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スバル レガシィ ツーリングワゴンのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。 当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。円安の影響で大きく価格が変わっているものもあります。ご了承ください。>


  • 登録日 2026/01/09

  • 事例No.910(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    スバル レガシィ ツーリングワゴン

    system

    メインユニット:carrozzeria DMH-SF700、スバル純正マッキントッシュ
    デッドニング:なし
    フロントスピーカー:audison AP1AP1PAP2MVAP5
    リアスピーカー:audison APX6.5
    サブウーファー:audison AP8
    パワーアンプ:スバル純正マッキントッシュ
    ケーブル:純正

    comment

    純正ナビをディスプレイオーディオに交換し、純正マッキンの11スピーカーを全て交換しました。
    見事に劣化して完全崩壊していた純正スピーカーがリフレッシュされて、見違えるサウンドに生まれ変わりました♪

  • ダッシュボード


スバル・レガシィ・ツーリングワゴンの事例紹介です。

レガシィは100年を超える富士重工業の歴史に燦然と輝く名車です。
軍用機および航空用エンジン開発・製造を祖業とする中島飛行機に端を発し、戦後、富士重工業へと再編され、順調に業容を拡大するものの、プラザ合意後の円高による北米事業の不振から経営危機が深刻化。公然と身売り話が取り沙汰されるような窮地から脱出する救世主となったのが、1989年のレガシィの登場でした。

EJ型水平対向4気筒エンジンや、四輪駆動システムに代表される技術の集大成をつぎ込んだ意欲作で、その輝かしい販売実績によって「スポーツワゴン=レガシィ=スバル」という強力なブランディングに成功。技術偏重・硬派でド真面目のくすんだイメージから脱し、今に続くスバルの新しい神話の第一章をひらくこととなった、同社にとっても、世界の自動車産業にとっても、大変意義深いモデルです。

歴代モデルの変遷は以下のようになっています。
日本国内モデルとしては、ツーリングワゴン、セダン共に6代目で販売を終了しており、現時点の国内ではレガシィ=アウトバック(SUVモデル)という状態にあります。
初代:BC/BF系(1989年-1993年)
2代目 BD/BG系(1993年-1998年)ツインターボ化。
3代目 BE/BH系(1998年-2003年)セダンがB4に改称。SUVのレガシィランカスター追加。
4代目 BL/BP系(2003年-2009年)等長マニ採用でボクサーサウンド消滅。SUV系が別モデルのアウトバックとして独立。
5代目 BM/BR系(2009年-2014年)北米でワゴン廃止→アウトバックへ一本化。
6代目 BN/BS系(2014年 - 2020年)(北米2014年 - 2019年)ツーリングワゴン廃止。アウトバックが唯一のワゴン系に。
7代目 BW系(2019年-)セダンタイプのみ北米で販売。

市場ニーズの変化により、SUVやミニバンといった実用性も兼ね備えたモデルが全盛の時代を迎え、あれだけ硬派でカッコよかったB4セダンも、動力性能とスタイリングが芸術的なバランスを魅せたツーリングワゴンも、国内販売を終了する展開を迎えています。
しかしながら、2014年発売のレヴォーグと、1994年から海外向けブランドとして並走を開始したアウトバックの存続により、レガシィのDNAは受け継がれることとなります。


今回お迎えするのは、4代目のツーリングワゴン(BP型)です。

発売から20年を超えてくると、もれなく課題になるのが(1)純正スピーカーの劣化と、(2)純正ナビの陳腐化です。
今回のBPのオーナー様もこの2大課題に直面され、解決策の収集と業者探しで検索されていたところ、当サイトで同型のBPのナビ周り改修の事例を見つけて、ご連絡いただきました。

検索で見つけていただいたのはこちらの事例で、ダッシュボード中央に設置されている純正ナビモニターの配線を延長してグローブボックス内に移設し、空いた場所に社外のディスプレイオーディオ(PORMIDO PRA106)を設置するという内容でした。
信号のやりとりとしては、純正地デジチューナーからディスプレイオーディオにVTR入力し、ディスプレイオーディオの音声出力は、純正オーディオのAUXに入力するという形で、純正システムとの融合を図っています。

〇ナビ周りの改修について
BP型のナビ周りの改修を検討する際、元のナビシステムの状態によって対応策が変わってきます。

当時のレガシィのセンターコンソールの形状には以下の3パターンがあり・・・・
(1)純正ディーラーオプションで設定されていたPanasonic製オンダッシュナビを、純正パネルでセンターコンソールに美しくインストールされているタイプ。(今回のタイプ)
(2)純正ディーラーオプションで1DINのインダッシュナビが取り付けられているタイプ。
(3)メーカーオプションで7インチモニターが埋め込まれているタイプ。( 事例No.884

(1)と(3)の見た目は似ているのですが、(1)はオンダッシュ(ダッシュボード上に立てて置くタイプ)のモニターを、コンソール内に埋め込んでいるのに対して、(3)はコンソール内に設置する前提で製造された一定の厚みのあるディスプレイモジュールである点において、明確に異なります。

今回は、↑上記(1)の車両に対して、カロッツェリアのフローティングモニターつきのディスプレイオーディオ(DMH-SF700)を取り付けることになりました。
現状では、オンダッシュモニターをコンソールに埋め込むための特殊な形状のパネルがついており、このままではカロッツェリア製品を取り付けられないので、↑上記(2)の仕様で用いられている1DIN対応の純正パネルを調達する必要があります。
しかしながら、ご賢察のとおり、純正部品の供給が途絶えておりますので、ヤフオクにてパネルを代理購入させていただくことで調達し、DMH-SF700を取り付ける条件が整いました。

DMH-SF700からの音声信号は、純正マッキントッシュオーディオシステムへAUXとして入力することで、すんなりと連携が取れました。
※今回の車両には、たまたま「マッキントッシュ仕様にAUXを増設するアダプター」が取り付けられていたため、上記の対応が取れましたが、ついていない場合はFMモジュレーターを使って、ラジオチューナー経由で送り込む方法になります。

〇スピーカー
ツイーターの一部を除いて、フロント、リヤ、サブウーファーと見事にダンパーが崩落し、まともに音が出る状態ではなかったので、以下のように全スピーカーの入れ替えを行いました。
マッキントッシュ仕様なのでユニット数が多く、全部で11ユニットです。
ツイーター1:audison AP1(25ミリ・税込14,300円)
ツイーター2:audison AP1P(29ミリ・税込15,400円)
スコーカー:audison AP2MV(50ミリ・税込17,600円)
ウーファー:audison AP5 (130ミリ・税込15,400円)
リヤスピーカー:audison APX6.5(同軸165ミリ・17,600円)
サブウーファ−:audison AP8(200ミリ・税込24,200円)

上記の通り、全てaudison製品を使いました。
製品グレードはエントリーグレードであるPrimaシリーズから選んでおりますので、全ユニット合計104,500円と比較的廉価で調達できました。

以上をもって、レガシィ・ツーリングワゴン(BP型)のナビ周りと全スピーカーのリフレッシュが完了しました♪
ナビ(ディスプレイオーディオ)は最新の状態となり、かつ、モニタが大型化しているので、比べ物にならないほどの使い勝手の良さを獲得できています。

スピーカーについては、できればデッドニングもやりたいところでしたが、新車時から未交換で、動作に不安の残るウインドウレギュレータ―(窓ガラスを上げ下げする部品)の交換の可能性があるため、(やり直しになってしまうと無駄になる)デッドニングは見送りとなりました。しかしながら、新車時のスピーカーより格上になっていますし、比較対象がボロボロのスピーカーですから、大幅に改善しています。

予算的には、ディスプレイオーディオ、全スピーカー製品と、インストール費用を含めて、税込396,330円であがりました。
それでは施工の様子をどうぞご覧になってください♪

  • メインユニット(施工前)

    車両お預かり段階でのコンソールの様子です。
    当時のディーラーオプションのパナソニックのオンダッシュナビが、専用パネルによってきれいに埋め込まれています。

    今回はこのナビをパネルごと取り外して、(↑冒頭で(2)として紹介した)同じディーラーオプションナビに設定されていた、1DINタイプのインダッシュナビ用に用意されたパネルに交換したうえで、カロッツェリアのディスプレイオーディオを取り付ける計画です。

  • メインユニット(施工後)

    交換後の様子です。

    パネル交換によって1DINスペースを確保し、carrozzeria DMH-SF700を取り付けました。
    9インチフローティングディスプレイオーディオですので、モニターは格納しません。
    モニター位置は、本体のモニタ―位置調整機能によってめいっぱい手前に出るようにして、パネルとの干渉を回避しています。

  • フロントドア

    フロントドアの状況です。

    スバル純正マッキントッシュ仕様では、フロントドアに4個スピーカーが設置されています。
    ミラー裏とドアトリム上部にツイーター、ドアグリップ前方にスコーカー、そのすぐ下にウーファーがレイアウトされています。

    後出のリヤスピーカーとサブウーファーを含めたすべてのスピーカーがセパレートアンプによって駆動されています。
    ユニット数は合計11個ありますので、フルマルチだとするとアンプ出力も11chある計算になりますが、一般的なパターンからすると、そういうことはないでしょう。
    今回のスピーカー交換にあたっては、すべてのケーブルをたどる必要がないため、裏側は十分に正確できておりませんが、察するに、二つのツイーターとスコーカーが1系統にまとまっていて、ウーファーが1系統で、片側のドアあたり2系統(ch)でしょうか。
    これが両ドアで4ch、リヤ2ドアで2ch、さらにサブウーファーで1chで、合計7chといったところだと思います。

  • ドアトリム取り外し

    スピーカー交換のためにドアトリムを外したところです。

    サービスホールを塞いでいるビニールは、部分的に黄ばんだところがあるものの、とてもきれいな状態でした。

  • 純正スピーカー

    純正スピーカーのアップです。

    スピーカーの周囲のゴムのダンパー部分は、経年により硬化・断裂が進行していました。

  • スピーカー交換

    スピーカー交換後の様子です。

    スコーカーには、audison AP2MVが無加工で取り付けできました。
    ウーファーはMDFで製作したバッフルを介して取り付けました。できれば16cmクラスのスピーカーを取り付けたかったのですが、径が小さく、13cmのaudison AP5となりました。

    この下の帯域を受け持つユニットがない場合、低域が乏しくなってしまいますが、今回はサブウーファーが装備されているシステムですので、ウーファーサイズとしては13cmで全く問題ありません。

  • 純正ツイーター

    スバル純正マッキントッシュ仕様の大きい方(ドアトリム上端に位置)のツイーターです。

    ツイーターは振動板の振幅が極めて小さいので、ウーファー系のダンパーのように崩壊してしまうことは少ないです。
    今回も目視できるような不具合は見られませんでしたが、トータルバランスを整える意味で交換します。

  • ツイーター交換

    交換後の様子です。

    ドアミラー裏に設置されているツイーターよりも少々大きいので、audison AP1Pという29mmサイズのツイーターを設置しました。
    こちらも、無加工で取り付けています。

  • スピーカー交換後ドア全景

    ミラー裏のツイーター以外のユニットを全て交換した状態です。

    まだウィンドウレギュレーターの交換をしたことが無いという事もあり、早々のやり直し作業を避けるため、ドア防振の作業は見送ることになりました。
    しかしながら、これまでも防振はしていなかったわけで、スピーカーの方はきちんと機能するユニットに交換していますので、これまでとは比較にならないくらいほど改善しています。


  • 純正ツイーター

    こちらはミラー裏に設置されているツイーターです。

    このユニットは、標準オーディオ車と共通で、全グレードに設置されています。
    audison AP1という25mmサイズに差し替えました。

    純正ツイーターは、ドアトリムのドアハンドル前方に設置されているユニットと、あえてサイズを変えて取りつけています。
    ミラー裏の方は25mmでギリギリでしたが、トリム側には余裕があったので、29mmを設置しています。

  • リアドア

    次にリアドアに移ります。

    資料上では、リアドアには2個スピーカーが設置されているとあったのですが、グリルは1つしか見当たりませんね。。

  • ドアトリム取り外し

    ドアトリムを外したところです。

    こちらもフロント同様、コンディションは良好でした。

  • 純正リヤスピーカー

    スピーカーのアップです。

    なるほど〜!2wayコアキシャルスピーカーというわけですね。
    純正スピーカーで、コアキシャル構造を採用するのはとても珍しいです。
    最近では、レクサスのCSTスピーカーやUnityスピーカーの例がありますが、これも高価格帯の車に限ってのことで、2wayコアキシャルは一般的ではありません。

    当然ながら、こちらもスピーカー周囲のダンパーが崩壊していました。

  • スピーカー交換

    スピーカー交換後の様子です。

    リアについても、純正バッフルの大きさが小さいのでフロント同様に16cmクラスのスピーカーは取り付けできず、13センチ径コアキシャルのAPX5を付けるつもりでいました。
    しかしながら、代理店が当該製品の在庫が一時的に切れていることが分かりました(汗)

    納期を大きく割らずに済ませるには?と考えて、バッフルを作成して16cmクラスを入れることを思いつきました!ということで、お客様了解の上、165mm径の2wayコアキシャルであるAPX6.5を起用することにしました。

  • サブウーファーグリル

    次はサブウーファー交換です。

    トランクの右後ろにサブウーファーが埋め込まれています。
    スピーカーグリルには、マッキントッシュのエンブレムが輝いております。

  • 純正サブウーファー

    ユニットを露出させたところです。

    これまた見事にダンパーが崩壊してますね。額に入れて飾りたいくらいに完璧な劣化具合です!
    結局のところ、ツイーターを除くすべてのスピーカーのエッジが崩壊していたわけですので、音としては、キンキンと聞こえつつも中低域に関しては、音割れ気味なカスレ音の様に聞こえていたのではないでしょうか。

  • サブウーファー交換

    交換後の様子です。

    取り付け面の内寸を計ってみたところ、audison AP8がドンピシャでハマることが解りましたので、スピーカーブランドは全てオーディソンで揃うことになりました。
    audison primaシリーズはスピーカーサイズのラインアップが豊富ですので、今回のようなトレードインに近い施工をする際にとても重宝します。

    音質については、(好みはあると思いますが)メリハリのあるシャープな印象がありますので「交換した!」という聴感上の実感、ならびに達成感は十分に味わえると思います。

  • 純正オプションナビ

    運転席下です。

    ここに、Panasonicの市販ナビが専用のステーで固定されています。
    ステーはメーカー純正品番が用意されていますが、配線関係は施工するメカニックによってまちまちなのが面白い時代でした。
    今回はコンソールに埋め込まれていたモニターを撤去してしまったので、この本体は用済みなのですが、追加されていた「地デジチューナー」はまだ使えます!
    ということで、ディスプレイオーディオに入力して、視聴可能な状態にしておきました。

  • マイク設置

    ハンズフリーマイクの設置状況です。

    ステアリングコラムの左側に設置しました。
    さらに左側に見えるのは、地デジチューナー用リモコン受信部です。
    当時は、地デジチューナーも純正では用意されておらず、VTR入力に赤白黄色のコネクタで接続するという外付けタイプでしたので、操作系統も純正システム内には組み込まれておらず、別途リモコンで行う必要があります。

  • スマホホルダー

    スマホホルダー設置のご依頼がありました。

    EXEA  EC-246を起用しました。
    オーナー様はXperia 1IVをお使いで、デザイン的に合いそうだと思いました。
    なお、同製品に含まれている「吸盤付きアーム」は使わずにコンソール脇のフレームに直接固定しています。

  • 作業後記

    レガシィの純正ナビ→ディスプレイオーディオ交換と全11スピーカーリフレッシュ交換の事例をご覧いただきました。

    レガシィの純正ナビについては、文中で触れましたように以下の3パターンあり、今回は1番のパターンでした。
    (1)純正ディーラーオプションで設定されていたPanasonic製オンダッシュナビを、純正パネルでセンターコンソールに美しくインストールされているタイプ。(今回のタイプ)
    (2)純正ディーラーオプションで1DINのインダッシュナビが取り付けられているタイプ。
    (3)メーカーオプションで7インチモニターが埋め込まれているタイプ。

    おさらいになりますが、今回の(1)の場合は、(2)用に作られている1DIN対応型のフェイスパネルを中古で調達して取り付け場所を作り、フローティングタイプのナビorディスプレイオーディオを取り付けて、音声は純正オーディオへのAUX入力(状況によって他パターンもあり)というパターンでの対応となります。

    (2)の場合は、既に1DINスペースがあるわけですから、最も容易ですね。
    (3)の場合は、純正ナビを取り外すことが出来ないため、配線を延長してグローブボックス内などに移設し、空いた場所に1DIN金具で場所を作って、あとは(1)と同様。という対応になります。

    当店では上記3パターンのいずれにおいても、多くの施工実績がございます。
    フローティング型ナビ/ディスプレイオーディオへのリフレッシュはどうぞお任せください。EJ20/EJ25/EZ30を生涯の友とされているスバリストの皆様のお役に立てると確信しております!


    ナビ周りに加えて、スピーカーのリフレッシュもどうぞお任せください。
    今回のマッキントッシュ(11スピーカー)、標準の6スピーカーのいずれにおいても、全スピーカーの交換が可能で、当然ながらデッドニングによるスピーカー稼働条件の整備も同時に可能です。


    ドラレコ、ETC取り付けのような軽作業から、ヘッドユニット交換、パワードサブウーファー追加やDSPを使った本格的なマルチシステム構築まで、ご希望とご予算に応じて柔軟にプランさせていただきます。
    どうぞお気軽にご相談ください。

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