サウンドプロのお問い合わせは03-5913-8450へ

カーオーディオ・ナビ カーセキュリティ プロショップ

お客様のお悩みに豊富な実績で応えるお店。サウンドプロのサイトです。

サウンドプロ

ポルシェパナメーラのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。 当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • ポルシェパナメーラのスピーカー交換とDSP取付の事例紹介です

  • 事例No.842(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    ポルシェ パナメーラ

    system

    メインユニット:carrozzeria AVIC-ZH77
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:ESB  8.028S、8.075、 8.165
    センター:純正BOSE
    リアスピーカー:純正BOSE
    サブウーファー:純正BOSE
    プロセッサーアンプ:audison AF C8.14bit
    Bluetoothレシーバー:audison B-CON
    ケーブル:audiotechnica、SAEC、SUPRA

    comment

    2DINナビの出力をDSPアンプに入力して、フロント3wayスピーカーを鳴らすシステムです。
    イタリアESBのハイエンドスピーカーのサウンドが冴えわたっております!

  • ダッシュボード


ポルシェ・パナメーラの音響改善事例です。

ポルシェといえば、911に代表される高性能スポーツカーメーカーとして認知されていますが、パナメーラはポルシェで初めて生産された5ドアセダン車両です。

ポルシェの主要車種の形式を時系列で俯瞰してみると・・・
スポーツ系:
911(1964年-):2ドアクーペ/空冷RR(1998年の996から水冷)
928(1977-1995年)2ドアハッチバック/FR
924(1976-1988年)2ドアハッチバック/FR
ボクスター(1996-)2ドアロードスター/ミッドシップリアドライブ
ケイマン(2005年-)2ドアロードスター/ミッドシップリアドライブ
SUV系:
カイエン(2002年-)5ドアSUV/フロントエンジン4WD
マカン(2014年-)5ドアSUV/フロントエンジン4WD
セダン系:
パナメーラ(2009年-)5ドアファストバックセダン/FR・4WD
タイカン(2020年-)4ドアセダン・5ドアクロスオーバーSUV

このように、ポルシェ量産車初期からラインアップされる車両は2ドアスポーツばかりであるのに対して、2002年のカイエンが初の5ドアSUVタイプとなり、2009年デビューのパナメーラが初の5ドアセダンタイプの車両ということになります。

パナメーラのモデルの変遷としては、2009年デビューの970型が2016年に971型にモデルチェンジされ、今に至ります。
970型は3600cc/4800cc/4800ccターボ/3000ccハイブリッドのバリエーションを持ち、971型に切り替わる際、従来の5ドアファストバックセダンのほか、スポーツ ツーリズモという名前の5ドアシューティングブレーク(ステーションワゴンタイプ)が加わっています。


今回お迎えするのは、970型のパナメーラです。

「音の調子がおかしい」との症状でご相談いただきました。お客様の感覚としては、症状が常に発生するわけではないところから、(ヘッドユニットでもスピーカーでもなく)アンプの不調を原因と想定していらっしゃったので、ひとまずその前提で実車確認させていただくことになりました。

結果としては、やはりアンプの具合が悪い。と判断しました。そうなると、純正アンプへの交換をご案内するのが筋なのですが、これが約30万円ほどします。。
正常に戻すだけで30万円もかかるのは、ちょっと面白みに欠けるなぁ・・というのがお客様としても、当店としても偽らざるところです。

ということで、一定量の機材導入を前提としたプランを提案させていただきました。
(1)正常動作しているサイバーナビをヘッドユニットとして継続使用し、
(2)アンプ機能をDSPアンプに置き換えて、
(3)フロント3wayスピーカーを社外品に交換する
というプランです。
アンプの増幅機能は純正より格段にアップするうえ、DSPならではの精密な調整まで実現できて、スピーカーも高性能かつ好みにあった製品を味わえるので、純正アンプの性能回復だけに比べて、(分母は増大するものの)コスパ向上が見込めます。

お客様にはこのプランを気に入っていただいて、さらなるご要望として、スマホのソースを手軽に再生するためのブルートゥース・レシーバーを追加してご発注となりました。

以下、コンポーネント紹介です。

●ヘッドユニット
カロッツェリアのAVIC-ZH77です。
2012年発売のサイバーナビのエントリーモデルで、機能的には見劣りするものの、地図データは2021年6月提供分まで適用してあるため、道案内役としてしばらく働いでくれそうだし、楽曲再生のほうはスマホ→ブルートゥース→DSPで直接再生するので、ヘッドユニットに依存しないため、継続使用となりました。

接続としては、フロントスピーカー出力と、サブウーファー用のプリアウト出力の合計3chをDSPアンプに入力することになります。

●DSPアンプ
DSPはaudisonのAF C8.14bit(税込143,000円)です。
これはロングセラーだったオーディソンのPrima(プリマ)シリーズの後継であるFORZA(フォルザ)シリーズの2世代目にあたるDSPアンプです。

当機は最大14chまでのプロセシングが可能で、内蔵アンプは65W×8ch分です。
別のモデルとしては、90W×8chの AF M8.14 bit(税込み231,000円)、60W×12chのAF M12.14 bit(税込253,000円)といったバリエーションもありますが、コスパの点から今回のAF C8.14bitをメインでお勧めしています。

入出力についてですが、当機に入力できるchは8chまで可能になっています。今回は上述の3ch(フロントLR、サブウーファー)を入力して、フロント3wayとサブウーファーの合計7chのスピーカーユニットへと出力しています。
※サブウーファー用のアンプは2ch分をブリッジ(連結)しているので、内蔵されている8chアンプをすべて使っている計算になります。

※今回、DSPコントローラーを付けておりませんので、音響セッティングプロファイルの切り替えにはPC接続が必要になります。

●ブルートゥースレシーバー
audisonのB-CON(税込33,000円)を使いました。
基本的な機能は、ブルートゥース受信した信号をRCAアナログ信号 or 光で出力するもので、今回のケースではAF C8.14bitの光コネクタに入力しています。

これによって、ナビからの音声はDSPへのメイン入力として再生し、B-CONとブルトゥース接続されたスマートフォンのソースは、DSPへ直接入力され、再生されることになります。

なお、こういった入力切替を行う場合、一般的にはDSPコントローラーが必要になりますが、B-CONとaudisonのDSP製品との間では、コントローラーなしで自動切換えできる機能が使えるため、ちょっとコストカットができます。

なお、B-CONはブルートゥース受信に加えて、光デジタル入力にも対応している点がユニークポイントで、(1)BT受信しているときはアナログとデジタルの両方から出力し、(2)光入力のみのときは光デジタル(光ケーブル経由)のみ出力に自動切り替えされる機能を持っています。

言い換えると、(1)普段は手軽さを優先してブルートゥース経由で聴いて、(2)ガチで聴きこみたい時は、光ケーブルによる有線接続で、相対的にロスの少ない高音質を楽しむ。。という使い方ができるわけです。
実際、今回の事例ではこの機能を活かすために、「ガチ用」の光ケーブルをコンソールに引き出してあります。

●スピーカー
デモボードでの視聴で気に入っていただいた♪ ESB AUDIOのコンポーネントでフロント3wayを構成しました。

当コーナー初登場のESB AUDIOは、イタリアに本拠を置くスピーカー専門のメーカーです。設立は1972年と古く、カーオーディオ市場への参入も1984年と、40年近くの歴史を持っています。

商品のグレード構成は、以下のように4グレードで展開されており、他の欧州系ブランドに比べて絞り込んだ商品展開となっています。
フラッグシップの10000シリーズ:3wayセット1つのみ
ハイエンドの9000シリーズ:ツイーター・ミッドレンジ各2種、ウーファー1種
ミッドグレードの8000シリーズ:ツイーター2種、ミッドレンジ・ウーファー各1種、2wayネットワーク・3wayネットワーク各1種
ベースグレードの5000シリーズ:ツイーター・ミッドレンジ・ウーファー各1種、2wayネットワーク・3wayネットワーク各1種

今回は以下のように8000シリーズで揃えました。
ツイーター: 8.028S(28mmソフトドーム)(税込99,000円)
スコーカー:8.075(75mm)(税込143,000円)
ウーファー: 8.165(16cm)(税込143,000円)
合計385,000円と高額ですが、値段に相応しいディテールの細かさと量感のある音を備えており、インストール後のお客様の反応も上々でした。

以上をもって、ポルシェ・パナメーラのオーディオグレードアップが完了しました。

DSPアンプ+Bluetoothレシーバーにハイエンド3wayスピーカーと贅沢な機器構成でしたので、デッドニング他費用一式で総予算は税込869,770円となりました。

それでは施工の様子をどうぞご覧になってください♪

  • メインユニット

    carrozzeria AVIC-ZH77をメインユニットとして使用します。
    2013年ごろに発売されたサイバーナビで、当時の税込価格は278,250円でした。

    ざっと10年ほど前の製品ですが、最終の地図データが2021年に更新されているので、まだ現役で使えています。

  • フロントドア

    フロントドアの外観です。

    標準オーディオでは、ドアにはウーファーのみ設置されますが、今回のお車はBOSE仕様ですので、中音域を受け持つスコーカーが追加されています。(ハンドルの奥)
    なお、ツイーターはダッシュボードの両端に配置されています。

  • ドアトリム取り外し

    ドアトリムを外したところです。

    インナーパネルは、モジュール構造になっています。
    今となってはポピュラーな構造ですが、このパナメーラのモジュールパネルは非常に変わっており、端的にいうと、極めて整備性の悪い造りになっています。

    一般的なモジュール構造は、ドアのアウターパネルに、10センチから15センチほどのドアフレーム(額縁のようyな外枠)が溶接されていて、その外枠に対して、樹脂などでできたモジュールパネルをねじ止めするような構造になっています。
    それに対して、今回の事例では、ちょこっとレールがついただけのアウターパネルに対して、ドアの厚みにほぼ等しいくらいの(パネルという語感にふさわしくないほどの)厚みのあるアッセンブリーを取り付ける方式をとっています。
    言い換えると、写真に写っている黒い部分を(ガラス込みで)ごっそり取り外さないとアウターパネルにアクセスできない構造です。
    事例No146番のW12トゥアレグと同じ構造です(ガチ分解したのでアウターパネルの写真あり)

    脱着作業は専用工具が必要なうえ、非常に手間がかかりますので、他の車の事例のように、アウターパネル前面に防振するには、割増の工賃が必要になってしまいます。
    そのため、今回はモジュールパネルの脱着は行わない前提でスピーカーインストールとデッドニングを行うことにしました。

    中低域再生用のウーファーには、ユニットを薄く設計できるフロントマグネットタイプの20cmウーファーが採用されています。
    スピーカーはリベットを使用して6か所で固定されています。
    スコーカーは、ドアの内装側に設置されていますので、中央のくぼみにスコーカーが収まる形状になってます。

  • アウターパネル作業

    スピーカーホールから、デッドニング済みのアウターパネルをのぞき込んでいるところです。

    前述の通り、モジュールパネルを外さない前提の作業となりますので、スピーカーホールから手を差し込んで、届く範囲を防振する内容にしています。
    穴のフチを起点として、ざっと30センチくらいの範囲でしょうか、アウターパネルの面積の2/5くらいに対して、防振材を貼る感じになります。
    とはいえ、振動発生の起点となるスピーカーの裏は重点的に貼りこめますので、実際の施工面積である2/5以上の実効性は得られるように思います。

  • インナーパネル作業

    インナーパネル側の作業が終わったところです。

    モジュールパネルはサービスホールがないため、デッドニングなしでも密閉性はありますが、素材によって共振はしますので、やっぱりデッドニングは必要です。

    この車にしても、パネルが黒々としていて強そうに見えますが、施工前に叩いてみると「コンコンあるいはカンカン」と高い音が響くのに対して、施工後では響く音は短く、低くなりますので、「コツコツ・ゴッゴッ」と変化します。

  • 純正スコーカー(ドアトリム表)

    ドアトリムの表から見た純正のスコーカーです。

    純正のスコーカーは、グリルを外してドアトリムの表から交換できる構造になっています。

    今回取り付ける8.075は、振動版の保護用の棒が取り外せないのと、スピーカーの外形が純正スコーカーの取り付け穴より若干大きいため、別途作成するバッフルボードを介して、ドアトリムの裏側から固定することにしました。

  • ドアトリム裏側

    ドアトリムを裏から見た状態です。

    ドアトリム全体では、ズッシリと重量があるのですが、樹脂パーツのせいか、細かい振動を与えると、ビビり音がします。
    共振しやすい平面部分を重点的に防振して、ビビりのないドアに仕上げていきます。

  • ドアトリムデッドニング

    ドアトリムのデッドニングが終わったところです。施工対象は裏側です。

    上述のとおり、造りはしっかりしており、重量感もそこそこあるのですが、ノックしてみると共振の発生を感じます。
    振動を与えた際に、振幅が大きくなりやすい平らな場所(太鼓みたいな感じ)や、複雑な形をしていても、材料が薄めで軽い所に防振材を貼り、重みを与えてやることで、共振を抑制することができます。

  • スコーカー交換

    スコーカーを交換した後の様子です。

    純正ユニットはドアトリムの表側から取り付けてありましたが、取付予定のESBのユニットはフランジ部分が大きいなどの理由で、裏側からの固定が妥当という判断しました。
    写真は、別途作成した薄いバッフルを介して固定した状態です。

    ご覧のように、バッフルの周囲は防振材でぐるっと一周抑えてあります。
    目的は二つで、(1)バッフルと内装の隙間を塞ぐのと、(2)スピーカー設置面の重量を増やして、スピーカー振動板の動作時の反動でスピーカー本体が逆方向に動き、意図した振動板の移動量が相殺・減衰されてしまう現象の抑制です。

  • スコーカー交換

    表側から見たスコーカー交換後の様子。グリルネットを戻す前です。

    ESBの8000シリーズは、ゴールドカラーを多用した、だいぶゴージャスな外観が特徴です。好みによりますが、グリルをかぶせて隠してしまうのがもったいない感じですね。

  • 純正位置ツイーター取り付け

    ツイーターは、純正の位置にバッフルを製作して取り付けました。

    購入段階のツイーターユニットには、前カットでごらんいただいたスコーカーと同様に、カッコ良いフランジが付属しているのですが、今回のように、スペースに制約のある条件に備えて取り外せる構造になっています。
    したがって、写真にはフランジなしの「中身だけ」が写っています。

    実はスコーカーも同様に分解できないかトライしてみたのですが、接着と圧入によって組み立てられていたので断念しました。

  • 純正ツイーター

    ご紹介の順番が逆になってしまいますが、純正ツイーターの処置について触れます。

    純正ツイーターは(車体側でなく)ツイーターグリルの裏側に取り付けてありました。
    グリル裏に設けてある「ツメ」で留めてあります。

  • ツイーターカバー加工

    ツイーターグリルへ加工を施した後の状態です。

    加工というには身も蓋もない状態になっちゃってますが、取り付けたツイーターとの干渉を防ぐために、ツメを全部切り落としてあります。

    この状態では、ご覧のようにカバー側の穴と、ツイーターの振動版(ドーム)の直径がほぼ同じくらいなので、振動板から放射状に発生する振動の一部がグリル内に打ち返されています。言い換えると障害になっている状態です。

    これを改善するために、金網と樹脂の二層構造になっているツイーターグリルの樹脂部分を加工して、開口部を大きくする方法が考えられますが、純正もどしの際に、純正ツイーターを接着するための足掛かりがなくなることがトレードオフ条件になります。
    ツイーターグリルを部品で調達するコストを許容していただければ全く問題はありません。(値段は未調査です)

  • 純正BOSEアンプ

    助手席の足元にある純正BOSEのアンプです。

    今回のご相談のきっかけはこのアンプの不調疑惑でした。調査の結果、実際に不具合が認められたわけですが、30万もかけて純正レベルを取り戻すだけでは面白くない→DSPアンプへの置き換えという流れになった。というのは冒頭でお話しした通りです。

    配線の実務としては、カロッツェリアのナビの出力(フロントスピーカー/サブウーファープリアウト)をDSPアンプに入力し、DSPからの出力は、純正スピーカー配線を活用するという方法をとりました。
    したがって、今回はこの純正アンプに対して、電源オフのための処置を行い、それ以外は手を付けていないことになります。

  • DSPアンプ&Bluetoothレシーバー

    助手席のグローブボックスの下のカバーにアンプ内蔵DSPとBluetoothレシーバーを設置しました。
    当コーナーでこういうアングルの写真が出てくるときは、トランクのリヤトレイ裏というパターンが多いですが、今回はグローブボックスの下側です。

    向かって右側のaudison AF C8.14bitと、左側のaudison B-CONは、SUPRA ZAC TosLink/0.3(オプティカルケーブル)で繋いでいます。(写真には写っていません)
    手前に見えるグレーカラーのオプティカルケーブルは、iPhoneやDAP類のソースを、B-CONに光有線入力するためのケーブルで、反対側はセンターコンソール部分に引き出してあります。

    冒頭でもご説明しましたように、B-CONがブルートゥース発信を検知すると、(ナビのメイン入力の状態から)ブルートゥース経由のソースをDSPに出力するように切り替わり、光ケーブルからの入力を検知した場合は光経由の方に切り替えるという、3つのルートを自動で切り替える機能がついていますので、ソース変更の都度、DSPコントローラーで切り替え操作をする手間が不要になります。

  • 作業後記

    今回はポルシェ・パナメーラのオーディオグレードアップ事例をご覧いただきました。

    お問い合わせのきっかけは純正アンプの不調でしたが、交換に30万もかけるのは面白くないという判断から、DSP投入&3wayスピーカー交換という展開を迎えました。ハイエンド製品をお選びいただいたことで80万円を超える予算が必要になってしまいましたが、得られたサウンドにはだいぶご満足いただけたご様子で何よりです。

    パナメーラを含むポルシェ車は数えきれないほどお任せいただいておりますので、ご用命の機会が多いサウンドアッププランは頭に入っております。以下に簡単に整理させていただきます。

    (1)スピーカー交換とデッドニング
    標準オーディオの場合2way、BOSEシステムの場合3wayのフロントスピーカーを社外品に交換し、デッドニングでスピーカー化同条件を整えます。
    アンプからの出力は、ウーファー向けにローパス(高域カット)、ツイーター/スコーカー向けにハイパス(低域カット)がかかっているので、スピーカーに付属しているネットワークや、別途用意するフィルター類で帯域を整理します。(若干アバウトになります)
    2wayの標準オーディオの場合でも、スコーカーを加えて3wayにすることができます。

    (2)DSP投入とスピーカー交換
    上記の(1)にDSPを加えるパターンです。(今回の事例と同等)
    DSPに入力するソースはヘッドユニットから直接、あるいはアンプの出力から取り込む形になります。スピーカーへの出力は、今回のように純正スピーカーケーブルを活用(一部社外ケーブルで補足)します。
    今回の事例では、フロント3way+サブウーファーをDSPの管理下に収めましたが、多チャンネルDSPアンプをご選択いただくことで、センタースピーカー、リヤスピーカーも加えたフル制御も可能です

    (補足)ヘッドユニット交換
    970型の全車はOEMの2DINナビが搭載されていますので、2DIN規格に適合するナビへの交換が可能です。製品に制約はありません。
    971型はPCM(ポルシェ コミュニケーション マネジメントシステム)対応の横長液晶モニタになりますので、交換はできず、システムから出力されるスピーカー出力をDSPに取り込む方法のみになります。

    以上がおおまかなところで、ご要望に応じて今回のようなブルートゥースレシーバーを加えたり、DSPコントローラーを追加するなどのアレンジが可能です。
    簡単ではありますが、検討のご参考になさってください。


    ドラレコ取付などの軽作業からフルオーディオまで、ご予算とお希望に応じて、出来るだけご満足いただけるプランをご提案いたします。
    どうぞお気軽にお声掛けください!
    メールフォームはこちらです♪♪
    直接のお電話もお気軽に♪03-5913-8450です!