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マツダロードスター(NC)のオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。 当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.860(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    マツダ ロードスター (NC)

    system

    メインユニット:純正BOSE、JOYN
    ドアチューニング:フロント
    フロントスピーカー:純正
    リアスピーカー:純正
    サブウーファー:純正
    パワーアンプ:純正
    ケーブル:純正
    ドライブレコーダー:PORMIDO PRD62

    comment

    オンダッシュタイプのドライブレコーダーつきディスプレイオーディオの取付事例です。
    音声出力は既設の小型アンプJOYNのAUXに入力して再生できるようにしました。

  • ダッシュボード


マツダ・ロードスターの事例紹介です。

言わずと知れた、日本を代表するライトウエイトオープンカーです。
初期モデルは1989年。発売とともに大ヒットとなり、トヨタMR-S、ホンダS2000といった国内勢の他、フィアット・バルケッタ、BMW・Z3、メルセデスSLKといった海外メーカーも追随するムーブメントを起こしました。

新市場の立ち上がりには、きっかけとなる一台があります。
スポーツワゴンカテゴリにおけるレガシィ、ミニバンにおけるステップワゴンやエスティマ、コンパクトカーの高品質化にはヴィッツといった具合に、ロードスターは中排気量のオープンカーカテゴリの市場拡大と安定において、大きな役割を果たしたモデルと言えます。

ロードスターは1989年の初期モデル(NA型)発売後、2代目NBが1998年、3代目NCが2005年とモデルチェンジを重ね、現行モデルは2015年から発売されたND型です。
ロードスターの最大の特徴が、オープンボディであるが故のソフトトップ(幌屋根)ですが、3代目のNC型から設定された流麗に開閉する折りたたみ式のメタルトップも強力なアピールポイントになっています。


今回お迎えするのは、3代目のNC型です。
モデルチェンジのたびに洗練され、現行モデルはマツダ車共通の非常にシャープな顔つきになりましたが、NCは初代から続くおだやかな丸みのあるボディラインに、キリッと切れ長の目のコントラストが素敵な一台です。
このNC、発売時には重量増とボディサイズの拡大にネガティブな評価を下す向きもあったようですが、最近ではトルクフルな走りと、マツダならではの洗練された上質な乗り味が評価され、中古価格は強含みで推移しているようです。

今回のオーナー様はNCをこよなく愛していらっしゃるお客様で、2021年に当店で小型ブルートゥースアンプ「JOYN」の取り付けとドア防振をご依頼いただいたことがあるお客様です。 (当時のエントリー)
今回は、長年お使いになられたオンダッシュタイプの楽ナビが不調のため、ディスプレイオーディオを検討したいというご相談を頂戴しました。

これまでお使いだったオンダッシュ形式だと、現在では、国内メーカーから発売されているモデルはありません。ダッシュボード(コンソール)の事情が許すなら、1DINor2DINスペースを作って、フローティングタイプのディスプレイオーディオを入れるという手もあるのですが、この車には、コンソール全体と一体感のあるデザインの専用オーディオが入っているため、1DIN工事をしたとしても、あまり美しい結果は期待できず、お勧めできません。

それなら、ということで、当店で取扱のあるPORMIDOのオンダッシュ形式のディスプレイオーディオを提案させていただきました。
選択肢は二つありました、まず一つ目。

PRA104(税込29,760円)
モニター部はヨコ24.5cm×タテ10.7cm(10.5インチ)と、最近の純正モニタのように横長で、視界の邪魔になりにくい、高さを抑えたデザインになっています。

やれることは、Apple Carplay/Android Autoに対応した最近のディスプレイオーディオと同等で、ブルートゥース接続も対応しています。電源はシガーソケット、音声出力は背面のスピーカー以外に、AUXで出力することも可能です。

インターフェースとしては、リアカメラ(オプション)が接続できるようになっており、リバース(バックギア)連動で、リアカメラ画像が表示されるようになっています。

お次は
PRD62(税込38,790円)
これは、上記の PRA104に対して、リアカメラ&フロントカメラが標準で付属していて、「前後2カメラのドラレコ機能」が追加された製品です。
他の機能は完全に PRA104と同等ですので、ドラレコ機能も欲しい方はこちらが向いています。

この二つを提示させていただき、ドラレコ付きの後者をお選びいただきました。

今回は、既設のカロッツェリアナビモニター、本体、リアカメラの取り外しと、お求め頂いた商品の取り付けを同時に行いましたが、取り付けだけの予算としては以下の通りです。

PRA104(ドラレコ機能なしの方)
商品代金29,700円にカメラ設置等を含む取付料金が税込22,000円=税込51,700円
PRD62(ドラレコ機能付きの方・今回の商品)
商品代金38,500円にカメラ設置等を含む取付料金が税込38,500円=税込77,000円

今回のNCロードスターには、上述のとおり、すでに小型ブルートゥースアンプ「JOYN」が取り付けられており、AUX入力を備えていますで、 PRD62のAUX出力を入力することで、楽曲から道案内まで、すべての音声が、すべてのスピーカーから出力されるようになります♪

それでは施工の様子をご覧ください♪

  • ダッシュボード・施工後

    ディスプレイオディオ取り付け後のダッシュボードです。

    製品は上述の PRD62(税込38,790円)です。
    オンダッシュ取り付けを前提とした製品ですので、高さを抑えて、横長に作ってあります。
    後付け商品ですので、スタンド部分があるものの、最近の車の純正ディスプレイのように見やすく邪魔になりません。

    ダッシュ上に配置する商品にとって、ケーブル処理は一つの課題ですね。
    今回のケースでは、ダッシュマットを常用されており、かぶせて隠してしまえるので、経路を工夫するなどの小技はナシで、どまんなかを通してあります。

    目立たないように配線するとしたら、
    (1)前に持ってきて、オーディオパネルなど合わせ目から通す
    (2)ダッシュ上側のパネルが分割されていたり、センタースピーカーグリルのような別パーツがはまっている場合は、少し加工して隙間を通すなどの手があります。

    通す線は、電源、フロントカメラ、リヤカメラ、AUXの4本あります。いずれも細いものではありますが、本数があるので、事前のプランニングが必要ですね。

  • 配線処理

    配線部分のアップです。

    首振りしても配線が引っ張られないように、裏でぐるっと一周させて、余裕を持たせてあります。

  • フロントカメラ

    フロントカメラの設置状況です。

    ルームミラーの左側、運転席の視点から死角に入る位置に取り付けます。
    奥に見えるのは、既設の360度撮影可能なドライブレコーダーです。1カメラですべて賄うコンセプトは優れているものの、ルーフが低い車の場合、運転者自身やシートのヘッドレスト部分などが死角になりやすいため、追加したかったとのことです。

  • リアカメラ1/2

    リアカメラの設置状況です。
    トランクリッドにカメラを取り付けました。
    ナンバープレートにかからない位置であれば車検に適合しますので、問題ないでしょう。

    このカメラの映像の見え方は、状況によって切り替わるようになっています。
    通常は、ルームミラーからの視点と同等な画角の映像が映し出されます。
    リバースギアに入れると、下方向の映像をクローズアップするようにデジタル処理され、縁石などの障害物が見やすい画角に切り替わるようになっています。当然ながら、補助線も表示されます(ステアリング連動ではありませんが)。

  • リアカメラ2/2

    リアカメラ取付部のクローズアップです。
    トランクリッド裏に平らな面があるので、しっかりついてます。

  • 助手席シート下

    小型アンプJOYNの設置場所です。

    ディスプレイオーディオのAUX出力はこのJOYNのAUXに入力されています。
    右側の大きな箱は、今回取り外した楽ナビ(AVIC-HRV100)の本体です。2009年10月発売の製品です。15年間お疲れ様でした!

  • 作業後記

    今回はオンダッシュタイプのディスプレイオーディオ取付事例をご紹介しました。

    Carplay並びにAndroid Autoサービスの開始とともに、ネットワーク連動で機能を発揮するディスプレイオーディオ製品の市場が花開きました。
    地図データを本体内に持ち、きめの細かい道案内を実現する従来型のナビを製造している国内メーカーは、新市場に対応すべく、各社ともにディスプレイオーディオ製品も開発・販売しており、特大画面をもつフローティングタイプまでラインアップしてますので、商品選びには困らないのですが、このオンダッシュタイプだけはどこもやってないんですね。

    唯一の理由は市場(ニーズ)の小ささに尽きるので仕方ないのですが、今回のようにダッシュボード/コンソールにDIN規格に準拠する設置スペースを見出せない車や、2DINスペースがあっても、基本的にオーディオデッキのための場所であるため、位置が非常に低い旧車オーナーさんからは定期的に問い合わせをいただく。。のもまた事実なんですね。

    本音は日系メーカーに対応してもらいたいところですが、こういったニッチなニーズには中華系メーカーさんのフットワークの良さが発揮されるところです。

    今回ご紹介した製品は、機能的には標準的なディスプレイオーディオ製品と同水準なので、多くの方のニーズを満たせるものですが、オンダッシュ取り付けという点で、視界の妨げにならないかどうか、懸念される方は少なくないと思います。
    サイズ的には、モニター部の高さが10.7センチということで、ちょうど今回取り外したオンダッシュ設置と前提とした楽ナビの画面よりも低いので、標準的な着座姿勢をとれる乗用車であれば、まず問題にならないと思います。

    この高さの点に加えて、ダッシュボードとの馴染みを確認されたい場合は、お店で実機をあてがって確認していただくこともできますので、興味がおありの方はどうぞご来店ください。

    今回ご紹介したディスプレイオーディオ製品と併せて、サウンドアッププログラムによるスピーカー・ドア回りのグレードアップ等のサービスとの同時施工も可能です。
    お客様のニーズとご予算に合わせて、柔軟にプランしますので、どうぞお気軽にご相談ください♪

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