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ホンダシビックTYPE-Rのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。 当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • シビック・タイプRのスピーカー交換の事例です

  • 事例No.871(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    ホンダ シビック TYPE-R

    system

    メインユニット:純正
    デッドニング:フロント、バッフル・スタビライザー・ウエイト
    フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO VX165
    リアスピーカー:なし
    パワーアンプ:純正
    ケーブル:audiotechnica
    セキュリティー: IGLA ALARM
    TVキャンセラー:BLITZ TAH26
    レーダー探知機:YUPITERU  ZK2000

    comment

    フロント2wayスピーカーを交換し、純正アンプの4ch出力をフロントに割り当てて「バイアンプ接続」したシステムです。
    IGLA ALARM・TVキャンセラー・レーダー探知機も取り付けて快適な乗り出しとなりました♪

  • ダッシュボード


ホンダ・シビック・タイプRの事例紹介です。

シビック・タイプRは、トヨタ・カローラと共に日本のモータリゼーションをリードしてきた名車「シビック」のスポーツモデルです。

源流となるシビックは1972年(昭和47年)に生産が開始されており、6代目のEK型(1995年-2000年)の時代に、タイプR の初期型となるEK9型(1997年-2001年)がデビューしています。

以後、
2代目 EP3型(2001 - 2005年)
3代目(日本仕様) FD2型(2007 - 2010年)
3代目(欧州仕様) FN2型(2007 - 2012年)
4代目 FK2型(2015年 - 2016年)
5代目 FK8型(2017年 - 2021年)
・・・・と歴史を刻んできました。
2021年7月のイギリス工場閉鎖によって、ここで打ち切り?との極端な言説も飛び出しましたが、、仕向け地の法規制がクリアできて、人気が燃えたぎっている限り、営利企業として強制終了する理由などあるはずもなく、2022年にめでたく6代目のFL5型へと引き継がれました。

タイプRというと、常にイギリスな意識高い空気を漂わせてきたわけですが、過去モデルでは、初代のEK7型と3代目のFD2型は日本で、それ以外はイギリス工場で生産されてきました。
そして、上述のごとく、ブレグジットの影響でイギリス工場が閉鎖されることとなり、3代目以来となる日本工場(埼玉製作所)へと生産拠点が移されました。

ボディ形状は5代目のファストバックスタイルを継承し、全体的にはキープコンセプト。比較的シャープなイメージの強かった先代に比べると丸みを帯び、ガンダムっぽかった顔つきもマイルドになったものの、チューニングを受けたK20C型エンジンは馬力320PS/トルク40.8kgf・mと出力向上が図られ、最新=最強の輝きを見せつけております。

性能面での評価は非常に芳しく、2023年ににニュルブリンク北コースで記録したFF車最速タイム「7分44秒881」も、Type Rのブランドロイヤルティに一層の輝きを添えています☆☆


今回ご登場いただくのは、2年待ちで納車されたばかりのFL5型Type Rです。

走りのパフォーマンスに合わせて、音も納得できるレベルに引き上げたい!というのは多くのスポーツカー・オーナー様が指向されるところです。2年もの待ち時間に耐えたので、マグマも相当たまっています!
がしかし、TypeRの人気を考えると、まずはセキュリティシステムを入れないと落ち着かない!ということで、「FL5乗り出しプラン♪」とでもいうべき内容にて承りました。

内容としては以下の3点です
(1)フロントスピーカー交換とデッドニング
(2)セキュリティシステム・インストール
(3)レーダー探知機取り付け
(4)TVキャンセラー取り付け

コンポーネントは以下です。
〇スピーカー
BLUE MOON AUDIOのVX165(税込132,000円)をお選びいただきました。
ブルームーンオーディオのスピーカーの新ミドルグレード・モデルとして、多くのユーザー様から高い評価を集めている製品です。
そのリニアで透明でパワフルな音の評価に加えて、ネットワークがツイーター用とウーファー用に分かれているので、多くの標準オーディオの車のように、フルレンジの配線がスピーカーの根元まで来ていれば、足りない配線を延長するだけでスムースにインストールできる点もポイントです。

インストールに関しては、MDF製カスタムバッフルを介してウーファー(ドアスピーカー)を取り付け、ドア防振は上述のとおり、制振力の強いデッドニンググレードにて施工しました。これと併せてスピーカー・ドア制振の最終兵器!「バッフル・スタビライザー・ウエイト」も取り付けました(後述)

ツイーターについては、Aピラーに設定されている純正ツイーターのグリル部のみを加工して、埋め込み取り付けを行いました。

スピーカー配線に関しては、純正ナビの内蔵4chアンプをフロント2way(ツイーターとドアウーファー)に割り当てる、バイアンプ接続を採用し、ひずみの少ないクリアな音を目指しました。

バッフル・スタビライザー・ウエイト
デッドニング関連の当店オリジナル商品「バッフル・スタビライザー・ウエイト」を取り付けました。

これはスピーカーバッフルの裏側(ドアの中)に取り付けるウエイトで、スピーカーの振動板が前後方向に動作する際、その反動によってスピーカーバスケットが逆方向にブレて、振動板の振幅の一部が相殺されてしまう現象を防ぐことを目的としています。
一つ320グラム程度のウエイトを、スピーカーバッフルの固定ボルトに共締めし、スピーカー周辺の質量を増加させることで、振動板の動作により生じていた反動を吸収し、振動板の安定した動作を可能にします。

全帯域の基調を決める低音域の規律がキチッと整うことで、低域は伸び、中高音域のディテールがきれいに表現され、音場は広くなり、音像がクリアにまとまるといった目覚ましい効果が得られます。

〇セキュリティ・システム
AUTHOR ALARM製の IGLA ALARM(取り付け費用込み一式・税込275,000円)をご指定いただきました。

最近の車両盗難手口の主流となっているのがCANインベーダー、あるいはCANインベージョンです。
このCANは「Controller Area Network」の略で、ドイツのボッシュ社が開発したシリアル通信プロトコルです。1985年に発表され、1990年に量産型の自動車の車載制御システムとして採用されました。
ホストコンピュータなしでマイクロコントローラやデバイスが相互に通信できるように設計されており、イグニッション、エアコン、ミラー、安全運転補助システム等々、ありとあらゆる車載デバイスが接続・制御されています。

上記の「CAN」はあくまでも「通信プロトコル」を指す用語であり、これを走らせる車両内の内部通信ネットワークは「BUS」あるいは「VEHICLE-BUS」と呼ばれます。皆様おなじみの「CAN-BUS」は、このプロトコルとプラットフォームを合わせた用語ということになります。

そして、「CANインベーダー」というのは、このCANというプロトコルを INVADE(侵入)するという概念ですね。
具体的には、CAN-BUSシステムのポートに専用の器具等を接続してハッキングし、ドア開錠、ハンドルロック解除、エンジンスタート・・と攻略、盗難するという方法です。

今回ご指定いただいたIGLA ALARMは、BUS内を流れる「CAN信号」から、各ドア、トランク、ボンネット、イグニッションといった、車両側で検出可能な車両情報をモニタしつつ、IGLAシステムの構成部品として組み込むモーションセンサー・衝撃センサー・傾斜センサーからの信号を組み合わせて、盗難行為が疑われるパターンに適合した際、アラーム発報し、エンジンロックをかけて、自走での盗難を防衛するというシステムです。

システムの制御部は非常にコンパクトなので、外部からは全くわからないように取り付けられ、行為者が容易に無効化できないようになっています。
ただ、制御部ならびに、センサー類の設置場所の選定と設置方法については、取り付け業者のノウハウがあり、専門性の高い作業といえます。

当店は、カーオーディオプロショップですので、オーディオ関係と、多くの車載機器の取り付けサービスに全リソースを集中させています。セキュリティシステムの取り付けに関しては、板金塗装業者さんや、内装施工業者さん、エンジンチューニング業者さん、ディテイリング業者さん等と同様に、信頼できるプロフェッショナルと提携する形でサービスを提供させていただいております。

〇レーダー
ユピテル工業の ZK2000(指定店モデル)です。
以下のメーカーサイトの熱い商品紹介の1-3行目にもあるように、新アンテナ採用により、Kバンド探知性能が従来品から50%以上UPした点が最大のアピールポイントです。
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超進化!史上最強の警報受信
新型モジュール搭載でKバンド受信範囲拡大
業界初 最新型レーダー可搬式オービス「JMA-520」対応
Kバンド探知性能がさらに50%以上UP
無線LAN搭載のフルスペック。エンジンONで各種データを最新情報に自動更新。
大画面3.6インチ液晶搭載、静電式タッチパネル搭載、ワンボディタイプ。
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安全運転は当然のルールですが、車の流れに合わせて走っていただけで、運悪く狙い撃ちされてしまうアクシデントもあるので、できれば備えておきたいアイテムですね。


以上をもって、シビック・TypeRのスピーカー交換・セキュリティインストール・レーダー取り付けが完了しました。

予算的には、スピーカー関連(商品、バッフルスタビライザーウエイト、デッドニング、ツイーター露出加工、バイアンプ接続等)で37万円ほど、IGLAアラームで275,000円、レーダー関係で7万円ほどで、締めて税込745,580円となりました。

それではインストールの様子をどうぞご覧ください♪

【お知らせ】
なお、この車は2025年5月10日(土)にモビリティリゾートもてぎ(栃木県)で開催される、「Honda All Type R World Meeting 2025」に当店ブースの展示車両としてご協力いだけることになりました。
イベント参加予定のお客様はどうぞ聴きに来てください♪♪

  • フロントドア

    ドアの外観です。

    ひとつ前のFK8型では、かなりエッジが効いたデザインでしたが、新型のFL5になってからは、外見同様、内装のデザインもカドを落とした、やわらかい基調でまとめられています。

    この車のスピーカーレイアウトは、標準とBOSE仕様との2パターンあります。
    標準はフロント/リアともに2wayの8スピーカーで、
    BOSEは標準の8スピーカーに対して、センタースピーカーとサブウーファーが加わり、リヤが3wayになることで、計12スピーカーになります。

    今回は標準オーディオのフロント2way(4ユニット)を社外品に交換し、ヘッドユニットの4ch出力をフロントの4ユニットに個別に割り当てる「バイアンプ方式」で接続します。

  • ドアトリム取り外し

    ドアトリムを外したところです。

    サービスホールをビニールシート的なもので閉じるクラシックな構造ですが、遮音性の向上を意図したと思われるゴムシートを重ね張りしてある点に新規性があります。

  • アウターパネル作業

    アウターパネル側の作業が終わったところです。

    ホンダ特有の除去しにくいブチル系接着剤をきれいに取り除いたら、清掃と脱脂を済ませてから短冊状にカットした防振材を貼っていきます。
    このあと、スピーカー配線の引き込みと、スピーカーホール部の鉄板のトリミングを行います。

    鉄板のトリミングとは、ガイコツ型?のスピーカーホールを真ん丸の大きな穴に拡大するための加工を指します。
    写真の状態のままバッフルを付けて、スピーカーを固定しても、音が出るには出ますが、バッフルの内側にハミ出す鉄板が、スピーカー背面に吸引/排出される空気の行き来の妨げになり、音を歪ませる(詰まらせる)症状が生じてしまいます。
    これを解消するために、でっぱり部分をトリミングする加工を行うのです。

  • インナーパネル作業

    インナーパネル側の作業が終わったところです。
    バッフルとスピーカーを固定したら、サービスホールを塞いでいきます。

  • バッフル・スタビライザー・ウエイト


スピーカー取り付けの直前に、バッフル内をのぞき込んだところです。

内側に見えるつや消し銀色のパーツは当店オリジナルのでバッフル・スタビライザー・ウエイトです。
バナナをタテに半分にカットしたような形をしており、前カットで御覧頂いたスピーカーバッフルの固定ボルトを使って共締めしています。
自動車メーカーによってボルトの数が3本 or 4本と違いがあり、この車は4本なので4つ取り付けています。

バッフルボードの真裏にウエイトを取り付けて、スピーカー周辺の質量を増加させることで、振動板の動作によって生じていた反動を吸収し、スピーカーバスケット、バッフルボード、ドア鉄板のブレを抑制することで、振動板の安定した動作を可能にしてくれます。

この商品の効果の大きさと、革新性には絶対の自信があったのですが、期待した通りお客様の評価も上々で、発売以来、売れ行きも安定しております。

  • 純正ツイーターグリル

    今回は純正ツイーターを社外品(VX165)に置き換える加工も行いました。

    比較的大き目なツイーターグリル部を加工して、露出取り付けを試みました。

  • ピラー・ツイーター分解

    分解したところです。

    純正ピラーのツイーターグリルの部分が取り外せるようになっているので、分解してみました。
    それぞれの右側に置いてあるツイーターモジュール片側で、2,760円(税込)です。
    このモジュールをベースにして、加工を施し、ツイーターを取り付けることとします。

  • ツイーター取り付け

    取付完了後の状態です。

    よくご覧いただくとお分かりになるように、別パーツになっていたツイーターグリルの外形の範囲内で埋め込みを完結させているので、Aピラーカバーそのものには、不可逆的な加工を施しておりません。

    こういう器用なことをせず、Aカバー本体に加工して取り付け、全体に合皮を貼って仕上げる、一般的な方法をとってもいいのですが、こういった大きめのグリルがついている場合は、このような方法をとることもでき、コストも少し安く上がるので、提案させていただいた次第です。

  • レーダー探知機

    最後はレーダー探知機です。

    YUPITERU ZK2000をフロントウィンドウの上から吊るす形で視界の妨げにならないように取り付けました。
    ダッシュボード上に置きたくない方にとって、吊るし型は非常に喜ばれますね。
    ダッシュ上だと、視認性はバツグンなんですが、その分、逆に気が散ると感じる方も少なからずいらっしゃって、用のある時だけ確認できるつるし型が最高。ということになります。

  • 作業後記

    ホンダ・シビック Type Rのスピーカー交換とセキュリティ取り付け等の事例をご覧いただきました。

    オーディオ分野においては、DSPアンプは加えずに、スピーカー交換+デッドニング+バッフルスタビライザー・ウエイトでスピーカーの稼働条件を整えて、ハイエンドスピーカーのポテンシャルを最大限に引き出す方法をとりました。
    そもそも、スピーカーボックスであるドアに穴が開いているのは、考えてみればマンガのような話ですよね。お家のブックシェルフスピーカーに置き換えて考えてみれば、あり得ないような話です。

    この穴をふさいでとりあえず箱と呼べる状態にし、さらに、箱の共振を抑制する目的で防振材を貼ってやることで、スピーカーの設計通りの能力を引き出すことができます。
    さらに、今回はスピーカーの動作(振動板の前後運動)によって、スピーカー自体が発する微細な振動を抑え込む、当店オリジナルの最終兵器「バッフル・スタビライザー・ウエイト」を投入しましたので、上述のデッドニング施工と相まって、ドア・スピーカー周りに起因する歪みが大幅に取り除かれ、細かなディテールが感じられる非常にクリアな音が得られるようになりました。

    今回はDSPアンプにまでは踏み込みませんでしたが、DSP導入によって信号の最適化(クロスオーバー・タイムアライメント・イコライジング)を行えば、ひとまずの完成形を迎えることになります。


    セキュリティ取り付けは、信頼できる協力業者さんの協力を得て実施しております。
    単体での受注の場合は、当店のワザをお見せする要素がないため、当コーナーでのご紹介はしておりませんが、受注はしておりますので、ご検討の方はどうぞお問い合わせください。
    今回ご紹介したIGLAアラームを含めて、一般的な相場の価格で対応させていただいております。また、この手の商品では特に重要となるアフターサービスについても、きちんと対応できる体制を維持しておりますのでご安心ください。

    ドラレコ取付などの軽作業からフルオーディオまで、ご予算とお希望に応じて、出来るだけご満足いただけるプランをご提案いたします。
    どうぞお気軽にお声掛けください!
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