ホンダ シビック TYPE-Rのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。円安の影響で大きく価格が変わっているものもあります。ご了承ください。>

登録日 2026/10/09-
事例No.949(お問い合わせの際にお伝えください)
model
ホンダ シビック TYPE-R
system
メインユニット:純正
デッドニング:フロント、リア
フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO RX165 Active
リアスピーカー:BLUE MOON AUDIO CX165
サブウーファー:BLUE MOON AUDIO WX250
プロセッサーアンプ:HELIX P-SIX DSP MKII
デジタルトランスポーター:audiotechnica AT-HRD100
パワーアンプ:carrozzeria PRS-D800
コントローラー:DIRECTOR
ケーブル:audiotechnica、SAEC、SUPRA、elecom
レーダー探知機:YUPITERU ZK2200
スマホホルダー:ESR Qi2 15W充電 Magsafecomment
フロント2wayスピーカー・リヤスピーカーを交換し、トランクにボックス型サブウーファーを搭載して、DSPアンプでドライブするシステムです。
レーダー探知機と人気スマホホルダーも取り付けてきちっと仕上げました♪
ホンダ・シビック・タイプR(FL5型)の事例紹介です。
シビック・タイプRは、1972年に誕生した名車シビックをベースに、走行性能を極限まで高めたピュアスポーツモデルです。初代タイプR(EK9型)は、6代目シビックのマイナーチェンジに合わせて1997年に登場しました。
以後の系譜は以下の通りです。
初代:EK9型(1997-2001年)
2代目:EP3型(2001-2005年)
3代目:FD2型/日本仕様(2007-2010年)、FN2型/欧州仕様(2007-2012年)
4代目:FK2型(2015-2016年)
5代目:FK8型(2017-2021年)
6代目:FL5型(2022年-現行)
タイプRといえば、2代目(EP3)や4代目(FK2)、5代目(FK8)のように英国スウィンドン工場で生産・逆輸入されてきた歴史が長いモデルですが、同工場の閉鎖に伴い、今回ご紹介する6代目(FL5型)からは3代目のFD2型以来となる国内工場(埼玉製作所)へと生産拠点が移されました。
ボディ形状は先代の5ドアファストバックスタイルを継承しつつ、派手さを抑えた水平基調の洗練されたフォルムへと刷新。熟成された2.0L直列4気筒VTECターボ(K20C型)は最高出力330ps・最大トルク42.8kgf・mへと引き上げられています。2023年にはドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて7分44秒881を記録し、量産FF車最速の称号を獲得するなど、操縦性と動力性能の両面で高い完成度を誇る一台です。
今回お迎えした車両は真っ赤なFL5です。
ホンダのスポーツ車と言えば赤黒カラーリングが定番ですが、このRACING BLACK Package仕様車では、シート、フロアマット、ステッチの色が赤から黒系に変更されています。
エアコンアウトレットのノブ・ダイヤル、パワーウィンドウスイッチパネルなども黒で統一され、グッと硬派な雰囲気が漂っています。
当店を古くからご利用いただいているお客様の新車で、前車でお使いいただいていたオーディオ機器一式の載せ替えをご依頼いただきました。
多くの移設インストールでは、同時にスピーカーを入れかえるとか、DSPを追加するなど、なにかしら変更を加える例が多いのですが、どれもハイエンド品で入れ替え検討の余地がなく、システム的にもDSPアンプを含むフルシステムでしたので、入れ替えはナシで、周辺機器の追加のみ行うことになりました。
システムの概要としては、ナビの音声出力をDSPアンプに入力し、フロント2way+リヤ+サブウーファー(別アンプ駆動)を鳴らすシステムで、構成コンポーネントはざっとこんなところです。
【移設】
(1)DSPアンプ
HELIX P-SIX DSP MKII(終売時価格税込198,000円)
アンプ内蔵DSPで、アンプ内蔵型カテゴリのフラッグシップモデルでした。120Wの出力を持つアンプを6ch分搭載し、制御可能なch数は、アンプ増幅しないプリアウト出力2chを含めた8ch対応となっています。
DSPの仕事の中核を担うプロセッサーはAnalog Devices 社製 64bit プロセッサー。D/A・A/Dコンバーターはいずれも、定評のあるバーブラウン製です。
(2)DSPコントローラー
DIRECTOR(税込66,000円)
ヘリックス製DSP用最上級コントローラーです。ボリューム調整の他、入力ソースの切り替え、音響調整メモリの切り替えといった操作ができるようになります。
(3)パワーアンプ
carrozzeria PRS-D800(税込38,500円)
カロッツェリアのハイエンド2chパワーアンプです。
フロント2wayはDSP内蔵のアンプで駆動しますが、サブウーファー用としてパワーを稼ぐために外部アンプを起用します。
(4)スピーカー
BLUE MOON AUDIO RX165 ACTIVE(税込209,000円)
同ブランドのフラッグシップ2wayスピーカー(パッシブネットワークなしモデル)です。
評価の高い製品は見た目も良いもので、今回はその音質の素晴らしさとルックスの良さをアウターバッフル形式で堪能します。
(5)スピーカー
BLUE MOON AUDIO CX165(税込48,400円)
リヤ用に使用する直径165mmのコアキシャルスピーカーです。
リアドアもフロントドア同様に、しっかりとデッドニング施工で条件を整えます。
(6)サブウーファー
BLUE MOON AUDIO WX250(税込132,000円)
25cm径のサブウーファーユニットです。当店で製作したシールド・エンクロージャーに収めて、ヘビーベースを繰り出します。
このサイズになると、室内と仕切られたトランク内でもしっかり仕事をしてくれますが、シビックは5ドアハッチバック構造でラゲッジルームと室内空間が繋がっているので、よりよい条件で稼働してくれます。
【新規】
(1)スピーカーグリル
BLUE MOON AUDIO RX165用アルミスピーカーグリル
アウターバッフル化に伴い防護&ドレスアップ用に取り付けました。
アルミホイールを思わせるダイキャストの迫力がRX165の顔面を引き立てます。
(2)電源キット
audiotechnica TPK-800R(税込12,680円)
電気機器ではありませんが、DSPへの電源供給用に使用した電源配線キットです。
(3)YUPITERU ZK2200
ワンボディタイプ・レーザー&レーダー探知機。指定店モデル。
誤警報を最大95%カットする最新のKバンド識別性能と、4.0インチと大きなIPS液晶を搭載した無線LAN対応のワンボディモデルです。
(4)ESR Qi2 Magsafe(税込6,099円)
当店人気のワイヤレススマートフォン充電器です。iPhone 15/14/13/12専用です。
以上を持って、CIVIC TypeRへの移設サウンドアップが完了しました。
ほとんどが移設でしたので、今回のご請求額は低く抑えられていますが、一式を現在価格で揃えて新規に取り付けた場合は、税込1,194,050円となります。
それでは施工の様子をどうぞご覧になってください♪
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フロントドア(施工前)


フロントドアの外観です。
RACING BLACK Package仕様車ということで、アームレストのステッチが黒に変更されていますね。
ドアトリム上端部分がアームレスト部分と同じアルカンタラ調の生地で覆われており、シックさが強調されています。
スピーカー配置については、ドアには、フルレンジのウーファーが設置されています。
ツイーターは、Aピラーに設置されています。 -
ドアトリム取外し


ドアトリムを外したところです。
サービスホールの隠蔽には、クラシックなビニールシートではなく、ゴムマットがラミネートされたシートが使用されています。上級車種にときどき適用される方法で、外来ノイズの侵入に一定の効果があるようです。
ただし、シートの固定には、ホンダ独特のレシピ?で製造されたブチルゴムが使われている点は従来通りで、業界トップクラスの粘着性と掃除のしにくさをいかんなく発揮しています。
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アウターパネル作業


アウターパネル側の作業が終わったところです。
ビニールシートを剥がし、ブチルゴムとの格闘に勝利し、インナー/アウター両パネルの清掃と脱脂を済ませたら、アウターパネルに短冊状にカットした防振材を貼っていきます。
スピーカーケーブルは、この時点で引き込んでおきます。
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インナーパネル作業


インナーパネル側の作業が終わったところです。
インナーパネル側のスピーカーバッフルを制作し、所定の位置に固定したら、インナーパネル全面を防振材で覆います。
今回はドアトリムの表面にスピーカー振動板が顔を出す「アウターバッフル」形式での施工となりますので、写真のインナーパネル側のバッフルと、ドアトリム側に取り付けるアウターバッフルの位置決めは、ぴったり芯を合わせるために、一体的に行うことになります。
一つ前の写真と見比べていただくとおわかりになると思いますが、ホンダ車のスピーカーホールはガイコツ型というか、逆涙型というか、丸くありません。この状態のままだと、バッフルの内径の内側に出っ張りが生じてしまい、スピーカー振動板の動作時の空気の通りを阻害し、音づまりの原因となりますので、飛び出しのないように鉄板をカットしてあります。(タッチアップによる防錆処理は十分に行っています)
バッフルの内面に貼ってあるのはアルミテープです。上述の空気の通りをよくするために平滑にするのと、雨水の侵入を防ぐ目的で貼っています。
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ピラーツイーター埋め込み加工


ツイーターの取付状況です。
純正ツイーターとほぼ同じ位置に、RX165のツイーターを埋め込み設置しました。
工程としては、純正グリルを取り外し、新ツイーターが収まるように開口部の形状を調整しつつ、取付用のリングを固定し、パテで成形後、全体の表面をツルツルにならしてから、スプレーボンドを使って合成皮革を巻いて仕上げています。
この加工を施したAピラーは、当然ながらもとに戻りませんが、中古あるいは純正新品を調達すれば完全に純正戻しは可能です。
その分、ちょっとコストはかかりますが(新品で片方6,000円)、目線にハイレンジユニットを持ってくることによるステージングの改善効果を天秤にかければ、(当サイトを好んでご覧いただける方なら)十分にリーズナブルとご判断いただけるものと思います。
なお、上出のアウターバッフル化についても、全く同じことが言えます。インナーパネルに対して、一定の加工は行っているものの、なんとか純正スピーカーに戻すことは可能で、スピーカー周りをカットしたドアトリムについても再入手することによって、きっちり純正に戻せます。 -
リアドア


次にリアスピーカーの入れ替えに移ります。
リアスピーカーはリアドアに設置されています。
フロント同様に、2wayセパレートスピーカーで、ツイーターは同じドア内のオープナーの前方に埋め込まれています。
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ドアトリム取外し


ドアトリムを外したところです。
フロントはビニールとゴムのラミネートでしたが、こちらはゴムではなく、中・高周波の減衰に有効な吸音マットと合わせてあります。
純正スピーカーはフロントと同じものが取り付けられています。というか、実はホンダ車に設定されている純正スピーカーは、この1種のみなのです。走りに関係ない部品にコスト掛けたらいかんじゃん。。といった宗一郎さんの遺訓でもあるのでしょうか?
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アウターパネル作業


アウターパネル側の作業が終わったところです。
フロントドア同様に、ブチルゴムを除去し、清掃と脱脂を済ませたら、アウターパネルに短冊状にカットした防振材を貼っていきます。
フロントドアでは、社外スピーカーケーブルの引き込みを行いましたが、リアに関しては、純正ケーブルを継続使用するため引き込みは行っておりません。
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インナーパネル作業


インナーパネル側の作業が終わったところです。
フロントと同様に、インナーパネルのスピーカーホールの形状を丸く整えたうえで、スピーカーバッフルを固定し、スピーカーユニットを取り付けます。
リヤは同軸(コアキシャル)2wayスピーカーで、かつ、セパレート式のパッシブネットワークが付属する製品ですので、ドア内にパッシブネットワークも設置しています。
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サブウーファー


トランク内にはサブウーファーを設置しました。
正立方体に近い四角いエンクロージャーにBLUE MOON AUDIOのWX250を取り付けてあります。
ハイエンドを謳っている製品ですので、曲のジャンルを問わず、オールマイティにパフォーマンスを発揮してくれますが、シールドボックスならではの速いビート表現に長けています。
ここまで本格的なサブウーファーでなくとも、システムにサブウーファーを取り入れることで、サウンドの完成度が飛躍的にアップしますので、ご予算の許す限り導入をおすすめしております。
サブウーファー周りに関する技術的な背景と製品情報について、まとめページを作りましたので、ぜひ一度ごらんになってください。
サブウーファー増設のすすめ
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助手席下


助手席下の土地活用の様子です。
こちらには、DSPアンプと有線ハイレゾ入力のためのデジタルトランスポーターを配置しています。
まず、機器に熱風が当たらないように、後席に向けたエアコン送風口を塞ぎます。
ここにHELIX P-SIX DSP MkIIと、audiotechnica AT-HRD100を並べて、両者間をSUPRAのTosリンクケーブルでつなぎます。
ケーブルの規定の長さは15cm、30cm、100cm・・・と細かく設定されているのですが、正味60cm程度と微妙だったため、1mを選択しました。
スマホと接続するUSBケーブルは、USB Standard Aコネクタ搭載の機器とUSB Standard B音声入力に対応した音響機器を接続し、高音質デジタル伝送できるUSB AUDIOケーブルelecom DH-AB10を使用しています。
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運転席下


こちらは運転席の下の様子です。
ここにはサブウーファー用の2chパワーアンプ(carrozzeria PRS-D800)を設置しています。
接続はパワー重視で(2chを1chにまとめて使う)ブリッジ接続にしています。
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DSPコントローラー


運転席に戻って、DSPコントローラーの設置状況です。
エアコン操作部の下方に取り付けました。入力ソース切り替えと、音響セッティングプリセットの切り替え、デジタル入力時のボリューム調整、サブウーファーのボリューム調整ができるヘリックス最上位のコントローラーです。
右脇に設置しているリモコンは、Bluetoothで利用できるスマホ用のリモコンです。
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スマホホルダー(充電機能付き)


スマホホルダーの設置状況です。
当店で人気爆上がりの、ESRというブランドのワイヤレス充電器です。
製品名はQi2 15W充電 Magsafeで税込6000円ほどのハイコスパ商品です。
ワイヤレス充電が可能なので、スマホのUSB端子をデジタルトランスポーターに接続している状態でも充電が出来ます。
取付ベースをカスタム製作して、ご覧の位置にきちんと固定できました。
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レーダー探知機


最後はレーダー探知機の設置状況です。
フロントガラスのルームミラー付近にワンボディタイプのレーダー探知機(YUPITERU ZK2200)を設置しました。
常時視線を注ぐルームミラーからほんのちょっとの位置ですので、視線移動は最小ですみ、安全面のアドバンテージは相当高い
と思います。
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作業後記


今回はホンダ・シビックTypeR(FL5型)のフルオーディオ(移設)インストール事例をご覧いただきました。
前車からの移設ということで、DSPアンプのみ、終売扱いとなっていますが、その他は現行品ですので、全くの新規インストールのようにご覧いただけたのではないかと思います。
当店のデモカーはR35GT-Rで、長らくGT-Rのイベントに出展させていただいておりますが、2025年より、ホンダ系イベントである「Honda All Type R World Meeting」への参加を開始させていただき、多くのType Rオーナー様との御縁を持つ機会が増えてまいりました。
その御蔭で、FL5型のオーディオセットアップのご相談、ご依頼をご用命いただく機会が増え、最近では2ヶ月に1台くらいのペースでご入庫いただけるようになりました。
オーナー様との御縁に深く感謝申し上げます。m(_ _)m
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当インストールギャラリーには、今回のエントリを含めて、4例のFL5型をアップさせていただいております。
なぜか、すべての事例がBLUE MOON AUDIOのハイエンドクラスのスピーカーである点が共通しておりますが、スピーカー交換+デッドニングで留めた事例もあれば、今回のようにリヤスピーカーとサブウーファーも含めて、DSPアンプでドライブするフルオーディオクラスの事例もあり、さらにはセキュリティシステム搭載の事例もあり、ご希望とご予算に応じて参考にしていただけると思います。
ETC、デジタルミラー、ドライブレコーダー取付といった軽作業から、スピーカー交換、パワードサブウーファー搭載、DSPアンプ搭載、果てはフルオーディオまで、ご要望に応じて柔軟にプランさせていただきます。
どうぞお気軽にご相談ください♪
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