マツダCX-3のオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.441(お問い合わせの際にお伝えください)
model
マツダ CX-3
system
メインユニット:マツダコネクト(BOSE)
デッドニング:フロント
ドアチューニング:リア
フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO AX165
リアスピーカー:infinity kappa60.11CS
サブウーハー:infinity Kappa100.9W
D/Aコンバーター:audiotechnica HRD5
プロセッサーアンプ:HELIX P-SIX DSP + DIRECTOR
パワーアンプ:infinity kappa ONE
安定化電源:AURIX AX-PR1000 Premium
ケーブル:audiotechnica、SUPRA classic 2.5h、N-SKILL
ヒューズ:OSCAR DCT-CRYOヒューズcomment
プロセッサー+2way+サブウーファーの初期仕様からのグレードアップでご入庫頂きました。
ハイレゾ入力のためにDAコンバーターを投入し、安定化電源でインフラ整備も行いました。
人気のBLUE MOON AUDIOのユニットも換装完了でバッチリ仕上がりました♪
マツダCX-3のダッシュボードです。
今回取り付けたコンポーネントと、マツダの顔であるマツダコネクトのモニタが入るアングルで撮ってみました。
昨年よりお付き合い頂いているお馴染み様のクルマで、グレードアップ施工のためにご入庫頂きました。
当初は、(AUX入力を含む)マツダコネクトをソースとし、ヘリックスのプロセッサーアンプでフロント2wayを駆動、合わせて、インフィニティーのモノアンプでサブウーファーを駆動するというシステムでした。
今回は、ハイファイを極めよう!ということで、文字通りハイレゾ音源を再生できるようオーディオテクニカのDAコンバーター導入、主要コンポーネントの安定稼働のための安定化電源導入とインフラを強化し、フロント2wayスピーカーを当店赤丸急上昇のブルームーンオーディオのAX165に差し替えました。
DAコンバーターを介してプレイするハイレゾソースの素晴らしさもさることながら、安定化電源の効果も特筆モノです。
オーディオ機器って電気で動いているんだなぁというのと、電圧ってそんなに安定してなかったの?(笑)というところでしょうか。
変電所つきのハイレゾオーディオマシーンのメイキングをどうぞ御覧ください♪
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フロントドア
以前使用していたinfinityのスピーカーから、今当店で人気のBLUE MOON AUDIO AX165(税別定価¥78,000)へ乗り替えです。
アップグレードに伴い、ドア防振はドアチューニングからデッドニングへ強化。取付方式もインナーバッフルからアウターバッフルへ前進しました。
併せて、スピーカーの背圧対策のためのREAL SHILD DIFFUSION(積水化学)を施工しました。
サービスホールについては、アウターパネルの施工をするうえで最も大きい部分を切り落としてしまうのですが、ドアチューニングとは違い全面貼りをするので、切り落とした部分をアルミガラスクロステープで元の位置に戻す様な形で固定して、STP GOLD AEROを上からかぶせます。
AT7550Rと重なった部分はスピーカーホールから手を入れて密着させます。 -
ピラーツイーター取付加工
吸い込まれるようなブルーが素敵なAX165のツイーターです。
グレードアップ前は、ダッシュボード上の純正位置に取り付けていたのですが、音像形成に非常に有利なAピラー埋め込みのスタイルを採りました。
当インストールギャラリーにおいて、埋め込みスタイルのAピラーの写真を数多くご紹介しておりますが、どれも同じようにみえるでしょうから、テンプレートを使って作っているように思われるかもしれません。
実は、同じ車種であっても、全く同じように作っているわけではないんですよー。
オーナー様ごとに測定した耳の高さを前提として、位置と角度を決めて制作しているのです。。
昨今はプロセッサーの普及により、高度な調整ができるようになりましたので、ユニットが一通りついてさえいれば、どうにでも調整できるかのような主張も聞かれます。しかしながら、調整ナシでも一定レベルで聞けるような精度で取付けておくに越したことはありません。
一発で位置決めするのはなかなか難しいですが、お陰様でだいぶ経験を積ませていただきましたので、それなりの評価をいただける精度は出せていると思います。
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ラゲッジルーム
前回のベーシックなインストールから一気にハイエンドオーディの世界へステップアップです。
ヘリックスのプロセッサー・P-SIX DSP(税別定価18万円)と、モノアンプkappa ONE(税別定価7万円)はそのままに、オーディオテクニカのD/AコンバータHRD5(税別定価7万円)を使用してより幅広いハイレゾ音源に対応できるようにしました。音源はFiio X3を同軸デジタルで接続しています。
安定化電源の導入と併せて、電源ケーブルもN-SKILLに一新しました。
マインズカンパニーが展開するN-SKILLはk-オーディオ用に厳選された方向性管理を重視した電源ケーブルです。
4AWGと8AWGの2種類が展開されており、今回はバッテリーからのメインケーブルとP-SIX DSPとkappa ONEに8AWGを使用しました。
機器の設置は、以前の簡易的なマジックテープによる固定から、パンチングカーペットを貼った15mm厚のMDFボードにネジによる固定に変更しています。
なお、この機器が並んでいる階層は、いわば地下一階で、この上にフロアボードが乗るので、荷物の積載に支障はありません。
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安定化電源
こちらが注目の変電所。否、安定化電源です。
AURIXという韓国のオーディオブランドの製品です。
同社はハイエンド向きの商品も数多く扱っており、日本ではユナイテッドサウンドが総代理店として販売をしています。
今回お求めいただいた AX-PR1000 Premiumは、ベーシックモデルであるAX-PR1000(43,200)をブラッシュアップした50台限定の日本オリジナルモデルです。
当店では、比較的安価で提供できる安定化電源としてAX-PR1000を提案してきましたが、限定版の方をお求めいただきました。
性能については、、、これホントに必聴です。
電圧を安定させるとこんなに変わるのか。と驚いていただけることうけあいです。特に高域の伸びと低域の安定感は眼を見張るものがあります。
高級アンプの一部には、この機能(回路)を内包した製品があり、納得の仕様ではありますが、逆に安価なアンプと組み合わせてみると、その底上げ効果がのけぞることができて、余計に楽しめると思います。
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ヒューズ
変電所の整備も済みましたので、電気関係を徹底しようということで、お次はヒューズです。
カーオーディオ用に幅広いラインアップを用意しているオスカー インターナショナルの車両用のヒューズを電源の全てに導入しました。
まずは、バッテリーの直後に総括のミニANL(125A)、次に、各アンプやプロセッサー等に配分するデスビにMAXI(30A、80A)、HELIX P-SIX DSPの内部にもmini(25A)、サブウーハー用のアンプにもATO(30A)、などなど。
車両用に販売されているヒューズは数多くあるのですが、車両まるまる置き換えられるラインアップがあるブランドは少ないですね。
一頃は、電源関係のこういったパーツは「オカルトパーツ」などと揶揄されることもありましたが、実聴ベースで多くの方に違いを体感していいただけるので、汚名返上とばかりに販促に努めております(笑)
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作業後期
今回はCX-3のグレードアップ施工の様子をご覧いただきました。
多くのお客様が音の出口の基本整備としておすすめしているサウンドアッププログラムをお試しになり、そこで十分ご満足いただけるケースも多いのですが、慣れは怖いもので(笑)、より高いところへ登ってみたくなられるお客様も少なくありません。
次はアンプ、あるいはプロセッサーでソースの情報量のアップを図ったり、アンプ増設とともにサブウーファーで低域の拡充も図るというのが定石で、今回のCX-3は初期段階で一気にここまで整備なさいました。
今回のハイレゾソースの取り込みは、流行り始めているものの、ある程度予算が必要ですので、必ずしも万人向きとは言えませんが、究極のロスレス再生という響きはやはり魅力ですよね。
ここまでくると、コダワリのアンテナに電源の安定化テーマがマトモに引っかかってきます。「へぇ、そんなこともやるんだー」と思われたお客様も少なくないと思いますが、これ、結構マジな課題になってくるのです。
そういった感じで、ワンストップで音の整備を済ませるサウンドアッププログラムから、変電所を抱えるマニアックな世界まで、幅広く対応させていただいております。
予算とご要望に応じて、柔軟にプラン提案させていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください♪