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Alfaromeo4Cスパイダーのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • アルファロメオ4Cのスピーカー交換の様子です。

  • 事例No.502(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    Alfaromeo 4Cスパイダー

    system

    メインユニット:Carrozzeria DEH-970
    ドアチューニング:フロント
    フロントスピーカー:GROUNDZERO GZIC 650FX
    リアスピーカー:無し
    パワーアンプ:内蔵ネットワークモード
    ケーブル:kaiser swing

    comment

    プロセッサ付ハイコスパヘッドユニットとして名高いカロッツェリアのDEH-970への交換とサウンドアッププログラムによるスピーカー交換の事例です。

    ドア内のスペースがタイトなので、ユニット厚み44ミリの薄型ウーファーがウリのグラウンドゼロを起用しました。

  • ダッシュボード全景


アルファロメオ4C(スパイダー)のダッシュボードです。

計器類・スイッチ類のほとんどがドライバーに向けてある造りなので、ダッシュボードというよりコックピットのほうがしっくりきますね。
スポーツ走行時の操作性重視で、各所に手が届きやすいタイトな作りになっているものの、乗り込んでしまうとさほど窮屈には感じませんでした。

このレーシーでラグジュアリーなアルファロメオに、デッキ交換とサウンドアッププログラムでスピーカー交換を行います。

デッキは1DIN定番のカロッツェリアDEH-970。
発売から6年目を数えますが、フロント3wayまでこなせるプロセッサー付きで35,000円のコスパの高さは、未だに他の追随を許しません!
スピーカーは、取付部の奥行きの浅さを考慮して、GROUNDZEROの薄型2wayユニット、GZIC 650FXをセレクトしました。

オーディオ的にはハンデのある、起伏の激しいコックピットですが、プロセッサーを駆使して華麗に克服!ゴキゲンなクルージングマシンに仕立てます!

インストールの様子をどうぞご覧ください♪

  • メインユニット(交換前)

    ご入庫いただいた段階でついていたアルパイン製のデッキです。

    どうせ取り外すから適当でいいやと、写真も適当に撮ったわけではないのですが、うっかりブレていました。すいません。

    メディア接続用のUSBケーブルは、グローブボックス内に引き出してありました。

  • メインユニット(交換後)

    我らがカロッツェリアのDEH-970です。

    CD・SDカード・USB・bluetoothとマルチなソースに対応、オペアンプ・DAコンバーターを始めとする基幹部品にもこだわり、現在のカーオーディオシーンに不可欠なプロセシング機能(タイムアライメント・帯域分割・イコライザー)まで盛り込んでしまい、世が世なら10万円を超えるハイエンドデッキでしか成し得なかった機能満載で35,000円という、とてもコストパフォーマンスの高い製品です。

    このデッキのスピーカーの接続方法は2種類あります。
    ツイーター、ミッド、ローの3wayユニットを個別につなぎ、それぞれに精細なマルチ調整を行える3wayネットワークモードと、(2wayあるいはフルレンジの)フロント、リア+パワードサブウーファーのスタンダードモードが選べるようになっています。

    このクルマは標準でフロント2wayの構成となっていますが、ケーブルは左右それぞれ1系統(チャンネル)にまとまっており、フィルターによってツイーターの低域側がカットしてあるものの、ウーファーはフルレンジなので、音の境界が重なった状態で鳴っています。
    今回はネットワークモードを選び、内蔵されている4chアンプでツイーターとウーファーを個別に制御。不要な重なりのない、意図に沿った音作りができる体勢を整えます。

    パネルの表示カラーは、インパネに合わせて7色から選べるようになっています。
    ぴったり一緒にはなりませんでしたが、一番近いところを選んでみました。

  • フロントドア全景

    ドアの内装の様子です。

    ツイーター、ウーファー、グリップ、オープナーとすっきりレイアウトされています。
    差別化自体が目的になってしまってるようなヘンなヒネリがない、とても美しいデザインだと思います。

    冒頭で薄手のスピーカーをセレクトしたとお伝えしました。
    このドアを御覧頂いた限りでは、別に普通じゃん??という感じかと思いますが、実は、ちょっと見たことないくらいインナーパネルが奥に位置していて、アウターパネルとの間隔が軽自動車並なんです。

    次のカットをご覧いただければわかっていただけます。。

  • フロントドア(作業前)

    ドアトリムを外したところです。

    こんな具合です。
    あたかもアウターパネルにスピーカーがついているように見えますが、れっきとしたインナーパネルです。
    内装の「腕が入る凹み部分」をインナーパネルに穴を開けて確保するパターンが一般的なのですが、このクルマはその位置までインナーパネルを押しやってしまってるのですね。なかなか見かけない造りです。

    純正スピーカーは直径13センチ。すこし角度を付けて取り付けられています。
    白いスポンジ状のシートを剥がして、清掃後、アウターパネル→インナーパネルの順で防振していきます。

  • フロントドア(作業後)

    一通り作業が終わったところです。

    アウターパネルに防振材を貼ったあと、インナーパネルのサービスホールを塞ぎ、弱いところを押さえています。

    スピーカーは標準の13cmから16.5cmまで拡大しました。ぎりぎり収まっている感じですね。
    この状態で窓ガラスを下ろすと、スピーカー背面に肉薄する状態です。
    バッフルを高く積み上げて、内装のスピーカーグリルの方向に寄せればいいんですが、その分、内装の内側にあるリブをかなり切り取る必要が出てきてしまいます。
    今回は切削はしない前提でしたので、ご覧のように標準の位置で解決させています。

  • 標準ツイーター

    ツイーター交換の様子です。
    右上の写真のところを裏から見ている状態です。

    純正ツイーターユニットは、アルミ製のブラケットで固定されています。
    朱色でウネウネっとマーキング?されているのがハイパスフィルターです。

    一組のフルレンジのケーブルを分岐させてウーファーとツイーターに繋いであるので、このフィルターで低域をカットしているわけです。
    最近の2wayでは、ごくごく標準的な接続方法といえます。

  • 交換後のツイーター

    こちらが交換後の様子です。

    GROUNDZERO GZIC 650FXのツイーターのハウジングを取り外し、「中身」を標準の位置に収めています。
    ブラケットも標準のものを再利用して固定しています。

    これにて、全く外観に変更を及ぼさないグレードアップが完了しました(`・ω・´)ゞ

  • 作業後記

    今回は2wayマルチシステムの事例をご覧いただきました。

    なかなか特徴のある構造のドアに話が持って行かれてしまいましたが、基本的にはデッキの交換と、サウンドアッププログラムを適用したスピーカー交換です。

    最近はデッキ交換がしにくいクルマが増えましたが、1DIN確保できるクルマで、リーズナブルにタイムアライメントデビューしてみたい方には、今回ご紹介したDEH-970はオススメです。

    標準で2wayのクルマであれば、4チャンネルアンプ内蔵のこのデッキ一台でマルチが組めますし、パワードサブウーファーを足してグレードアップも可能です。
    3wayのクルマなら、ツイーターとミッドを内蔵アンプで鳴らし、追加アンプでロー(ウーファー)を鳴らす本格的なマルチシステムを組むことが出来ます♪

    プロセッサ機能のあるシステムを組むと、スピーカーの安定した稼働のための取付品質と並んで重要なのが調整の技術ということになります。

    各スピーカーユニットに担当させる帯域を決めるクロスオーバー設定。設置位置がバラバラな各スピーカーの音の耳への到達時間を揃えるタイムアライメント設定。車室内の複雑な形状の影響で生じる音程の凸凹を抑えるイコライジング。これらの調整がきちっと出来て初めて、投資の果実にたどり着くことが出来ます。

    当店では、インストール技術と調整技術をデジタル時代の両輪と捉え、調整技術向上のための各種勉強会への参加や、現場での経験の蓄積を行い、また、音声測定器SIEGの導入による検証手段の充実も図っております。

    お客さまのお好み、ご予算に応じて、総合力でお応えいたします。

    どうぞお気軽にご相談ください♪
    電話もお気軽に♪03-5913-8450です!