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インストールギャラリー

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。

事例No.610(お問い合わせの際にお伝えください)

スバル レガシィアウトバック

システム
メインユニット:DIATONE LEGACY専用 ビルトインモデル(H0014AL000BB)
デッドニング:フロント
フロントスピーカー:VENTURE DDBE-1.5DD-4DD-6.5
リアスピーカー:DIATONE SR‐G500(スバル純正)
サブウーファー:DIATONE SW-G50
プロセッサー:HELIX DSP ULTRA
コントローラー:DIRECTOR
D/Aコンバーター:audiotechnica AT-HRD500
パワーアンプ:carrozzeriaX RS-A09X(3台)、KICKER KXA2400.1
ケーブル:ACROLINK
キャパシター:Braim's HQR-1.3F
レギュレーター:audiotechnica REXAT AT-RX100
パワーアシストボックス:audiotechnica AT-RX60
コメント
ベルギーの超ハイエンドブランド、ベンチャーオーディオ製ユニットで組んだフロント3way+サブウーファーのシステムです。
ヘリックスのフラッグシップDSP、カロの2chアンプ3枚使いと至高といってよいシステムに仕上がりました。

ダッシュボード







スバル・レガシィアウトバックの事例ご紹介です。

このオーナー様は基本的にDIY派で、表に見える部分と難易度の高い部分は当店でお手伝いさせていただく関係で、長きに渡ってお付き合いいただいています。

このクルマもオーナー様と当店で時間をかけて作り上げてきた一台で、実はちょうど2年前の2018年3月、当コーナーにご登場いただいたことがあります。
その際のメニューは、スバルオプションのDIATONE SR-G500のアウターバッフル方式の取り付け直し、ツイーターのピラー埋め込み、ヘリックスDSP、外部アンプ、電源レギュレーター・・・と、だいぶ高次元でバランスさせた内容だったのですが、オーナー様のハイファイの探求はとどまるところを知らず、その後、BLAMのフラッグシップスピーカーを用いたフロント3way化へと進展していました。

そして今回は、2020年5月24日開催予定のヨーロピアンサウンドコンテストの参加も視野に入れつつ、さらにハイファイを極めるべく、知る人ぞ知るハイエンドブランドである、ベルギーのベンチャーオーディオの3wayスピーカーへの換装を含むグレードアップをご依頼いただきました。


システムの概要としては、、ソースはスバルオプションのレガシー専用ナビ、ならびにオーディオテクニカのDAコンバーター経由で入力されるデジタル/アナログ音源です。
これらをヘリックスの最新フラッグシップDSPである、DSP ULTRA(税別230,000円)で受け止め、プロセシングを加えて、フロント3wayとサブウーファーに振り分けます。

フロント3wayの方は、ハイエンド2chアンプのカロッツェリアRS-A09X(税別300,000円)を、ツイーター/スコーカー/ウーファーの各チャンネルに1台づつ、計3台配備。スピーカーユニットはベンチャーオーディオ社の大径1.5インチ・ベリリウムツイーターDDBE-1.5(税別760,000円)、4インチスコーカーDD-4(税別220,000円)、6.5インチウーファーDD-6.5(税別148,000円)の布陣で挑みました。

サブウーファー方面は、キッカーの2400W大型モノラルアンプKXA2400.1(税別242,000円)で増幅後、DIATONEの25cmサブウーファーSW-G50(税別80,000円)を鳴らします。

これだけのハイエンドユニット群ですので、良好な稼働条件を整えるために、バッテリーと全システム間にオーディオテクニカの電源レギュレーターAT-RX100(税別85,000円)、並びにパワーアシストボックスAT-RX60(税別43,000円)を配し、サブウーファー用モノラルアンプにブレイムスのキャパシタHQR-1.3F(税別39,000円)も配し、オーディオテクニカ製レグザット電源ケーブルも含めて電源システム全体の安定化を図っています。
また、ここまでくれば当然のこと、RCA/スピーカーケーブルもACROLINKで漏れなく固めています。

ハイエンド・ハイファイを極めるドライビングフォースは凄まじく、軸足はDIY派でありながらも、インストール費用を含めて、軽く車両価格を超える次元に突入なさっております。

今回の華であるベンチャーオーディオのスピーカーユニット群のインストールの様子を中心にご案内いたします。
どうぞご覧ください。

フロントドア




スピーカーインストール後のドアの様子です。

今回のフロントスピーカーは3wayで、ウーファーはドアの定位置に、スコーカー・ツイーターはAピラーの大型マウントへ、という構成になります。

ウーファーはベンチャーオーディオ社の6.5インチ≒17センチのDD-6.5(税別148,000円)です。
ご覧の通り、アウターバッフル形式で取り付けました。

形は超ハイエンド系によく見られる、大型フェライトマグネットを使った、深い奥行きを持っています。
バスケットも非常に堅牢で、重さ2.25キロと重量級です。
昨今は、低燃費のための車体の軽量化がクルマ全体に関する大きな評価軸となり、車載品であるスピーカーも軽さをアピールする傾向にあります。これは致し方ないところですが、一定の大きさのある振動板を激しく駆動させるスピーカー(モーター)の構造上、ストロークの安定の観点から、受け側のバスケットに一定程度の重さがあることが有利に働くので、特に音質を売りにした超ハイエンド系は、総じて重たい製品が多くなっています。

振動板は同社がAGCと呼んでいる、マニラ麻とグラファイト(炭素原子の集合体)を練り合わせた素材でつくられており、軽くて硬く、耐水性に優れた特性をもっています。メーカー各社、差別化のために複雑な表現で攻めてきますが、高品質な振動板の2大要件は‘阿しやすく、止めやすい軽さと、∀弔澆剖い硬さですので、当然ながらこの点OKですね。

外観は極めてオーソドックスで派手さがなく、リスニングに集中させてくれそうです。
真っ黒でつや消し、これ以上無い地味さは、プロ機材のような凄みを宿していてなかなかいい感じです。

インナー側のバッフルはMDF製のリングを積層して形成し、アウター側は自然な減衰によるアタックの柔らかさと、余韻の表現が魅力のホワイトバーチ(フィンランド産の白樺)をベースに、パテ整形、合皮仕上げで制作しました。
スピーカーに付属するグリルの飛び出し分を計算して、スピーカー周辺を少し凹ませた形にしました。

スラントバッフル




横からのアングルでうんちくを語らせていただきます!

スピーカーの配置が音域ごとに離れてしまい、また、それぞれの高さがまちまちになってしまうカーオーディオの場合、各ユニットをリスナーの方に向ける、あるいは車室の中心に向けることで、聴こえ方を改善するテクニックがあります。

これは音の指向性が高い(直進性が高い)高音域になるほど、気を遣う価値があります。よって、最低域(100Hz以下)を担当するサブウーファーは乱暴な言い方をすれば、車内にあればどっち向けてても変わらない、ということになります。(位相の問題は別)

しかしながら、ウーファー(100Hz〜1kHzくらい・3wayの場合)クラスに上がると、単体で見ても、向きを調整する価値が出てきます。また、2way、3wayといった複数ユニット構成の場合、音のまとめやすさの点。言い換えるとDSPによる調整への依存度を抑えつつ、良好な音場を得られる点で有利に働いてきます。

ツイーターについては、角度をつけてピラーに埋め込んだ事例を数多くご紹介しておりますが、ウーファーについても、アウターバッフル形式で、かつ少しご予算をお願いできる場合は角度をつけたインストールにも対応しています。

今回の事例では、スピーカー変更前はほぼ垂直だったものを、アウターバッフル作り直しに際して、角度つきタイプ(スラントバッフル)にしています。
一つ前の写真のように正面から見ると、頑張ればなんとかDIYできるんじゃないか!?とお思いになる方は少なくないと思いますが、この角度から眺めて、かつ、これを左右対称に2つ作ると思うと、ほとんどの方が「ムリ。」に転じてしまうのではないかと思います(笑)

スコーカー&ツイーター1/4




スコーカーとツイーターの設置状況です。

3wayというと、低域のウーファーと中域スコーカーはドアで、ピラー周りにはツイーターのみ、というレイアウトが基本ですが、そもそも論として、全ユニットを近づけて配置するのが音質的には最良です。

ですので、極論すれば、ボンネットの先端までフロントガラスを拡張して、サンルームみたいにしてしまって、ボンネットの両端に3wayユニット全部をおいてしまい、ホームオーディオに近い条件にしてしまうのが理屈の上では最良です。

そういった発想を基点として、車内の実情に合わせて現実的に考えると、「より指向性の高いものを寄せて配置する」という解がでてきます。それを形にしたのが今回のパターンです。

向かって左側が直径1.5インチ(38mm)の大口径ツイーター、DDBE-1.5(税別76万円)で、右が4インチスコーカーDD-4(22万円)です。
エンクロージャー容積をほぼ必要としないツイーターの裏側は5ミリほどの奥行きで、スコーカーの方は、もともとのピラーカバーの面に向かう四角錐のエンクロージャーになっています。

なお、当然のことですが、両者は壁で仕切られており、かつ、スコーカー側の部屋の内側は例によってデッドニングを施してあります。
以前はデザインから完成まで100%手でやっていましたが、得意技の3Dプリンター活用によって、より正確に効率的に進められるようになりました。

スコーカー&ツイーター2/4




横から見た所です。

前に触れましたように、スコーカー側のエンクロージャーが四角錐の形になっているのがおわかりになると思います。

このスピーカーマウントは3ピース構造になっています。
前述の.┘鵐ロージャー部分、黒い帯になっている部分、スピーカーの取り付け部分の3点です。
,鉢△論榁紊靴討△蝓↓△鉢は各ユニットのフランジ部分の4本のボルトで共締めする構造になっています。

こういう構造にすることによって、きれいに革を巻くことができますし、各ユニットのメンテナンスも楽にできるようになります。

スコーカー&ツイーター3/4




助手席側の最後はドア側からのカットです。
ツイーター側は結構大きく張り出しており、ガラスとのクリアランスはほんのちょっとです。

ツイーターの裏側はエリンギの首っぽくえぐれていて、エンクロージャーはほぼないのが見て取れます。

スコーカー&ツイーター4/4




ダメ押しで運転席側です。

助手席側の裏返しで、まったく左右対称に作ってあります。
ピンぼけご容赦くださいm(_ _)m

サブウーファー




最後はトランクに移動してサブウーファーの様子です。
ここは最初の施工時はスバル純正のDIATONEスピーカーの取り付け直しを行いましたが、その際にお揃いで取り付けたDIATONEのサブウーファー、SW-G50です。

今回は撮影を省きましたが、トランクのフロアボードの下には、ヘリックスのDSP ULTRA、カロッツェリアの2chアンプRS-A09X(3台)、キッカーのモノアンプKXA2400.1他の機器群がレイアウトされています。

作業後記




今回はレガシィ・アウトバックの超ハイエンドシステムの事例をご紹介いたしました。

ツイーターとスコーカーの取り付け方法も見どころでしたが、それ以前にスピーカー、DSP、アンプと価格が例外なく激しいので、冒頭の概要説明だけでもお腹いっぱいになられた方も少なくないんじゃないでしょうか(笑)

特にインストール事例として、初のご紹介となったベンチャーオーディオのスピーカーについては、これまでご購入いただいたお客様の満足度は非常に高く、至高を求めるお客様には自信をもっておすすめできる製品だと思っています。

特に大口径ベリリウムツイーターのDDBE-1.5ですね。
とにかく高感度で情報量が圧倒的。一般的なツイーターの効率は80dBから、よくても86dBくらいなのに対して、これは98dBあります。
スピーカー製品の性能は数値上では大差ないけど、聴感は大きく違うというのがほとんどなので、説明に苦労するのですが、ここまで数値が違うとだいぶ楽です(笑)

まあ、これは冗談としても、この数字がどこまで独り歩きしてくれても、十分に説明がつくくらいの情報量の多さ、描写力に優れています。端的に一言で表すなら「自然さ」ということになりましょうか。
ここまでのクラスになると、いかにもな感じは微塵もなく、極めて自然。ふと開けた、山小屋の窓から忍び入ってくる夜の気配のように、シルキーで、肌なじみのよい静寂感、漆黒の闇の果てしない深さといった、音のない世界まで見渡せる表現力を持った至高のユニットです。

ここまで訴えておいて、デモボードに入ってないのが何とも残念なところですが、ご興味がお有りのお客様はどうぞお問い合わせください。

今回の事例のような超ハイエンドシステムに関わらず、エントリーから現実的なハイエンドまで。ご予算とご希望に応じて、柔軟にプランさせていただきます。
どうぞお気軽にご相談くださいね(^o^)♪

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