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トヨタスープラのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。 当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.875(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    トヨタ スープラ

    system

    メインユニット:carrozzeria  AVIC-RZ121
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:RockfordFosgate P1675-S、T2675(ネットワーク)
    リアスピーカー:なし
    サブウーファー:RockfordFosgate JPS-100-8
    パワーアンプ:内蔵
    ケーブル:audiotechnica、Sound Quality I

    comment

    ナビの4ch出力をフロント2wayに割り当てるバイアンプ接続で高音質を追求し、パワードサブウーファーで低音域を補強したシステムです。
    80スープラならではのリヤの作りこみもバッチリ行いました!

  • ダッシュボード


トヨタ・スープラの事例紹介です。

通称80(ハチマル)でおなじみのトヨタ最強のスポーツカーです。
スープラの起源は、1970年に発売されたセリカで、北米をはじめとする世界市場で大健闘していたフェアレディZ(1969-)の対抗馬として企画されました。発売は1978年で、A50型セリカXX(ダブルエックス・北米名は当初からスープラ)といい、セリカの上級車種という位置づけでデビューしました。
その後、1981年のA60型を経て、1986年に名機7M-GTEUを積んだA70型の3代目にモデルチェンジ。1993年にA80スープラへとバトンタッチしました。

後になってみると、バブルがハジけたあとだった訳ですが、開発段階からの強力な気合は収まるはずもなく、結果的にトヨタ史上最強のガソリンエンジン(2JZ-GTE/2JZ-GE)を積んだ超意欲作としてリリースされることになりました。
走行性能としては、その重めの車重のせいもあって、直線番長的な扱われ方をされる時期もありましたが、安全マージンが大きく、500馬力を軽々超えて1000馬力を目指すハイチューンにも耐える丈夫なエンジン、国内D1グランプリや海外ドラッグレースなどでの存在感、そしてなにより、スポーツカーらしさをシンプルに描きだしたエクステリアデザインは半ば神格化され、2019年の90スープラ発売後もなお、高い中古価格を保っています。


今回お迎えしたのは、後期型のSZ-Rです。
80スープラは、当店のチーフインストーラー江口君の愛車でもあり、たくさんのお友達と仲良くお付き合いしているようです。今回の80もそんな「スープラ繋がり」でご依頼いただくこととなったお客様のお車です。

お問い合わせ段階では、ナビ交換+バックカメラ取付のみの状態で、オーディオは手付かずの純正状態でした。
このナビも古くなってきているので、(1)ナビの交換と、(2)オーディオをバリっとカッコよくインストールしたい!ということでご相談いただきました。

オーディオ関係については、当店の 80スープラのオーディオ施工例をたくさんご覧いただいたりして、イメージは固まっていたようで、フロント2wayスピーカーの交換に加えて、リヤの広大なラゲッジスペースにパワードサブウーファーをすえる「魅せる☆インストール」で固まりました。

以下、主要コンポーネントです。

〇ナビ
カロッツェリアの AVIC-RZ121(オープン価格)です。
2024年発売の楽ナビです。
今はフローティングタイプのモニタをお選びになる方が増えていますが、これは7V型モニタですので、2DIN規格の純正パネルに無加工で収まります。
※最近は8型、9型とより大きな製品が出ておりますので、パネルをカスタム製作することで、純正では入らないナビを取り付ける加工も承っております。ご要望がお有りの向きはご相談ください。ちなみに江口号には9型がついてます!

カロッツェリアのサイバーナビや、2DINオーディオデッキであれば、接続スピーカーごとに異なった周波数帯域を割り当てられる「ネットワークモード」が装備されているのですが、楽ナビの場合は一般的な前後左右の4chのみです。

この条件で、できるだけ高音質を狙えるように、内蔵4chアンプでフロント2way(4スピーカー)を鳴らす、バイアンプ接続としました。

〇スピーカー
ロックフォードの2wayスピーカーP1675-S(税込66,000円)と、同じくロックフォードのT2675に付属していたネットワークを組み合わせて使いました。
※この2点はお友達からのお下がりということでお持ち込みいただきました。

P1675-Sは1インチツイーターと165mm径のウーファーの2wayセット商品です。
上から「パワー・シリーズ」「プライム・シリーズ」「パンチ・シリーズ」とグレードあるラインアップのうちのベースグレードに属し、明るく元気なロックフォードのアメリカンサウンドをリーズナブルに楽しめる製品です。
ウーファーの背中にネットワークが仕込まれており、インストールスペースが節約できるのがウリですが、当然ながら、バイアンプ対応ではありません。
今回は、ロックフォードの別商品T2675に付属していたバイアンプ対応型のネットワークを使って接続しました。

ウーファー(ドアスピーカー)は、スピーカーの中心とスピーカーグリルの中心の位置がキチンと一致するようにバッフルを組んで取り付けました。
スピーカーグリルは、硬派な雰囲気が好評のBLUE・MOON・AUDIOのRX用ダイキャストグリルを取り付けました。

〇パワードサブウーファー
ロックフォードのJPS-100-8(税込53,900円)です。

スピーカーのブランドとお揃いなのと、ブルーのLEDライティングがカッコよいということでお選びいただきました。
8インチ(20センチ)のユニットを最大100W・定格60Wのアンプで駆動するパワードサブウーファーです。
リモート接続式のボリュームコントローラーが付属しているので、アームレストの小物入れ内に設置しました。

〇リアカメラ
カメラユニットは旧ナビ(エクリプス)と連動する形でついていたものを付けなおしました。
これまでは、カメラに付属していた金具を使ってつけてありましたが、当店オリジナルのリアカメラ埋込ブラケットを使って、バンパーのナンバー灯付近に埋め込みました。


以上をもって、80スープラの魅せるオーディオインストールが完了いたしました。

もともと、計器類や足元のブルーライト化が進められていましたが、リヤ周りにも大きく光が入ったことで、さらに見映えのよい一台に仕上がりました。
予算的にはナビとパワードサブウーファーの商品代、スピーカー取り付けのためのカスタムバッフル制作とデッドニング、ラゲッジルームの大がかりな作りこみを合わせて、約73万円(税込)ほどとなりました。

それではインストールの様子をご覧ください♪

  • メインユニット

    メインユニットとなるナビです。

    ECLIPSE AVN-Z04iというナビ→carrozzeria  AVIC-RZ121に交換しました。
    ナビ機能とBluetooth接続しか利用しないということで、ネット接続でいろいろ出来るディスプレイオーディオではなく、CD/DVDといった回転メディア非対応、チューナーもナシと機能を絞った、廉価版の楽ナビをチョイスしました。

    エアコン関係の照明が丁寧にブルーLED化されてされていますね。


  • ドアbefore/after


ドアの施工前後比較です。

JZA80スープラネットワーク内で譲り受けたというスピーカーを取り付けました。

RockfordFosgate P1675-Sと、バイアンプ接続可能な、T2675のネットワークの組み合わせです。
T2675のネットワークは、側面のスイッチで周波数とゲインを調整できるので、メンテナンス性とカッコよさを兼ねてトランクに設置しています。

ツイーターは、Aピラーへの埋め込みという手もありますが、コストを抑えて、ドアトリムに穴を開けて取りつけています。純正の位置でのトレードインは手(コスト)がかかる割に、パフォーマンスアップはそれなり・・なので、基本的にお勧めしていません。事例のようなドアへのフラッシュマウントか、Aピラーへの埋め込みのいずれかですね。

スピーカーグリルは、BLUE MOON AUDIOのRX165用のアルミグリルを加工して取り付けました。
ぱっと見は、グリルが同じ位置で変わっているだけに見えるので、大して難易度が高くないように見えると思いますが、そんなことありません!
純正スピーカーは10cm径で、専用設計のバスレフボックスに収まっており、かつ、10cmスピーカーの中心はグリルの中心とずれているので、ドアトリムをある程度切り取ったり、ドア内にバッフルボードを組んだりと、だいぶ手を入れることになります。

  • ドアトリム取り外し

    それでは途中の工程の説明に移ります。
    まずドアトリムを外したところです。

    サービスホールを塞いでいるビニールがアルミテープで留めてあるのが確認できます。
    ウィンドウレギュレーターを交換されているそうですので、その際の形跡でしょう。
    なお、スープラのウインドウレギュレータの劣化不具合はあるあるなので、スピーカー交換のついでに交換できるように、部品をキープしてあります♪

    純正スピーカーは、へんな形の樹脂製エンクロージュアに収まっています。
    この写真ではわかりませんが、スピーカー振動板の周りの「エッジ」が劣化して完全に崩壊してしまっています。

  • アウターパネル作業

    アウターパネル側の作業が終わったところです。

    ビニールシートを剥がして、清掃と脱脂を済ませたら、アウターパネルに短冊状にカットした防振材を貼ってきます。
    古い車の場合、保管状況によっては、清掃が大変なケースが多いので、清掃代を別途頂戴しています。

  • インナーパネル作業

    インナーパネル側の作業中の様子です。

    アウターバッフルのようにスピーカーを露出して取付けられるようにするために、バッフルは「当店オリジナルの通販用ハードコートバッフル」ではなく、別の型を使用して製作しています。
    通販用の場合、難易度の高いドアトリムの加工を行わずとも、DIYでスピーカー交換ができる施工性の良さを優先して設計しているため、スピーカーの中心と純正スピーカーグリルの中心を合わせる補正は行っていないのが理由です。

    この写真と、2コマの純正スピーカー/3コマ前のスピーカーグリルの位置を比べていただくと、スピーカーバッフルの輪っかの中心は、スピーカーグリルの中心に合うように位置をずらしてあるのがお分かりになると思います。

    この写真の状態から、ドアトリムを戻して、スピーカーとグリルを取り付けると作業完了です。

  • ラゲッジルーム・インストレーション

    ラゲッジルームの雄姿です。

    LEDライティングは、パワードサブウーファーの中央と同じ、青の単色をご指定いただきました。
    パワードサブウーファーのLEDは、製品の仕様により、電源が入っているときは常時点灯ですが、今回作りこんだ周囲のLEDは、イルミ連動で点灯するように配線してあります。

    現状でリヤ方面に必要な配線は、パワードサブウーファー駆動用のバッ直ケーブルと、起動用のアンプリモート線のみですが、今後のシステムアップの際に無駄な工賃を発生させないように、荷室とコンソールの間に、ACC、イルミ、フリーの配線を引いています。
    「フリーの配線」というのは、文字通り状況に応じて使えるように。ということですが、主に、現状イルミ連動のみのLED照明について、スイッチを追加して任意にON/OFFできるようにしたくなった場合などを想定しています。

  • パワードサブウーファー用コントローラー

    アームレストの小物入れ内に設置したサブウーファー用のコントローラーです。

    AVIC-RZ121には、サブウーファー用の出力が無いため、スピーカー信号(リヤ)から信号を取り出しています。
    ナビ側にサブウーファー調整機能がある場合、サブウーファー付属のコントローラーは付けないことが多いのですが、今回は調整機能がないため、コントローラーを取り付けました。
    とは言え、そうしょっちゅういじることもないでしょうから、アームレスト内に取り付けることにしました。

  • サウンドプロオリジナルカメラ埋め込みブラケット

    最後はリアバンパーです。

    既存のリアカメラをスタイリッシュに付け直したい、とのご要望で、当店の オリジナルブラケットを使用してカメラを埋め込み設置しました。

    この埋め込み取り付けを承る場合、車両感覚が掴みやすいように、できるだけバンパー中央に取り付けるのですが、スープラの場合、構造上真ん中に付かないので、ちょっと左側にオフセットした位置に取り付けました。

  • 作業後記

    今回はトヨタ・スープラ(JZA80型)のサウンドアップ&ビジュアルアップ♪事例をご覧いただきました。

    走りのパフォーマンスを追求するスポーツカーだからといって、車内のエンタメ要素が後回しになるかというと、今はそんなことはありません。全帯域の音をまんべんなく鳴らすハイファイを整えつつ、サブウーファーの活用によって、低域を強めに演出したパンチのあるサウンドを求めるユーザーが多いようです。

    さらに、この型のスープラに関しては、リヤの大きなラゲッジルームがインストールスペースとして使える大きなアドバンテージがあります!
    サブウーファー、アンプといった大型アイテムを自由にレイアウトでき、LEDを入れれば、リヤウインドウ一杯に広がる光がエモさ満点!魅せるインストールの頂点と呼ぶにふさわしい世界が楽しめます。


    当店では、ドラレコ・デジタルミラーの取り付け、スピーカーの交換のみといったライトなお仕事からフルオーディオまで。お客様のニーズに幅広く対応させていただいておりますが、その中でも、ついついノリノリになってしまうのが、今回のような大掛かりな作り込みを伴うパターンです。

    とりあえずスタートラインに立ってみるかな、ということなら、フロント2way交換+デッドニングのサウンドアッププログラムだけでも充分楽しんでいただけると思いますが、ご予算に応じて、スピーカーの性能をフルに引き出すアウターバッフル化や、見せ場のリヤ系の作り込みもご検討ください。フルパワーで腕を振るわせていただきます!

    こちらが 当コーナー登録のスープラ一覧です。どうぞ参考になさって下さい。

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