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サウンドプロ

スバルレヴォーグSTI Sportのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。 当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • レヴォーグのスピーカー交換の様子です

  • 事例No.591(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    スバル レヴォーグ STI Sport

    system

    メインユニット:KENWOOD MDV-M906HDL
    ドアチューニング:フロント
    フロントスピーカー:KENWOOD KFC-XS1703
    リアスピーカー:純正
    ドライブレコーダー:KENWOOD DRV-MN940
    ETC2.0:KENWOOD ETC-N7000
    ケーブル:kaiser swing

    comment

    新車のSTi Sportsに、最新ナビ・連動ドラレコとETC取り付け、スピーカー交換を行いました。
    USBソケット増設とAVHを自動でONする装置の取り付けもワンストップで施工させていただきました。

  • ダッシュボード


レヴォーグSTi Sportsのダッシュボードです。
レヴォーグのデビューは2013年の東京モーターショー(←現場でプレミア見ました)、翌14年の発売ですね。
今回ご紹介するSTi Sportsは、スバルテクニカインターナショナル(STI)とのコラボレーションによるレヴォーグの最上級グレードとして、2016年にラインアップに加わったモデルです。

当店のようなプロショップのお客様は、やはり車好きの方がくすぐられるような車のオーナー様が多くなるわけですが、BMWやメルセデス、GT-Rやスープラと並んで、このレヴォーグもよくご入庫いただくクルマです。
より正確に言えば、レヴォーグに限らず、スバル車全般に渡ってまんべんなく。という感じでしょうか、トヨタ・日産といった大手に比べて個性が強く、旧中島飛行機をルーツとした伝統ある技術牽引型のブランドと、一定の理論と構造をもった趣味性の高いオーディオプロショップとの親和性は高いようで、長期に渡ってグレードアップを積み重ねながら、お付き合いいただいているお客様が少なくありません。

今回お迎えしたレヴォーグもそんな車好きのオーナー様に大事にされている一台です。
ご用命いただいたメニューは、最新ナビ+ナビ連動の前後ドラレコ&ETC、そして2wayスピーカー交換と、大変歯切れのよいカリッと青春なプランです。ブランドはこの分野でとても頑張っているケンウッドで統一です。

ナビは「彩速ナビで」おなじみ?のMDV-M906HDL(オープン)です。
ホーム用高級オーディオの名門ブランドの矜持を示して、当然のハイレゾ再生対応(192KHz /24bit)。地デジチューナー/Bluetooth/DVD/USB/SDと一式揃った同社の最上級グレード製品です。
このナビのモニタは9インチワイドの「9V型」で、8型が上限のレヴォーグには本来取付不可なのですが、パネル加工によって同じ9型のクラリオン製ナビを取り付けたレヴォーグの事例を御覧いただいてご依頼いただきました。

昨今はナビ連動の周辺機器をセットで推してくるパターンが定着していますね。
今回のドラレコDRV-MN940(オープン)、ETCレシーバーETC-N7000(オープン)もその類です。
スバルが世界に誇る安全運転支援システム「アイサイト」搭載車の場合、カメラとセンサーの関係でフロントガラス周りへの機器設置は腰が引けますが、システムのお邪魔にならないように気を遣ってうまく配置しました。

スピーカーの方は、17センチ2wayのKFC-XS1703(税別37,000円)です。
グラスファイバー製の黄色いコーンと、ちょっとキノコ型のフェーズプラグが特徴的なスピーカーで、相応の低音域の落ち着き感を備えつつ、華やかな中高音域の描写力が特徴です。
接続はナビのフロント出力から、付属の分岐型のケーブルを使って両ユニットに分かれています(ツイーターにハイパスフィルタ装備)。純正リヤスピーカーはリヤ出力で鳴らすようになっています。

インストールの様子をどうぞご覧ください♪

  • ナビパネル加工取り付け


最初はナビの設置状況から。

ケンウッドの9V型ナビ、MDV-M906HDLがビシッと収まっております。
オーディオレスでご購入・納車直後にご入庫いただいたので、もともと樹脂のフタ(後出)で塞いであるだけの状態でした。
写真でもご確認いただけますとおり、純正のオーディオパネルは8インチ規格なので、コンソール両端のシルバーの枠から、フタの両端までに距離がありますが、カスタム取り付け後は、シルバー枠の領空いっぱいいっぱいまで占拠しています。

8インチと9インチワイドの差は大きいですねぇ。
大台は9インチですが、ワイド版でもありますし、枠いっぱいの面積を専有しているので、10インチで大いばりのBIG-Xに肉薄する存在感です。

  • オープン状態

    画面が前倒しになったオープン状態の様子です。

    CD/DVD/SDカードといったメディアの出し入れの時には、ボタン操作でこのように開けるわけですが、モニタが開閉する支点の位置が、強度確保のために、モニタの一番下ではなく、下から3分の1くらいのところに設けてあります。
    よって、全体を少しせり出させた後、アゴを引きながらお辞儀する感じのモーションになります。

    大画面インストールに伴って、純正オーディオパネルの両端を拡大しているのは自明ですが、この「アゴを引く」動きを許容するために、少しだけシルバーの枠を削り込んでいます。

    できればこの枠には踏み込まずに済ませたかったところですが、9V受け入れのためにはしょうがないですね。
    なお、前の写真のとおり、平常時には枠外側のタテのラインと、モニタの角がちょうど一致するので、違和感はほぼありません。

  • フロントドア

    ヘッド周りが終わったところで、ドア方面に展開していきます。
    まずはドアトリムの外観から。

    時代に合わせて、それなりのしなやかなラインは取り入れているものの、(エクステリア含めて)直線を意識したデザインになっている点が、質実剛健なイメージを抱かせるんでしょうか。スバル車全般にそんな雰囲気がある気がします。
    富士重工業をスバルにまで高めた最大の立役者であるレガシィ。のちょっと先輩にアルシオーネってクルマがありましたが、冗談抜きに三角定規みたいで斬新でした。(リトラクタブルライトもかっこよかったです。)

    ドアのウーファーは右下の定位置、ミラー付近は固定のクオーターウインドウがあるので、ツイーターはダッシュボード奥にレイアウトされています。
    サッシ付きのウインドウで、クオーターもついてるので、ドアの剛性はだいぶ高そうです。このあたりもスバルテイストですね♪

  • ドアトリム取り外し

    それでは作業に入ってまいります。

    ドアトリムを外したところです。
    おなじみのフィッシュ・アンド・チップスならぬビニール・アンド・ブチルですが、サービスホールの位置にはゴムシートが重ねてあり、外来ノイズの低減への配慮が見られます。

    純正スピーカーは、まあこんなものかな。という感じですが、振動板の角度にご注目ください。
    音が上向きに放出されるように、樹脂バッフル部分をスラントさせてあるんですね。微妙に下むいてたり、真ん前に障害物があったりする例も少なくない中、この配慮は非常にニクいですね。

    ウーファーは中低域担当なので、高域のツイーターに比べて指向性は低いものの、仰角があったほうがいいに決まってますので、オーディオショップとしては密かに胸アツなわけです。
    ま、取り外してしまうので、切ない気もしますが、、。しかしながら、この心意気?を引き継いで、スピーカー交換の際は原則としてバッフルをスラントさせて作るのが相場になっています。

  • アウターパネル作業

    実作業開始です。

    ビニールシートを剥がして、ブチルゴム奇麗に剥がして清掃と脱脂を済ませます。
    ブチルゴムの使用量が必要最低限におさえてある感じで、この辺も極めて有り難いです。m(_ _)m

    アウターパネルの防振材として、オーディオテクニカのAT7550Rを配置します。

  • インナーパネル作業


スピーカーケーブルを引き込んだら、インナーパネルを仕上げていきます。

スピーカーの取り付けにあたって、バッフルが必要になりますが、今回は予算抑制策として既製品活用です。
carrozzeria のハイエンドバッフル(UD-K615)を使いました。
樹脂枠に二種の金属をあわせたハイブリッド構造の製品です。

前述の通り、純正スピーカーの樹脂バッフルはスラントしているので、この既製品のバッフルもナナメ構造になっています。
これは、上向き思想の熱き血潮が伝わってこうなったわけではなく、ドアトリムの内側もナナメ設計になっているので、干渉回避目的でそうしているだけです。(スラントバッフルを使用しない場合は、内装側のリブをカットして干渉を回避することになります)

このあたりのご説明では、スピーカーの背圧を逃がすために、状況に応じてスピーカーホールを拡大するとかしないとかのお話をすることが多いですが、今回は開口部は大きいので無加工そのまま。鉄板との密着、凹凸を軽減する目的でアルミテープでぐるっと1週貼って整えました。

スピーカーの周囲のえりまきは、スピーカーが発生させる波動が内装の内側に逃げにくくするための、簡易防壁です。
スピーカーの最前面(ゴムのダンパーの高さ)と内装(スピーカーグリル)の裏側とは、そんなに著しく距離が開いているわけではありませんが、波動は容易に漏れるので、内装内でのコモリ、共振、高域中心のディテール損失の一因となります(ボリューム上げると顕著)ので、こういった養生を施してあげるとベターですね。

逆に言えば、こういった配慮の必要性が一掃されるのが、アウターバッフル化ということになるわけですね。
遮るもの何もなし状態になるわけですので。

  • ツイーター取付


ツイーターの設置状況です。

純正に比べると、ネタの小さなお寿司みたいに見えてしまいますね。
当店オリジナルのツイータースコーカートレードインブラケットに乗っているのでよけいにそんな風情です。

純正高域側ユニットはなんとなく大口径化が進みつつあるような気がしますが、何がきっかけになってるんでしょうか?
高域側ユニットとしての輪郭はある程度まもりながらも、意図した音を聴いてもらえるスイートスポットを広めにとる、、、と考えたとしたら、こういうユニットもありえますね。。あるいは、コストの関係か?背景はよくわかりませんが、音像のシャープさを追求するHifi的観点からみれば、社外品の方が圧倒的にいい仕事をしますのでご安心ください。

  • ダッシュボードスッキリ仕様

    フロントウインドウ上部中央の様子です。

    昔々は原則としてフロントウインドウには車検シール関係以外の貼りものはNGとなっていましたが、その後、ドラレコ的なものは場所と面積を限定して設置可能になっております。
    しかしながら、アイサイト装着車はガラスへの映り込みがシビアなようで、例えばダッシュボード上に物を置くことを避けるように推奨されています。

    そこで、ダッシュ上配置が相場となっているにGPSアンテナを上端(規制セーフエリア内です)に取り付け、常連のETCアンテナ、ドラレコカメラと調和するようにレイアウトしてみました。
    アイサイトカメラ&センサー部が最先端で、その他はオフサイドにならないよう、少しづつ後方にずらしながら並べました。

  • マイク設置

    同じくフロントガラス関係で、マイクも付けました。

    通常は、ステアリングコラムの上に設置するアイテムですが、配線を通す予定のメーターフードとステアリングコラムとの間が、オシャレに合皮の生地でつなげてありました。位置を変えないとなると、コラムの脇から線を這わすこととなり、よろしくありません(><)

    ということで、前出のアンテナ・カメラ類の設置に伴う脱着と合わせて、運転席側上部にマイクを仕込みました。

  • リヤカメラ設置

    引き続きドラレコカメラの件ですが、こんどはリヤ側の設置状況です。

    こちらはオーソドックスに、リアハッチの上端に設置しました。
    純正のスマートリヤビューミラーの脇のところですね。

  • グローブボックス

    グローブボックス内の状況です。

    景気よくETC2段付け!、、じゃないですよ。奥がETCで、大きなスイッチを2個背負った手前がドラレコカメラのコントロールユニット部です。
    いずれもナビと連携して、機能が拡張するようになっています。

    手前に伸びてきている2本のケーブルは、ナビから出ているUSBケーブルです。

  • ついでの取り付けご依頼もどうぞ♪

    シフト後方の電動パーキングブレーキ周辺の様子です。

    ブレーキレバー右側のブランクのフタのところに、サードパーティ製のUSBソケットを取り付けました。

    それと合わせて、ATのクリープを止めてくれるAVH機構のスイッチを、エンジン始動後にONしてくれる装置の取り付けも行いました。

    当然のことながら、小物とは言えども、こういった小物パーツの取り付けには少なからず内装の脱着が伴います。
    できるだけ回数は抑えたほうがよいので、同時にご依頼いただけるよいですね。トータルの手間も減るので、工賃も抑え気味になります。

  • 作業後記

    今回はレヴォーグSTi Sportsのサウンドアップ事例を御覧いただきました。

    最近はオーディオレスといっても、粗利の大きなところナシかよっ!と半ば懲罰的な感じに何もなしではなく、ステアリングリモコン等は装備して、社外ナビとの連携がスムースに行えるように配慮(譲歩?)したパッケージも用意されるようになってよくなりましたね。
    発注者も後ろめたくないし、ショップ等で取り付けを依頼する際も、無駄な工賃が抑えられます。

    工賃の額が抑えられるとこだけ切り取ると、ハッピーには見えませんが(笑)、その分、手離れは良くなり、生産性が上がるわけですから大きな目で見たら実は喜ばしいことです。

    今回のフル・ケンウッドの最新ナビ+ナビ連動の前後ドラレコ&ETCの安全便利システムはいかがだったでしょうか。
    この分野は、ケンウッド、カロッツェリア、パナソニックと各社似通った囲い込み戦略を展開しておりますが、価格と機能のバランス、加えて音質へのこだわりが特に強いブランドである点も含めて、高く評価しております。

    新車へ取り付けに限らず、安全装備がスタンダードでなかった時代のお車も導入をご検討ください。アクティブセーフティと有事の自己防衛の充実を図り、現代の交通事情・社会情勢にキャッチアップする意義は大きいと思います!

    サウンドアッププログラムによるスピーカー交換を始めとしたオーディオ面の充実のみならず、安全便利装備や、ちょっとした小物取り付けまで、幅広くニーズにお答えいたします。

    ご興味がお有りのお客様はどうぞお気軽にご相談ください♪
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