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三菱TOWNBOXのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.403(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    三菱 TOWNBOX

    system

    メインユニット:Carrozzeria DEH-970
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO SX165
    リアスピーカー:無し
    パワーアンプ:デッキ内蔵マルチ
    ケーブル:kaiser swing

    comment

    本年(2016年)3月中旬に発売されたばかりのBLUE MOON AUDIOのスタンダードモデルSX165を当店で初めてインストールさせて頂きました。
    軽自動車のクラスを超えた音の広がりと厚みのある低音にお客様も大変喜んで頂けました。

  • ダッシュボード全景


とてもスッキリとしたシンプルなダッシュボードです。
シンプルかつ直線的、平面的な内装デザインは、スペース制約の多い軽自動車の傾向のように思いますが、三菱らしさといえばそうとも言える気がします。

これは施工終了後の写真です。
ダッシュボード左右のピラー付け根のツイーターと、デッキが交換されている点は外観に変更ありません。
メインユニットは1DINののまま製品を変更しているので、ポケットはそのまま使用できます。

今回は、純正ナビを活かして、、というパターンではなく、オーディオデッキの投入+2wayスピーカーを使ったサウンドアッププログラムの施工です。

デッキはカロッツェリアの超絶ハイコストパフォーマンス機、DEH-970(税別35,000円)です。
そして2wayスピーカーの方は、今年発売になったばかりのニューブランド、BLUE MOON AUDIOのSX165(税別39,000円)です。
RX165(16万円)→AX165(78,000円)の次に位置するエントリーモデルですが、「機械ではなく楽器」を標榜する当シリーズのコンセプトが感じられる、素直で力強い鳴り方をするユニットです。

  • メインユニット

    元々付いていた1DINカセットデッキを、カロッツェリアのCDプレーヤー、DEH-970に交換します。

    上述のとおり、税別定価35,000円と安めなのですが、この価格で3wayマルチ接続と最新のプロセシング機能(クロスオーバー設定・タイムアライメント・イコライジング)がこなせてしまう問題作です。
    また、スマートフォン時代には必須のBluetooth接続によるオーディオ、ハンズフリー通話の機能も備えています。

    今回使用する2wayスピーカーにはネットワークが付属していますが、それは箱にしまって、当デッキ自慢機能のマルチ接続で運用いたします。

  • フロントドア

    登録車に比べて軽自動車のドアは薄く、軽いので、重量感を与えるためにデッドニングをチョイスしました。

    居住性・安全性・経済性(軽量化)と、配慮すべき点がたくさんあるわけですが、一通りの機能が備わっていて、本当によく出来ていますよね〜。

  • 第二段階

    ドアトリムを外すと現れる、おなじみの光景です。

    サービスホールはビニールシートで覆われており、ブチルゴムで接着されています。ごくごく標準的なスタイルですね。

    スピーカーは、プラスチックのベースを介して、12cmサイズのスピーカーが取り付けられています。
    今回は16.5センチのスピーカーですので、インナーパネル(鉄板)・内装共に加工を要します。

  • 第三段階

    ビニールを全て剥がし、清掃、脱脂を済ませた後、アウターパネルの防振を行いました。
    防振材はロシアのstp BOMB AEROを使い、ご覧のように短冊状にし貼り付けました。

    スピーカーもご覧のように取り外してありますが、スピーカーホールが大きくなっているのにお気づきでしょうか。
    前述のとおり、標準12センチのところに16.5センチを入れますので、穴を拡張しています。
    寸法だけで言えば、無加工でも入らないことはなかったのですが、スピーカーホール拡大&バッフル内側テーパーカットによってスピーカー背面の空気の抜けを良くしてやることで、鳴り方が全く変わってきますので、(オーナー様ご了承の下)ジグソーで切削させていただきました。

  • 第四段階

    インナーパネルが仕上がったところです。
    ドアの鉄板が薄いので、全面的に施工できるデッドニングが有効ですね。全面貼りです。

    16.5cmのSX165がきちっと収まっています。
    2コマ前の純正スピーカーの写真と比べると、一回り以上大きくなった感じがしますね。
    最新のプロセッサーを使うと、鳴り方の味付けやアラ隠しが随分と器用にできますが、低域の音量と表現力だけはスピーカー径を超えることは出来ません。
    その直径が拡大したことと、素材・設計の両面でクオリティの高い社外スピーカーになったことで、大変リッチでパワフルな鳴り方に変わりました。

    なお、取付けに際してスピーカーホールを拡大していますが、純正スピーカーのベースは取り付けられる範囲の加工にとどめていますので、純正戻しは可能です。即ち、このスピーカーの次のクルマへの移設も容易です。

  • ツイーター取付加工

    ピラーの根本に設置したツイーターを御覧頂いています。

    このスピーカーキットにはダッシュにポンと据えるようなマウントが付属していないため、ツイーター後ろのカバーを制作しました。
    できるだけシンプルで、コンパクトに仕上げようということで、ツイーターにパテ等で直接加工を施し、塗装する方法を採りました。

    固定には、適切な粘着特性を持った両面テープを使用しております。



  • 作業後記---☆

    今回はヘッドユニットの交換を含む、サウンドアッププログラムの事例をご紹介しました。

    純正ナビヘッドを前提としたご依頼はやはり多く、サウンドアッププログラムで音の出口の整備を図っていただくだけでも、鳴り方の変化を体感していただけるわけですが、プロセッサーを含む楽曲再生のためのデッキを導入していただけると、また世界が変わります。

    純正デッキは変えずに取り組める別体式のプロセッサーとしては、audison のAP8.9bit(税別定価10万円)あたりが引き続き根強い人気ですが、1DINで手軽にということなら、今回のDEH-970(同35,000円)はかなりオススメのデッキです。

    本文中でも触れましたとおり、本格プロセシング機能を有し、スピーカー接続方法もツイーター、ミッド、ローの3wayユニットを独立した内蔵アンプで個別につないで、それぞれに精細なマルチ調整を行える3wayネットワークモードと、(2wayあるいはフルレンジの)フロント、リア+パワードサブウーファーのスタンダードモードから選べるなど、アベノミクススタート以前(2012年3月)の経済環境下での発売だったとはいえ、価格設定が間違っているんじゃないか、多分間違っている。いやマジで間違ってるでしょう。という充実のスペックです。
    1DINがなんとかなって、低予算でプロセッサー体験なさりたい方がいらっしゃいましたら、どうぞご検討ください!

    あと、前エントリに続いて登場の新ブランドBLUE MOON AUDIOのスピーカーSX165(税別39,000円)にもご注目いただきたいです。
    フラッグシップRX165(16万円)→ミドルクラスAX165(78,000円)の次に位置するエントリーモデルですが、単にセールスのために設定した低価格品という風情ではなく、「機械ではなく楽器」を標榜する当シリーズのコンセプトを予算に応じて体感していただける選択肢として、上位機種と等しくお薦めできる製品だと感じています。
    こちらもどうぞご検討ください♪