ホンダNSXのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.547(お問い合わせの際にお伝えください)
model
ホンダ NSX
system
メインユニット:KENWOOD MDV-Z905
ドア防振:なし
フロントスピーカー:carrozzeria
パワーアンプ:社外comment
NSXに2DINナビをつけました。
非DIN規格のパネルは2DINがきれいに入るように加工し、外注塗装でつや消しブラックに仕上げました。
ホンダNSXのダッシュボードです。
1990年。平成の始まりとともに産声を上げ、2006年までの16年間に渡り生産された、日本のスポーツカーを代表する名車のひとつです。
NA3000ミッドシップエンジン・アルミボディ、ワングレードワンプライス800万円と、デビュー時のスペックが放つ閃光はあまりにも鮮烈で、然るべくして永きに渡り、記憶と歴史に名を残すことになりました。
今も脈々とオーナーズクラブが運営されるなど、熱狂的なオーナーさんたちがたくさんいらっしゃるようです。
2016年には、2代目にあたる新生NSXが発売されましたが、ツインターボ・ハイブリッド・車重1.8トンときてるので、同ブランドなれど、初代とは別物の趣ですね。。
ホンダの真っ赤な血が流れる初代NSX!良好なコンディションでずーっと大事に乗っていただきたいものです(^o^)
(大事→きれいにインストールしましょうという伏線を秘密裏に引き終わったところで・・)
それでは今回の事例のご紹介です!
お預かり段階のシステムは、ヘッドユニットがカロッツェリアの1DIN、フロントスピーカーも同じくカロッツェリアのユニットに交換済みで、セパレート2way化された状態でした。
ここから、ヘッドユニットを2DINのナビに交換したいというのが、今回のご相談でした。
ツイーター台の部分のみオリジナルから変更されているとはいえ、全体的に大変美しく維持されており、わざわざ当店の戸を叩いて頂いたことからも「純正感第一!」の仕上がりを切望なさっているのは明白です。
ということで2DINナビを美しく収めるために、パネルの加工を含めてきっちり取り組ませていただきました!
施工の様子をどうぞ御覧ください。
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【このカットでの施工内容の説明】
このカットは施工後の状態です。
・クリーンなオリジナル外観を維持するために、ナビのGPSアンテナ、TVアンテナ、ハンズフリーマイクは目立たないところに設置しています。
・助手席側にゴニョゴニョと出ているのは、ナビから出ているUSBケーブル3本です。当面の試用の後、長さと引き出し口を決める予定です。
お預かり段階のカットで、右はカタログ掲載のオリジナルの状態です。
BOSEサウンドシステムが搭載されていたんですね。
発売以来、2006年までずっとテープデッキだったようです。
NSXのオーディオ周りの施工はいわゆる自動車屋さんが手がけていらっしゃるような印象が強いですね。若干ラフプレー気味の仕上がりに遭遇する機会が多いです(^-^;)
寸法的に収めるだけなら、何も難しいことはありません。
専門店としてお客様の期待に応えるべく、全面リフレッシュへと駒を進めてまいります!
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施工後
こちらが施工後です・・・・・・・・。
会場しーん。ですか?インパクトに欠ける絵ですいません(笑)
純正感第一!を目指しましたので、非オーナー様がスル〜してしまうくらいが丁度よいんだろうと思います。我ながら、まるで純正としか表現できません(^-^;)
やったこととしては、1DINが取り付けられていたあたりを堺に、上下に分断されていたので、当店では部分的に材料を足して一体成型しました。そしてキモとなる塗装の方は、プロに外注して純正風のつや消しブラックで仕上げてもらいました。
フレームは結構大きくて、エアコンのコントロールパネルの上端から始まって、ポケットのところを通り越して、サイドブレーキ脇のスイッチパネルのところまでが一つに繋がっています。
ナビ脇のところが最も細くなりますが、補強を入れているので、後々の脱着も問題ありません。
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ナビの選定(モニターの調整機構がカギ)
最後にナビモニタ部分のアップです。
KENWOODのナビ(MDV-Z905)をチョイスした理由の一つが、モニターの見やすさです。
多くの車のコンソールは垂直か、ごく緩やかな仰角なので、ドライバーが覗き込んだときに見やすくなるよう、モニタの下側をせり出させて、上向きに調整してくれる機構を備えています。
しかしながら、スポーツタイプのNSXの場合、コンソールが45度に近いほどの上向きになっているため、そこから更に上向きの調整には意味がなく、逆に下向きになってくれると助かるんだけど。。ということになります。
それができるのがこのKENWOODのナビです。
下側を支点にして、お辞儀しています。
画面の下側から撮影しているので照明が写り込んでいますが、ドライバー目線からは、大変見やすく、合格ラインです♪
今回はパネルが破損に近い状態になっていたため、パネル補修を兼ねて2DINモデルの導入となりましたが、車両への変更を抑えたければ、据え付けは1DINオーディオで、ナビはポータブルという組み合わせもありですね。
いずれにしても、オーナー様のご意向に合わせて、如何様にもパネル制作は可能です。
また最近、NSXのオーナーズクラブのご意見を伺う機会があり、純正パネルを加工しない範囲で装着できるデッキ、ならびに取り付け方法を考察中です。
進展があれば、当サイト上でお伝えいたします(^o^)
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作業後記
今回は貴重なNSXのナビ交換+オーディオパネル制作の様子をご覧いただきました。
どのような車でも純正オーディオデッキ・純正ナビデッキの陳腐化は避けられず、なんらかの対応を必要とする時期がやってきます。
NSXの場合、テープデッキ+6連装CDチェンジャー、各スピーカーにアンプとかなり個性的な造りで故障が少なくない上、デッキがDIN規格ではないため、オーディオシステム交換にしろ、ナビ取り付けにしろ、抜本的かつ統一感のある対応がとりにくく、皆様苦慮していらっしゃるようです。
今回は2DINナビの取り付けを題材として、パネル加工とフィッティングの具合をご覧いただきましたが、1DINオーディオデッキ+ポケットなど、DIN規格の製品の取り付けとパネル加工は、どのような構成でも対応いたします。
また、本格的な音質向上を目指すなら、サウンドアッププログラムで、標準スピーカーの位置でコアキシャル2wayに交換してもよいですし、ミラー裏辺りにツイーターを設置して2way化も可能です。
さらに、チップの集積度の向上とともに、DSP機構の小型化が進んでいますので、デッキ内蔵型/ハイダウェイ型のいずれのパターンでも、設置場所に頭を悩ませることなく、音作りの世界に踏み込むことが可能です。
どうぞご要望をお聞かせください。
ご予算に応じて、柔軟にプランさせていただきます。
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