レクサスNX350h F SPORTのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.751(お問い合わせの際にお伝えください)
model
レクサス NX 350h F SPORT
system
メインユニット:純正
デッドニング:フロント
フロントスピーカー:BLAM S165.100MG A.1
センター:BLAM FRS 3N50
リアスピーカー:純正
サブウーファー:純正
プロセッサーアンプ:audison prima AP F8.9bit、DRC-MP
ケーブル:audiotechnica、SAECcomment
純正オーディオの出力をDSPアンプに取り込んで、フロント2way+センタースピーカーとサブウーファーを鳴らすシステムです。
純正の外観そのままが好まれるクルマですが、音質アップを目指してツイーターを露出させてみました。
レクサスNX350 F Sports AWDの事例紹介です。
NXシリーズはレクサスのSUV車です。
サイズ別の序列でいくと、最も大きいのがLXシリーズ(1996年〜)、ついでRXシリーズ(1998年〜)、その次がNX(2014年〜)で、最もコンパクトなのがUX(2008年〜)という順になっています。
NXは初期型(AZ10型)としてNX300とハイブリッド盤のNX300hでスタートし、2021年のモデルチェンジでAZ20型に切り替わりました。
ラインアップは、ガソリンモデルのNX250とNX350、ハイブリッドのNX350hに加えて、レクサス初となるプラグインハイブリッドモデルとしてNX450h+が加わりました。
今回ご紹介するのはNX350 F Sports AWD。
TRDのエアロパーツがクールにキマった一台です。
純正オーディオからのステップアップをご検討中だったようで、先月アップした450h+ F Sportsの事例をご覧になられて、ご連絡いただきました。
システム決定、ならびに正式なご注文までの商談はすべてメールで行いました。
システム概要としては、純正オーディオのフロント系出力をDSPアンプに入力し、フロント2wayとセンタースピーカー、純正サブウーファーを鳴らす構成です。
リヤ系の出力は純正オーディオのままとし、ヘッドユニットのフェーダーをフロント側に振ると、DSPで調整されたサウンドだけに没頭できるしくみです。
以下、コンポーネント紹介です。
○純正オーディオとDSPアンプ
純正オーディオはセパレート式マルチアンプがセットされています。
全8ch出力のうち、リヤ出力2chを除く6ch分をDSPに入力し、上述のとおり、リヤ出力は純正のまま残します。
DSPアンプは老舗audisonのPrima AP F8.9bit(税込154,000円)です。
歴史あるAP 8.9bit(税込11万円)をベースに、内蔵アンプ出力を85 W x 8(4Ω時)とパワーアップし、デジタル入力のサンプリングレートを192kHz/24bitとスペックアップしたモデルです。(目的に応じて選べるよう両機併売されています)
今回お選びいただいたAP F8.9bitは、先輩のAP 8.9bitと同様に、内蔵8ch+プリアウト1ch=9chまでのプロセシングに対応しています。今回は内蔵8chのうち7chを使って、ツイーター(2ch)、ウーファー(2ch)、センタースピーカー(1ch)、サブウーファー(2ch)を鳴らしています。(1chは余り)
コントローラーはDRC-MP(税込29,700円)をセットしました。
AP F8.9bitには、DRC-ABというベーシックなコントローラーがバンドルされたモデルAP F8.9bit DRC(税込165,000円)があります。今回のシステムではこれで十分なので、当初はこちらをお勧めしたのですが、オーナー様のご希望により、上位機種のDRC-MPをご購入いただくことになりました。
見た目がかっこよいと惹かれちゃいますね。
○スピーカー
フレンチブランドBLAMのS165.100MG A.1(税込154,000円)です。
メールのやりとりでスピーカーを決めるのはなかなか高等テク?ですが、お好みの楽曲の傾向を伺ってお勧めし、ご決定いただきました。
BLAMのスピーカーは、フラッグシップのSignatureシリーズ、ミドルクラスのLIVEシリーズ、ベースグレードのRELAXシリーズの3グレードで展開しており、今回お選びいただいた製品はSignatureシリーズに属する製品です。
効率の良い2Ω抵抗のウーファーに、マグネシウム素材の振動板を使ったツイーターがセットされた2wayセットで、値段はちょっとしますが、当店ではそこそこ売れている製品です。
パッシブネットワーク付きの製品は税込169,400円ですが、今回はDSPアンプによるマルチ駆動が前提となるのでネットワークは不要です。よって、ネットワークレスモデルをお選びいただいています。(品番の最後に「A.1」がないのがネットワークありモデルです)
取り付けにあたっては、スピーカーの性能を十分に引き出すために、カスタムバッフルを介してしっかりと取り付け、ドアの筐体をスピーカーボックスとして機能させるためにデッドニンググレードにてドア防振を行いました。
あと、センタースピーカーとして、FRS 3N50(税込68,200円・ペア)を選びました。
2wayと同じsignatureグレードで、直径8cmの小径フルレンジスピーカーです。マルチシステムのスコーカー(ミッドレンジ)での使用を第一に想定した製品なので、ペア(2個組)です。
一つは予備としてキープしといていただくことになります。
以上をもって、NX350のマルチシステムが組み上がりました。
最近、施工させていただいた、パッシブシステムの450h+も素晴らしい出音でしたが、DSP投入によって各ユニットの帯域分割と、発音タイミング調整(タイムアライメント)を適用すると、やっぱりシャープさの次元が違ってきますね。
レーダーの移設などの関連作業も全部含めて、総額税込63万円ほどかかりましたが、スピーカーのセレクトも含めて、オーナー様には大変お喜びいただけました♪
それでは施工の様子をご覧ください♪
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フロントドア
それではドアの外観から見ていきます。
Fスポーツということで、Red&Blackのカラーリングがスポーツマインドをくすぐります♪
下端についているカーペット生地のガードは機能的ですね〜。
ドアオープナーがなかなか優れもので、軽くタッチして押し込むと電動で開くようになっています。
フロントスピーカーのレイアウトは、ウーファーがドアの定位置に、ツイーターはダッシュボードの両端となっています。
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アウターパネル作業
アウターパネル側の作業が終わったところです。
ドア内装を外し、サービスホールを塞いでいる白い樹脂パネルと純正スピーカーを外したら全体を清掃します。
ほぼ新車ではありますが、きちっと脱脂まで済ませておかないと、遠くない時期に防振材が浮いてきます。
今回は外部アンプ駆動ということなので、制振力の強いデッドニンググレードにて施工します。
アウターパネルには、短冊状にカットした防振材を並べて貼ります。
サービスホールの下段にちょこっと見える銀色の防振材は「純正」ですね。
上級グレード車には、たまにちょっとだけ貼ってあることがあります。
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インナーパネル作業
インナーパネル側の作業が終わったところです。
バッフルを製作して、スピーカーを取付けたら、インナーパネルを全面貼りで塞いでいきます。
デッドニングでは全面にシートを貼る予算を頂戴していますので、白い樹脂パネルは使用していません。
ドアチューニングの様にポイントを押さえて施工をする必要がある場合は、樹脂パネルに防振材を貼り付けるという作業をします。
バッフルは、スピーカーを直接取り付けるリング部分と、土台となるボード部分との2ピース構造になっているのがわかるでしょうか。
このクルマの場合、スピーカーホールが楕円形なので、穴を塞ぎ、かつ取り付け用のボルト穴を確保するために、ボード部分が通常にくらべて、縦方向に一回り大きくなっています。
大きくてしっかりしている方が、スピーカーのバスケットをきちんと支えてくれるので、振動板のストロークが安定するのに加えて、体積が大きくなることによって、低音域の伸びがよくなる効果もあります。
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純正ハイレンジスピーカー
ダッシュボード両端に位置するハイレンジスピーカーです。
通常ならば、この純正ユニットをツイーター、あるいは同軸スピーカーに交換するところですが、今回はAピラーに取り付ける方法をとりますので、ここは触りません。
しかしながら、Aピラー脱着の都合でスピーカーグリルを取り外す必要があるため、記念に撮影しております。
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ツイーター取付(助手席側)
ツイーター取り付け後の様子です。
純正のスピーカーグリル内での交換も可能でしたが、音質重視で露出させて取り付けたいとのご希望でしたので、Aピラーに固定することになりました。
当コーナーで時々ご紹介しておりますように、ピラーを加工して埋め込む方式で取り付ける方法もありますが、今回の例のように、ツイーターユニットをハウジングに格納して、ピラーにネジ止めする方法のほうがより低コストで済みます。
このハウジングは市販の汎用品で、ODEONというブランドで販売されています。価格は税込11,000円です。
プラスチック素材なので、高級感には乏しいですが、こういう形状のハウジングをカスタム制作しようと思うとそれなりにかかりますので、コスパは良いと思います。
ただ、開口部はワンサイズなので、格納するツイーターの径に合わせてキレイにフィッティングさせないと、見た目がかなりプアになってしまいます。
今回は、ポッドの開口部とツイーターの外径との間に少し隙間ができるので、黒く塗ったバッフルを挿入して調整しています。コストを抑えた割には、見た目にメリハリが出ていい感じに仕上がってるように思います。 -
ツイーター取付(運転席側)
こちらは運転席側です。
当然ながら、運転席側と左右対象の位置についているわけですが、、助手席側の写真と見比べていただくとわかるとお分かりになるように、こちらは下側の空間が狭くなっています。
運転席の方がダッシュボードが高いんですね。
ピラー取り付けのメリットには、こういう物理的な障害を回避できる点もある。というわけです。
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センタースピーカー(純正)
次にセンタースピーカーの交換の様子です。
まずは純正ユニットのお顔です。 -
センタースピーカー(BLAM)
こちらが交換後の様子です。
ユニットはBLAMのFRS 3N50です。
純正ユニットのバッフル部分の形状をコピーしてMDFでバッフルを作り、純正ネジ穴で固定しています。
裏側には吸音材を詰めて、背面の抵抗を調整しています。
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純正入出力カプラ(アンプ部)
純正のセパレートアンプにつながる純正カプラと、DSP接続について詳細に説明してみようと思います。
まずは現場確認です。
写真の右奥に写っているのが、純正アンプで、場所はセンターコンソール奥です。
そして手で持っているのが、そのアンプに刺さっている(た)カプラです。
このカプラの機能は以下です。
・アンプへの電源供給
・ヘッドユニットからの音声信号入力(ローレベル)
・スピーカーへの出力(ハイレベル)
今回やろうとしていること。
DSPアンプへの音声信号入力と、各スピーカーへの出力に必要なケーブル代を節約するため、、
・このカプラから音声信号を取り出し
・DSPで増幅済みのスピーカー出力信号を純正スピーカーケーブルに出力するためにカプラに戻す。
という2方向の関与をしようと思っています。 -
スピーカー入出力取り出しカプラ
スピーカー入出力取り出しカプラを使って、必要な配線を取り出していきます。
まず、部品の説明ですが、中央にあるのが、前カットで御覧頂いた純正の入出力カプラですね。
そして、右上に写っているのが純正アンプです。グレーの点線が純正の状態での接続を表しています。
この接続によって、(前カットで説明したように)、アンプへの電源供給と、ヘッドユニットからの音声信号供給と、アンプからのスピーカー出力が行われます。
次に、手で持っているのが、取り出し用カプラです。
赤線のように、純正のカプラを取り出しカプラに接続し、黄色の線のように、取り出しカプラの反対側を純正アンプのコネクタにさします。
こうすることで、純正カプラからの電源と、ヘッドユニットからの音声信号が純正アンプへ供給されます。
で、今回の注目点はスピーカーへの出力信号の行き来でしたね。
アンプで増幅されたスピーカー出力信号は、黄色の線の接続によって、取り出しカプラの上の方に供給されるわけですが、、、その次のステップでは、奥の方に見える「?aのスピーカー出力(DSPへ)」の方に出るようになっています。要は、取り出しカプラの手前側に直接戻ってこずに、脇道に出る格好になっています。このケーブルの先にはギボシがついていて、DSPへの入力のケーブルと接続されることになります。
で、DSPの中で、帯域分割、タイムアライメント、イコライジングの各調整が行われ、スピーカーを駆動できるレベルに増幅された信号を「?bのスピーカー出力(DSPへ)」のキラキラギボシに入力してやることで、手前側の取り出しカプラに戻ってきて、赤線の接続によって、純正カプラに戻され、その後、純正スピーカーケーブルを伝って、各スピーカーを鳴らすという回路になります。
こういう特別なカプラを使うことで、純正のスピーカーケーブルをフル活用しつつ、DSPアンプを接続することができます。また結果的に、純正のケーブルに一切キズをつけずに配線することも可能になります。
社外のスピーカーケーブルに引き換えることによって、低損失でクリアな音を追求することができますが、まあ、それはそれとして、純正ケーブルでもいいや、というお客様には大変バリューのあるアイテムといえます。
(一般の市販品ではありません)
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DSPアンプ設置
助手席のシート下にDSPを設置しました。
フロア中央に後席足元に向けたダクトが設けられているので、MDFでロフトを作って、階下を風が通過できるように配慮しました。
ダクトはケーブルが見え隠れしているあたりから後ろ(写真手前側)に向いているので、ケーブルとDSP本体に風が当たらないように、アルミガラスクロステープを使って整流しています。
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DRC-MP
DSPのコントローラー、DRC-MPです。
今回のソースは純正オーディオのみで、スマートフォンやDAPのデジタルソースも入力するわけではないので、ソース切り替え機能は使いません。
使う機能としては、音響セッティングの切り替えですね。登録したメモリーは、(1)運転席側にフォーカスした設定と、(2)前後席に乗車した際に偏りなく鳴らせるように調整した設定の2つです。
そのほかの用途としては、左右のバランス調整と、サブウーファーレベル調整といったところです。
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レーダー探知機お引越し
最後はレーダー探知機の場所変えです。
お車のお預り時点で、運転席側のピラーの根元に設置されていました。前方への視線を維持したまま、表示をチラ見できるので、よく選ばれる場所ですね♪
今回の施工によって、ピラーにツイーターが付き、眼の前の障害物には立ち退いていただく必要が出てしまいました(汗)
バイザーを頻繁に使用しないもしくは、垂直以上前に倒さないようでしたので、この位置をお勧めしました。ちょっと斬新で面食らうかもしれませんが、前方視界への察知力は、引っ越し前と大差ないか、ちょっと上がるくらいだと思います。 -
作業後記
今回はNX350のサウンドアップ事例をご覧いただきました。
システム構成は、純正オーディオの出力をDSPアンプに取り込んで、フロントまわりの社外スピーカーと純正サブウーファーを鳴らすという、当コーナーでは標準的な内容に落ち着きましたが、BLAMスピーカーの音色とDSPによる音響セッティングはオーナー様の好みにしっくり来たようで、殊の外お喜びのご様子でした♪
○今回の施工でコメントすべき点としては、まず、高域側のスピーカーの選定と工作についてですね。
もともとの2way構成を、社外スピーカーで置き換えることになるのですが、高域側ユニットを今回のような(1)ドーム型ツイーターとするか、純正のように(2)10センチクラスのコアキシャルスピーカーにするか(例:450h+)。の選択があります。
高音域の専門職であるドーム型のほうがより鮮明な音像が期待できるわけですが、ドーム型に置き換える場合は、純正の10cmハイレンジスピーカー(あるいはその代替物)も鳴るようにしておく点に注意が必要です。
その理由は、冒頭の接続図でも表現しておりますが、レクサスケアとの通話時(目的地設定を頼むよーとか、エアバッグ膨らんだみたいだけどお客様大丈夫ですかー??など)に、人の声が再生できるフルレンジスピーカーが必要になるためです。
純正の状態だと、通話が必要になった際、(純正アンプ経由の楽曲等の再生は停止されるとともに)通話用のテレマティクス・アンプが純正アンプに割り込んで、ハイレンジスピーカーから案内の声が聴こえる仕組みになっています。よって、ハイレンジスピーカーを(高域しか再生できない)ドーム型ツイーターに交換してしまうと、先方の声が聴き取れなくなってしまうわけですね。
ドーム型ツイーターに換装しつつ、案内の声が聞こえるようにするには方法が2つあります。一つは今回の事例の方法です。(接続図参照)
ツイーターをピラーにつけて、通話用アンプの出力を純正ハイレンジスピーカーに直結してしまうやり方です。こうすることで、純正ヘッドユニットならびにDSP経由で聴こえる音はツイーターから聞こえ♪て、レクサスケア利用時の声だけが純正ハイレンジから聴こえるようになります。
2つ目は、ピラーに付けずに純正の外観を維持する前提の方法です。
ドーム型ツイーターを純正ハイレンジスピーカーの位置に取り付けて、別途用意する小径スピーカーをダッシュボードの中に設置し、通話用アンプの出力を接続する方法です。これだと、純正の外観を維持しつつ、通話もできるということになります。
※上記文中の「通話用アンプ」ならびに「通話用スピーカー」はあくまでもレクサスケアの担当との通話専用です。ハンズフリー通話時の相手の声は純正アンプ→DSP経由でマルチスピーカーから聞こえます。
次に、(2)10センチクラスのコアキシャルスピーカーにするというパターンについてです。この場合は、上記の説明から推測していただけると思いますが、回避策は不要ですね。10センチスピーカーであれば、先方の声の再生に支障はありませんので、純正のシステムのまま(通話用アンプが純正アンプに割り込める状態)にしておけば良いわけです。
ということで、ドーム型ツイーターでよりシャープな音を聞きたい場合でも、10センチ社外コアキシャルで少しマイルドな音にしたい場合でも、どちらもOKということですね。お好みに応じてちゃんと対応させていただきます。
○次にスピーカー配線の選択についてです。
音質最優先でスピーカー配線を引き直すこともできますし、コスト優先で純正スピーカーケーブルをフルに活かした接続もできます。
今回の事例が後者ですね。
本文後半の「スピーカー入出力取り出しカプラ」のカットで詳述しておりますが、純正アンプから(カプラーを介して)出力されているスピーカー出力を脇に取り出し、一旦DSPにいれて調整をかけ、再度元の線に戻す操作をすることで、純正アンプ付近から各スピーカーに向けて敷設されている純正ケーブルは100%活かせるようになるわけです。
社外のケーブルで補うのは、DSP設置場所から純正アンプのカプラまでの距離と、スピーカーへの結線に必要となるほんのちょっとだけで済みますので、材料費はだいぶ節約できることになります。(こ、工賃はよろしくお願いします!)
スピーカーケーブルを引き換える場合は、DSPからのスピーカー出力を「スピーカー入出力取り出しカプラ」写真の「?bのスピーカー出力(DSPから)」に戻さず、DSPから各スピーカーに向かって新規に敷設することになります。
材料費も引き込み費用もかかりますが、相応の成果は得られます!
○機器の設置場所
これは本文で十分お分かりいただけるところですが、シート下のスペースを活用することで、DSPアンプは十分に設置可能です。
また、機器のスペックにもよりますが、より高音質を目指して、アンプを内蔵しないDSPと、単体のアンプを組み合わせるシステムでもいけますし、前席の両方を活用すれば、パワードサブウーファーで低域を補強することも可能です。
とまあ、例によって、元気があれば何でもできるわけですが、今回の事例(ツイーター位置はお好みで)、ないしは、こちらのNX450h+の事例あたりがレクサスSUVの中央値なのかなと思います。
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音質の改善を図ってみたい、情報量をもう少し上げてみたい、音の輪郭をシャープにしてみたいとお感じになられているオーナー様がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
ご予算とご希望に応じて、柔軟にプランさせていただきます♪
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