1. HOME
  2. インストールギャラリー
  3. ホンダ フィットハイブリッド

インストールギャラリー

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。

事例No.612(お問い合わせの際にお伝えください)

ホンダ フィットハイブリッド

システム
メインユニット:DIATONE NR-MZ300PREMI
デッドニング:フロント
フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO RX165 Active
リアスピーカー:無し
サブウーハー:CerwinVega VPAS10
パワーアンプ:内蔵
ケーブル:kaiser swing、audiotechnica
コメント
最新サウンドナビでブルームーンオーディオのフラッグシップスピーカーを2wayマルチドライブし、パワードサブウーファーで低域を増強したプランです。
ナビの大型化に伴う純正風味のパネル製作も見どころです♪

ダッシュボード







ホンダフィットハイブリッドのダッシュボードです。

フィットさんはトヨタ・ヴィッツの対抗馬の位置づけになるんでしょうか。
ヴィッツは1999年、こちらは2001年にそれぞれ初期型がデビューしています。どちらもざっくりハタチなんですね。
フィットのガソリン車の現行モデルはGR型で今年(2020年)に5回目のモデルチェンジを果たしたばかりです。

一方、今回ご紹介するハイブリッド車は、ガソリン車でいう2代目と3代目の時代に、2代(初代2001-2007/2代目2013-2020)に渡って製造されたクルマです。(その後は2モーター式の「フィットe:HEV」にバトンタッチして生産終了となっています。)


今回ご紹介する初代フィット・ハイブリッドはナビヘッド+フロント2wayマルチ+パワードサブウーファーのシンプルなシステムです。

ナビゲーションはDIATONE NR-MZ300PREMI (268,000円)です。
DIATONEブランドを背負ってハイエンドオーディオに軸足をおいたナビの新機軸製品としてデビュー後、不動のポジションを気づきあげた、ご存知SOUND.NAVIの最上・最新モデルです。
こちらは8V型の大型モニタが売りですが、7型の旧ナビ(ホンダオプション)の枠には当然収まらず、専用パネルも入手できないため、パネルを制作し、純正風味で取り付けました。

このナビはハイエンドオーディオデッキにふさわしく、高品質なDSPと4chアンプを積んでおり、上位モデルでは当然の機能となっているパッシブモード(全chフルレンジ))とマルチモード(帯域分割出力)の接続が選べるようになっています。
今回は自在な音響づくりの点でアドバンテージのあるマルチモードの方を選びました。

合わせるスピーカーは、耳タコですいませんm(_ _)mの当店ド定番スピーカーブルームーンオーディオのRX165です。
出来の良い楽器のように癖がなく、微細な表現力とパンチの強さが特徴のブランドです。RXは最上位グレードということで値段はそこそこお高めながら、視聴でお選びいただく率の非常に高い、力のある製品です。

RX165はもともとパッシブネットワーク付きで発売され、こちらは税別180,000円なのですが、ハイエンドスピーカーの場合、今回のようにマルチシステムで運用され、折角のネットワークが無駄になってしまうケースが少なくありません。
そんな事情に合わせて、ネットワークを含まないモデルRX165 Active(税別160,000円)が先日発売されましたので、今回はコレを選び、音の輪郭形成に寄与度の高いツイーターはAピラー埋め込み方式で取り付けました。

そして低域をビシッと締めてくれるのがパワードサブウーファーですね。
こちらも当店ロングロングランのサーウィンベガのVPAS10(税別46,500円)の登場です。

20センチクラスのコンパクトなダイキャストボディに25センチウーファー&定格200Wアンプを詰め込んだハイコスパモデルです。
これをリヤのラゲッジルームに配置して、音場をしっかりまとめます。

パンチのあるブルームーンオーディオRX165とパワードライブが魅力のパワードサブウーファーVPAS10の2大役者を、日本を代表するハイエンドオーディオナビで自在にあやつる魅力的な一台が出来上がりました。
施工の様子をどうぞご覧ください♪

8インチサウンドナビへ換装!







それでは最も手がかかったところから始めます。
ナビの入れ替えです。

冒頭で触れましたとおり、ホンダ純正のGathersブランドの7インチナビから、8インチ画面のサウンドナビに換装しました。
さすがプロの仕事で違和感ない!(笑)ので、パッと見、違いがわかりにくいかもしれませんが、Beforeはナビ画面の周囲が凹んでいます。
よーくご覧いただくと、センタークラスター全体の表面から一段へこんで、さらにもう一段へこんだ所にナビ画面が顔を出す格好になっていますね。

今回はナビのフェイスパネルが一回り以上大きくなるので、2段めの凹みを裕に超える大きさにまで、開口部を広げています。
そこまで拡大するので、一段目の凹みを中途半端に残さず、逆に埋めてしまって、センタークラスター全体と同じ高さに仕上げることで、違和感をなくしました。

あと、音響面を考慮して、レーダー画面を定位置の運転席側のAピラー前から、ごらんの中央よりに移動させました。

お客様には直接関係ない話ですが、この時代のホンダ車のナビは、一般的な車体側へのネジ止め固定ではなく、ベージュのパネルの方に留めるという(フランス車並みの)独自設計なので、車体側へ固定するためのサードパーティー製ブラケットを調達して対応しました。

8インチパネル用フレーム製作過程




これがフィッティング作業中の様子ですね

周りを養生して、8インチナビが入るようにパネルの開口部を切り広げています。
周りの黒いフレームは、ナビ本体とパネル切断面をきれいにフィッティングさせるためにカスタム製作したフレームです。お得意の3Dプリンターで制作(印刷)して作りました。

こうやって黒フレームとクラスターパネルとの位置決めを行った後、一旦車体から外し、パテ埋めで整形します。
塗装は加工したところだけでなく、このパネル1枚と、左隣で同色の助手席前のパネルも丸々塗ることになります。塗料の食いつきが良くなるようにパネル全体の表面を荒らす(足付け)加工をして、外注塗装で仕上げていきます。




ドアアウターパネルデッドニング




次はドア周りです。

ドアトリムを取り外し→ビニール撤去と進み、アウターパネルの防振をしているところです。
今回は防振性能の高いデッドニンググレードで施工しましたので、アウターパネルは短冊貼りで対応しています。

スピーカーホール周りは少し鉄板を切って加工しています。
ご覧いただくと下半分に加工の後が見えます。ホンダの純正スピーカーは下側にある2本の爪をインナーパネルの穴に引っ掛けて、上のネジ一本で留める固定方法をとっているため、引っかけ用の穴が空いているリブが、スピーカーの背面に飛び出していて、背圧の逃げのじゃまになるんですね。

このリブをカットしたのが、この加工跡なのです。(黒い塗料は防錆処置です)

インナーパネル防振




インナー側が全部終わったところです。

サービスホールのあるインナーパネルは全面貼りで密閉し、共振をしっかりと抑え込みます。
RX165のウーファーはMDF製インナーバッフルを介して固定されています。

インナーバッフルの内面は、スピーカー背圧の抜けを良くするために、スピーカーホールを少し広げて、バッフル内面もテーパー加工を施すのが通例ですが、今回はただでさえリブカットの必要があったため、インナーパネル側の加工量(切削しろ)を抑えるために、バッフル内面はストレート形状としました。

バッフルは黒サフェーサーで防水処理をし、内面は平滑化と防水を兼ねたアルミテープを貼って仕上げてあります。

ピラーツイーター埋め込み加工




ツイーターの設置状況です。

RX165のセパレートツイーターをAピラーの中腹に埋め込みました。
Aピラーも車体形状によって、だいぶ距離感が違いますが、フィットはぐぐーっとフロントガラスが寝ていて、Aピラーもながーく寝ているため、ツイーターまでの距離がだいぶ長く取れました。これは音響上、かなりのアドバンテージです。

DSPを遣うので、音量も再生タイミングも自在に調整でき、室内形状のハンデはあまり気にしなくていいのですが、できるだけ補正量は少ないに越したことはないのです。
ツイーターが遠くにおけると、ドアウーファーとの距離差、右と左のツイーターの距離差が少なくなるので、総じてタイムアライメントの補正量が減りますし、耳に近すぎないので音量の差も抑えめでいけます。
これだけ素性がよいと、DSPで補正したモードの他、シンプルに帯域分割しただけのアナログパッシブで聴いていただいても十二分に楽しんでいただけると思います。

埋め込みの加工面については、起毛による副遮音吸収効果を狙って、アルカンターラ調の生地貼りで仕上げています。
これはだいぶ起伏の激しいデザインなので、起毛塗装のほうが楽なのですが、お値段もそこそこする・・・ということで生地貼り対応しました。
全方向に同じように伸びてくれるとやりやすいのですが、そうはいかないんですね。2回の失敗を経てきれいに仕上げることが出来ました。

パワードサブウーファー




ラゲッジルームに移動して、パワードサブウーファーの設置状況をご覧いただきます。

海底のヒラメのように保護色状態になっているのは、我らがサーウィンベガのVPAS10(税別48,500円)です。
345 × 245 × 65mmと比較的コンパクトなダイキャストボディに、10インチ(25センチ)のウーファーユニットと、定格200Wのアンプを内蔵したモデルです。
ハイパワーですが、ダイキャストボディの重量感で安定したストロークを披露してくれます。

この製品はスピーカー出力を分岐させたハイレベル入力もRCA入力のいずれも対応していますが、今回はサウンドナビのプリアウト出力からRCAで入力しました。
調整については、有線のコントローラーも付属していますが、ナビのDSPで全て操作可能なので省略しました。

外部入力ケーブル




ナビにつながる外部入力ケーブル2本です。

内訳はUSBケーブルと、3.5mmステレオミニプラグです。いずれもナビの背面から繋がっていますが、これらをグローブボックス内に引き出しています。

iPod等のアップル製品であればPCと接続するケーブルを使用してナビとデジタル接続ができます。(音声のみ)
ソニーのウォークマンなどUSBに対応していない機器の接続ではヘッドホン端子を利用してナビと接続することができます。

ハンズフリー用マイク




ステアリングコラムのところのマイクです。

サウンドナビには、本体の表側にマイクが内蔵されていますが、通常のナビのように外部マイクを選択することもできます。
今回は以前のナビで使っていたマイクをそのまま流用することにしました。

補修もしました。




最後はめずらしい補修跡の写真です。
運転席に座って右前の方向。写真の右上が三角窓のガラスという位置です。

もともとツイていたレーダーの配線がダッシュボードパネルを削って引き出されていました。
音響への影響の少ない中央よりに引っ越ししたのを期に、穴を埋めてきれいに補修しました。

穴埋め材料はピラー加工時に出たプラスチック片を使いました。

作業後記




今回はフィットのサウンドアップ事例をご覧いただきました。

ナビヘッド+サウンドアッププログラムによるスピーカー交換+パワードサブウーファーで、多くのお客様が、一応の目標ポイントに定める内容ですね。
とはいっても、今回はサウンドナビ、ブルームーンオーディオのフラッグシップスピーカーと、コンポーネントがハイグレードだったので、ちょっと値段がはりました(^_^;)

あと、今回の目玉のナビのパネル製作はいかがだったでしょうか。
こういう手のかかる加工は、量販店さんのビジネスサイクルに馴染まないので、特にプロショップならではの仕事になりますね。

純正作り付けの車載コンピューターをトランクに移設し、場所を作って取り付けるという究極のパターンを頂点として、たいがいの事は出来てしまいます。
気に入った車だから、情報機器だけアップデートして乗り続けたいというオーナー様はどうぞご相談ください。

レーダー、ドラレコと言った車載機器のきれいな取り付けから、サウンドアッププログラムによるスピーカー交換、DSP、果てはフルマルチシステムまで、ご要望とご予算に応じて、柔軟に対応させていただきます。

メールフォームはこちらです!
電話もお気軽に♪03-5913-8450です!