    使用する銘柄はホームオーディオの世界では知る人ぞ知るブランド「ローゼンクランツ」がカーオーディオ向けに「MusicSpirit」ブランドにてリリースしているスピーカーケーブルである「swing」です。

    同社は、より心地よく聞こえる信号の伝達・再生には、一定の周期(寸法)に基づいたルールに従うべきであるという、「カイザー理論」で有名です。この「swing」は同理論に基づき、オリジナルの直径で製造された無酸素銅のワイヤーを独自のピッチで撚りあげて作られています。より高純度な銅や、高品質な皮膜を使用した高価格なケーブルもありますが、コストパフォーマンスの高いベースグレードのケーブルとしておすすめしている銘柄です。

価格表

  • 標準車 BOSE車
    BLUE MOON AUDIO SX165 ¥44,000 ¥44,000
    BLUE MOON AUDIO SX165(リヤ用W) ¥30,000
    BLUE MOON AUDIO MX080 ¥33,000
    BLUE MOON AUDIO MX080(センター用) ¥17,500
    audison prima AP F8.9bit ¥140,000
    ESX XE6440-DSP ¥75,000
    デッドニング(ドアパネル) ¥50,000 ¥50,000
    デッドニング(ドアトリム) ¥30,000
    サブウーファーボックス防振 ¥45,000 ¥45,000
    サブウーファースピーカー設置 ¥12,000
    オリジナルスピーカーベース(MID) ¥5,000
    オリジナルスピーカーベース(W) ¥5,000 ¥5,000
    センタースピーカー取付加工 ¥9,000
    Kaiser swing(スピーカーケーブル) ¥13,000 ¥19,500
    純正位置ツイーター取付加工 ¥8,500 ¥8,500
    DSP取付 ¥20,000 ¥20,000
    配線引き回し、配線加工、端末処理一式 ¥50,000 ¥50,000
    DSP設定調整一式 ¥10,000 ¥10,000
    端数処理 -¥500 -¥500
    合計(税別) ¥362,000 ¥486,000
    合計(税込) ¥398,200 ¥534,600

    [note]
    ・フロントスピーカー取付に伴い、ドアのスピーカーホール付近の鉄板の加工が伴います。(純正もどしに影響はございません)
    ・スピーカー配線引き込みに伴う穴あけ加工を伴います。

+ チューンアップオプション

音質に影響する施工から見た目の華やかさを演出する施工をオプション設定しました。

ツイーター、ウーハーのスピーカーを露出させて取り付ける事で、よりクリアなサウンドを実現します。
また、スピーカーケーブルのアップグレードにも対応します。

アウターバッフル制作       ¥60,500(税込)

  • スピーカーのコーン面をせり出させ、グリルを抵抗の低いものに交換することで、最良のスピーカー稼働条件を手に入れることができます。

    V1のインナーバッフルは1枚構成であるのに対し、複数枚積層してコーン面と内装面が近くなるように上昇させ、コーンから発生される波動の効率的な室内への伝播を可能にします。

    さらに、BLUE MOON AUDIOのRX165用のダイキャストグリルを使って、高級感あふれるルックスに仕上げます。
    (当店独自の取り付けですので、SX165に付属のグリルは下取りとなります。)

ツイーターマウント制作      ¥44,000(税込)

  • ドアスピーカーと同じ理由で、ツイーターも露出させることによって、よりクリアな音を手にすることが出来ます。
    純正ツイーターカバーを加工し、ツイーターマウントを制作します。

    カラーはつや消し黒で仕上げ、違和感なくスタイリッシュに仕上げます。
    これにより、もともと若干下向きに設置されている純正ツイーターのハンデを克服することもでき、一石二鳥です。