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メルセデスベンツ GLB 180 Urban Starsのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。 当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。円安の影響で大きく価格が変わっているものもあります。ご了承ください。>


  • 登録日 2026/06/11

  • 事例No.932(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    メルセデスベンツ GLB 180 Urban Stars

    system

    メインユニット:純正
    デッドニング:なし
    フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO EX165.2
    リアスピーカー:純正
    パワーアンプ:内蔵
    ケーブル:純正

    comment

    フロント2wayスピーカーを社外スピーカーに交換した事例です。
    ドア防振は省略していますが、インナーパネルにサービスホールがないので、中低音域ではそこそこ聴けています♪

  • ダッシュボード


メルセデス・ベンツ・GLB180 Urban Starsの事例紹介です。

GLBはメルセデス・ベンツが製造するSUVカテゴリーの車両です。
メルセデスの「背が高い」モデルは、最古参でやたらと値段の高いGクラス(1979年-現行)に始まって、Mクラス(1997年-現行のGLE)、次いでGLクラス(2006年-現行のGLS)、GLK(2008年-現行のGLC)と、近年のSUVブームに合わせて、大型モデルを中心に車種を拡大してきました。

その後2010から2020年代にかけて、より取り回しのしやすい小型の車種も充実させる展開を迎え、その流れの中でGLAクラス(2013年-)、そして今回のGLBクラス(2019年-)がラインアップに加わり、さらに2021年以降にEVモデルであるEQA・EQB・EQCが相次いで投入されました。

そうしたきめ細かなラインアップを誇るメルセデスSUV勢のなかで、GLBは「日本の道路事情でも扱いやすいコンパクトなサイズ感」でありながら、スクエアなボディ形状を活かした「3列シート・7人乗車」を標準とした極めて実用性の高いパッケージングが与えられ、瞬く間に大ヒットモデルとなりました。

今回ご紹介する「GLB180」は、必要にして十分なパワーと高い経済性を両立した1.4L直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する、扱いやすさが魅力のモデルです。
そして、その名に冠された「Urban Stars」は、人気の有償オプションであったスポーティな「AMGラインパッケージ」や上質な本革シート、さらに足元を引き締めるブラックカラーの20インチAMGアルミホイールなどを最初から標準装備とした、非常にスタイリッシュで贅沢なカタログモデル(特別仕様)です。


今回ご紹介するのは、マウンテングレーがシックに決まっているGLB180 Urban Starsです。

GLBクラスの他グレードでは、「アドバンスドサウンドシステム(10スピーカー)」や「Burmester(ブルメスター)サラウンドサウンドシステム(12スピーカー)」が用意されているようですが、この車は6スピーカー(フロント2way+リヤ)の標準オーディオが搭載されています。

オーナー様はカーオーディオのはじめの一歩ということで、とりあえずスピーカー交換のみ着手してみたいということでご連絡いただきました。
当店でたたき台としてご用意しているサウンドアッププログラムの01-01プラン(スピーカー交換のみ・ドア防振なし)をベースとして、GLB固有の条件に合わせて施工させていただくことになりました。

◯スピーカーはBLUE MOON AUDIOのEX165.2(税込42,900円)を使いました。
EX165.2は、同ブランド発足時からベースモデルとして支持されてきたセパレート2wayスピーカー・SX165の後継モデルです。
現行の2wayセパレートのラインアップとしては、フラッグシップがRX165(税込221,000円)、ミドルグレードがVX165(税込137,500円)、そして新ベースグレードのEX165.2(税込35,200.円)の3つになります。

このEXは、低価格ながら、交換用社外スピーカーに求められる、再生品質を持ち、かつ、ブルームーンオーディオらしいメリハリのあるサウンドが特徴です。発売当初の品番は「EX165」でしたが、直近で耐入力を向上させ(定格30→35W/最大90→95W)、SN比を向上させる(90→91dB)改良を加えられて、EX165.2にマイナーチェンジされました。

この2wayスピーカーをドア、ならびにAピラーの標準の位置で交換します。
Aピラーへのツイーター装着の手間は標準的ですが、ドアスピーカーの方は、きちんとスピーカーのフランジ部分が固定されるように、木製のバッフルを制作してフィッティングしました。

以上を持って、GLBのフロント2wayスピーカーの交換が完了しました。

コスト的には、商品代42,900円の他、バッフル制作費とスピーカー/ツイーター取り付け、ドアトリム脱着費用等を含めて、税込80,850円で収まりました。
スピーカーの稼働条件としてはドアのインナーパネルにサービスホールがないという好条件もあり、ドア防振なしでもそこそこいい感じに仕上がりました♪

それでは施工の様子をどうぞご覧になってください。

  • フロントドア

    フロントドアの外観です。

    SUVモデルということで、背が高く大きなドアです。
    樹脂部分+バックスキン調合皮のコンビネーションにアクセントのステッチがついてオシャレです。
    とても大きなポケットはまるでトヨタのファミリーカーのようで、使い勝手が良さそうです。

    フロント2wayスピーカーのうち、ウーファーはドア右下に、ツイーターはAピラーの下方に配置されています。

  • ドアトリム取り外し

    ドアトリムを外したところです。

    メルセデスらしい、細かな起伏がたくさん設けられたインナーパネルです。
    このパネルは、ウィンドウレールを含む、ドア内の部品一式が組付けられたモジュール構造になっています。そのため、デッドニング施工のために、アウターパネルにアクセスする場合は、窓ガラスの勘合を外して、ドアアウターハンドルを外してから、インナーパネルを取り外すという手間が必要になります。

  • 純正スピーカー取り外し

    純正スピーカーを外したところです。

    純正スピーカーは、前出のインナーパネルの裏側からリベットで留めてあるため、純正スピーカーを取り外す/取り付ける際は、パネルを取り外して裏側からアクセスするのが正規の手順となります。
    しかしながら、今回はデッドニングは施工しないため、パネル脱着は行わない前提であり、かつ、純正スピーカーの再利用の予定もないため、スピーカーの振動板を取り除き、リベットの頭を露出させて切り取って外してしまうのが、コスト的にみて合理的です。

  • スピーカー交換

    スピーカー交換が完了したところです。

    作業手順としては、前カットで御覧頂いたスピーカーホール部に、当店で用意した、リング状のバッフルを4本のネジで固定しスピーカーの土台とします。
    スピーカーケーブルは、純正だとスピーカーの脇からカプラで接続するようになっていますので、スピーカーの裏側で接続できるように、延長します。
    丁度バッフルの下側にケーブルを通せる穴が開いているので、ここからケーブルを通したら、穴を防水テープで塞ぎます。
    その後、スピーカーの裏の端子にケーブルを接続してから、スピーカーをバッフルに固定して出来上がりです。

  • Aピラー

    Aピラーの外観です。

    ピラーの下部に設けられているグリルの中に純正ツイーターが設置されています。
    より上位グレードと認識されているCクラスでは、ツイーターが省かれているのに対して、Aクラス、Bクラスには標準装備されています。これは不可解に感じる方が少なくないのではないでしょうか。

  • 純正ツイーター

    ピラーカバーを取り外して、裏側から見たところです。
    ツイーターユニットを固定するためのブラケットは、ピラーに溶着されており、そのブラケットに設けられている3箇所の爪によって、ユニットが固定されています。

  • ツイーター純正位置取り付け

    ツイーターを入れ替えたところです。

    EX165のツイーターユニットの側面は「樽型」に膨らんでおり、そのままではブラケットにすんなり収まらないため、側面の膨らみを削り落として「筒型」に整えてから、ブラケット内に収め、エポキシ接着剤で固定します。

  • 作業後記

    今回はメルセデス・ベンツ・GLB180のスピーカー交換の事例をご覧いただきました。

    当店では(おそらく多くの他店様でも)カーオーディオの第一歩として、フロントスピーカー周りのグレードアップをおすすめしております。
    多くの方がイメージされているほど、純正スピーカーの性能は悪くないのですが、単体の性能で勝負している社外スピーカーに交換することで、中音域に偏りがちな表現力が、高音域/低音域でも発揮されるようになりますので、だいぶ聴感の向上を味わっていただけると思います。


    さらに、スピーカーの性能を十二分に引き出す環境づくりとして欠かせないのがドア防振です。
    当サイトを御覧頂いている多くの方が御存知の通り、車のドアの外側は一枚の鉄板で出来ているものの、内側の鉄板(インナーパネル)にはメンテナンスのためのサービスホールが複数空いているため、そのパネル上に取り付けられたスピーカーから押し出された空気の一部は、即時にスピーカー背面に回り込んで、意図した空気の動きの一部が相殺されるというコメディが生じてしまいます。

    また、スピーカーが発する振動が、ドアの構成部品である鉄板や樹脂パネルなどに伝わって大小の「ビビリ」が生じることで、そのビビリそのものが異音として聞こえてくることもありますし、また、そのビビリの波動がスピーカーが発した振動に干渉して、音を歪ませる現象も生じます。

    これらの好ましからざる現象を抑制するのがドア防振です。
    防振材を施工することで、サービスホールを塞いで一定の気密性をもたせ、また、鉄板やパネルに重みを与えて振動への耐性をつけることで、ドアがスピーカーボックス(エンクロージャー)といて機能してくれるようになります。

    今回のメルセデスのように、サービスホールがないパネル形式の車の場合、サービスホールが塞がれていない車に比べて、機密性の点ではだいぶマシです。よって、今回のようにドア防振なしでも、低音量--常用域までの穏やかな音量域では不具合が顕在化せず、スピーカーの性能向上分の音質を楽しんでいただけると思います。

    ただ、一定の音量でより心地よく楽しみたいという場合は、デッドニングならびにバッフル・スタビライザー・ウエイトでスピーカーの性能を十分に引き出す条件整備を行い、かつ、楽曲を構成するボーカル、楽器のリアリティあふれる再現に欠かせない「基音」を含む低音域再生のためのサブウーファーを追加できると更に良いと思います。

    これに加えて、ソース側の方も手をかけたいとお考えのお客様には、ヘッドユニットの出力をDSPアンプに入れれば、自由自在の音質調整ができますし、チャンネル数が増えることで、リヤスピーカーも加えたマルチシステムが可能になります。

    スピーカー交換のみから、フルオーディオまで、ご要望とご予算に応じて、柔軟にプランさせていただきます。
    どうぞお気軽にお問い合わせください♪♪
    直接のお電話もお気軽に♪03-5913-8450です!