BMWX2のオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
-
事例No.568(お問い合わせの際にお伝えください)
model
BMW X2
system
メインユニット:純正
ドアチューニング:フロント
フロントスピーカー:BMA-F30FS
リアスピーカー:純正comment
標準オーディオではドアとシート下ウーファーのフロント2wayのX2をブルームーンオーディオのX2用キットで3way化しました。
BMW X2のダッシュボードです。
Xシリーズは、2000年のX5 、2004年のX3とスタートして、X6(2008)、X1(2009)、X4(2014)と、SUVのトレンド拡大に歩調を合わせて、きめ細かくラインアップを拡大させてきました。
そして、2018年に発売されたコチラのX2が国内最新ということになります。
X1シリーズ共通のプラットフォームで、キュッとコンパクトなサイズ感に仕上がっています。
現行BMWお約束のiDriveのディスプレイパネルがちょこっと出っ張っていますが、SUVボディだけあった天井が高く、フロントガラスも適当に遠いので、音像の形成(ステージング)の点で有利ですね♪
はるばる群馬県からおいでいたただいた、X2オーナー様のオーダーはBMWブライトオーディオパッケージのF1プランです。
F1はフロント3wayのスピーカー交換と、ドア防振施工を組み合わせたメニューです。
ブライトオーディオパッケージは、もともとJBL製の専用ユニットを標準スピーカーとしてスタートしましたが、昨年より最大13ブランド最大13ブランドがらお選びいただけるようになりました。
X2向けには12ブランドがありますが、その中から、押しも押されもせぬ当店人気ブランド!ブルームーンオーディオの3wayキット(BMA-F30FS・キット価格118,000円)をご指定頂きました。
クセのない、クリアで、かつパンチのある音色が特徴のブルームーンサウンドが、X2のキャビンを盛り上げます!
施工の様子をどうぞご覧ください♪
-
フロントドア
それではドアの様子からごらんいただきましょう。
X1プラットフォームだけあって、ドアもコンパクトな感じですね。扱いやすそうです。
スピーカーレイアウトについては、この車は標準オーディオですので、ドアハンドル前とシート下、リア各1対の合計6スピーカー構成になります。
今回インストールするブルームーンオーディオのキットはフロント3way構成ですので、ミラー裏に取り付けるHiFiモデル用のツイーターカバーをディーラーさんから調達する必要があります。
(写真は施工前なので、標準カバーです) -
ドアトリム取り外し
ドアトリムを取り外したところです。
欧州車恒例のスポンジシートとご対面ですが、これは向こう側の様子が容易に想像がつくくらい、随分と几帳面に起伏をトレースしてありますねぇ。
きちんとした金型をつかって形成したシートのなのでしょうから、心苦しい限りですが、一気に剥がさせていただきます!
(`・ω・´)ゞ
-
アウターパネル作業
それでは実作業です。
前出のスポンジシートを取り除いて、きれいに清掃・脱脂します。
下準備が済んだら、アウターパネルにオーディオテクニカの丸い防振材、AT7560を貼り付けます。
スピーカーホール部分についているのは、純正スピーカーが取り付けられていた樹脂製のブラケットです。
ブルームーンオーディオのスピーカーには専用バッフルがついておりますが、このブラケットの上に取り付ける設計になっていますので、これは残しておきます。
スピーカーケーブルは、純正ケーブルを使います。
標準の状態では、純正デッキから1chで出力され、ドアとシート下のスピーカーに並列に分岐されてつながっています。
今回は、これにツイーター用のケーブルをもう一本足して、3本に分岐するように加工します。(冒頭の接続図参照)
ツイーター・スコーカー・ウーファーに向かう各ケーブルには、信号の帯域の重複を避けるためのキット付属のフィルターを噛ませますので、単なるスピーカー交換以上のクリアネスが得られます。
(以前の3wayキットでは、ウーファー配線用のフィルターがありませんでしたが、直近の仕様改訂により、ローパスフィルターが装備されるようになりました。(・o・)b -
インナーパネル作業
それではドアの最終コーナーに差し掛かります。
専用バッフル付きのスピーカーにスピーカー配線をつなぎ、ブラケットに取り付けます。
スピーカーホールはオーディオテクニカのAT7550Rで塞ぎ、面の広いところにも防振のために貼っていきます。
スピーカーが取り付けられているバッフル周辺もしっかり貼り込んでおきます。
スピーカーの右側に白いケーブルが見えますね。
これは加工して追加した、キット付属のツイーター用ケーブルです。上の方にたどっていくと、ツイーターカバーの裏に入り込んでいるのがおわかりになると思います。
ツイーターカバーの下端にちらっと見えるのはハーマン/カードンのエンブレムです。
-
ツイーター取り付け
そしてこれがツイーターカバー裏の様子です。
HiFiオプション用のカバーに、ブルームーンオーディオのツイーターをはめ込みます。
ドアのスコーカーも、後出のシート下ウーファーも標準の位置での入れ替えとなり、このカバーもオプション用の純正品ですので、標準の外観に変更を加えずに音質アップできることになります。
-
シート下ウーファー(施工前)
次にシート下に移動いたします。
これはフロアに取り付けられているウーファーで、左右に一つづつ配置されています。
ご覧のように、フロアとほぼフラットになるように、くぼみの中に取り付けられており、下側のクリアランスが少なくすむように、スピーカー正面を下に向け、マグネット部を上方に出っ張らせてあります。
-
シート下ウーファー(交換後)
こちらが交換後の様子です。
キットのスピーカーは上向きに取り付ける仕様になっていますので、ユニットの周りを囲っているプラスチックのフレームとのクリアランスがギリギリになっていますね。
冒頭でお伝えしましたとおり、ブルームーンオーディオのX2向けのキットは3way(フィルター付き)で118,000円です。
ちなみにJBL製の3way(BM3F30FSP?)で88,000円です。
他のブランドですと、シート下のウーファーは別売りで、かつ、片側で4万以上するものもありますので、リーズナブルです。
詳しくはこちらのデータベースページでご確認ください。 -
作業後記
今回はBMW Xシリーズで最も新しいX2のBMWブライトオーディオパッケージの施工事例をご覧いただきました。
BMWブライトオーディオパッケージは、入念なドア防振で環境を整え、BMW専用にオーディオメーカー各社から発売されているスピーカーキットを取り付けるプランです。
特にXシリーズ並びに1〜4シリーズの純正オーディオはツイーターが省かれた変則的な2wayですので、ツイーターが加わる点だけでも、かなりの変化がもたらされますが、各ユニットの性能の向上、ならびにインラインフィルターによる再生帯域の整理によって、格段にクオリティアップしたサウンドをお楽しみいただけるようになります。
メニューのバリエーションとしては、今回のようにフロントスピーカーのみの交換を行うF1を始めとして、センタースピーカーも交換するF2、リヤスピーカーも交換するF1R/F2Rの他、プロセッサーアンプ(audison Prima AP8.9bit)を投入して車室内の状況に合わせた音声信号の適正化を図るF1R-8/F2R-8と、ご希望とご予算に応じてお選びいただける幅を持たせています。
純正の音に飽き足らないオーナー様に自信を持ってお勧めしたいパッケージです。
どうぞご検討ください。ご質問やカスタマイズのお問い合わせもお気軽にとうぞ♪
ご連絡お待ちしております。
電話もお気軽に♪03-5913-8450です!