インストールギャラリー

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。

事例No.402(お問い合わせの際にお伝えください)

AUDI TTS

システム
メインユニット:Panasonic CN-RX02D
デッドニング:フロント
フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO RX165
リアスピーカー:純正
ハイローコンバータ―:audiotechnica HLC-110
チャンネルデバイダー:KAILAS KN-4000
パワーアンプ:KAILAS KA2.800
ケーブル:ACROLINK 6N-A1010?、6N-A2110?、monitor PC
コメント
ニューブランドBLUE MOON AUDIO(ブルームーンオーディオ)のフラッグシップ2wayスピーカー RX165をアナログマルチシステムでインストールしました。

表現力豊かで癖が感じられない素直なスピーカーです♪

ダッシュボード全景







TT(ツーリスト・トロフィー)の名に相応しく、スポーツマインドをくすぐるデザイン。
同じドイツ車でも、幾分無骨な印象のあるBMWとは違って、シャープさとアールの優しさが融合するやわらかな空気感が絶妙です。

さて、今回のメニューは、ナビヘッドからの信号をチャンネルデバイダーを介してアンプに入力、ハイエンドスピーカーで聴くシステムです。

今回使用するスピーカーは、話題の新ブランド!BLUE MOON AUDIOのRX165です。

立ち上がったばかりの新ブランドで、フラッグシップモデルとして本年2月に発売されたばかりの正真正銘のニューモデルです。
具体的なプロモーションはこれからで、決して知名度は高くありませんが、当店も、また当店の多くのお客様からも、有名ブランドのハイエンド機と肩を並べる実力ありと、高評価を集める話題のユニットです。

メインユニット




今回のメインユニットはブルーレイ再生がウリのパナソニックの新モデルCN-RX02Dです。

出力はRCA端子を持たないので、スピーカー線(ハイゲイン)出力です。
スピーカー線でトランクまで引き込み、オーディオテクニカのハイローコンバータを介して、RCAケーブルに切り替わり、チャンネルデバイダーへと繋がります。(最後で登場します)




フロントドア







2ドアクーペですのでかなり大型で重厚なドアですね。
今回は外部アンプで駆動しますので、制振力の高いデッドニングを施工してあります。

アルミダイキャストグリルと共に収まっているのが、冒頭ご紹介したRX165です。(グリルは付属品)
サイドポケット部と繋がるデザインでアウターバッフルを製作して組みました。

軽量で強度の高いグラスファイバー製コーンがたわみの少ないストロークを可能にし、アルミ製のフェイズプラグがコーン前面で生じる波動の乱れを整える設計になってます。

美しいフロントビューを持つユニットに相応しく、リアビューも機能美が感じられる造りになってます。

小型で磁力の強いネオジムを使ったマグネットは、高度なノウハウを持って巻かれたボイスコイルと相まって、ファイバーコーンのリニアなドライブに寄与するとともに、そのコンパクトな形状のため背圧の滞留も起きにくく、インストール時のスペースの制約も受けにくくなっています。

見た目にも印象的な6つの穴は、モーター部にこもる熱を排出するためのエアダクトです。

コーンの律動があからさまに目視できるような高負荷ドライブでなくとも、常に微細な振動を繰り返すモーター部はそこそこ熱を持ち、ひずみの発生やディテールの鈍化を引き起こします。この熱の排出を促すためのダクトを設けることで、パフォーマンスの維持を図っています。

ピラーツイーター加工




RX165のツイーターをAピラーに埋め込みました。

直径25ミリのボイスコイルを持つアルミ製ソフトドームツイーターです。青が綺麗ですね。

こういった埋め込みを行う場合、ダッシュボードにポンと設置する方式と違い、事後の方向調整がほとんど出来ませんので、位置決め・方向決めが重要になってきます。

更に今回は、タイムアライメントなどの現代的調整ができないアナログのシステムのため、レーザーポインタを組み込んだオリジナルの治具を使って、よりシビアに行いました。

ラゲッジルーム




カーオーディオ歴の長い方はニヤリしそうな、往年のアナログ名機が勢揃いのトランクです。

中央上段の金色の2個はパワーアンプKA-2.800、下段のシルバーはデッキからの2ch信号をユニットごとに帯域分割するチャンネルデバイダーKN-4000。いずれもKAILAS製です。

このレイアウト、ある観点において、かなり理想的なのですが、理由がおわかりになるでしょうか??
キーワードはノイズ対策です。

チャンネルでバイターとアンプをつないでいる(肌色っぽく見える)RCAケーブルはスピーカーケーブルに比べて微弱な電流が流れるためノイズの影響を受けやすい傾向があります。それ故、大げさな被膜で覆ってあるわけですが、それにしても短いに越したことはありません。
今回はあたかも猫なべのように小さなエリアに短いケーブルでコンパクトにまとまっています。

更には、バッテリー(右下)がトランク内にあるのです。バッテリーケーブルも短いほうがノイズが発生しにくい傾向があるので、これも◎なのです。

作業後記




今回はアナログ2wayシステムのインストール例をご覧頂きました。

今日はデジタルプロセッサー全盛で、音作りのほとんどをプロセッサーの調整機能に頼る傾向が強くなっており、実際、結構なんとかなってしまうのですが、アナログの時代はいろいろ大変でした。

ツイーターの方向決めが毎度真剣勝負なのはデフォルトで、味付けを調整するために、RCAやスピーカーケーブルの銘柄をユニットごとに変えてみたり、音像の安定化を図るべくツイーターをフロントガラスに向けて設置してみたり・・・いろいろ大変でしたが、取り付けを含めた音に関係するあらゆるファクターをきめ細かく捉えていたあの時代の蓄積が、今いかせている実感があります。

と、予定外に語ってしまいましたが、今回初お披露目のBLUE MOON AUDIOのRX165も、どうぞご注目ください!
本文中でもお伝えしましたが、素材も作りもかなりこだわった、存在感あるプロダクトになっていて、実際にご視聴いただいたお客様の評価も高いです。

店主としてもしっかり聴きこんでみて、これはいいなぁということでデモボードにも投入しております。
聴いた感じとしては、JBLの670GTiや、BLAMのLIVEシリーズといったハイエンドモデルと互角の筋力を持ち、細かな気遣いができる印象です。
目立った癖もなく素直な鳴り方で、「もはや機械ではない、楽器、音楽そのものに近づいた。」というメーカーさんのコピーも頷ける気がします。

特に持ち上げる意図は無いのですが、スピーカーの選定に迷っていらっしゃるようなら、ぜひ一度ご視聴いただきたいと思います。

今回登場したフラッグシップのRX165(税別16万円)の他、ミドルクラスのAX165(同78,000円)、エントリークラスのSX165(同39,000円)3グレードの設定があり、3wayを構築なさりたい方のためのミッド用ユニットMX080(同30,000円)の用意もございます。

お問い合せはお気軽にどうぞ♪