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Newデミオ デッドニング/スピーカー交換 作業方法全解説!

DIY派のアナタのために全ノウハウを全公開! 特別なスキルは必要なし!
基本的な工具だけでデミオのドア周りをグレードアップ! 土日にトライっ!

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当ページに含まれる表現・価格・製品情報は最新ではありませんのでご了承ください。

  • あなたのNewデミオの調子はいかがですか♪

    当店では、お客様の声にお応えし、業界に先駆けてデミオ専用スピーカーベースの開発と量産に取り組む機会に恵まれ、スピーカー交換とドア防振を始めとするサウンドアップ施工実績を豊富に経験させていただくことができました。誠にありがとうございます。

    こちらでは蓄積したノウハウをお客様に還元させていただくべく、当店オリジナルのスピーカーベースを用いたスピーカー交換と、オーディオテクニカ製防振材AT7550・7560を用いたドアチューニングの施工方法を公開させていただこうと思います。

    やってみたいけど・・できるかな?と足踏みしていたお客様を応援できればいいなと思います。

使用する工具

そうそう特別な工具は必要ありません。赤印のついているものはスピーカー交換の際に必要です。青印は同じくドアチューニングの際、無印は共通で必要です。
すべて揃えばパーフェクトですが、ニードルフック、ヘラ、ローラーは無くてもなんとかなると思います。

【ご注意!】
くれぐれも怪我にはご注意ください。/ 部品の破損にも注意してください。
一部穴あけや切除などを行いますが、全て自己責任で判断した上で行ってください。
作業で生じた一切の不利益に関して、当店は責任を負いかねます。大人でよろしくお願いします♪

1.内張りの取り外し

  • 1-1 先ずミラーの裏のカバーを外します。 ツイーター用の配線がありますが、根気良くロックを外してください。ツイーターつきの場合は、強く引っ張るとツイーターごと外れます。壊れる事は無いと思いますが、気をつけて作業をしましょう。

  • 1-2 ドアハンドルの化粧カバーをクリップ外しを使って外します。あまり力を入れずにねじるようにすると外れます。化粧カバーの裏にプラスのねじがありますので外します。

  • 1-3 ドアポケットに敷いてあるカーペット状のマットをクリップ外し等を利用して取り外します。 プラスのねじが現れますので外します。ねじは1-2と1-3の2箇所だけです。

1-4 内張りの前方にある隙間に手を入れ、垂直に手前に引きます。
徐々に後ろへとクリップを外して行きます。4枚目写真の赤丸がクリップの位置です。参考にしてください。

  • 1-5 パワーウィンドースイッチのコネクターを外します。 ロックが内側にあるので気をつけて外します。スイッチそのものを手前に引いてしまうと、基盤から外れてしまうこともあるので、垂直に力を入れるようにしましょう。

  • 1-6 ドアハンドルとロックワイヤーを外します。 ツメを壊さないように垂直に力を入れてナイロンロックを外します。 ワイヤーの引っ掛けはカギ状になっていますので溝を合わせて丁寧に外してください。

2.純正スピーカーの取り外し

純正スピーカーはプラスねじ3本でとまっています。 ねじを外してコネクターを抜けばスピーカーが取れます。

3.スピーカーベースの取り付け

  • 3-1 スピーカーベースを付属の3本のねじを使用して取り付けます。ガイドに合わせてスピーカーベースを合わせてください。ねじの堀込みがあるほうが表になります。

3-2 スピーカーの配線用の穴をあけます。
6~8ミリ程度のドリルがあると良いでしょう。ウインドウガラス閉めた(上げた)状態で作業をしないと思わず窓ガラスにキズを入れてしまうことになりますので気をつけてください。

4.アウターパネルの防振

4-1 アウターパネルに防振材を貼るためにパネルを外します。 まず、覗き窓のカバーを外します。窓を下げて固定用のボルトが見えるところで止めます。

4-2 10ミリのソケットレンチでボルトを外します。 力を入れすぎると窓が落ちてしまうので裏から抑えながら外すとよいでしょう。ボルトが外れたら窓を手で押し上げてガムテープで固定しておきます。しっかりと固定しておかないと作業中に窓が落ちて最悪割れてしまう事もあるので注意が必要です。

4-3 ハーネスを全て外し、コネクターも全て抜きます。 プラスチックピン1個と10ミリの固定用のボルトを全て外し、パネルを外します。

4-4 サイドインパクトシールド用に発泡ウレタンの吸収剤があるので外せる場合はいったん外します。 ニードルを利用してピンの芯を手前に抜いて外します。ない場合は針などを活用しましょう。 ウレタンは強力なテープで吸収剤が貼り付けられているのでシワシワとゆっくりと剥がします。力を入れすぎると割れてしまうので気をつけましょう。

4-5 パーツクリーナーでパネル表面を脱脂、清掃します。防振材を貼る範囲をキレイにします。

4-6 AT7560を貼り付けます。ドアの中央近くの四隅にバランスよく貼り付けます。パネル表面をノックしながらカンカンという甲高い音がコンコンと低い音に変わるポイントを軽く抑えながら探すのも方法です。

4-7 プラスチックパネルを外した手順と逆の手順で戻します。 4-4で外した硬質ウレタンを元の位置に取り付けます。 プラスチックパネルの上方中央にプラスチップピンを最初に差込んで、位置を出してからボルトを締め込んで行きます。 締める順番は、まず垂直の2点と水平の2点を締めてから、それ以外のねじを中央から外側に向けて締めこんでいくとパネルのゆがみを取りながら戻すことが出来ます。 パネルが戻ったら、4-2で窓枠に固定していたウインドウガラスのガムテープをはがしてゆっくり下ろし、固定用ブラケット(白いプラスチック)にしずかに噛み合わせ、2本のボルトで固定します(4枚目写真)

5.スピーカーの取り付け

5-1 まず、取り付けるスピーカーに付属しているスピーカーケーブルを3-2で開けた穴に通しておきます。 ケーブルを通したら、ブチルゴムやガムテープなどで穴をふさいで浸水対策をしておきます。

5-2 スピーカーホール後ろに鉄板がありますので、取り付けようとするスピーカーの端子やマグネットが干渉しない向きにスピーカーをあてがいます。写真の例では、コーン紙に印刷されているロゴをひっくり返した位置にすると干渉を避けられました。 5-1で通しておいたスピーカーケーブルの端子をスピーカーユニットに接続してからねじ止めします。 スピーカーを固定する際は下穴をあけたほうがより確実に作業できます。

5-3 純正コネクターの加工をします。保護テープを剥いて配線を加工しやすい分だけ露出させます。

5-4 コネクターの内側2つ(ツメを上にして左側・マイナス、右側・プラス)をカットしギボシを取り付けます。 ※配線色はあくまでも目安です。年式やグレードによって異なる場合がございます。 ギボシをとりつけたら、スピーカーから来ているケーブルと接続します。内装を戻す前に音がキチンと出るかチェックしてから戻すことをお勧めいたします。

6.インナーパネルの防振

6-1 AT7550をインナーパネルに貼り付けて行きます。 デミオの場合、大きな穴(サービスホール)がサイドインパクトシールドの部分しかないので、ここをふさいで密閉性を高めるほかは、防振を目的としてパネル全面にバランスよく貼り付けていく事を心がけます。
剥がしたプラスチックパーツは型取りにも使用できます。平らで広い面は大きく、細かく刻んで全体的に貼り付けると良いでしょう。

6-2 スピーカーの周りも入念に貼り付けておきましょう。

6-3 ドア内装側にもサイドインパクトシールド用の発泡ウレタンがあります。5センチ程度削り落として防振材に干渉しないように加工します。

7.内張り取り付けと最終チェック

7-1 ワイヤー類を内張りと接続します。
1-6で外したドアハンドルとロックにつながっているワイヤーを戻します。溝を合わせて丁寧にはめ込み、ナイロンロックを戻します。
1-5で外したパワーウインドウのコネクタを戻します。

7-2 以下の点に気をつけながら、1-1から1-4の手順を参考に内張りを取り付けます。 【内張りを戻す際の確認 】
内張りを取り付ける際は強くたたきこまないでください。最悪の場合クリップが破損します。
ドアハンドルの動作確認をしましょう。
ドアロックの動きが渋く無いかを確認しましょう。
パワーウィンドウが動作する事を確認しましょう。なお、運転席のコネクターが戻されていないと助手席側と後席側は動作しません。

やってみてうまくいかない等の不具合がある場合は、お気軽にお問い合わせください。

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