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AUDIA4Avantのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。 当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • Audi_A4のスピーカー交換とデッドニングの事例です

  • 事例No.865(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    AUDI A4 Avant

    system

    メインユニット:純正(MMIナビゲーション)
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO VX165
    センター:なし
    リアスピーカー:純正
    サブウーファー:なし
    パワーアンプ:純正
    ケーブル:純正

    comment

    フロント2wayスピーカーを交換し、ドア防振で環境を整えるプランです。
    ダッシュ奥の純正ツイーターが窮屈な構造ですが、バッフルを製作してうまく差し替えることができました。

  • ダッシュボード


Audi・A4の事例紹介です。

A4はフォルクスワーゲングループのアウディが製造する、Dセグメントのセダン/ステーションワゴンタイプの車です。
Dセグメントとは俗に言うミドルクラスに相当し、もう一段コンパクトなCセグメントにはA3とS3(セダン・ハッチバック)、一段大きなEセグメントにはA6・S6・RS6(セダン・ステーションワゴン)、その上のフラッグシップクラスであるFセグメントとしてA8・S8(セダンのみ)といった具合に、車格別にきめ細かくラインアップされています。

この他のボディタイプとしては、、クーペタイプとしてS5・RS5、スポーツ系のTT・R8、SUV系でQ2・Q3・Q4・Q5・Q7・Q8といった具合に、BMW、メルセデス・ベンツと肩を並べる充実のラインアップを誇っています。
昨今はSUVやクロスオーバー系の車のニーズが高く、ステーションワゴンタイプであるAvantやオールロードクワトロの販売が好調なようですが、サイズの手頃さの点で、A4は特に台数が伸びているようです。


今回ご紹介しますのは、2015年から製造されている5代目(B9型)のAvantです。

この車には、フロント・リヤ共に2wayセパレート形式の8スピーカーを配した標準オーディオと、19スピーカー+セパレートアンプから成るBang&Olufsen 3Dサウンドシステムがあります。
今回のお車は前者の標準オーディオで、音質アップを検討したいということでご相談いただきました。

プランとしては、ヘッドユニット周りは触らずに、フロント2wayスピーカー(計4スピーカー)を交換し、スピーカーの稼働条件を整えるためにドア防振を施工する内容です。

使用スピーカーは、デモボードでのご試聴で悩んでいただき、最近、富にご指名の機会に恵まれているBLUE MOON AUDIOのVX165(税込132,000円)をお選びいただきました。
VX165は、ネットワークがツイーター用とウーファー用に分かれているので、多くの標準オーディオの車のように、フルレンジの配線がスピーカーの根元まで来ていれば、足りない配線を延長するだけでスムースにインストールできます。

インストールに関しては、MDF製カスタムバッフルを介してウーファー(ドアスピーカー)を取り付け、ドア防振は制振力の強いデッドニンググレードにて施工しました。

ツイーターについては、純正ツイーターの位置で差し替えができるよう、バッフルをカスタム製作してフィッティングし、ウーファーも含めて、純正の外観に一切変更を加えずに、音質改善を実現しました。
スピーカーケーブルについては、ウーファー・ツイーターともに純正のケーブルを活用し、コストを抑えました。

以上をもって、A4のフロントスピーカーのグレードアップが完了しました。
予算としては、商品代金と取り付け費用、デッドニング施工費用とで税込248,160円となりました。

それではインストールの様子をどうぞご覧ください♪

  • フロントドア

    フロントドアの外観です。

    先代のB8型とほぼ同じプロポーションを保ちつつ、各部が少しづつシャープにリファインされています。
    ボディ外装と同様に、内装についてもデザインテイストの連続性が強く意識されているようです。

    標準オーディオの場合、ドアはウーファーのみで、ツイーターはAピラーにつきます。
    Bang&Olufsen仕様になると、専用のドアトリムに変更されたうえで、ドアグリップの位置にスコーカー(ミッドレンジ)が追加されます。

  • ドアトリム取り外し

    ドアトリムを取り外したところです。

    とても小型のサービスホールが設けられており、ご覧のように樹脂パネルで覆われています。
    純正スピーカーは、16センチより少し大きめサイズです。

  • アウターパネル作業

    アウターパネル側の作業が終わったところです。

    樹脂パネルとスピーカーを外して、清掃と脱脂を済ませた後、短冊状にカットした防振材を貼っていきます。
    こんなに小さなサービスホールで、どうやってウインドウレール等のドア筐体内の部材を取り付けるんだろうと心配になってしまいますが、サービスホールとスピーカーホールの奥に見えるように、2本ともアクセスしやすい位置にレイアウトされているので可能なんですね。

  • アウターパネル作業

    インナーパネル側の作業が終わったところです。

    MDFでバッフルをカスタム製作して、VX165のウーファーを取り付けます。
    純正スピーカーとほぼ同じ位置に振動板が位置するように、バッフルは少し高めに製作してあります。当然ながら、固定ボルトが純正のネジ穴と合致するように、純正スピーカーのフランジ部分を正確にコピーしています。

    防振材の施工に際しては、防振材とインナーパネル(鉄板)との接触面積を増やすのと、防振材の浮き・剥がれを防止するために、原則として樹脂パネル類は取り除いて施工するのですが、この車はドアハンドルからのワイヤーが樹脂パネルを通過する構造になっているので、パネルは付け戻したうえで、防振材を施工しています。

  • 純正ツイーター

    純正ツイーターの様子です。
    ツイーターグリルを取り外して覗き込んでいます。

    この角度からだと、取り出せなさそうなほど、開口部に対してユニットが大きいように見えますが、実際窮屈です。
    ボルトを回すための工具はさすがにまっすぐ入るものの、ツイーターバッフルはちょっとナナメに傾けつつ取り出す感じですね。

  • ツイーターベース製作

    左が新ツイーター、右が純正です。
    薄手のMDFボードを使って、純正ツイーターのフランジ部分のアウトラインをコピーしました。
    よくよく見てみると、純正に比べて、VX165の振動板が一回り小さいですね。この点だけで比べると、文字通り見劣りしてしまいますが、振動板の素材と、ボイスコイルならびにマグネットの仕様とサイズによる要因の方がはるかに大きいです。

  • ツイーター交換後

    ツイーター交換後の様子です。

    製品の状態では、ツイーターの振動板は防護用のパンチングネットで覆われていますが、この取り付け方法だと、純正のツイーターグリルが防護役を果たしてくれるので、障害物を減らすために取り除いてあります。

  • 作業後記

    今回はAudi A4のサウンドアップ事例をご覧いただきました。

    サウンドアッププログラムによるスピーカー交換の内容としては、ごくごく標準的で、とりたてて強調する要素はありませんが、(1)スピーカーが所定の性能を発揮できるようにドア防振+密閉し、(2)純正に比べて性能の高いスピーカーへ交換することで、手つかずの標準オーディオとは明確な違いを体験していただけます。

    特に(1)の寄与度が大きいです。
    便宜的に樹脂パネルでふさいてあるとはいえ、気密を意識するほどの密閉がされていないハコでは、スピーカー振動板の前と後の空気がつながっちゃってますので、せっかく押し出した空気が即時に反対側に回り込んで、運動の多くが相殺されてしまいます。これではどんなにハイスぺなスピーカーも性能を活かせません。具体的には、設計上は再生可能な低音域の多くが聞こえなくなっており、実質的な周波数の下限はだいぶ切りあがってしまっています。(施工後、曲のイントロ一発目で多くの方が「おっ♪」と反応されるのは、未知の低音インパクトが主因です。)

    これに対して、サービスホールをふさいでドアを密閉し、振動板の前後の空気の行き来を遮断することで、相殺によって消失していた低音の伸び・パンチを取り戻すことができます。

    ドア防振のもう一つの目的は、ドア筐体の微細な振動の抑制です。これによっても、低音域の改善は図られますが、より注目されるのは、中・高音域への効果です。低音→中音へ上がるにつれて、振幅が小さくなるので、鉄板の微細な振動によって、相殺される確率が高くなり、ギターの弦の息づかいや、オーケストラの空気感など、微細な音(ディテール)が簡単に消えてしまいます。
    防振材の配置によって、「少々のことでは動じないハコ」にしてやることで、これらのディテールが消失する度合いを下げることができます。

    便宜的に低域と中高域をわけてお話ししてみましたが、当然ながら両者の相乗効果もあります。
    中高域の帯域が適切に出せたとしても、低音域が十分に出せていないと、中高域の音は細く聞こえ、実体感は乏しいままです。ここに豊かな低音域が加わると、中音域の厚みが一気に増し、高域はスーッと高く伸び、空間(音場)が車の大きさよりも広く感じるように変化してきます。(ハイファイにサブウーファーが必須とされる理由もここにあります)


    工法としては、アンプの駆動力・スピーカーの性能に応じて、二つご用意しています。
    デッキ内蔵型の駆動力が弱めなアンプであれば、制振力のマイルドな「ドアチューニング」、駆動力の強い外部アンプであれば、効き目のハードな「デッドニング」が向きます。さらには、スピーカーの前後方向の微細なブレによる、振動板の動きの微細な相殺を抑制するための「バッフル・スタビライザー・ウエイト」(6ピース33,000円、8ピース44,000円)の装着も有効です。

    ご希望とご予算に応じてご検討ください。

    ドラレコ取付などの軽作業からフルオーディオまで、ご予算とお希望に応じて、出来るだけご満足いただけるプランをご提案いたします。
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