マツダ CX-60 のオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。円安の影響で大きく価格が変わっているものもあります。ご了承ください。>

登録日 2026/08/21-
事例No.942(お問い合わせの際にお伝えください)
model
マツダ CX-60
system
メインユニット:純正
デッドニング:フロント
フロントスピーカー:BLAM S100N24A(TW&MID)/BLAM WS 6.300(ウーファー)
センター:BLAM S 4N24 MB
リアスピーカー:純正BOSE
サブウーファー:純正BOSE
パワーアンプ:純正BOSE
ケーブル:純正comment
フロント3way(ツイーター・スコーカー・ウーファー)のスピーカー交換事例です。
足元ウーファーのボックス作り直しによって音の性格が抜本的に改善され、オーナー様に大変ご満足いただけました♪
お客様から感想のメールをいただきました。
(個人/団体名、必要に応じて商品名は伏せさせていただいております。)
竹原さま
お世話になっております。○○でございます。
先日はご多忙な中スケジュールを調整しての施工ありがとうございました。
数日乗車した上での感想をお送りいたします。
記載外で確認されたいポイントがあればお知らせください。
純正BOSEから改善したかったところは、以下4点でした。
・全体的に靄がかかったような音質
・ツイーターやスコーカーの取り付け高さに反して低い音像位置
・リスニングポイントをフロントに寄せても不安定
・ベースやドラムのキックのぼやけた輪郭
施工に際しては、初回お見積り時は除外していた隠蔽型のカウルサイドウーファー交換も、調査検討の結果追加できることがわかり実施していただいたおかげで、上記4点が全て改善しました。
今回導入したBLAMは、前回レンジローバースポーツで使用していたこともあって。中高域の音質改善イメージはできていましたが、低域については、スピーカーの音そのものはわかっていても通常のドア取り付けではなかったので、ご説明をお伺いしつつも改善イメージは全くできていませんでした。ただ、交換方法や実際に音を出しながら吸音材の量を調整していく方法等を事前にお聞きできたので仕上がりに、対する安心感はありました。
カウルサイドウーファーを交換したことによって、トランク下のサブウーファーとの音域分担が明確になり、フロントでしっかりと聴こえてきてほしいベースやドラムのキックがはっきりと出てきたことで、全体的にしっかりと締まった音質に仕上がったと思います。特にJAZZのウッドベースがしっかりと厚みのある音で聴こえるようになったのは、カウルサイドウーファー交換の最大の効果かもしれません。
また、フロントスピーカー全てがBLAMに変わって解像度があがったおかげで、純正のセッティングメニュー操作時の変化はもちろんのこと、サラウンドモードでも普通に聴ける音質になって調整幅が格段に広がった点は、想定外の効果で良かったです。
レンジローバースポーツとCX-60では車体構造や剛性に大きな違いがあるので当然まったく同じ音にはなりませんでしたが、ロードノイズや機械音がどうしても入ってくる中であっても、好きな曲の好きなフレーズがくるのを楽しみに聴ける環境になったと思います。
今後も、CX-60のDSP導入や乗り換え後の施工含めて、末永くお付き合いさせていただけるとありがたいです。
引き続きよろしくお願いいたします。
マツダ・CX-60の事例紹介です。
CX-60は、マツダのラインアップの中で、フラッグシップのCX-80と並び「ラージ商品群」のクロスオーバーSUVカテゴリーに位置づけられる中核モデルです。
マツダの乗用車の歴史を振り返りますと、高度成長期を支えたファミリアやカペラ、唯一無二のロータリーエンジン搭載車(コスモ、RX-7等)、そしてライトウェイトスポーツの金字塔であるロードスターなど、常に走りの楽しさと独自の技術を追求してきました。2010年代以降は「魂動(こどう)デザイン」と「SKYACTIV技術」を旗印に掲げ、CX-5の世界的大ヒットを皮切りとして、時代の大きなトレンドであるSUVラインアップを急速に拡充・成熟させてきました。
現在のマツダの主要ラインアップを整理してみます。(寸法は全長×全幅×全高)
【ラージSUV】
CX-80:3.3L 直6ディーゼルターボ / e-SKYACTIV D / PHEV(4,990mm×1,890mm×1,710mm)
CX-60:2.5L 直4ガソリン / 3.3L 直6ディーゼルターボ / e-SKYACTIV D / PHEV(4,740mm×1,890mm×1,685mm)
【ミドルSUV】
CX-5:2.0L・2.5L ガソリン / 2.2L ディーゼルターボ(4,575mm×1,845mm×1,690mm)
【スモール/コンパクトSUV】
CX-30:2.0L ガソリン / 1.8L ディーゼルターボ(4,395mm×1,795mm×1,540mm)
MX-30 / ROTARY-EV:2.0L Mハイブリッド / 発電用ロータリー+モーターEV(4,395mm×1,795mm×1,550mm)
CX-3:1.5L ガソリン / 1.8L ディーゼルターボ(4,275mm×1,765mm×1,535mm)
【コンパクト/スポーツ/セダン】
MAZDA2:1.5L ガソリン(4,080mm×1,695mm×1,500mm)
MAZDA3 FASTBACK / SEDAN:1.5L・2.0L ガソリン / 1.8L ディーゼルターボ(4,460-4,660mm×1,795mm×1,440-1,445mm)
MAZDA ROADSTER / RF:1.5L・2.0L ガソリン(3,915mm×1,735mm×1,235-1,245mm)
現在ではCX-30やCX-5といったFFベースの都市型SUVが主流となるなか、今回ご紹介するCX-60は、新開発の後輪駆動(FR)ベースのプラットフォームに縦置きの「3.3L 直列6気筒ディーゼルターボ(e-SKYACTIV D)」やPHEVを組み合わせるという、プレミアムブランド顔負けの贅沢な設計を採用しています。
意のままに操れるハンドリングと力強いトルクフィール、そして上質なインテリアを備え、マツダが長年掲げてきた「人馬一体」の哲学とプレミアム志向を極めて色濃く体現した一台です。
今回お迎えする車両は、落ち着いたベージュ系の「ジルコンサンド・メタリック」カラーの一台です。
マツダこだわりの「匠塗」の深淵な奥行きが高級感を引き立てています。
オーナー様はランドローバーのレンジローバースポーツからのお乗り換えのお客様で、乗り換え前段階からオーディオ機器の載せ替えでご相談いただいていました。
前車では、以下のBLAMのスピーカーを取り付けていました。フロントスピーカー出力を3wayネットワークに入力して、ツイーター・スコーカー・ウーファーを鳴らすパッシブシステムです。
BLAM S100N24A(TW&MID)税込77,000円
BLAM WS 6.300(2Ω HPウーファー)税込97,900円
BLAM BFX 03(3wayネットワーク) 税込16,500円
この音の傾向には非常にご満足いただいていたのですが、試乗の際、その走りや車両の質感には満足できて、結局購入には至ったものの、オーディオの音質に限っては「乗り換えを一旦白紙に戻す」ことも頭によぎったほどに納得できなかったとのことで、必ずや、「慣れ親しんだBLAMサウンドをキッチリ再現してほしい!」というのがオーナー様の強い強いご要望でした。
施工後の結論から申し上げると、(純正でマルチアンプが搭載されているため)前車でつかっていたネットワークは使わずに、3way分のユニットを定位置に取り付け、(この車では音像形成への寄与度が非常に高い)センタースピーカーもBLAMにグレードアップすることで上手くまとまったのですが、プランニングの段階で頭を悩ませたのは、CX-60を含む新世代マツダ車に搭載されているオーディオシステムで特徴的なウーファーの構造とパフォーマンスです。
ツイーターはミラー裏、スコーカーはドア上段と、ごく一般的なのですが、「斬新」なのが、ウーファーがドアの下段前方の定位置ではなく、キックパネルのヨコの壁(ドライバーの右足/助手席の左足の小指側の壁)に設置されている点です。
ウーファーユニットの直径は13cm程度の小径で大きめなネオジム磁石がついており、このユニット自体は良くも悪くもない(大径の方が効率がよいのが一般的な理解だが、小径+強磁石の製品は過去にありました)のですが、当店としては、以下の点に少なからず違和感を覚えました・・・・・・
(1)エンクロージャーが(穴開きのバスレフ式とはいえ)比較的小さいので若干つまり気味な感じがする。
(2)足元の脇にあることで、(ホーン効果は期待できないこともないはずですが)位置的に今ひとつ音が表に出にくいように感じられる。
(3)音の放出口の半分以上をフロアマットで覆われてしまうという、なかなか一般的な評価を集めにくい構造になっている。
まあ、指向性の低い帯域ですし、トランクのサブウーファーは適度にボンボン鳴っているので、全体的にアンビエントで、中高域の音像の輪郭がやわらかい点も含めて、これがBOSEサウンド♪と言われればたしかにそうなので、マス層に受け入れられる事が大前提である量産車の仕様としては正解なのだろうと思います。
しかしながら、オーディオ・リスニングにこだわりを持たれる層(≒シャープな音像を嗜好する)というクラスターにおいては、今回のオーナー様のように、高評価を得られない懸念は残るように思います。
この課題克服への方策として、今回はウーファー設置の構造に注力することとなりました。
一番手っ取り早いのは、ドアにアウターバッフルを組んでしまうことですが、新車ですから勇気もいるし、予算も少々かかります。
ということで、オリジナルの位置にできるだけ(実質的)容量を稼げるエンクロージャーを作って、前車から引き継いだBLAMの165mmウーファーを取り付けることにしました。
使用ユニットは上述の通り以下の(1)(2)で3wayを構成し、(3)をセンタースピーカーとして加えました。
(1)BLAM S100N24A(TW&MID)税込77,000円
(2)BLAM WS 6.300(2Ω HPウーファー)税込97,900円
(3) S 4N24 MB(ベンツ用10cm)税込74,800円
以上を持って、MX-60のBLAMユニットインストールが完了しました。
上述のウーファー用エンクロージャーに加えて、ドアのスコーカーのバッフル製作にもそこそこ手間がかかりましたが、オーナー様の評価は上々で、熱いコメントも頂戴できました。
予算的には、商品を全て新規にご購入いただいた前提で計算すると、432,300円(税込)となります。
それでは施工の様子をどうぞご覧になってください♪
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フロントドア


フロントドアの外観です。
上端にはめ込まれたプレートが特徴的です。ウッドにも水面にも見える独特なテクスチュアが上質感を演出しています。
フロントドアには、ミラー裏の三角部分にツイーター、ドアプルハンドルの前方(右側)にスコーカーが配置されています。
ウーファーは車体側についているので、右下の「定位置」にスピーカーグリルはありませんが、背面の空間はドアコントロールモジュールの格納場所として活用されています。
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ドアトリム取り外し


ドアトリムをはずしたところです。
右上の純正スピーカー(スコーカー)は10cm径です。
スピーカーユニットは3本の足がついたブラケットを介して、浮かせたようにインナーパネルに取り付けられており、スピーカーの表側のフチはドアトリム裏に密着しています。従って、このベージュのインナーパネルとドアトリムに挟まれた空間が、このスピーカーのエンクロージャーということになります。
今回はこの両面に対してデッドニングを行うことで、エンクロージャーをしっかりと形成しつつ、外来ノイズの侵入抑制も狙います。
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インナーパネル作業


インナーパネル側の作業が終わったところです。
インナーパネル全面に渡って防振材を施工し、制振力を高めています。
スピーカーが10cmで、そんなに振動は発生しないだろうと考えるのも仕方が無いと思いますが、どんな大きさのスピーカーであっても、箱がしっかりしているかないかで、出てくる音は全く違いますし、上述の通り、外来ノイズ侵入が減り、脳のより多くのリソースをリスニングに振り向けられるようになることで、聴感は全く変わります。薄曇りの方が写真の階調がきれいに撮影できたり、目を閉じるほうが思考がまとまりやすくなるのと似たような理屈だと思います。
スピーカーは黒くて地味ですが、ちゃんと替わってます。そしてだいぶ手間がかかってます。
メイキングをこの後に続く3カットでご紹介します。
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スコーカー取り付け1/3


バッフル塗装前の状態です。
純正のスピーカーブラケットがそのまま使えれば楽なのですが、取り付け予定のBLAM S100N24Aを前提とすると、寸法的に全く流用が出来なかったため、純正のブラケットからデータを取って、MDFでイチから作っています。
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スコーカー取り付け2/3


スピーカーブラケット/バッフル比較です。
BLAMスピーカーの直径・奥行き・フランジをネジ止めする部分の寸法/形状が純正スピーカーとだいぶ異なるため、前述の通りバッフルの流用ができず、カスタム製作する必要があります。
ドアのウーファー用のバッフルだと、周囲にスペースの余裕がある分、もっと大らかに作れるのですが、これはタイト気味なスペースに組み込むバッフルなので、だいぶ繊細な造形になっていますね。
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スコーカー取り付け3/3


塗装して取り付けたところのアップです。
三本の足は、純正にネジ穴に純正のボルトを使ってインナーパネルに固定され、奥行きのあるスピーカーを格納できる水準にまで高めた筒のフランジにスピーカーが3本のネジで固定されています。
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ツイーター(施工前)


ツイーターカバーを裏から見たところです。
ツイーターカバーは、多くの内装部品と同様にはめ込みですので、丁寧にこじって外します。
なお、前出のドアトリムを外す前に、ツイーターカバーを外す必要がありますので、時系列ではこの作業が一番初めとなります。
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ツイーター(施工後)


ツイーター取り付け(入れ替え)後の様子です。
ツイーターユニットは筒状の枠の中に固定されていますが、BLAM S100N24Aのツイーターは、純正ツイーターよりも小型ですので、隙間を埋めてテンションをかけるために、布テープを巻いて挿入しています。
ツイーターに繋がる信号は、ドアスピーカーから分岐してきているので、スコーカー用にハイパスされた信号です。
従って、そのままではツイーターの低音側の許容周波数を超えてしまう(低すぎる)ので、ハイパスフィルターとして機能するコンデンサーをかませた配線を製作して繋いでいます。
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ウーファーユニット周り(施工前)


助手席側の足元付近です。
ドアのヒンジ前方の「サイドカウル」と呼ばれる壁に独特な形状のウーファーユニットが取り付けられています。(ヒューズの奥)
これは今回のBOSE用と、事実上の標準オーディオである「Mazda Harmonic Acoustics(マツダ・ハーモニック・アコースティックス)」用のいずれにおいても、同様のウーファーユニットが付きますが、仕様は異なっているようです。
ユニットの室内側には音が出てくる開口部が設けられていますが、位置的にカーペット、並びにフロアマットに覆われています。
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ウーファーユニット周り


前カットに写っていたフロアマットを取り去ったところです。
ここまでやるとウーファーボックスの全貌が明らかになりますね。
1/3以上が隠れていることが解ると思います。
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オリジナルエンクロージャー製作2/3


箱が出来上がったところです。
材料の切り出しから完成までステップバイステップで説明することも考えましたが、DIY派の方以外には相当クドくなるので(^o^);、完成状態(塗装前)にワープします。
一つ前の純正ウーファーユニットの写真と往復してご覧いただくと、オリジナルに忠実なディメンジョンでコピーしてるのが分かると思います。
当然ながら、ウーファーを取り付ける側となる、写真の上面の開口部は、オリジナルよりぐっと大きく広げてあり、かつ、ウーファーの奥行きが高くなる分、ネジ止めのためのフランジ面もだいぶ高くなっています。
工程の流れを言葉で説明すると以下のようになります。
(1)車体と接する面の板に丸穴を開け、ボルト穴の耳を再現します。
(2)次に、左右の壁を15mmのMDFで作ります。(キックパネルに干渉しないように微妙に角度を付けてあります)
(3)最後に表の板を21ミリの板で作り、スピーカーをとりつける丸穴を開けます。さらにあちこち切り落として形状を整え、左右の壁と接着します。
(4)表の板の裏からウーファーを取り付ける面を接着し、ボックス上面を塞ぐ板を製作して完成です。
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オリジナルエンクロージャー製作3/3


ひっくり返して裏側(車体に触れる面)を上にした様子です。
ボディに留めるためのボルト穴が4箇所に設けられているのが分かると思います。
中央の丸穴は、ボティのくぼみにぴったり合わせてあります。
写真の右手前側が下側(フロア側)になるのはおわかりだと思いますが、こちら側には(ハコの設計としては)壁を作っていません。
閉じてしまうと、ご推察の通り容量が小さくなりすぎますので、設置時に吸音材を詰めて壁にし、なんとなく箱として機能するように想定しました。
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センタースピーカー周辺部品


次はセンタースピーカー関係です。
センタースピーカー周りを構成するパーツを並べてみました。
左がセンタースピーカーグリル、手前の赤いのがセンタースピーカーユニット(8cm径)、奥で手を広げているのがセンタースピーカーの取り付けブラケット、右のが交換用として用意したBLAM S 4N24 MB(10cm径)です。
なお、このスピーカーは、BMW用ではなく、メルセデスベンツ用です。
BLAM S100N24Aと同等のグレードで、ツイーターがセットになっていない製品がこれのみでしたので、選択しました。
メルセデスベンツ用はダボを差し込んで留める方式で、BMWと固定方法が異なるため、ダボを取り除いてネジ穴を設ける加工を施しました。
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スピーカーグリル裏


スピーカーグリルの裏面です。
センタースピーカーは、室内側に向けて少し角度を付けて設置されており、グリルには、傾斜のついたスピーカーに密着するように斜めにリブが設けられています。
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リブ切削加工


リブを取り除いたところです。
今回設置するBLAM S 4N24 MBは、純正スピーカーよりもサイズが大きいので、角度を付けて固定できません。
従って、カバーのリブが干渉するので取り除きます。
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取り付けブラケット作成


スピーカー取り付けのブラケットの外観です。
ぱっと見の丸穴の直径は同等ですが、純正は丸穴の奥に落とし込んで固定するのに対して、交換用は板の表面にフランジが乗るため、ユニットの大きさはだいぶ違います。ネジ穴のPCDを見ていただいてもその差がおわかりになると思います。
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センタースピーカー設置


センタースピーカーを設置したところです。
純正スピーカー8cmに対して、BLAMは10センチですので、だいぶパツパツですね。
センタースピーカーが室内側に角度が付いていない件について、音質にどのような影響があるかと考える方もいると思います。
問題は角度よりも、再生可能な帯域と、精度(SN比)であって、角度については、この時点では大きな問題ではないように考えました。
オリジナルを意識すれば、8cmレベルのユニットを選択することになりますが、この車は特にセンタースピーカーの寄与が大きいように感じましたので、パフォーマンスを優先して10cmを入れたのは正解だったと思っています。
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作業後記


今回はマツダ・CX-60のスピーカー交換の事例を御覧いただきました。
それなりに高額な、オプションのプレミアムオーディオのスピーカー交換の事例をご紹介する際、繰り返しお伝えすることなのですが、BOSEにしろ、マークレビンソンにしろ、ブランドの知名度の高さから事前の期待値が高くなりがちで、その反動として「期待したほどでもないのかな?」というオチを迎えやすい宿命を背負っていると思います。
特にBOSEは(1)独特の低域強調+(2)ゆるい音の焦点・アンビエントなサラウンド感が特徴で、キリリとした音像(ステージング)が事実上の前提となるハイファイオーディオ嗜好の方には、あまりウケがよろしくないようです。
また、本文中でも触れましたように、マス層に幅広く受け入れられるためには、どの席で聴いてもそこそこの聴感が味わえるように作り込む必要があるので、中庸な音作りに鳴らざるを得ません。
また、車にとってオーディオはあくまでもオマケであり、組み立て工程の大幅なコスト上昇要因となるデッドニングは考えてくれてませんので、肝心のスピーカーの性能の多くを引き出すことが出来ず、(プレミアムオーディオに限らず)多くのオーディオファンが納得できるような情報量と量感をもった音を期待するのは無理があるとも思います。(これはオーディオ屋のポジショントークかもしれませんが)
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こういった事情を抱える純正オーディオ/プレミアムオーディオですが、セオリー通りの手をかけてあげれば、多くのオーディオファンに受け入れていただける音に引き上げることは十分に可能です。
まずは(1)車の構造に応じたエンクロージャーの整備とスピーカー交換による「音の出口の整備」がファーストステップで、(2)DSPによる精密な信号マネージメントはその次ですね。
今回は、前者の(1)の事例だったわけですが、足元ウーファーボックスの作り直しを含む、フロント周りのスピーカー交換によって、情報量の拡大と音像のバランスの改善が図れたと感じます。
今回のCX-60を含む、最近のマツダのオーディオを搭載したモデルのオーナー様で、ちょっとしっくり来ていない方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声掛けください。ご希望と予算に応じた音質改善のお手伝いをさせていただきます。
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直接のお電話もお気軽に♪03-5913-8450です!


















