マツダ(ND)ロードスター990Sのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.730(お問い合わせの際にお伝えください)
model
マツダ (ND)ロードスター 990S
system
メインユニット:純正
デッドニング:なし
フロントスピーカー:carrozzeria TS-V173S
リヤスピーカー:純正シート
サブウーファー:純正BOX + フラットウーファー
DSPアンプ:PLUG&PLAY 1080、COMMAND
ケーブル:SUPRA classic2.5h、ZAC TosLink、USB2.0
バックカメラ:Panasonic CY-RC100KD
自動防舷ミラー:GNTX-957
comment
8chアンプ内蔵DSPを投入して、フロント2way+サブウーファー+ヘッドレストスピーカーをマルチ制御しました。
サブはBOSE用ユニット流用ですが、追加機器はリヤグローブボックスの中だけで収まりました♪
マツダ・ロードスター990Sの事例紹介です。
ロードスターは、これまで大きく3回のフルモデルチェンジを経験しており、現行は2015年実施のND型です。
屋根部分の仕様によって2種類に分かれており、基本となるのが初期型のNA型から続く手動開閉式の幌式で、その他には、第3世代のNC型で追加されたRHT(リトラクタブル・ハードトップ)の流れを汲む、電動開閉式のロードスターRF(リトラクタブル・ファストバック)があります。
幌式のラインアップは、ベースモデルとなるS、上位グレードのRS、スポーツ走行用途向けのNR-Aの3つに分かれており、さらにSグレードをベースとしたパッケージモデルが複数用意されています。
そんな中で、今アツいのが今回ご登場いただく990Sです。
これは、その名「990」が示すように、車重を990kgに絞り込んだスポーツモデルです。
一般的に、車重を軽くするだけで軽快な走行が可能になるわけですが、990Sでは、テーマカラーのブルーで彩られた幌屋根、Bremboブレーキキャリパー、エアコンルーバーを装備する他、ダンパー、スプリング、電動パワーステアリング、PCM(エンジン制御ユニット)に「990S専用セッティング」を施して、名実ともにスポーツモデルとしての個性を高めています。
今回のクルマのオーナー様は、この990Sをその乗り味だけでなく、音響面でも、インテリアの質感の点においても、自分好みにカスタマイズして楽しみつくそうという方です。
まずオーディオ面のグレードアップ策として、小型DSPアンプ搭載と、フロント2wayスピーカーの交換、純正サブウーファーボックス(BOSE用)を使ったサブウーファー搭載です。DSPにiPhoneのハイレゾソースを入力するためのデジタルインターフェースも付けました。
インテリア/エクステリア関係では、RS用のアルカンタラ貼りの内装部品の取り付けと、リアバンパーへのカメラ埋め込みです。
以下、コンポーネント紹介です。
◯ヘッドユニットとDSPアンプ
990Sのヘッドユニットは、セグメント液晶オーディオディスプレイ(通称セグメントオーディオ)の一択で、スピーカー数はフロント2wayの4スピーカーです。
アンプは4ch分内蔵している(2ch分は不使用)ので、フロント出力をDSPアンプに取り込みます。
DSPアンプはPLUG&PLAY 1080(税込126,500円)をご指定いただきました。
PLUG&PLAYはBEWITHプロデュースによるDSPまわりの商品ラインです。
●筐体がコンパクトで、ケーブル接続面が片面に集約され、インストールエリアを節約できる点。●性能に対してリーズナブルなプライス。●アンプ内蔵タイプとアンプレスタイプの両方と、外部アンプも揃えるラインアップの充実度。●そしてなによりアップル製品のようなスタイリッシュなデザインがアピールポイントとなり、マニア層にとどまらず、エントリー層まで含めた幅広いユーザー層の支持を集めています。
今回は、6ch入力/10ch出力/8chアンプ内蔵のPLUG&PLAY 1080(税込126,500円)と、外部コントローラーであるPLUG&PLAY COMMAND(税込15,400円)を組み合わせて使いました。
入力ソースは、前述のセグメントオーディオのスピーカー出力と、後出のデジタルインターフェースを介したiPhoneのハイレゾソースで、出力の方は、8chの内蔵アンプを、ツイーター(2ch)、ウーファー(2ch)、ヘッドレスト(2ch※)、サブウーファー(2chブリッジ)と全て割り当てて使いました。
※ヘッドレストスピーカー付きシートに交換されていました。
○デジタル入力のためのインターフェース
DSPアンプにiPhoneのデジタル信号を直接入力するためのインターフェースとして、オーディオテクニカのAT-HRD1(税込16,500円)を付けました。
iPhoneから、アップル純正のUSB変換コネクタ(カメラアダプタ)を介して、当AT-HRD1に入力し、光ケーブルでDSPアンプに入力する格好になります。
なお、アップル純正のカメラアダプタには、USB給電用のコネクタを含む幅の広いタイプ(Lightning-USB3)と、ライトニング→USBへの変換だけのタイプ(Lightning-USB)があり、一般的に前者を使うケースが多いですが、今回のクルマには、ワイヤレス充電機能(Qi)がついたスマホホルダが取り付けられていましたので、給電経路を持たない後者のアダプタを使いました。
◯フロントスピーカー
フロント2wayスピーカーとして、カロッツェリアのTS-V173S(税込66,000円)を使いました。
TS-V173Sは説明不要の定番ハイエンド&ハイコスパ・スピーカーです。カロッツェリアらしい明るくパンチのある音を堪能させてくれます。
ハイエンド志向だけあって、バイアンプ/バイワイヤ接続対応のネットワークが付属していて、かつ、セパレーションを強化すべく、ツイーター用とウーファー用が別体式(合計4つ)になっています。
なお、今回はDSPアンプによるマルチシステムですので、ネットワークは使わず、直接接続しています。
◯サブウーファー
BOSEシステム用のサブウーファーボックスをお持ち込み頂き、AIR WAVEというブランドのCLW130H6-Bという型番のスピーカーを組み込んで取り付けました。(実売1万円程度)
純正サブウーファーボックスには、13センチ径クラスのユニットが取り付けられるのですが、カーオーディオ向けの名の通った製品では、同クラスの直径でコンパクトな奥行を持つ製品がないため、アキバの名店であるコイズミ無線♪で取り扱いのあった、フラットタイプのウーファーを見つけて組み込みました。
BOSE用のボックスを中古で見つけられた場合、この組み合わせは結構アリだと思います。
◯リアカメラ
通販でも店頭でも大人気のリアカメラ埋込用ブラケットを使って、パナソニックの定番カメラユニットCY-RC100KD(オープン)を取り付けました。
リアバンパーを降ろして、トランクに向かうグロメットから引き込んで、きれいに取り付けました。
ロードスターにはオプションのリアカメラが用意されているので、そんなにお声はかからないのですが、やっぱりあったほうが良いな。。と思い直した方はご依頼ください。
◯内装取り付け
オーディオショップの本業とは全く関係ないはずですが、脱着作業自体は毎日毎日やっていますので、頼まれれば出来てしまいます。ね。
ロードスターの内装は全車合成皮革貼りで、なかなかの質感を持っていますが、RSのアルカンタラはやはり格上ですね。
今回はオーナー様のご要望により、(1)ダッシュボード下半分(2)シフトブーツ(3)アームレスト部(4)両ドア内張りについて、RS用のパーツをお持ち込みいただいて取り付けました。
以上を持って、990Sのオーディオとインテリアのグレードアップを果たしました。
フロント2way+サブウーファーをDSPアンプでマルチ駆動することにより、コンパクトな室内をパワフルで豊かなサウンドで満たすことが出来ました。また、サブウーファーを強めに設定することで、オープンカーにつきものの外来ノイズに対抗できるパワー感も演出できました。
あと、インテリアの総とっかえも、予想以上の変化がもたらされて、作業者の立場からもサプライズがありました。これはなかなか楽しいですね♪
それでは作業の様子を御覧ください♪
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フロントドア
それではドアの外観からスタートします。
これはRS用のドアトリムに交換後の写真ですので、アルカンタラ部分がマットになっています。
比較用に、マツダのサイトから990Sの標準トリムの写真を持ってきたのですが、、写真だとわかりにくいですね。
アームレストから上の部分が、半ツヤの合成皮革→アルカンタラ素材に変わっています。しっとりと上品でいい感じです。
スピーカーレイアウトはフロント2wayの4スピーカーです。
ウーファーは写真の右下の位置で、ツイーターはAピラーです。
なお、4スピーカーはSグレードと、NR-Aのみで、Sスペシャルパッケージになると、運転席ヘッドレストスピーカー(2個)が加わってになって計6スピーカー、SレザーパッケージとRSのBOSEシステムになると、さらに助手席のヘッドレストスピーカー(2個)とサブウーファーが加わって、計9スピーカーに格上げになります。
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スピーカー交換
スピーカー交換が終わったところです。
製品はカロッツェリアのTS-V173Sですね。
今回はできる限り重量増を避けたいのご意向で、ドア防振は省略しています。よって、ドア関係の工程写真はこの1枚のみです。
交換したのはスピーカーだけじゃなくて、ケーブルも引き直しています。
スピーカーの右下から、時計回りに12時の位置までくるっと回っているライトブルーのケーブルがそれです。
SUPRA classic2.5hというスウェーデン製のケーブルで、単価は1430円(税込)です。なかなか評価の高いケーブルで、当店のベースグレードとしているSPC-350(税込1,056円)よりちょっとアップグレードしたい場合にお勧めしているケーブルですが、撚り線の線数が多いのと、シース(保護皮膜)がたっぷりしているのとで、少々太いです。
NDロードスターのドアとボディを繋ぐ配線は、ボディ側の接点がカプラになっているので、細めのケーブルの場合、このカプラ内のすきまを狙って線を通すのが通例ですが、今回のケーブルくらいの太さがあると通せませんので、迂回する必要があります。
その「裏道」の経路ですが、、室内側から、バルクヘッドを通って一旦エンジンルームに出て、ストラットタワーの手前あたりからフェンダー内に出たのち、ドアヒンジのあたりまで戻ってきます。
その後、(ゴムブーツ内には通さずに)ゴムブーツの下側にケーブルを沿わせてドアにアプローチし、(ドア筐体内には入らずに)表面を沿うようにインナーパネル面にこんにちわする流れになります。
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ツイーター埋め込み加工
ツイーターの設置状況です。
純正のツイーターグリルがあるところにホールソーで穴を開けて埋め込みました。
埋め込むというと、なんだか難易度が高そうに聞こえますが、まんまるの穴がキレイに空けばきっちりフィットしますので、当店の作業としては簡単な部類です。
ツイーターユニットを沈めたあとの固定は、裏側から接着剤を使って留めています。接着剤は耐熱性・耐衝撃性に優れたエポキシ系を使っています。
ツイーターユニットのデザインを見ると、国内メーカーならではの細やかさを感じますね。周囲の黒リングが単なるマットじゃなくて梨地塗装を施してあるので、適度な品格が漂っています。 -
助手席足元
次に助手席足元に移動いたします。
こちらには、BOSEオーディオシステム選択時に装備されるサブウーファーユニットを取り付けます。
写真は、サブウーファーなし車の助手席カーペットをめくったところです。
サブウーファーユニットを格納するために設けてある空間(凹み)を埋めるために、おおきな発泡スチロールのブロックが取り付けてあります。
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サブウーファーボックス
こちらがBOSE用のサブウーファーボックスです。
オーナー様が中古で見つけたのをお持ち込みいただきました。
このボックスにもともとついていたユニットは、低い出力でも鳴らせるように、入力インピーダンスが1Ωという超低抵抗のユニットでした。今回使用するDSPアンプの出力インピーダンスの下限は4Ωですので、そのまま繋ぐわけには行きません。
ということで、もっとインピーダンスが高く、かつ、純正ウーファーと同等の13センチ水準の口径で、かつ、奥行きの寸法が浅くて、当然ながらサブウーファー帯域の再生もちゃんとこなせそうなユニットを探しました。
16.5センチくらすならなんとかありますが、13センチ径だと需要がほとんどないので商品もなかなかありません。そんな中、発掘したのが「AIR WAVE CLW130H6-B」という製品です。秋葉原の名店!コイズミ無線さんで10,000円弱の値段で販売されています。
ご案内の順番が逆になってしまいましたが、写真のウーファーボックスに取り付けられているのがそれです。
MDFでバッフルを組んで、取り付けてあります。
ご覧のようにハニカム構造(っぽい)フラットな振動板を持つユニットで、再生周波数帯域は65Hz〜8000Hzとなっています。
予想通り、純正よりも性能は高く、なかなかコスパのよい製品なのではないかと思います。
同じND型ロードスターで、コンパクトに作られたパワードサブウーファーであっても、できるだけ機材を持ち込みたくないとお考えの方で、かつ、BOSEサブウーファーの中古をGET出来た方は、同じことが出来ますね。 -
サブウーファー設置
サブウーファーボックスを所定の位置に取り付けた状態です。
前カットで御覧頂いたボックスと、クルッと回して伏せた状態足元にボックスを戻すとユニットは裏側で見えなくなってしまいます。
前の写真で手前に来ていたコの字型の切り込みが、この写真では上に来ているのがおわかりになるでしょうか。ボックスは伏せた状態になっていて、ウーファーユニットは下向きになっているんですね。
なお、手前にはめ込まれている発泡スチロールブロックは、中古ウーファーボックスとセットでお持ち込みいただいた部品です。
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運転席後ろ収納
ロードスターのグローブボックスは、多くの車に見られる助手席前にはなく、両シートの背面中央に設けてあります。
このクルマに小型DSPや、小型アンプを搭載する場合、ここがインストールスペースとして活躍します。
といっても、ネジや両面テープなどで固定するわけではないので、正確には「置き場」ですね。
今回は、小型DSPであるPLUG&PLAY 1080のほかに、iPhoneやアンドロイド端末のデジタルデータを光デジタルに変換してDSPに入力するための、デジタルトランスポートAT-HRD1も投入しますので、ここに一緒に入れてあります。
入出力の経路については・・
入力側は3つあります。
(1)セグメントオーディオのスピーカー出力がメイン入力、(2)iPhone→HRD1のデジタルソース、(3)アナログAUX入力の3つです。
ケーブルもハイスペ商品を使ってまして、光ケーブルにSUPRA ZAC TosLink、iPhone(カメラアダプタ)⇔AT-HRD1間のUSBケーブルとして、SUPRA USB2.0(USB A-B)をそれぞれセレクトしております。
出力側は、フロント2way(4スピーカー)とヘッドレスト(2スピーカー)、そしてサブウーファー(1スピーカー・2chブリッジ)で、8chある内蔵アンプはすべて使っています。スピーカーケーブルは同じくSUPRAのclassic2.5hです。
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DSPコントローラー
別売りのDSPコントローラー・PLUG&PLAY COMMANDを取り付けました。
今回はメインのアナログ入力の他、デジタルのサブ入力と、入力チャンネルが複数ありますのでコントローラーは必須になります。
非常にコンパクトなので、設置場所に困ることはありませんが、今回は3パターン提示させていただいて、このセンターコンソールの位置に決めていただきました。
外部接続コンセントが設けられている部分に、MDFで作ったステーを取り付けて、設置しています。
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ケーブル置き場
アームレスト内の収納スペースをケーブル置き場として使っています。
太くて白いのが、AT-HRD1に繋がるUSBケーブルです。品物はSUPRA USB2.0(USB A-B)です。
黒くて細いのはPLUG&PLAY 1080のAUXに繋がるアナログケーブルで、audiotechnicaのAT-BC61です。 -
自動防舷ミラー取付
時折、ついでのお持ち込みで取り付けをご依頼いただく自動防眩ミラーです。
ジェンテックスというブランドの製品で、複数の自動車メーカーに純正採用されている製品のようですね。品番はGNTX-957です。
左半分に液晶モニタが組み込まれていて、後出のバックカメラの映像を表示されるようにセットアップしました。
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バックカメラ取付
バックカメラの取り付け状況です。
ナンバー灯の中央に純正品のようにで収まっているのがそれです。
当店オリジナル商品のリアカメラ埋込用ブラケットCB2を使っています。カメラはパナソニックの定番カメラ「CY-RC100KD」です。 -
カメラ取付工程
カメラ取り付けは、バンパーを降ろして作業をします。
一部の例外はあると思いますが、バンパーを降ろしたほうが作業性も仕上がりも良くなりますし、配線のすべてをきちんと固定できるので、後々の故障も防ぐことができるので、降ろして作業することがほとんどです。
NDの場合の作業工程としては・・
(1)ナンバープレートを外す
(2)トランクの内装をすべて外す。
(3)テールランプを外す。
(4)リアフェンダーの裏側のネジとアンダーカバーのネジなどをもろもろ外す。
(5)バンパーを降ろす。
という順です。
特にテールランプの組付けが複雑で手間取りますので、バンパーとフェンダーを傷つけないように慎重に作業する必要があります。
カメラの選定については、中華含めて選択肢は豊富ですが、パナソニックのCY-RC100KDの場合、(1)中間コネクタがついているので、板金などの都合でバンパーを外す際に作業性が良い点と、(2)画角が一番広い点でお勧めできます♪
あと、ナンバーの取り外しに際して、封印を外している写真が気になっている方が少なくないと思いますので、誤解のないように追記しておきます。
法規上は、封印を外した場合は、仮ナンバーを取得して陸運局に行き、申請書を書いて、再封印してもらうことになっています。今回は作業前に陸運局に確認したところ、整備作業に伴う一時取り外しが理由であれば、(仮ナンバーは取らずに)封なしで取り付けて出向いていいよ♪とのことでした。
(さらに追記)ナンバーを外さないとバンパーがはずれない構造はかなりレアで、前回同様の脱着を行ったのは思い出せないくらい昔です。
マツダのお家芸の軽量化を徹底追求した結果、レインフォースメントに直付けする方法に至ったのかなぁ?なんて思いました。
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作業後記
今回はNDロードスターのサウンドアップ&カスタマイズ事例をご覧いただきました。
純正サブウーファーボックスを中古調達してのオーディオインストール、リアカメラ取り付け、防眩ミラー取り付け、そして内装部品取替と盛りだくさんでしたので、納車時には狂喜乱舞していただけたました。大変でしたが、やり甲斐ひとしおのお仕事となりましたー。
ロードスター向けのお手軽音質アップメニューとしては、サウンドアッププログラムによるフロント2wayスピーカー交換+ドア防振+スピーカーケーブル引き換えで音の出口を整備して、インストールスペースを取らずに音質アップが果たせるJOYNの小型アンプの組み合わせるのが第一候補になるでしょうか。
本文でも触れましたように、あれこれ並べる場所がないので、シート後方のグローブボックス内で済ませられるのがポイントです。
なかなか質の良い増幅をしてくれるので、評判のよい製品なんですが、より高度な音造りができるDSPアンプも、小型化と低価格化が急速に進んできましたので、選択肢が増えました。
小さいという点では、ドイツブランドのMATCHのM-5.4DSP(税込11万円)が、5chアンプ内蔵で110×35×85(mm)と抜きん出ていて、ポツラポツラご注文いただいていいたんですが、ここ最近は今回登場のPLAG&PLAYシリーズが伸びています。
今回のは、1080という8chアンプ内蔵タイプで税込126,500円。筐体自体はMATCHよりちょい大きいくらいなんですが、電源と入出力のケーブル接続が片面に集約されているので、着地の設置スペースが少なくて済む点がデカいんですね。
特に今回のようなポケット状の場所に突っ込む場合は、かなりのアドバンテージです。
ロードスターでDSPまで手を伸ばしてみたいとお考えの向きは、どうぞご検討ください。
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ドラレコ、ETC取り付けのような軽作業から、フロントスピーカーの入れ替え、パワードサブウーファー追加、DSPを使った本格的なマルチシステム構築まで、ご希望とご予算に応じて柔軟にプランさせていただきます。
どうぞお気軽にご相談ください。
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