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サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
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525(E39)のデッキ交換の事例で

事例No.530(お問い合わせの際にお伝えください)

BMW 525i(E39)

システム
メインユニット:carrozzeria DEH-4300
デッドニング:無し
フロントスピーカー:純正
リアスピーカー:純正
パワーアンプ:純正
ケーブル:audio-technica
コメント
不調の純正デッキ(オーディオデッキと車輌情報モニタ)を撤去して、カロッツェリアのデッキを入れました。

スピーカー・電源ケーブルの引き回しをコスト抑えめでいけるように工夫しました。


ダッシュボード全景(施工前)


BMW525(E39)の純正デッキ交換の事例です。






BMW5シリーズ、E39型のダッシュボードです。
前期・後期型合わせて、1996年から2003年までの8年間に渡り生産されたモデルです。

ゆるやかな曲面でまとめられたダッシュボード全体の基調は現代と大きく変わらないものの、レバー、シフト、ボタン類の主張の強さに、突起物を含めた全体の面構成をなだらかに仕上げる傾向のある現代との隔たりを感じます。
ウッドはちゃんと本物の木ですが、なんというか、そのリアル感の強さもこの時代ならではですね。
愛好の対象となりえる価値観を感じます!

さて、そんなバリューのあるBMWオーナー様のオーダーは「まともに音が出るデッキへの交換」です。
不調を抱えたオーディオデッキと、車載コンピュータと連動した、こちらも不調(不動)の液晶モニタのユニットを取り外し、カロッツェリアのデッキに交換しました。

このE39がまだまだ新しく、オーディオいじりの中心にいた2000年代は、純正デッキのトランク移設や、iPhone(HDDタイプ!)の割り込みなど、ガンガンガンガンご用命いただいておりましたので、電気系統の知識に不安はありません。(`・ω・´)ゞ
純正の撤去、新デッキの設置、電源・音声のワイヤリングと、コスト抑制の最適なパターンで作業いたしました。

サウンドアッププログラムBMWメルセデスなどの音質改善のためのパッケージメニューほどの需要はない施工内容だとは思いますが、大事に乗られているオーナー様には不可避のテーマだと思いますので、参考にしていただければと思います。

デッキとモニタ


BMW525(E39)の純正デッキ交換の事例です。



業界的には「純正デッキ」で通じる部分です。
左半分がカセットテープのスロットを含むオーディオデッキで、右半分は車輌情報を表示する液晶モニタの2つから構成されています。

オーディオデッキ部分は、今のように重層化されたメニューをボタンの複数回押しで呼び出すことはなく、個々のボタンに機能が全部描いてあるので、把握が楽ですね。
なお、このデッキはカセットのスロット以外はボタンの操作部のみで、コントロールユニットと、セパレート式のアンプはトランク内です。
また、エクスクル〜シブな香り漂うCDチェンジャーも同じくトランク内です。

右のモニター。今ならオーディオ・DVDや地デジ再生・ナビとマルチ活用の高精細、タッチ式のパネル。というところですが、こちらは当時ファンクションモニターと呼ばれていたオレンジ単色、非タッチ、ノングレアの液晶パネルです。
表示されるのは車輌情報で、燃費計や時計、オーディオの選択状態など、ごく限られた情報のみです、当時は画期的で、たまらなくかっこよかったです。

このクルマのコンディションとしては、カセットは辛うじて再生できるものの、モニタ部分はほぼ不動で、大金をかけてオリジナルの機能を回復しても、それだけの甲斐はない状態ですので、撤去して、新デッキに入れ替えます。
ただ、時計の同期などの車両とのリンク機能が使えなくなってしまいますので、その点はご了承いただきました。

当然のことですが、エンジンや安全装備系の制御とは全く関係ないところですので、不安に思わないでくださいね。

フェイスパネル


BMW525(E39)の純正デッキ交換用のフェイスパネルです。



1DINデッキ取り付けのためのオーディオパネルです。

オーナー様は前々からデッキ交換を切望されてたようで、先行してご自身でお求めになられていたものです。

ただ、精度の問題なのか、適合が微妙に違うのか、サイズが若干異なり、そのままピッタリ!とは行きませんでしたので、だいぶ加工させていただきました。
ちなみに、今でもE39向けのパネルは複数販売されています。交換をご検討の方は参考になさってください。
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新デッキ


BMW525(E39)の純正デッキ交換の事例です。



交換後の様子です。

デッキはカロッツェリアのDEH-4300という普及型のモデルです。
ブルートゥースこそありませんが、CD、iPhone、USBとひととおりいけて、スマートフォン画面を操作パネルとして使える拡張機能がついています。

取り付けにあたって、配線のやりかたでコストがだいぶ変わってくるわけですが、今回はリーズナブルに仕上げるために、純正のセパレート式アンプからスピーカーまでの経路は純正のシステムを使うこととし、デッキからのスピーカー出力4本(フロント・リヤ/右・左)をアンプに入力する方法をとりました。

トランクルーム


BMW525(E39)の純正デッキ交換の事例です。



トランク内の様子です。

向かって右側。リヤシート背面にあたる位置の機器がオーディオコントロールユニットで、撤去したデッキと繋がっていました。
向かって左のシルバーの機器がセパレート式のパワーアンプ、黒いのがCDチェンジャーです。

配線については、、
カロッツェリアのデッキのスピーカー出力4本は、左のパワーアンプに入力され、純正スピーカーケーブルを介してスピーカーを鳴らしています。
カロッツェリアのデッキの電源は、コントロールユニット周りから取り出して、フロントまで配線しています。

これはデッキ周辺で安定した電源がないためです。
ちょっと大掛かりな印象があるかもしれませんが、上述のとおり、スピーカーケーブルをトランクまで持ってくる作業と並行してできるので、敷設作業としての手間はほとんど変わらず、トータルで見たコストは大して変わりません。

作業後記


BMW525(E39)の純正デッキ交換の事例です。



今回は「純正デッキ」の交換の事例をご覧いただきました。

純正デッキにも、単なるオーディオだけのものと、今回のようにセパレート式のコンピュータやオーディオコントロールユニットとの回路的な連携を持つものがあります。

比較的高年式の車両に対して、オーディオ面でのグレードアップを図る策としては、プロセッサーアンプや、プロセシング機能を持たないアンプをハイダウェイ(隠れて見えない)方式で設置し、純正デッキのオーディオ出力やスマートフォンやDAPのソースを直接入れる方法が主流ですが、今回のように著しい機能の不足や、回復コストが経済的に見合わないような事例の場合は、移設か撤去して場所を作る選択になります。

こういった分野の作業は、回路の解析にも作業にも手間がかかるので、プロショップ以外では請けてもらえないようですが、当店は割りと好きな分野なので、出来る限りお引き受けしています。
また、業界に携わって20年を超えてきましたので、今回のE39然り、ご用命いただくたびに残させていただいた解析データがたくさんあり、需要の有りそうなクルマについてはほぼ対応出来る状態にあります。

因みに、純正デッキ撤去or交換によるヘッドユニット交換の事例には以下があります。
クアトロポルテ1
クアトロポルテ2
CLS63・AMG
ベントレー・アルナージ
マツダ・アテンザ
フィアット・500L(移設)
RENAULT・クリオRS(移設)

ずっと乗っていたいけど、これはどうしたものかなぁ。。と暗礁に乗り上げてしまったお客様。
ご予算に応じて、抜本的な解決を提案させていただきます。
どうぞお気軽にご相談ください。

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