サウンドプロのお問い合わせは03-5913-8450へ

カーオーディオ・ナビ カーセキュリティ プロショップ

お客様のお悩みに豊富な実績で応えるお店。サウンドプロのサイトです。

サウンドプロ

トヨタスープラのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 80スープラのスピーカー交換・ウーファー搭載の事例です。

  • 事例No.590(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    トヨタ スープラ

    system

    メインユニット:KENWOOD MDV-X701
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:RockfordFosgate P-1675-S
    リアスピーカー:純正
    サブウーファー:RockfordFosgate T0D212 x2
    パワーアンプ:RockfordFosgate P1000X2
    ケーブル:kaiser swing

    comment

    スープラのフロントをアウターバッフルで2way化し、リヤをツイン・サブウーファー+巨大アンプでガッツリ武装しました。

    フル・ロックフォードで最高です(^o^)!!

  • ダッシュボード

    JZA80スープラのスピーカー交換の様子です


  • JZA80スープラのスピーカー交換の様子です

トヨタ・スープラ(JZA80型)のダッシュボードです。

今回のエントリの3週前に、当店のインストーラー江口くん♪の自家用スープラをご紹介したばかりですが、つい最近、彼のスープラつながりのお友達のマシンが仕上がりましたので、続いてご登場いただくことになりました。

今回のスープラは、足元のホイールも含めてホワイトで統一されています。
ホイールは金属系の色、ウイングはカーボン柄、のパターンはよくありますが、全部同色でまとめると独特の迫力がでますよね。赤や黒にはない、圧倒的なオーラが出まくっております。

室内についても、ステアリングマーカーつきの小さめハンドル、追加メーター、BRIDEのシートと、スポーツマインドあふれる仕様になっております。

ここまでコーディネートが進んでくると、、何とかしたくなるのがサウンド系。
ロックフォードの10センチユニットに交換なさってたので、全く手つかずの純正状態というわけじゃなかったのですが、江口くん号のルックスが刺激的だったのか(?)ドカンとグレードアップしようとお考えになられたようです。

プランとしては、ナビをヘッドユニットとして、フロント2way+リヤスピーカーを内蔵アンプで鳴らし、リヤトレイにアンプとサブウーファーを2基ぶち込む、スープラによく似合う仕様です。

フロントスピーカーはロックフォードの2wayユニット、P1675-S(税別40,000円)です。
これまでは、純正の樹脂製エンクロージャーのまま、10センチユニットに差し替えてお使いでしたが、本格的に足場を組んで、エンクロージャーをドア全体に拡大し、16.5センチのユニットをアウターバッフル形式取り付けました。

サブウーファー関係は、80スープラの広大なリアトレイを活かして思いっきり作り込みました。
鬼のようにそびえるツインウーファーはロックフォードのT0D212(旧製品・税別76,000円/個)です。
30センチもある口径のユニットを、ライティングを入れたアクリルボードに伏せた格好で取り付けました。

その2基を駆動するのは、同じくロックフォードの大型アンプP1000X2(税別159,000円)です。
このアンプ周りにもさり気なくライティングを入れ、サブウーファーのアクリルバッフルとの統一感がでるようコーディネートしました。

聴いてよし!眺めてよし!
サウンドプロのエース!自身が80オーナーの江口くんが腕を振るう渾身の一台です!
製作工程をどうぞ御覧ください♪

  • フロントドア

    JZA80スープラのスピーカー交換の様子です


  • JZA80スープラのスピーカー交換の様子です

フロントドアのBefore→Afterです。

Before:
標準のグリルは派手さはありませんが、そこそこ大きく、可もなく不可もなくというよりは、シンプルさの分、好印象側に寄ってる感じの見栄えです。
しかしながら、中身はこのグリルよりはるかに小さい10センチ径のユニットです。かつ、ユニットの中心は、グリルに対して左上に寄っています。

After:
ロックフォードの16.5cmのウーファーを取り付けました。
ぱっと見、同位置で差し替わっているだけっぽいですが、こちらはコーンがバッフル面(内装面)と同レベルにせり出させてある「アウターバッフル形式」になっている点が明確に異なります。
真正面に遮るものがなく、(横方向も含めて)ユニット周りの空気に対して、振動板の波動をむらなく伝えられるようになるので、振動板の挙動と再生される音とのギャップが極めて小さくなります。

主張の強いスピーカーグリルの影で、ちょっと目立たなくなっていますが、ツイーターを右上に取り付けています。(壁の表面にとりつけるので「フラッシュマウント」なんて呼び方をします。)
セパレートツイーターのカスタム取り付けでおなじみのAピラーは、追加メーターに占拠されているので、こちらに落ち着きました。
耳の高さに近い位置に取り付けると、音の輪郭を高い位置に持ってきやすいメリットはありますが、帯域の違うユニットを近づけて配置するのも、音のまとまりがよくなるメリットがありますので、これはこれで価値があるのです。

  • ドアトリム取り外し

    JZA80スープラのスピーカー交換の様子です

    ドアトリムを外して中を見てみましょう。

    年式の古い車ですので、クラシックなビニール&ブチル工法で塞がれていますね。
    前方には、スープラおなじみのエンクロージャーボックスがはめ込まれています。この樹脂製ボックスがあると、100%純正の手つかず状態だと思ってしまいますが、10センチユニットは取り替えられているのです。

    スピーカー交換となれば、このハコは取り外してしまう歴史でしたので、このパターンは初見です。勉強になりました。m(_ _)m

    ビニールは思っていたほど劣化が進んでいませんでした。きれいに歳をとった感じですね。
    長年お疲れさまでした。

  • アウターパネル作業

    JZA80スープラのデッドニングとスピーカー交換の様子です

    それではアウターの防振に進んで参ります。

    ユニークなエンクロージャーを取り外したら、ビニールを剥がし、ブチルゴムの除去、清掃を行います。
    アウターパネルの内側まできれいに清掃が済んだら、防振材を貼っていきます。

    材料はサイレントコートの厚手のタイプ、SC-M4-2.4を使い、ご覧のように短冊状にして貼り付けます。

  • インナーパネル作業

    JZA80スープラのデッドニングとスピーカー交換の様子です

    次はインナーパネルです。

    スピーカーケーブルを引き込んだら、アウターバッフル用に制作したバッフルボードを取り付けて、サービスホールを覆います。
    バッフルの右上からタランと垂れているのはツイーター線です。

    冒頭の接続図内にもメモを加えてありますが、今回使用したロックフォードのP-1675-Sは、セパレート式スピーカーに付き物の別体式ネットワークをウーファー内に仕込んであるので、ネットワークのハコの置き場所を確保する手間と、余分に配線を引くコストを抑えて、スマートに取り付けられるようになっています。

    よって、ツイーター線が川上のアンプ側から分岐してくるのではなく、ドア内のウーファーのお尻から生えてくる格好になります。


  • スピーカーカスタム加工

    JZA80スープラのスピーカー交換の様子です


  • JZA80スープラのスピーカー交換の様子です

小技の紹介です。

スピーカーグリルのフィッティングに際して、カスタムパーツを作りましたよ。というお話です。
今回フロントにつかったロックフォードのスピーカーにもともと付属しているグリルは、囲みの上のものですが、、実際に取り付けたのは同じくロックフォードのだいぶ前のモデル(T1652-SJP)のグリルで、江口くんが江口様だったころに使っていたお下がりです。(エビデンス

ただ、同じメーカーの、同じ165ミリ口径用のグリルであっても、必ずしもぴったりとフィットするわけではなく、当ててみるとグリルの内側がスピーカーフランジにあたって、浮いてしまう状態でした。
ということで、ギャップを埋めるリングを製作して解決を図りました。

このパーツの場合、最終的に合成皮革を貼ってお化粧しますので、その厚みを考慮して、図のように寸法を決めました。
これまでも、同様の加工・製作は山ほどやって来ましたが、いずれもMDFをトリマーの高速回転刃に当てて、匠の技?で削り出して作っておりました。

しかし最近は頼もしい味方の3Dプリンターで作るようになりました。
個々の出来ばえとしては、手作業で削ったものと大差ありませんが、比較的単純な形状のものであれば、過去に作ったデータを手直しして出力することで、一連の工程にかかる手間を減らせますし、(こちら側の事情で恐縮ですが)小物の切削につきものの怪我のリスクが減らせるメリットも非常に大きいです。

そのような有り難いテクノロジーのおかげで、ぴったり寸法のリングが出来上がりました!
内装側に設けてある膨らみとのつながりも良好ですね♪

☆すかさず直近の3Dプリンター活用例ご紹介:
?マクラーレンのナビ取り付けマウント?シルビアのツイーターマウント

  • サブウーファー

    JZA80スープラのアンプとサブウーファー搭載の様子です


  • JZA80スープラのアンプとサブウーファー搭載の様子です

お待たせしました。最後はリヤゲートです。

リヤのラゲッジスペースを目いっぱい活用してサブウーファー2基とステレオアンプ1台をインストールしています。
(いずれも江口くんが以前使っていた製品を個人間売買でお譲りした製品です)

サブウーファーはロックフォードのT0D212で30センチ口径、最大1,400W・定格700Wのヘビースペックなユニットです。
最近は場所を取らない製品がウケますので、サブウーファーも薄型の製品がありますが、これは立派なマグネットを背負った、ストロークの深い製品です。
ご覧のように、ライティングを入れたアクリルボードに伏せる格好で取り付けています。
しっくり収まっちゃってるので気が付きにくいですが、まわりのグリルもひっくり返して取り付けてあるのです。ちなみにもともとはマットブラックでしたが、ガンメタリックにペイントしてあります。

アンプも同じくロックフォードのP1000X2です。
4Ω定格で300W×2ch、ブリッジでモノラル出力の場合、4Ω定格1000Wの出力を誇ります。
こちらはシェルボードからちょっと頭を出すくらいの深さで沈めてあり、周囲に設けたスリットからライティングが湧き出すようなインストールになっています。
夜はウーファー共々、ブルーの光に浮かんだように見えて、なかなか幻想的です。

ちなみに、このアンプのフロントパネルも塗装しています。もともとはヘアラインっぽいブラックですが、ピアノブラックにペイントして、マットな合皮とのメリハリを演出してあります。

「いかにカッコよく魅せるか。」
80オーナーならではの視点と、怒涛の80愛に支えられた江口くんプロデュースのクオリティは、無限の深化を続けているのです。

  • 作業後記

    JZA80スープラのスピーカー交換の様子です

    今回は当店得意の80スープラのサウンドアップ事例を御覧いただきました。

    当店では、ドラレコの取り付け、スピーカーの交換のみといったライトなお仕事からフルオーディオ、車載コンピュータの移設をふくむ大手術まで。お客様のニーズに幅広く対応させていただいておりますが、その中でも、ついついノリノリになってしまうのが、今回のような大掛かりな作り込みを伴うパターンです。

    とりあえずスタートラインに立ってみるかな、ということなら、フロント2way交換+デッドニングのサウンドアッププログラムだけでも充分聴けますが、ご予算に応じて、スピーカーの性能をフルに引き出すアウターバッフル化や、見せ場のリヤ系の作り込みもご検討ください。フルパワーで腕を振るわせていただきます!

    こちらが当コーナー登録のスープラ一覧ですどうぞ参考になさって下さい。

    ご興味がお有りのお客様はどうぞお気軽にご相談ください♪
    電話もお気軽に♪03-5913-8450です!