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レクサスRX350 F SPORTのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.797(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    レクサス RX 350 F SPORT

    system

    メインユニット:純正
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO CX100、AX165(W)
    センター:BLUE MOON AUDIO MX080(1/2)
    リアスピーカー:純正
    サブウーファー:純正
    パワーアンプ:純正
    ケーブル:純正

    comment

    フロント3wayとセンターをブルームーンオーディオのコアキシャルスピーカーとフルレンジに交換し、デッドニングで環境を整えました。
    ウーファーをミドルグレードのAXにして、総額251,350円で出来上がりました

  • ダッシュボード


レクサス・RX350 F SPORTの事例紹介です。

RXはレクサスのSUV/クロスオーバーSUVカテゴリの一角をなすモデルでボディサイズ順でいくと、上から2番目に位置する車です。(値は2023年10月時点の最新型・全長降順)
モデル名(生産開始)ホイールベース・全長・全幅・全高
LX(1996年)2,850mm・5,100mm・1,990mm・1,885mm
RX(1998年)2,850mm・4,890mm・1,920mm・1,700mm
GX(2002年)2,790mm・4,880mm・1,885mm・1,885mm
RZ(2023年)2,850mm・4,805mm・1,895mm・1,635mm(EV車)
NX(2014年)2,690mm・4,660mm・1,865mm・1,660mm
UX(2008年)2,640mm・4,495mm・1,840mm・1,540mm
LBX(2023年予)2,580mm・4,190mm・1825mm・1,560mm

下位の4モデルは、国内のレクサスブランドスタート後の新規開発車で、先代モデルが存在しませんが、RXは往時のハリアーの流れを汲んで開発された車です。(同様にLX→ランクル、GX→プラド)

現行のRXのラインアップはRX500h、RX450h+、RX350h、RX350の4モデルとなっています。
味付けを決めるグレードの点では、スポーツ系として、RX500hに「F SPORT Performance」、RX350に「F SPORT」が設定され、ラグジュアリー系の「version L」がRX450h+、RX350h、RX350の3モデルに設定されています。

世界最強クラスのマーケティング能力を持つ会社が考えた設定なので、完全に最適化されているんでしょうけど、最上位の500hと、非ハイブリッドの350にだけスポーツグレードが設定されていて、中間の2モデルは大人しめのversion Lのみというのはとても興味深いです。


今回ご登場いただくのは、RX350のF SPORTグレードです。
オーナー様は初めてのお客様で、当コーナーで最近露出の多かったNXの施工例を見つけていただいて、お問い合わせいただきました。

RXのオーディオの仕様は、12スピーカーのレクサスRX プレミアムサウンドシステムが標準となっていて、オプションで21スピーカーの“マークレビンソン”プレミアムサラウンド サウンドシステムが選べるようになっています。

今回のお車は前者で、音質のグレードアップを図りたいということで、NXの事例で御覧頂いたシステムを踏襲する形でご依頼いただきました。
DSP搭載までは踏み込まず、フロント3way+センタースピーカーのスピーカー交換とドアのデッドニングによって、音の情報量とメリハリを確保するプランです。

◯スピーカー選択
多くのお客様にご高評いただいているBLUE MOON AUDIOです。

デモボードで視聴していただいた結果、ミドルグレードのAX165の解像度を気に入っていただいたので、このウーファーをドアに取り付けることにして、9センチハイレンジのところには、10センチ径のコアキシャルスピーカーであるCX100(税込40,700円)を入れることにしました。

ダッシュボード中央のセンタースピーカーについては、小径フルレンジスピーカーとして出番の多い、8センチ径のMX080(税込36,300円)を起用しました。

取り付けについては、ダッシュボード上の3ユニットについては、結果的に吸音材などの手当の必要性を感じなかったので、バッフルを制作してフィッティングしたのみですが、ドアウーファーの方は、カスタムバッフルに加えて、きっちりとデッドニングを施して、稼働条件を整えました。

AX165については2wayセットの商品ですので、ツイーターとネットワークは当店で買い取らせていただいて、ウーファーのみお買い上げいただいています。

(注記)
(1)10センチコアキシャルのCX100はしばらく前に終売となっておりましたが、当店で確保していた在庫もなくなりました。したがって、今後、ブルームーンオーディオのスピーカーをご希望の場合はツイーターとウーファーの2way方式となり、かつ、ユニット間の周波数の調整、ならびにレクサスケアのオペレーター音声を取り込むために、DSPアンプを組み合わせることが前提となります。
(2)DSPを使わない場合は、10センチコアキシャルがラインアップされている他ブランドをお選びいただくことになります(作業後記蘭にて選択肢をお示ししております)


以上を持って、RX350 F SPORTの音質改善を果たしました。

予算総額は251,350円(税込)といったところですが、他ブランドのスピーカーを使った場合でも、16万円〜27万円(税込)くらいのレンジで収まります。

それでは、施工の様子をご覧ください♪

  • フロントドア

    フロントドアの外観です。

    F SPORTグレード車ということで、赤レザーを配したカラーリングとなっています。
    上端の部分はアルカンタラ調素材を合わせてあります。同じ色調でも異素材を組み合わせると、グッと高級感がでますね。

    ドアオープナーは2way構造で、押せば電動でドアが開き、引けば(一般人の予測通り)手動で開きます。NXと同じですね。
    なお、電動での開ドア時は、後方からの移動物体を感知すると、開かなくなる機構がついています。安全ですね。

    RXの標準オーディオとなる「レクサスRX プレミアムサウンドシステム」の12スピーカーのレイアウトは、フロント3wayとセンター、リヤ2way、トランク内のサブウーファーの計12個です。
    フロントは写真のドアにウーファーと、残りの2wayはダッシュボード両端にハイレンジのコアキシャルスピーカーがついています。

    フロント周りのフォーマットはNXといっしょですね。

  • ドアトリム取り外し

    ドアトリムを外したところです。

    サービスホールは樹脂パネルで覆われています。右側上方の小さなホールも小さなパネルでフタされてますね♪

    ウーファーは、楕円ベースの中に正円の18cmクラスのスピーカーが付いています。
    RXの「Equipment」ページでは、8x9インチウーファーと表現されていました。楕円のフレーム部分としては正解なのかもしれませんが、振動板のサイズとして見ると相違があるようです。

    この後、スピーカーを外す段階で気づいたのですが、ドアスピーカーまでの配線が銅線でした。NXはアルミ線でしたので、十中八九アルミ・・と思ったのですが、違っていました。

  • アウターパネル作業

    アウターパネルの作業が終わったところです。

    アウターパネルを清掃と脱脂を済ませたら短冊状にカットした防振材を貼っていきます。
    サービスホールを塞いでいる白い樹脂パネルを外して、きれいに清掃・脱脂し、アウターパネルに防振材を配置します。

    スピーカーケーブルを交換する場合は、この段階で新ケーブルを引き込んでおくのですが、今回は純正ケーブルを活用しますので、変換カプラーを使用してドアの内側に配線を引き込みます。

    スピーカーホールの上方にぶら下がっているのが、純正スピーカーケーブル及びカプラです。

  • インナーパネル作業

    インナーパネル側の作業が終わったところです。

    スピーカーホールに楕円形で制作したバッフルを取り付けて、AX165のウーファーユニットにスピーカーケーブルを接続した後、固定します。

    その後、ご覧のようにパネル前面を防振材で覆い、一旦避難させていた補機類やステー類を取り付けて完了です♪

  • ハイレンジスピーカー・施工前

    ダッシュボードに移動して、両端についている純正のハイレンジスピーカーを眺めています。

    NXにはパイオニアが開発した「CSTスピーカー」がハイレンジスピーカーとして設置されていましたが、RXでは通常のコアキシャルスピーカーになっています。

  • ハイレンジスピーカー・施工中

    ハイレンジスピーカー入れ替え中の様子です。

    ブルームーンオーディオの10センチコアキシャルユニットであるCX100に、付属のパッシブネットワークを接続して、スピーカーケーブルに接続します。

    純正カプラとの接続には、ドアスピーカー部分と同様に、お店で製作した変換カプラを使っております。
    ちなみに、ハイレンジスピーカーの純正ケーブルは、NXと同様にアルミ線でした。。

  • ハイレンジスピーカー・施工後

    スピーカー入れ替え完了です。

    前カットで露出していたネットワークを、スピーカーホールの中に収めて、スピーカーを純正のネジで固定したら完了です。
    中に沈めたネットワークは、振動で音を立てないようにクッション材で養生してあります。

  • センタースピーカー・施工前

    純正のセンタースピーカーです。

    ユニットのサイズはダッシュ左右のハイレンジと同じで、樹脂製のバッフルも同一と思われますが、スピーカーの形式はコアキシャルでなく、フルレンジです。

  • センタースピーカー・施工後

    スピーカー交換後の状態です。

    ブルームーンオーディオの8センチユニットMX080を、MDFで製作したバッフルに固定して、純正のネジを使って固定します。
    このユニットはフルレンジでネットワークは使いませんので、純正のケーブルをつなぎこむだけで接続は完了です。

  • 作業後記

    今回はレクサス・RX350 F SPORTの事例をご覧いただきました。

    当コーナーでよく登場しているNXの標準オーディオはパイオニア製であったのに対して、RXは異なるメーカーの供給のようです。
    しかしながら、フロント周りのスピーカー(3way+センター)のレイアウト、ならびに適用可能なスピーカーサイズはNXと同じですので、車種の違いを意識せずに作業を進めることができました。


    それでは以下に、RXに適用可能なスピーカーの選択肢をお示ししておきたいと思います。

    一般的な2wayスピーカーセットなら星の数ほどありますので、あえて選択肢をお示しする必要もないのですが、高域側をハイレンジスピーカー用の10センチクラスのコアキシャルスピーカーにする条件と、センター用に8センチクラスのスピーカーも同ブランドで揃えるとなると、だいぶ絞られてきます。

    以下の順で表記いたします。
    ・ブランド名
    ・上記(1)で施工した場合の工賃・税込総額
    ・製品名(ウーファー/高域用コアキシャル/センター)

    ブランド名:BLAM(フランス)
    工賃・税込総額:210,650円
    (Signature WS 6.80/RELAX 100RFC/LIVE LM80

    ブランド名:audison(イタリア)
    工賃・税込総額:166,650円
    AP6.5P/APX4/AP 2 MV

    ブランド名:ETON(ドイツ)
    工賃・税込総額:214,170円
    PSX-16/PSX-10/PRW-80

    ブランド名:KICKER(アメリカ)
    工賃・税込総額:177,610円
    KSC6704/KSC404/KSC2704

    ブランド名:MOREL(イスラエル)
    MAXIMOグレード
    工賃・税込総額:208,450円
    (MAXIMO COAX 6/MAXIMO ULTRA 402/CCWR 254)

    ブランド名:MOREL(イスラエル)
    TEMPOグレード
    工賃・税込総額:268,950円
    (TEMPO Ultra Integra 602/TEMPO Ultra Integra 402/CCWR 254)
    MORELのカタログはコチラ

    以上が、17センチクラスのウーファー/10センチクラスのコアキシャル・ハイレンジスピーカー/8センチクラスのセンタースピーカーを同ブランドで揃えられる選択肢のご紹介でした。

    なお、本文中でも触れましたように、BLUE MOON AUDIOについては、10センチコアキシャルのCX100が終売となってしまいましたので、同一ブランドでのトレードインはできなくなりました。以後はDSPアンプの投入を前提とした、ツイーターとウーファーの2wayスピーカー(SX165/AX165/RX165)での対応となります。

    DSPアンプを追加したシステムの事例としては、こちらのNX450h+の事例を参考にしてください。
    純正セパレートアンプの出力をDSPアンプに入力し、フロント2wayを鳴らすシステムです。
    なお、レクサスケアのオペレーターの音声は専用アンプで増幅され、純正のハイレンジスピーカーから聴こえる仕組みになっていますが、この出力もDSPアンプに取り込むことで、純正ハイレンジスピーカーを取り外した後でも、交換後のフロント2wayから聴こえる状態を維持できるようになります。

    スピーカーの選択、DSPのあるなし、スピーカーケーブルの引き換えの有無、あるいはできるだけケーブル引き換えを抑える方法など、ご希望とご予算に応じて、如何様にもプランさせていただきます。
    どうぞお気軽にご相談ください!

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