スズキエブリィバンのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.533(お問い合わせの際にお伝えください)
model
スズキ エブリィ バン
system
メインユニット:carrozzeria DEH-5400
ドアチューニング:フロント
フロントスピーカー:JBL PJ62C
リアスピーカー:無し
パワーアンプ:内蔵
ケーブル:audio-technicacomment
おしごと軽ワゴンの快適化プランです。
ラジオデッキをカロッツェリアのオーディオデッキにグレードアップして、サウンドアッププログラムでJBLのスピーカーを取り付けました。
スズキ・エブリィのダッシュボードです。
日常、配送のお仕事でお使いの車で飾りっ気はありません。
ユピテルの7インチナビ、カップホルダー、シガライターUSB電源。とまさにお仕事の現場という感じです。
太巻きのハンドルカバー。これホントに楽なんですよね。握りやすいだけじゃなく、回しやすくもなるので、お仕事車の装着率は高いように思います。
今回の施工内容は、オーディオデッキ取り付けとサウンドアッププログラムによるJBLスピーカーの取り付けです。
商用車だけあってラジオのみの装備でしたので、これをカロッツェリアのDEH-5400に交換します。
税別定価15,000円と低価格ですが、iPhone/iPod、androidスマホ、USBデバイスの有線接続のほか、Bluetooth接続も対応していて、現在の市場ニーズの真ん中にフォーカスの合った製品だと思います。
スピーカーの方はJBLのPJ62Cという2wayセパレートのモデルです。
現在はカタログ落ちの製品で、お客様が全車でお使いのユニットをお持ち込みいただきました。
はたらく車を快適に!
毎日楽しくお仕事していただけるように、しっかりインストールさせていただきます!
それでは工程の様子をご覧ください♪
こちらが今回の主役のデッキ。carrozzeria DEH-5400です。
税別定価¥15,000なれど、機能充実のハイコストパフォーマンス機です。
CD再生とBluetooth搭載機では、おそらく最安値だと思います。
上述のiPhone、アンドロイド、USB等の有線接続は、フロントパネルに配置されたUSBとAUX端子を介してラクに行えるようになっています。
音質調整の方面では、4chアンプの出力に対してタイムアライメントが掛けられ、イコライジングもできるDSPを搭載しているので、単なるフェーダー・バランス以上の調整が可能です。
拡張性の方では、サブウーファーのRCA出力も持っていて、パワードサブウーファーが鳴らせるようになっています。4chの内蔵アンプ側から再生される音との帯域の分割も本機側で行えるので、音カブリのない、スマートなシステムアップができるようになってます。
再生可能ファイルには、なにげにFLACもはいっていたりして、なかなかヤル気をみせております。
実用面では、ハンズフリー通話にも対応しているので、マイクも設置いたしました。
取付に際して使用したオプションパーツは、電源変換カプラー(KK-S21FP)、隙間埋めパネル(AD-N980)といったところです。
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フロントドア
ドアの様子です。
最近は一部の商用車でしか見かけなくなったくるくるハンドルがついていますね。
リヤもコレだと少々きついですが、車の値段は安くなるし、軽いし、故障しにくいしで、信頼性と経済性重視のしごとの道具としてはメリットのほうが勝ってる感じがします。
スピーカーは右下のネットグリルの下。インナーバッフル形式で取り付けます。
最近主流のドアポケットが作り込んであるデザインでもなく、少々格好が変わっても利便性が損なわれないので、余裕ができたらバッチリアウターバッフルで!なんて冗談でオーナーさんと盛り上がりました(´∀`)
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ドアトリム取り外し
ドアトリムを外したところです。
ビニール&ブチルゴム。おなじみの景観ですが、スピーカーはついていません。
スピーカーレスでも、スピーカー用のカプラがかくれているケースも有るのですが、パワーウインドウも電動ミラーもなく、半ドア検出センサー以外には電気がいらないので、束になったハーネスもきていません。あまりにスッキリしすぎてて嬉しくなってしまいます。
ん?カーラジオってどうやって鳴ってたの?ということになりますが、デッキにスピーカーがついてるんです。なるほどですね♪
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アウターパネル防振
それでは作業に入っていきます。
ビニールシートを剥がし、清掃と脱脂を済ませ、アウターパネルにオーディオテクニカのAT7560Rを貼ります。
合わせて、ボディとドアをつなぐゴムブーツにスピーカーケーブルを通しておきます。
サービスホールがあちこち空いているので作業がしやすいですね。 -
インナーパネル作業
後半戦です。インナーパネルに仕事をします。
MDFでバッフルを制作し、JBLのPJ62Cのウーファーを取り付けます。
オーディオテクニカのAT7550Rでスピーカーホールを塞ぎ、振動の置きそうなところをスポットで押さえていきます。
スピーカーケーブルはコスト優先という事で、audio-technicaのAT7420(¥200/m)をチョイスいたしました。
このPJ62Cというスピーカーは、発売が完了して5年ほど経ちますがまだ現役で活躍できるユニットですね。
ハンドリングの良さと軽快なサウンドが持ち味です。
エントリーモデルの位置づけで、当時の税別定価は36,000円でした。これに比べると、今の製品は1万円台なので、だいぶコストダウンが進んでいるんですね。
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ツイーター取付
最後にツイーター取り付けの様子です。
純正ツイーターの設定が無いクルマですので、ダッシュボードの両端に付属のマウントで設置しました。
デッキとの接続は、フロント出力をツイーターとウーファーに分岐・分配する方式ではなく、ツイーターとウーファーにリヤ出力、フロント出力にそれぞれつなぐ方式をとりました。
ツイーター・ウーファーそれぞれにアンプを一つづつ割り当てる接続方式をバイアンプ接続といい、一つのアンプで駆動する際に、大きな電力を使う低域側の電流の変化が、高域側にまわりこむことで及ぼす影響(音を濁す)をなくすために考案された方法です。
ただ、この場合、バイアンプ接続対応ネットワークや、デッキのクロスオーバー機能を使って、それぞれのユニットに適した周波数帯域にあらかじめ調整されている事が前提となります。
今回は、クロスオーバーがついてませんし、バイアンプ対応ネットワークもありませんが、ツイーター側に低域をカットしてくれるハイパスフィルタがついており、(フルレンジ信号を入れても)故障する心配はないので、直接つないでいます。
ウーファーの方はフルレンジで鳴っており、ツイーターの下側と多少カブリますが、そこは予算なりということですね。
フェーダーの操作によってツイーター・ウーファーそれぞれに音量を変えられるメリットのほうが勝っています。
あと、今回のデッキはタイムアライメント機能もついているので、計4ユニットの音の到達時間をある程度揃えることもできますね。低予算でもいろいろ楽しめる時代になりました。
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作業後記
今回は軽ワゴンのサウンドアップの事例をご覧いただきました。
当店のお客様には、ハイエースとか、軽ワゴンといった。お仕事でお使いのクルマをお預けになられるお客様も少なくありません。
物流関係だったり、職人さん関係だったり、お仕事はさまざまですが、日々、長い時間を過ごす場所ですから、気分のいい環境にしたいですよね。
当店では、サウンドアッププログラムによるスピーカー交換のベーシックなメニューから、今回のようにデッキ交換も交えたプランも提案できます。
ちょっとエクストリームな仕様のもありますが、軽ワゴンの施工例を4つご案内いたします。参考までにご覧になって下さい。
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