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アバルト595コンペティツィオーネのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。 当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.555(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    アバルト 595コンペティツィオーネ

    system

    メインユニット:ALPINE XF11Z
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:DYNAUDIO ESOTAR2
    リアスピーカー:なし
    サブウーファー:JBL W15GTi
    デジタルプロセッサー:HELIX DSP PRO
    パワーアンプ:harman/kardon CA280(x3)、JBL BPX2200.1
    ケーブル:ACROLINK

    comment

    ナビ・DSPからアンプ4枚に展開する3way+サブウーファーのフルシステムです。

    スポーツシフターのLEDライティングも見どころです♪

  • ダッシュボード全景


595コンペティツィオーネのダッシュボードです。
フィアット500が現行モデルに切り替わったのが2007年ですので、このダッシュの基本デザインにはすっかり目がなれてしまっていますが、流石595コンペだけあって迫力が違います。
オーナー様取り付けによる、オール削りだしのドイツ製レースシフターも加わり、一層スパルタンなオーラを放出しています!

さらに、このクルマは知る人ぞ知るインポート・カーチューナーのG-TECH制作のコンプリートカーなのです。
EVO-R240という型番が与えられたこのクルマ。インテリアには大きな違いはありませんが、240馬力、トルク33.5kg/mで最高速度237km/hというスペックを持つビーストです。

そんな激アツのホットモデルのメニューは、ナビ+DSP+アンプに、フロント3way+サブウーファーと、走りに負けないコンプリートなメニューです!

ナビはアルパインのXF11Z(オープン価格)
当店大人気のアルパインの11型フローティングナビです。

DSPはHELIXのDSP PRO(15万円)
現行はMK2ですが、当店のデモ品をお買い上げいただきました。

フロント3wayはハイエンドヨーロピアンブランドのディナウディオESOTAR2です。
ツイーターが110、ミッドレンジが430,ウーファーは650という型番がそれぞれついています。
ツイーターとウーファーはもともとお使いのものの移設で、ミッドは今回新規追加しました。
ちなみに、この3点には「Esotar2 Active Package #3」というタイトルでセット販売されていて、プライスは45万円です。

アンプは、フロント3wayの各チャンネルに1枚づつharman/kardon CA280を、サブウーファー用にはJBLの名機BPX2200.1、サブウーファーユニットはJBL W15GTiと重量級です。
このあたりのアイテムもすべて前車からの移設になります。

走りもサウンドもアッツアツの1台です!
作業の様子をどうぞ御覧ください。

  • ピラーツイーター

    今回の3wayはインスタ映えするツイーター周りからご紹介いたします♪

    デンマークに本拠地を置くDYNAUDIOは、古くからボルボやフォルクスワーゲンの純正品を手掛けてきた老舗で、ホームオーディオでもかなりの認知度を誇るブランドです。

    今回ご紹介するESOTAR2(エソター)は、ディナウディオ車載スピーカーのフラッグシップモデルで、ホームオーディオの技術がふんだんに盛り込まれています。
    写真のように、ピラー部分中高域側の2ユニットをレイアウトしました。

    ツイーターの110は、いかにもホームオーディオ出身といった外観のユニットですね。ソフトドーム形式ながら、30kHzまでフラットに出せる卓越した性能を持っています。

    ミッドレンジの430は110mm口径のユニットで、推奨周波数レンジは200Hz〜7000Hzとなっています。(カタログでは何故かツイーターとしての扱いになっています)

  • 加工前ピラー

    純正のピラーカバーです。

    N.W.A.出身のDr.Dreが設立に関わったBeats Electoronics(2014年にAppleが買収)ブランドのオーディオシステムが搭載されており、定番の位置にカッコかわいいエンブレムがつけてあります。
    真っ赤なでっかいヘッドフォンでお馴染みですよね。(ちょっと前の景色ですが)

    このピラーをカットしてしまうのは、ちょっと気がひけるかな?ということで、このピラーは保管しておいて、同型の中古を入手して加工しています。

  • フロントドア

    3ドア車ですが、一応「フロント」ドアです。

    こちらにはウーファーの650を、アウターバッフル形式で取り付けました。
    バッチバチのハイエンド製品なので、音の障害となるグリルは「どうしても必要ならばどうぞ」ということで別売りです。
    当然グリルレスですね。

    今回、デッドニング風景は省略させていただきますが、ヘビーシステムに合わせて、重めに仕上げてあります。

  • 純正外部入力ポート

    当店得意の純正インターフェース加工です。

    純正で装備されているAUXとUSBポートの裏側を加工して、アルパインナビの外部入力ポートと接続しました。
    アルパインナビはアナログ音声入力がないので、AUXの穴の方は塞いてあります。

  • DIRECTOR

    運転席周りでもうひとつ。
    DSPのコントローラーです。
    ヘリックス製DSPのご紹介事例では、(お取り付けいただいた場合は)必ず登場するDIRECTORです。

    当コーナーを継続して御覧頂いている方には、デジャヴ感を与えてしまいそうな定位置に取り付けました。
    最近の同種事例

    これがあると、後出のラゲッジルームに取り付けたHELIX DSP PROのソース切り替え、DSP設定切り替えとボリューム調整をリモートで行えるようになります。

  • ラゲッジスペース

    それではリヤのラゲッジスペースのご紹介です。

    ドーンとセンターに収まるのが、JBLの30センチ巨漢サブウーファーユニット、W15GTiです。
    現在は終売ですが、定価は15万円と、今にして思えば、かなりコスパの高い製品でした。
    なお、エンクロージャーはフルシールドのアクリル製です。
    古くからお付き合いいただいているアクリル加工業者さんの渾身の作品で、これだけの暴れん坊でも箱鳴りを許しません。

    右側がHELIXのDSP PROですね。
    左側はharman/kardonの2chアンプ、CA280です。ツイーター・ミッド・ウーファー用に3枚あります。(内、1枚はDSPの下です)

    写真の一番奥、リアシートバックとの間に向こう向きで設置してあるのが、JBLのド級アンプ、BPX2200.1です。
    このアンプはサブウーファー用ですが、モノアンプでなく、2ch構成になっているので、ダブルボイスコイル仕様のW15GTiの両側の端子にそれぞれ1chづつ繋いであります。

    まとめると、フロントのナビから、右のDSPに信号が入って、ハーマンカードンの3枚のアンプ経由でDYNAUDIOのフロント3wayを鳴らし、JBLのアンプ経由で巨漢サブウーファーを鳴らすという流れですね。

    なお、キラキラなRCAケーブルはすべてアクロリンクの6N-A2400?、スピーカーケーブルは同6N-S1010、1040?です。DSP PROへのデジタル入力のための同軸デジタルケーブルもアクロリンクで、6N-D5050II(4m特注)を使っています。

  • 通常使用時

    前カットの状態では全く荷物が載りません(笑)
    平和な日常のために、フロアボードを制作して対応しております(`・ω・´)ゞ

    本来なら、パンチングのスチールパネル等でコーン部分も覆うのですが、オーナー様曰く「滅多に荷物を載せないし、載せるときはボードをひくから」ということで、ウーファーも大喜びのむき出しインストールです。

  • JBL BPX2200.1

    こちらも終売品で、お目にかかれる機会も減りましたので、正面からの写真を載せておきます。

    型番はJBL BPX2200.1です。
    4Ω1chブリッジで2450W、2chで650Wの定格出力を誇ります。
    価格は30万円でした。

  • 純正オーディオ

    アルパインのナビ取り付けに際して、退場していただいた純正オーディオです。

    5インチタッチスクリーンオーディオ(UconnetR)が搭載され、 USB、Bluetoothなど様々な外部入力に対応しており、それなりに使えますが、ナビのために場所を開けていただきました。

    取り外してしまってもエラーが出るようなことはないのですが、ドアロックやデイライトのモード変更や、イルミネーションの色変更等を行いたいときは、再度接続する必要が出てくるので、接続を保ったままケーブルを延長し、助手席の下に置きました。

  • シフト周りのイルミネーション

    夜を彩るライティングの紹介です。

    ご入庫段階で、サードパーティーのシフターがついていました。
    ドイツのCAEという会社のULTRA SHIFTERという製品です。
    ご覧の通り、メカメカした作りが男心をくすぐります♪(一部の女心もくすぐるかもです)

    この美しい造形を暗闇に沈めておくのはもったいない!ということで、ライティングを行いました。
    写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、シフトの両側面をアクリルボードで囲い、LEDの光を回しています。

    LEDは7色調色が可能で、カーテシ連動で運転席と助手席の足元も点灯する様にしてあります。

    注)当店は整備工場の認定を受けていませんので、シフト本体の脱着は行っておりません。

  • リアビューカメラ

    ナビ取り付けにともない、リアカメラも取り付けました。

    当店の定番商品、ビートソニックのカメレオン(BCAM7)です。
    ナンバープレートのボルト置き換え式で取り付けられます。
    製品ページはコチラです。
    バックカメラ(カメレオン Mini)BCAM7
    フロントカメラ(カメレオン Fisheye)BCAM10

    ※平成33年(2021年)3月31日までに登録された新車・中古車には取り付けられます。

  • 作業後記

    今回はアバルト595コンペティツィオーネのサウンドアップ&ライティング♪事例をごらんいただきました。

    ナビとミッドレンジスピーカー、DSP以外は概ね前車からの移設という形で、フルシステムを組み上げました。
    ブルートゥースやデジタル対応、ハイレゾ対応性能は日進月歩なので、最新機器への更新によってキャッチアップせざるを得ませんが、アンプとスピーカーはそうそうカンタンに陳腐化しませんので、長ーく使えますね。

    今回移設した機器のうち、JBLのサブウーファーとアンプは、大変贅沢な作りで、これを超えるものは出てこないでしょう。
    ずっと大事に使っていただきたいと思います。(^o^)

    今回の目玉の一つであった、フロント3wayスピーカー。
    デンマークのディナウティオという会社の製品ですが、前述の通り、ホームオーディオではかなりの歴史と評価をもち、カーの世界でも通好みのブランドとして認知されています。

    音の傾向は、とにかく音場の広さと奥行き感の充実度があげられます。加えてヴォーカルの息遣い、ギターの弦にふれる音が感じとれるほどの解像度の高さです。
    強靭なバスケットと、ヘビーなマグネット等の貢献により、これぞハイファイという音をきかせます。
    今回のESOTARシリーズの3wayは3way45万、ミッドなしの2wayで30万という価格帯ですが、音を聞いていただければ妥当な価格だと感じていただけると思います。

    また、フラッグシップのESOTARシリーズに対して、ミドルエンドの位置づけのESOTECシリーズもおすすめできます。
    アンプでよし、内蔵アンプでもしっかり鳴る効率の良いユニットです。
    当店デモボードには「ESOTEC SYSTEM 242 」というモデルが設置してあります。
    ご来店の折にはどうぞお聴きに鳴ってみてください。

    あと、今回のエントリの華は、シフト周りのライティングですね♪
    今回のような造形の美しいパーツの存在を引き立てるような、どちらかというと派手めなライティングから、足元全体に光を回して幻想的な雰囲気をつくったり、スピーカーやツイーターにリングを仕込んでポイント的に照らしたりと、段階に応じて様々な方法があります。

    照らし方も、ドア開閉連動で点灯させたり、スイッチ操作で点滅させたり、カラーを選べるようにしたりと自在です。
    外観に影響を及ぼさない範囲での仕込み方もありますので、ちょっとユルめの気分転換にもおすすめです。

    ご相談はどうぞお気軽に
    電話もお気軽に♪03-5913-8450です!