ダイハツミラのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.542(お問い合わせの際にお伝えください)
model
ダイハツ ミラ
system
メインユニット:carrozzeria DEH-6500
デッドニング:フロント
フロントスピーカー:KICKER KSS6704
リアスピーカー:なし
サブウーファー:KICKER HS8
パワーアンプ:KICKER KEY180.4
ケーブル:MONSTER CABLE
comment
デッキ・スピーカー交換に、アンプとパワードサブウーファーを追加した事例です。
DSPを搭載したキッカーの4chアンプKEY180.4の自動調節機能が秀逸で、なかなかの「腕」を見せてくれました。
ミラのダッシュボードです。
施工後の写真なので、デッキもキラッとしてますし、ツイーターもピラー埋込みになっておりますが、もともと商業バンモデルなので、非常に簡素な装備です。
元のデッキはスピーカー付きラジオでした。
このクルマは、学生の頃、当店でアルバイトをしてくれていた方のクルマです。
現在、PLAYGROUND/FaceBookというカーラッピングのお店を開業されていて、そのデモカー兼・代車のサウンドアップをしたいということで、声をかけてくれました。(^o^)
メニューはデッキ・スピーカー交換とパワーアンプ・パワードサブウーファーの投入と、商用軽自動車としてはコンプリートな内容です。
デッキはカロッツェリアのDEH-6500(19,000円)。
DSPまで含んで一通りの機能がついていますが、外部アンプをということで、キッカーの4chアンプKEY180.4をセレクトしました。
プレーンな4chアンプとしても使えますが、DSP機能を搭載しており、付属のマイクを接続すると、わずか3分で最適な音響を自動設定してくれるという賢い製品です。
スピーカーは同じくキッカーの2wayセパレートモデルKSS6704(39,500円)。
パワードサブウーファーもキッカーで統一!
シート下設置が可能なサイズながら、8センチの高さがヤル気を感じさせるHS8(64,000円)をセレクトしました。
ショップオーナーのみならず、代車の利用者さんにも楽しんでいただけるクルマに仕上げたいと思います♪
作業工程をどうぞご覧ください(^o^)
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メインユニット
こちらがスピーカー付きラジオデッキの後を務めることになりました、カロッツェリアのDEH-6500です。
定価19,000円で、CD、USB、Bluetooth、AUX、ラジオと一通りのソースをこなし、DSPも内蔵しています。
内蔵アンプは前後4chをフルレンジで出力する「スタンダードモード」と、チャンネルごとに帯域分割等の設定ができる「ネットワークモード」が選択でるようになっています。
音質面は、、当然、部品のレベルに差がある分、ハイエンド機の様にはいきませんが、十分実用的なレベルです。
スピーカーの設置がしっかりしていれば、特に不満は無いと思います。
今回は、DSP自動設定機能がついたキッカーのアンプを使いますので、デッキからの出力には、パワードサブウーファーとの境界を決める意味で、80Hzをカットオフ値としてハイパスフィルターをかけるのみとします。
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フロントドア
ドアトリム外観です。
商用バン標準仕様のクルクルハンドルがついています。
スピーカーについては、上級グレード車用にスピーカーグリルがついていますが、スピーカーレスです。
この段階でインナーパネルが透けて見えちゃってますね。。
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ドアトリム取り外し
それでは実作業に入っていきます。
ドアトリムを外して、インナーパネルとご対面です。
事前の情報通り、純正スピーカーはありません。
車によっては、ドア用ハーネスにスピーカー線が含まれている場合もあるのですが、そんな様子でもありません。
ちょっと驚いたのは、純正スピーカー固定用のネジ穴もタップが切ってない(ネジ山がない)という徹底ぶり。
キュイン!とタップを切る一瞬の時間もコストカットの対象ということなのでしょうか。
ビニールを剥がして、清掃、脱脂と進めます。
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アウターパネル施工
きれいに清掃が済みましたよ。
今回のドア防振はデッドニンググレードで施工しますので、アウターパネルには、短冊状にカットした防振材を貼ります。
貼り終えたら、スピーカーケーブルを引き込んで、スピーカーの取付です。
今回はインナーバッフル形式でスピーカーを取り付けるのですが、軽自動車の場合、ドアトリムとインナーパネルのクリアランスが狭いケースが多く、十分な厚みの確保が難しい場合があります。
薄手でも、カチッと硬さを確保する策として、MDF製バッフルの代わりに、メタルリングスタビライザーという5mm厚ほどのスチール製リングを使いました。
今回使うキッカーのスピーカーKSS6704は、取り付けスペースに制約があるケースを想定して、取り付け深さを46mmに抑えた設計になっています。
軽自動車に限らず、室内の広さを確保するために、スピーカー周りが窮屈な車が増えてきていますので、こういう選択肢があると安心ですね。
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インナーパネル施工
ドアの最終です。
全面貼りにて、サービスホールを塞ぎ、比重を与えます。
ウーファーユニットにスピーカー線をつなぎ、固定したら、ひとまず終わりです。
それなりの面構えになってきました(^_^) -
ツイーター取付
それではツイーターの方に転じます。
ミラは標準でツイーターの設定がないので、取り付けに際してはなんらかの加工が必要になります。
室内の雰囲気からすると、Aピラーに穴を開けて、面に並行に取り付けるだけでも、十分な感じもしましたが、機能・外観の両面で勝る埋込式で施工しました。
フロッキング加工で上質感が加わって、軽自動車らしからぬ?雰囲気に仕上がりました♪
代車に乗ったお客様が「おっ!これいいな。どこでできるんだろう!」ってことになると良いんですが(マジ顔;;)
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4chパワーアンプ
こちらがKICKERの4chパワーアンプ、KEY180.4です。
センターコンソールの中央奥に設置しました。
デッキとエアコンコントロールを外すと奥にチラッと見えます。
上述のとおり、なかなかいいところをついている新製品で、一言で言うと「勝手にDSPしてくれるアンプ!」(笑)です。
DSP機能を持たない純正デッキとスピーカーの間に設置することを主な用途として想定されているようで、付属のマイクをアンプに指し、ヘッドレストに固定して設定スタートさせると、約3分でステージングが完成してしまいます。
イコライジングをかけるか?、アライメントをかけるか?といった複数の条件を、側面パネルのディップスイッチで選んで、あとは自動設定よろしく♪の仕組みで、細かな調整は出来ません。しかしながら、「調整の腕」はかなり優秀で、接続されているユニットの把握、帯域分割、タイムアライメント、イコライジング、ゲイン調整を自動でやってくれて、DSPならではの焦点のあった音を手軽に得ることが出来ます。
お察しのとおり、DSP機能自体はDEH-6500にも備わっていますが、デッキ側では、フロント2way群とパワードサブウーファーとの境界を決めるために、アンプに送る信号の下限を80Hzでカットする(ハイパスフィルター)設定のみ行い、フロント2way内の音作りはキッカーのアンプにお任せした格好です。
自動設定はあんまり当てにならない。というバイアス。正直あるのですが、技術は進んでいるんですね。
多くの方に受け入れられそうな、なかなかいい感じに設定してくれます。機械に追いつかれないように僕らも頑張らないとです(・_・);;
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パワードサブウーファー
最後はパワードサブウーファー。
こちらもキッカーのブランドのHS8というモデルです。
当店の売れ筋モデルとして繰り返しご紹介しているのは、サーウィンベガのVPAS10で、定価は46,800円です。
対してこちらは64,000円という価格設定になっています。
VPAS10の方は、シート下サイズのダイキャストボディに、定格200Wのアンプと25cmユニットが収まってるのがウリの製品です。
今回のHS8は、幅 238mm×高さ 79.4mm×奥行 352mmで、設置面積はほぼ同じなのですが、多くのパワードサブウーファーに比べて、ちょっと高い8センチ弱の高さがあります。
この高さからくるエンクロージャー容量の多さが寄与しているのか、クラス最低?最強?の再生可能周波数の下限「25Hz」が強い評価材料になっています。
ちなみにアンプは定格150W、ユニット口径は20センチです。
今回の設置位置はドラーバーズシート下なので、出力を強めにするとズンズン♪と快感です。
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作業後記
今回は軽自動車の(ほぼ)コンプリートなストックインストールの事例をご覧いただきました。
軽自動車の事例のご紹介のたびにお伝えする、半ば定型化した文句で恐縮なのですが、軽自動車のオーナーさんの多くが、オーディオの音質アップは出来ないものの諦めていらっしゃる方が多いように感じています。
しかしながら、今回の例を引き合いに出すまでもなく、決してそんなことはないというのが当店の考えです。
「普通車と何か決定的な違いがあるか?」と考えてみると、、
一般的な傾向として・・・
(1)ドアが薄い(アウターパネルとインナーパネルの距離が近い)
(2)インナーパネルと内装の距離が近い
くらいのことはありますが、超大音量で流しっぱなし!ならいざしらず、防振やスピーカーインストールの工夫でだいぶ克服できてしまうので、決定的な違いとは言えません。
むしろ、オーディオでもっともクリティカルなファクターである「空間」の大きさと形状については、1000ー1500ccクラスに負けないくらいに、規格の枠いっぱいに拡大したひろびろキャビンを持つ車が大半ですから、この点では何ら差がないと言えます。
ボンネットがあり、ダッシュボード上のスペースに余裕があるミラやアルト系の車でも、エブリィのようなワゴン系の車でも、条件に応じて対処は可能です。
今回は、外部アンプでさらなる音質向上を果たし、パワードサブウーファーで低音域の増強を図っていますが、サウンドアッププログラムによるドア周りの環境整備だけでも、改善効果を十分に体感していただけます。
ご予算とご希望に応じて柔軟にプラン提案させていただきますので、どうぞご検討ください。
最後に軽自動車カテゴリーの施工事例を掲載しておきます。併せてご覧ください。
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