マツダ(ND)ロードスターRFのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.545(お問い合わせの際にお伝えください)
model
マツダ (ND)ロードスター RF
system
メインユニット:マツダコネクト
ドアチューニング:なし
フロントスピーカー:carrozzeria TS-V173S
リアスピーカー:純正
プロセッサーアンプ:MATCH M-5DSP+URC-3
DAコンバーター:audio-technica AT-HRD1
ケーブル:SUPRA ZAC、USB2.0、classic 2.5H
パワーアシストボックス:AT-RX60
ドライブレコーダー:carrozzeria ND-DVR40comment
マツダコネクトの音声出力をDSPに入れて、カロッツェリアのスピーカーを鳴らすシステムです。
オーディオテクニカのデジタルトランスポートによって、ハイレゾソースもプレイできます。
MATCH製小型高性能のDSPがいい仕事をしてくれております。
マツダ・ロードスターRFのダッシュボードです。
ダッシュ周りはカブリオレのロードスターと同じですが、今回お迎えしたのは折りたたみ式の金属屋根がついているRFです。
ボタン一つで、とてもエレガントなモーションを伴って開閉できるんですよ。感動モノです♪
そんな美しいロードスターRFのメニューは、スピーカー交換とDSP投入を軸としたサウンドアップです。
スピーカーはカロッツェリア・カスタムフィットスピーカーのフラッグシップ TS-V173Sをセレクト。
スピーカーケーブルもSUPRA製に交換し、防振のほうは今回ナシで、ドアを仕上げます。
DSPは、超超小型で機能は一人前のMATCH(マッチ)製M-5DSP(90,000円)をセレクトしました。
110×35×85(mm)という手のひらサイズに、7chコントロールが可能なDSPと、5chのアンプを内蔵したホットモデルです。
現在主流のaudisonやESXの「お弁当箱サイズ」のなかにあって、小スペースにさりげなくインストールしてサウンドアップしたい、スマート派の支持を集めつつあるモデルです。
DSPといえば、純正デッキ入力に加えて、ハイレゾソース外部入力による新時代体験も楽しみのひとつです!
実質的なソースユニットとなるDAPの信号を、DSPに光デジタル入力するために、オーディオテクニカの定番デジタルトランスポートAT-HRD1(15,000円)も導入します。
加えて、DSPとデジタルトランスポートの電源を安定させるためのパワーアシストボックスAT-RX60(43,000円)や、安全運転の必需品!カロッツェリアのドラレコND-DVR40(オープン)も取り付けて、充実の内容となりました。
オーナー様のご趣味でジムカーナでお使いになる車だそうです。
ブンブンやっても動かないようにしっかり取り付けなきゃですね。
作業の様子をどうぞご覧ください〜(^o^)♪
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フロントドア
フロントドアの外観です。
お陰様ですっかり見慣れたND型のドアトリムです。
上端ぎりぎりの位置についたオープナーがかっこいいですね。
スポーツ定番の赤ステッチもピリッと効いてます。
今回、ドアについてはスピーカー交換&ケーブル交換を行い、ドア防振はナシでいきます。 -
スピーカーインストール
ドア関係の作業が終わったところです。
硬質MDFで作成したインナーバッフルを介して、カロッツェリアのTS-V173Sを取り付けています。
カーボンファイバーのコーンがテラっと光っていい感じです。
バッフル上端から左時計周りにくるっと巡っているのがSUPRAのスピーカーケーブルですね。
今回、ドア防振レスでしたが、このクルマはサービスホールが樹脂パネルでフタされているので、ビニール仕様に比べれば、スピーカー稼働の条件はベターですね。
今回導入した小粒の3アイテムは助手席シート下に並べました。
まず、奥側がドイツ製ブランドMATCH(マッチ)のDSP、M-5DSPです。
標準オーディオのスピーカー出力と、DAPのデジタルソースを外部入力し、ツイーターとウーファーの2wayスピーカーを鳴らしています。
その次、中央がオーディオテクニカのDAコンバーター・デジタルトランスポーターのAT-HRD1です。
スマートフォンやDAPなどのソースをUSBケーブルで入力し、内部のDAコンバーターを介してRCAライン出力か、デジタル入力を光で出力する装置です。サンプリング周波数は192kHz/32bitまで対応しています。
手前のはなんでしょう?Rexatの銘板が見えます。
これはオーディオテクニカのパワーアシストボックスAT-RX60です。
バッテリーとアンプ類の間に設置することで、電圧の安定に役立ちます。
今回はマッチのDSPに加えて、デジタルトランスポートにも繋ぎました。
もう一枚の写真は、今回のプランの華☆であるM-5DSPの側面パネルのレイアウトです。
入力側は、標準オーディオのスピーカー出力と、外部入力は角型光デジタルで取り込むようになっています。
アンプは5基内蔵されており、フロント/リヤ(ツイーター/ウーファー)LRの4chと、サブウーファーを駆動できるようになっています。
この5chのほかに、あと2ch分のプロセシングを行えるようになっていて、その出力は「LINEOUT」と記されているジャックから出せるようになっています。
マッチ製品の日本代理店のエムズラインさんのサイトは製品の説明とスペックデータが大変充実しています。興味のある方は一度ご覧になってください。
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DSPコントローラー
こちらは別売りのDSPコントローラーURC-3(6,600円)です。
コンソールのちょうどイイところに空きがありましたので、しっくりと設置しました。
真ん中のモードスイッチは入力切替(スピーカー入力 or 光)です。
左右のつまみはボリュームで、マスターボリューム、サブウーファーレベル、外部入力ボリューム、ラウドネスレベルの中から、好みのものを割り当てられるようになっています。
どのDSPでも同じことですが、デジタル入力を行う場合は、アナログと違ってプレイヤー側で音量を調節することができないので、ボリュームを取り付ける必要があります。
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ドライブレコーダー
最後にドラレコです。
カロッツェリアのND-DVR40を取り付けました。
ワンボディのエントリーモデルですね。
前方にカメラがあり、後方の液晶とスイッチで操作します。
怖い運転をする人からの自己防衛。という文脈で語られることの多いドラレコですが、自分にも落ち度がある事故に巻き込まれる確率は少なからずあるわけで、そんな時の過失割合を妥当に決定するための、サポートツールとしての価値はかなり大きいと思います。
過度に慌てて声が上ずったりするのはかっこ悪くていやなものです。ドライバーの心の余裕をつくってくれるテクノロジーに感謝ですね(^o^)
あと、今や、あって当たり前のカーナビにも感謝しとかないとですね。
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作業後期
今回はDSPを組み込んだサウンドアップの事例をご覧いただきました。
日を追って、DSP事例のご紹介が増えてきていますが、その中でも最小サイズの製品ですね。
繰り返しになりますが、手のひらサイズの筐体に、7chDSPと5chのアンプを内蔵しており、スペースに余裕が無い場合や、あちこち脱着せずに、さらりとインストールしたい方にはとてもいい製品だと思います。
こんなコンパクトサイズでも90,000円という価格をつけていますので、単体型DSPとしてきっちり戦える性能を有しています。
ハイパス・ローパスのカットオフ周波数の細かさ、5種の肩特性、30バンドイコライザー等、価格に見合った高度な使いこなしができるようになっています。
○標準オーディオのスピーカー出力を取り込んで音質向上&音のフォーカス合わせを行うだけであれば、本機一台で済みます。
○デジタルソース入力を楽しみたい場合は、今回の事例のように、デジタルトランスポートとボリュームコントローラをプラスします。
○低音域も加えて、不足のないレンジ感を楽しみたい場合は、サブウーファー出力端子と接続したり、
○ラインアウトに外部アンプをつなげて、残り2chをつかった運用もできるなど、相応の拡張性も備えています。
カーオーディオのサウンドアップには、当店でサウンドアッププログラムとして提供させていただいているスピーカー交換を含むドア周りの環境整備でご満足頂ける場合もあれば、アンプや、DSP導入、ケーブル、電源周りとステップアップの製品カテゴリは複数あり、インストール・セットアップの負荷はセレクトする製品によって様々です。
DSPは昨今、特に人気の高まっている分野で、製品数が増えてきております。
機能、サイズ、本体価格、必要周辺機器価格、インストール費用と、評価基準は様々ですが、当製品は特にそのサイズと取り付け性の点で強いエッジがあります。
●現状の音に不満があり、機会があれば改善を図りたい。
●音の焦点を自在にコントロールできるDSPの効果に興味がある。
●できれば室内の外観に変更を加えたくない。
●機器を入れるのは良いが、ラゲッジルームはNG。シート下やダッシュボード奥など、隠せる範囲で済ませたい。
・・・こんな感覚をお持ちのお客様には、検討に値する製品だろうと思います。
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