いすゞフォワードのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.796(お問い合わせの際にお伝えください)
model
いすゞ フォワード
system
メインユニット:carrozzeria AVIC-RZ812-D
デッドニング:なし
フロントスピーカー:純正
パワーアンプ:内蔵
ケーブル:純正
DC-DCコンバーター:NEW-Era DDS-208
予算:238,480円(出張費用込・税込)comment
カロッツェリアのナビ取り付けの事例です。もともとついていたリアカメラモニターを移設して場所を作って取り付けました。
12ボルト車ようのナビを動作させるために24ボルト→12ボルトのコンバーター取り付けも行いました。
いすゞフォワード・産廃ダンプ(13トン)の事例紹介です。
フォワードは、いすゞ自動車が製造する中型トラックです。
初期型は1970年に生産され、2023年モデルチェンジの現行型で6代目を数えます。
いすゞのトラックのラインアップは以下のように3段階に分かれています。
大型:ギガ/ギガトラクタ(20t〜)
中型:フォーワード(4t/6.5t/8t/9t/10t/14t)
小型:エルフ(1.5t/5t/5t超)
大型のギガは巨大なアルミのハコを背負った物流系のイメージが強いと思いますが、ハコの上が開いているダンプ、大型のミキサー車や、クルマを乗せるローダー車、公的部門では消防車、はしご車や、東京消防庁のスーパーアンビュランスなど、色んな分野で働いています。
小型のエルフは、物流系を主軸として、各種ダンプ、高所作業車、ユニック車などの他、当然ながら消防車もありますし、身近?なところではキャンピングカーベースにも使われているようです。
真ん中が今回登場のフォーワードで、中型ならではという特定の用途は無いようですが、物流、工事の他、消防などの公共部門と幅広く活躍しています。
そして今回ご登場いただくのは、フォワードの産廃ダンプ仕様車です。
荷台部分に迫力ある金属製のハコを架装したダンプで、主に金属系の産廃を運搬するためにお使いの車です。
オーナーさま、、という表現はしっくりきませんが(笑)、普通乗用車のオーディオ関係で当店をご利用いただいているお客様で、いつしかお仕事車両の方もお任せいただけるようになりました。
背景としては、こういった、はたらく車の車載品の取り付けを取り扱う「電装屋さん」と呼ばれる業者さんは存在するものの、低価格サービスに重きをおいている関係で、施工内容が硬直的で、こまかいオーダーをお願いしにくい雰囲気なのだそうです。
そんなことから、当店にナビの取り付け作業の依頼をいただくようになりました。
今回のご依頼内容は、カロッツェリアのナビの取り付けです。
とても大きな車ですので、お客様の場所をお借りして出張作業というかたちで対応させていただきました。
ルーフコンソール部分(見上げたところ・ルームミラーの上)に、リヤカメラのモニターがついている状態でお預かりし、このリアモニターをダッシュボード下のセンターコンソールに移設して、空いたルーフコンソール部分にカロの2DINナビを入れるという仕事です。
この入れ替えに伴って、車両のバッテリーの電圧(24ボルト)を、ナビの定格電圧(12ボルト)に合わせる目的で、DC-DCコンバーターの取り付けも行いました。
予算は出張費用込み・税込みで238,480円となりました。
それでは施工の様子をご覧ください♪
お預かり段階でのルーフコンソール部分です。
ここにリヤカメラの映像を表示するためのモニタが取り付けられていました。
助手席側にはグローブボックスもあったりして、乗用車と違って、スペースたっぷりで羨ましいです。
モニターの取り付け方法は、大きなブランクキャップ(モニタの外枠っぽく見える角丸長方形のパネル)に2DIN相当のワクを切って、はめ込まれていました。
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施工前・純正オーディオ
施工前のセンターコンソール部分です。
純正オーディオは1DINのラジオのみです。こういった車においては標準的ですね。 -
施工後・カーナビ設置
ルーフコンソールにカーナビを設置しました。
この写真だけ見ると、単純な交換で済んでいるように見えますが、以下の手間がかかっているのです。
(1)24v→12vに下げるためのDC-DCコンバーターの取り付け
(2)センターコンソール部から電源、信号線、スピーカー線、ラジオアンテナ線等を延長。
(3)ノイズが乗らないように、信号系と電源系を左右のピラーに振り分けて、ルーフ側まで引き込み。
(1)の電圧変換については、おそらく皆さんが想像されるより複雑です。
例えば無線機のように、電源のみを変圧すれば動作する製品であれば、とても単純なのですが、カーナビの場合、電源のみならず、アクセサリー、イルミネーション、車速信号の全てを24→12ボルトに下げなければなりませんので大変です。
そこで、そういったややこしいニーズに対応しているDC/DCコンバーター(New-Era DDS-208)を使っています。
これは、メイン電源の変圧の他に、制御信号を変圧するための回路が3つ装備されています。この3経路を使って、アクセサリー、イルミネーション、車速信号を減圧することで、ナビ側が受け取れる状態になります。
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施工後・モニター移設
リアカメラモニターは純正ラジオのあった場所に移設しました。
ルーフのナビのために、配線を屋根まで延長したのと同様に、屋根で動作させていたモニタをココに持ってくるために、屋根に向かっていた配線を引っこ抜く作業を行いました。まあ当然ですよね。
なお、上述のDC-DCコンバーターは、このモニターの裏側に格納しています。
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作業後記
今回はいすゞフォワードのナビ取り付けの事例をご覧いただきました。
冒頭でも触れましたように、はたらく車系の電装品取り付けの業務は、通称「電装屋さん」と呼ばれる業者さまの市場ですので、私共のような業者が立ち入る筋のものではないのですが、お客様にリクエストしていただけるようであれば、喜んで対応させていただきます。
今回のように移設を伴うややこしい作業の他、見栄えをきれいに整えたい、使い勝手を高めるための提案がほしいなどと言ったケースにおいては、特にお役に立てると思います。
そういった電装品取り付け以外でも、仕事中にちょっといい音で曲が聞けるようにしたい♪ような場合は、当然ながら全力で対応させていただきます。
以下の事例のようにお好みとご予算に応じていろいろやらせていただきます。
いすず・エルフ高所作業車
スズキ・エブリィ軽ワゴン
スバル・サンバー軽ワゴン
マツダ・スクラムトラック
トヨタ・ハイエース
出張作業いたします。どうぞお気軽にご相談ください!
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