トヨタ ランドクルーザー のオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。円安の影響で大きく価格が変わっているものもあります。ご了承ください。>

登録日 2026/07/15-
事例No.937(お問い合わせの際にお伝えください)
model
トヨタ ランドクルーザー
system
メインユニット:ALPINE XF11NX2
デッドニング:なし
フロントスピーカー:純正
センター:未利用
リアスピーカー:純正
パワーアンプ:内蔵
ケーブル:純正
フリップダウンモニター:ALPINE RSH10Z-LBS-B
フリップダウンモニター取付キット:マッハワン KTA10-LA200-VG
バックカメラ:KENWOOD CMOS-320
USB/HDMI接続ユニット:ALPINE KCU-Y620HUcomment
純正EMVを取り外してオーディオレスの状態に改造し、社外ナビを取り付けた事例です。
生産終了を迎えた一部の部品は海外の中古業者から調達して仕上げています。
ランドクルーザー200系の事例紹介です。
ランドクルーザーはトヨタが世界に誇る最強のクロスカントリー車で、「ランクル」の愛称で親しまれています。
初期モデル(BJ/FJ型)は1951年に誕生し、以後・・
20系(1955-1960年)
40系(1960-1984年)
55・56型(1967-1980年)
60系(1980-1990年)
70系(1984-2004年、復刻2014年、再レギュラー化2023年-現行)
80系(1989-1997年)
100系(1998-2007年)
200系(2007-2021年) ※今回の主役
300系(2021年-現行)
・・・と、70年以上にわたってタフネスの血統を受け継いできました。現在はフラッグシップの300系、ヘビーデューティーの70系、そしてプラドの後継として登場したライトデューティーの250系という3系列が並行して世界を席巻しています。
ちなみに「ランドクルーザー」という車名は、日本で現在も新車販売されている単一商標としては約72年という最長の歴史を持っています。なんだか萌えますね。(カローラでもまだ50代後半ですから、文字通り別格の長寿ブランドです)
そんな歴史の中で、今回ご登場いただく200系は、伝統の頑強なラダーフレーム構造を堅持しながら、国産SUV最大級となるV8エンジンの圧倒的なパワーと、マルチテレインセレクトなどの高度な電子制御デバイスを融合させた名作です。
先代の100系が切り開いた高級プレミアムSUVとしての路線をさらに推し進め、世界中の過酷な使用条件に適応する絶対的な信頼性と、同系統の他メーカーモデルを圧倒するラグジュアリー性を両立。まさに「陸の巡洋艦」の名にふさわしいフラッグシップとして君臨しました。
今回お迎えする車両は2007-2021年に生産された200系のランドクルーザーです。
この200系では、DIN規格に対応したディーラーオプションナビを取り付けられる仕様(オーディオレスも同じ構造)と、トヨタの純正ナビEMV(Electrical Multi Vision)仕様から選べるようになっていました。
前者であれば、ごく僅かなコストで最新のナビ・ディスプレイオーディオに交換できますが、後者の場合、そう簡単に行かず、地図データを含む機能の陳腐化・劣化にガマンしなければなりません。
今回のオーナー様はこういった事情の方で、社外ナビへの交換の方法を検索され、当店の 200系ランクルのEMV→アルパインナビへの入換え事例を見つけてご連絡いただきました。
工法についての概要ですが、同じトヨタの他モデル用EMVや、日産の旧車の純正ナビ等の場合、電気的なつながりを維持したまま、適当な場所に移設して2DINが取り付けられる場所を作り、社外ナビを取り付けるという大掛かりな対応が必要な場合もありますが、この200系の場合、条件付きでEMVを取り外すことができます。
条件というのは、取り外しに伴って、EMVの画面内で制御していたエアコン制御機能が失われますので、センターコンソールに取り付けられていたオーディオASSYを、(ディーラーオプションナビ仕様車用の)エアコンASSYに交換する必要があります。
その他、オーディオパネルや時計のASSY、ハザードボタンなどの関連純正パーツ8点ほどを組み込み、70本ほどあるEMV配線の中から、社外ナビ類の接続に必要な配線を取り出して末端を加工することで、やっと「オーディオレス仕様」への組戻しが実現します。
この後、社外ナビ(今回はALPINEのBIG-X)を取り付けて完成というわけです。
なお、今回はBIG-X取付の他、以下の3点も加えて施工させていただきました。
・ナビへのUSB/HDMI接続をブランクスイッチのところに集約する接続ユニット(ALPINE KCU-Y620HU)取付
・フリップダウンモニター( RSH10Z-LBS-B)取付
・リアカメラを純正から社外品(KENWOOD CMOS-320)に交換
総予算としては、オーディオレス化に必要な純正部品8点(一部中古品調達)、工賃、ナビ本体、フリップダウンモニター、その他商品と工賃一式で835,525円(税込)となりました。
商品代金もそれなりに嵩んだので総予算が膨らみましたが、納車時にはとても喜んでいただけました♪
作業の様子をどうぞご覧になってください。
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お預かり時の純正EMV


作業着手前のEMV周りの様子です。
EMVのASSYには、最上段にクロック、中央にモニター、最下段にハザードスイッチがレイアウトされておりますが、これらはすべて一体式になっており、分解することはできません。
オーディオレス状態に換装するには、以下がそれぞれ必要なほか・・・
(全体)クラスタフィニッシュ パネル
(上部)クロックASSY:時計、シートベルト警告、セキュリティ警告
(下段)ハザードスイッチ
シフトレバーの前方にあるオーディオソース切替のASSYを、エアコンエコントロールASSYに入れ替えることになります。
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ALPINEナビ取り付け後


アルパインのBIG Xに交換した状態です。
モニタの存在感が大きくてわかりにくいですが、コンソール全体を覆うパネルが2DIN用に代わっており、上端のクロックASSYと下端のハザードスイッチが組み込まれています。
さらに、下段にあったオーディオASSYがエアコンASSYに入れ替わっています。
なお、当エントリアップ時点(2026-07)時点では、オーディオASSYがエアコンASSYのメーカー生産が終了していますので、中古部品を調達して対応しています。
今回取り付けたBIG-X(XF11NX2)は、本体部分が180mmのナロータイプですので、左右の隙間を埋める部品が必要です。
また、XF11シリーズは、車種別専用取り付けキットと組み合わせて設置するように設定されているので、別途電源ケーブル(KCE-GPH16)が必要になります。
この他のオプションとして、ステアリングリモコンアダプター(KTX-Y501R)を組み込みました。
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ASSY部品の入れ替え


下段のASSY入換えについて、解説を加えさせていただきます。
前カットでも触れました通り、下段にあったオーディオASSYは、EMV内に取り込まれていたエアコン調整機能を外に出すために、専用のエアコンASSYに入れ替えてあります。
ASSYのパネルの外形は一緒ですが、ボリュームつまみがなくなり、液晶パネルが組み込まれるので、見た目もだいぶ替わりますね。
なお、前述の通り、今回取り付けたエアコンASSYは中古部品で、かつ海外(左ハンドル)仕様車用なので、右ハンドル用に対してボタンの並び順が概ね逆になっています。
詳しくはこのリンク先の画像でご確認ください
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ディスク挿入時


CD/DVDを挿入する際のモニターポジションです。
CD/DVD挿入時は、写真のようにモニターを前屈させます。
目一杯倒しても、干渉は起きません。
枠囲み内の写真は、換装前のクロック部分のアップです。
EMVがついている時は、エアコン設定温度の表示機能も受け持っていました。換装後は、エアコンASSYの液晶に表示されるため、時計のみの表示に変わっています。
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モニター取り付け前


ルーフライナーの様子です。
後部座席のパッセンジャーのためにフリップダウンモニターを取り付けます。
今回の車はサンルーフのないタイプですので、(市販のキットを使うものの)すんなりと取り付けできます。
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モニター取り付け後


モニター取り付け後の様子です。
アルパインの10型のフリップダウンモニター( RSH10Z-LBS-B)を取り付けました。
取り付けに際しては、マッハワンというメーカーの取付キット( (KTA10-LA200-VG・アルパインモニター専用・サンルーフ無車10インチ用取り付けキット)を使いました。
現在、グレー色のみの在庫で、ベージュは生産終了となっている様です。
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バックカメラ入換え


バックカメラの取付状況です。
もともと純正のバックカメラがついていましたが、画質がイマイチなこともあり、KENWOODのCMOS-320に入れ替えました。
ナビとの接続には、別売りのカメラ入力ケーブル(KWX-G003)が必要です。
仕上がりはご覧のように自然です。画質は狙い通り爆上がりです♪
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マイク設置


ハンズフリーマイクの設置状況です。
車両の条件によって、(1)ステアリングポスト周り、(2)ミラー周り、(3)Aピラーの上方や(4)バイザー付近がターゲットになるのですが、今回は(2)ルームミラーの付け根の部分に設置しました。
写真では所在がわかるような角度から撮っていますが、ドライバー目線だと、ミラーステーのシルエット内に収まってしまうので、目立たず、気になりません。
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ビルトインUSB/HDMI接続ユニット


最後に入力ソケット関係です。
ナビには、USBとHDMIを使ってソースを入力できるようになっています。
USBの方は、スマホ(Android)をMTP接続し、保存している音楽・動画の再生、並びにUSBメモリを挿して、音楽・動画・画像(ハイレゾ音源含む)の再生ができます。
HDMIの方は、スマホで見ている動画や、ビデオカメラ・デジタル一眼で撮影した映像再生や、ストリーミング動画デバイス(Fire TV Stickなど)のような外部映像機器を接続することができます。
これらは、基本的にナビに付属しているケーブルを使って入力するのですが、ケーブルの引き出し先として(1)センターコンソール下、(2)グローブボックス内、(3)アームレスト下のボックス内の三択が相場です。使いやすさは車の条件とユーザーさんの使い方によるので、甲乙つけられませんが、もうちょっとスタイリッシュにしたいなと言う場合は、専用ソケットを使う手があります。
ということで、今回はアルパインから出ているKCU-Y620HU(トヨタ車用 ビルトインUSB/HDMI接続ユニット)を使ってみました。
ステアリングコラム左側のブランクキャップを外して挿入し、付属ケーブルをナビに接続するようになっています。
接続するデバイスごと、見えない状態にしたいという方は依然としてグローブボックス内がベストですが、目的と手段に即した仕法・外観を重視したい方には、こちらの方がキリッとしてていいですね。
あと、USBとHDMIそれぞれのロゴが互い違い(180°反転)になっている理由を考えてみたのですが、こういったオプションスイッチ取付部の背面はスペースがタイトな事が多く、相対的に硬いHDMIケーブルの取り回しの都合上、取り付けられる方向が選べないケースも多々あると思います。こういった場合、両ロゴとも同じ方向に印字しておくと、両方とも天地逆になってしまうリスクがあるので、どっち向きに取り付けても50点になるようにしてある。。のだろうと考えましたが、いかがでしょうか?
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作業後記


今回は200系ランドクルーザーの純正EMV→社外ナビへの交換事例を御覧いただきました。
本文中でご説明差し上げましたように、純正部品を大小8点ほど調達して組み込み、70本ほどあるEMV用の内部配線から必要な配線を取り出して、各部品に繋ぎ込んでやることでオーディオレス/ディーラーオプションナビ仕様に整え、社外のナビ類(DIN規格対応製品)を取り付けられるようにすることが可能です。
部品の一部(クロックASSYとエアコンASSY)は部品の供給が途絶えてしまいましたので、全て新品で揃えることが出来ませんが、ヤフオクでたまーに出る中古や、海外の中古部品市場から調達することで、まだまだ何とかなります。
(手元に海外部品のストックがあります!)
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ナビはスマホで、という方も少なくありませんが、ハンズフリー通話の利便性や、スマートフォンのブルートゥース再生の快適さは、ナビ・ディスプレイオーディオならではです!
同じランクルで社外ナビへの交換を思案中のお客様がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
ナビ or ディスプレイオーディオ、カスタム加工ありorなしと、ご希望とご予算に応じて提案させていただきます。
今回の事例のようなナビ入換の実例をご紹介すべく、 純正ナビ・純正オーディオデッキの入れ替え事例と特集したページを立ち上げてみました!ご覧になってみてください。15メーカー、25事例をご案内しています♪
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