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BMW5シリーズ(F10/11/E60/61)サウンドアッププログラム
JBLスピーカー交換とデッドニングをセットにしたプロショップならではのご提案です。

BMW5シリーズに与えられた新しい選択。
情熱の伝統 JBLスピーカーシステムを中核としたサウンドアッププログラムのご紹介です。

JBLは1946年にジェームス・B・ランシングにより設立され、ハイエンドホームオーディオはもとより、スタジオモニターやコンサートPA、映画館用など、幅広い分野でハイレベルな要求に応え続けている不動のメーカーで、アーティストの熱いパッションや躍動感をリアルに伝える設計に定評があります。

当店が満を持してご案内するBMW5シリーズ(F10/11/E60/61)サウンドアッププログラムは、オーディオ的に少なからず制約のあるBMWの車内を、そんなJBLの世界で力強く満たすパッケージです。

2013年4月7日より、5シリーズを含むBMW総合ページを開設しました。
JBL専用ユニット+防振に加えて、プロセッサアンプを組み合わせた提案もございます。どうぞご覧ください。



スピーカーユニット



ドライバーに直接訴えかけるフロントには、高域のディテールを繊細に描きつつ、中低域のパワー感も十分 に発揮するために、JBLウーファーとツイーターがセパレートになった専用ユニットを用います。
(F10/F11には左側のBM5F10FSP、E60/E61には右側のBM5F462TⅡ)


ドア周りのセパレートスピーカーに加えて、センタースピーカーのグレードアップも可能です。
高性能なツイーターにトレードすることで、高音域の描写力が高まり、音像の輪郭がよりはっきりしてきますが、センタースピーカーのレベルも上げておくことで、よりバランスのとれたリスニングが可能になります。


後部座席のパッセンジャーを楽しませつつ、車室全体の基調を形成するリヤには、同じくJBLコアキシャルユニットBM35R462を用います。



リヤトレイのスピーカーホールに 設置
します。


ルーフのスピーカーホールに吸音材を充填してから設置します。


デッドニング(ドアチューニング)


そして不可欠なのがデッドニング。
どんなによいユニットを導入しても、スピーカー周辺の防振対策を施しておかないと、高品質イメージのBMWといえども音の底が抜けたり、ビビッたりと、ユニットの性能を十分に発揮させることが出来ません。

振動に対するソリューションとして、長年に渡って多くのお客様に御支持いただいております当店のデッドニング技術を組み合わせ、JBLのスピーカーユニットを活き活きと躍動させます。


全作業工程公開!

当店インストーラーが実際にお客様の5シリーズにサウンドアッププログラムの作業をさせていただいた分解写真をお目にかけます。

作業の概要は上記メニュー全て(前後スピーカー交換・フロントドアチューニング・リアトレイ防振)を含んだものとなっています。

内張り取り外し・作業準備


1.ドア全体


2.内装を外すと全体にスポンジが貼られた状態が見ることが出来ます。下半分が大きな穴が開いています。


3.隠しネジのキャップを外します。


4.プラスドライバーでネジを外します。


5.エアバックと書かれた蓋を外します。


6.トルクスネジを外します。


7.フットランプを外します。


8.熱くなっているので火傷をしないようにカプラを外します。


9.ドア全体を手前に引っ張り、クリップで留まっている内装を浮かせます。


10.本来なら上部のレールも手前に引っ張り外すのですが、真上に上げてグリップ裏の勘合まで外すと効率が良いので、この場合の手順も紹介します。


11.エアバックのカプラを外します。この場合はエラー表示が出てしまうことがありますので、バッテリーを外して行うことをお勧めします。エラー表示はディーラーでコンピューターにかける以外に解除方法は無いですので、ご注意ください。


12.すべての配線カプラを外したら、ドアハンドルのコネクタを外します。


13.ドアグリップの勘合パーツをクリップから外します。


ツイーター取り付け


1.ツイーターを外すために、カバーをめくります。


2.発砲スポンジの充て材を外し、ツイーターを露出させます。


3.勘合を外し、ツイーターを外します。


4.発砲スポンジに交換するツイーターを埋め込み、元に戻します。


5.カバーを丁寧に戻してツイーターの取り付けは完了です。


インナーパネルデッドニング


1.ドアに貼られている発砲スポンジの前方を少し剥がします。


2.ガムテープで覆われているホールを防振材で塞ぐ準備をします。


3.裏に手を回し、ホールを塞ぎ発砲スポンジを戻します。


4.防振材を貼り付けるのに型紙を作成しておくと効率よく作業が出来ます。


5.防振材を型紙と併せて切り出します。


6.スポンジに馴染むようにヒートガンを使用してシッカリと接着させます。


7.エンクロージュアとして使用できるようにスポンジで覆われている空間の弱い部分を補強しました。


スピーカー取り付け


1.ドアの内張りの裏側です。


2.スピーカーを止めているナットと金属のステーを止めているナットすべてを外します。


3.金属プレートを外すにはちょっとしたコツが必要です。


4.プレートを下側から曲げないように気をつけて外します。


5.純正スピーカーを外します。


6.スピーカー比較です。正面は大差ないですね。


7.マグネットの大きさが桁違いですね。バスケットもプアスチックとスチールで強度にも差がありますね。


8.付属のワッシャーを先に噛ましておきます。


9.JBLユニットを純正と同じように取り付けます。


10.金属プレートを磁力に負けないように元し、ドアハンドル勘合用のプラスチックを向きを間違えないように戻します。


11.こんな感じに仕上がります。


内張りデッドニング・結線


1.内装に防振処理をしておきます。


2.純正配線のテーピングを剥きます。


3.配線をカットします。


4.乾電池を使用してスピーカーの極性を調べます。


5.純正配線をギボシ端子にすることで社外スピーカーとの結線を可能にします。


6.ドアの内装側に残ったレールをドアに戻します。内張り取り外し・作業準備10.で全体を手前に引っ張るとこの状態で外れます。勘合はかなり硬い上に、ドアハンドルの勘合は真上に引き上げる必要があるので、楽な方を選びましょう。


7.すべてのカプラ類を戻し、最後にロックノブを先に通しておきます。


8.内装をクリップに正確に当てて、正面から叩き込みます。

リア

純正ユニット取り外し


1.ヘッドレストを外します。


2.グリルを手前から外します。


3.奥は差し込んであるだけですので、手前を持ち上げて引き抜きます。


4.スピーカー固定のトルクスネジを3本外します。


5.スピーカーを浮かせて外します。


6.ツイーター用とウーハー用の配線があります。


7.配線を外します。


8.ユニットはフロントと同じものを使用しているので、ギボシの装着も調べることなく出来ます。


9.純正と同じようにスピーカーを戻します。ツイーターは繋ぎません。


10.グリルは2本のつめと4箇所のフックがあります。


リヤトレイ取り外し


1.サイドパッドを外します。手前に思いっきり引っ張るだけです。


2.ごくまれにプラスチックの勘合が車両に残る場合がありますが、ロックを指で解除して外します。


3.サイドパッドに勘合パーツを戻しておきます。


4.カバーを止めているクリップを外します。


5.カバーを手前に引き抜きます。


6.薄いプラスチックですので、割らないように気をつけます。


7.ピラーカバーを外すために、隠しネジのカバーを外します。


8.トルクスネジを1本外します。


9.手前に引っぱり、手前に生き抜きます。


10.残ったクリップは外してカバーに戻しておきます。


11.2分割の手前のカバーを子固定しているピンを抜きます。


12.手前に引っぱりながら、スポンジを引きちぎらないように丁寧に抜き取ります。


13.シェードを固定しているボルト3本をトランク側から外します。


14.リアトレイを手前に引き抜いて外します。


リヤトレイデッドニング・スピーカー取り付け


1.スポンジを丁寧に剥がしていきます。


2.再利用するので、形が崩れないように気をつけます。


3.のりをスクレーパーやニッパーですべて取り除きます。


4.のりをすべて剥ぎ取り、ホコリやゴミを綺麗に取り除きます。


5.制振シートを全面に貼り付けていきます。


6.スピーカーホールはちゃんとくり抜いておきましょう。


7.こんな感じに貼り付けます。


8.のりを剥がしたときと同じように塗ります。


9.スポンジを元通りに貼りなおして終了です。のりが乾いたらすべて逆の手順で戻して終了です。