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トヨタスープラのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.335(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    トヨタ スープラ

    system

    メインユニット:Carrozzeria サイバーナビ
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:Carrozzeria TS-C07A
    ケーブル:kaiser swing

    comment

    同型車を保有する当店スタッフのお仲間のスープラです。

    お馴染みのサウンドアッププログラムに、ホワイトパーチ製インナーバッフルを使ったグレードアップメニューです。

  • ダッシュボード全景

    追加メーター、バケットシート、ロールケージと走り重視のインテリアです。
    車の雰囲気にぴったりで、ギャラリーとしては楽しそうなことこの上ないのですが、オーナー様としては、車がうるさくてオーディオが楽しめないのが残念ポイントなんだそうです(笑)

  • フロントドア

    80スープラは内装のスピーカーグリルと実際のスピーカーユニットの位置がずれているという変わった造りになっています。また、通常のクルマのように、スピーカーをポンと付けられるスピーカーホールがあるわけでもないので、特殊なインナーバッフルを形成する必要があります。
    後ほど写真付きでご紹介しますのでお楽しみに。

    なお、このクルマのツイーターはダッシュボード上に埋込まれており、裏から固定されているので交換に少なからず手間がかかります。
    お預かりした状態では、ドアスピーカーに向かっている線にカロッツェリアスピーカーのネットワークをつなぎ、ドアスピーカーとキットのツイーターに分岐させる接続になっており、それ以外は配線をいじってないようで、純正ツイーターも引き続き鳴っている状態でした。

    ツイーター+スーパーツイーターのように受け持ち帯域が明確に違うユニットであれば歓迎ですが、被って鳴っていると音像がボケますのでいただけないですね。

  • 第一段階

    頑張ってDIYなさった雰囲気が漂っていますね。
    スープラのスピーカー交換のキモと言えるインナーバッフルは、ネットで購入なさった薄手のMDF製の製品が使われていましたが、内装で押し込んで(たわんで)、ようやく位置が定まるような造りでしたので、インナーバッフルのもっとも重要な仕事である「スピーカーユニットをしっかり固定する」能力は低いと思います。

    内装との干渉にスポンジも使用されていますが、スポンジ程度で何とかなる構造ではありません。
    もちろんこれでも効果はあると思いますが、とてももったいないですね。もっとちゃんとした施工をすればより良いものになるのですが、、、残念ですがスピーカー周りは一通り取り払います。

  • 第二段階

    作業を進めるためにある程度分解をします。
    DIYしていただいた防振材は、手直しのために最低限不要な部分を剥がして、出来るだけ活かすことにします。

    アウターパネルは清掃、脱脂をしてロシアン防振材STP BOMBをまんべんなく貼りました。
    スピーカーケーブルはデッキから直に引き直しているので、純正ツイーターが鳴ることはありません。

  • スープラ用インナーバッフル


こちらが当店で製作しているスープラ用のインナーバッフルです。
3ピース構造になっており、スピーカーユニットがちょうど内装のグリルの位置に合うようになっています。
ただし、スピーカーユニット背面のインナーパネルに空いているサービスホールはかなり大きいので、硬質の防振材等で隙間を密閉する必要があります。

なお、このバッフルはテンプレート化しておりますので、ご用命いただいた折には事前に制作しておくことで、納車までの期間を短縮することが可能です。(通販は対応しておりません)

  • 第三段階

    サービスホールを全面STP GOLD AEROで塞ぎました。
    前のコマでご紹介したバッフルをホワイトパーチ材で製作し、カロのスピーカーを固定しています。
    さらに、上述の如く、制振シートを貼りつけて密閉・防振しています。

    なお、スープラのスピーカーは雨水がかかりやすい位置にあるので雨水対策が必須です。
    今回はFRP樹脂で覆うことでホワイトバーチの耐水性を向上させています。(MDFの場合はUP TIGHT SOUNDを用います)

  • 作業後記

    今回は通常のサウンドアッププログラムに、インナーバッフルのグレードアップと、スピーカーケーブル直引きを加えた応用編のお仕事でした。

    標準のインナーバッフルの素材には、硬質MDFを使用しており、一般のMDFよりもオーディオ的には優れた特性を持っています。またMDF改質剤UP TIGHT SOUNDを含浸させることで、さらに輝きのある、美しい音色を手に入れることができますが、さらに上質を志向される方には、今回のホワイトパーチもご用意しております。

    中低域はどっしり、しっかりと、高域は明るく高らかに。スピーカーユニットの実力を引き出す名脇役としていい仕事をしてくれます。Hi-fi志向の方はどうぞご検討ください。
    ご相談はお気軽にどうぞ。ご連絡お待ちしております。