AlfaromeoGTのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.163(お問い合わせの際にお伝えください)
model
Alfaromeo GT
system
メインユニット:らくなび
デッドニング:フロント
フロントスピーカー:MACROM M2S-61comment
以前ご来店時のデッドニングに続いて、今回はドアスピーカーの交換&セミアウターバッフル化を図り、クオリティアップを目指します!
前回の作業内容はこちら
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バッフル制作
あたらしいスピーカーユニット(MACROM M2S-61)の土台となるバッフルを制作します。
スピーカーの中心がずれないように、先ほど取り外した純正のベースをコピーして型紙をおこし、MDFを切り出していきます。
今回はセミアウターバッフルということで、スピーカーのコーン面をドアトリムとツライチにもっていきますので、一般的なインナーバッフルより一段高く立ち上げています。
素材のMDFには、MDF改質剤として人気のUP TIGHT SOUNDを塗布しています。
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マクロムのユニットに付属しているグリルを加工して、純正の内装に馴染むように取り付けます。
ユニットに付属しているグリルは金属製ネットとプラスチック製のベゼルとで構成されていますが、ドアトリムのスピーカーホールにグリルをそのままおさめるにはすこし窮屈ですし、また、黒いプラスチックのベゼルのデザインが今一つ内装になじまないので、ベゼルを外してネットのみを加工してフィッティングしました。
叩いたり強く引っ張るような行為には耐えられませんが、シッカリと固定できています。
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完成形
シルバーのコーンがドアトリムに配されたメッキパーツと呼応し、シャープな印象のある内装を更に引き立ていると思います。
加工して取り付けたエッジの無いネットも、コーンに差し込んだシャドウをそのまま造形にしたようなシュールな存在感を放っています。
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作業後記−−−−−☆
今回は、以前デッドニングでご来店いただいたお客様のスピーカー交換のお仕事でした。
ドア内装の内側でユニットを差し替える方法もいいのですが、デザイン上の都合のよさもあって、バッフル部分こそ内装の中で見えませんが、コーン面をしっかり露出させる「セミアウターバッフル」化を提案させていただきました。
やはりコーンの前に障害物がない状態にしてあげると、視界が開けるというか、音のクリアネスが一段あがります。
生地を貼ったアウターバッフルの造りこみも含めた、本格的なアウターバッフル化の場合ほど外観上の変更がなく、アウターバッフル化が目的とするコアな部分が達成できるこの工法は、できるだけ純正イメージをキープなさりたい方のステップアップの一つの選択肢としてお勧めできます。
車種ごとの対応の可否を含めて、サウンドアップのご相談はお気軽にどうぞ♪