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BMWALPINAB3 BITURBOのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。 当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • BMW ALPINAのロードノイズ対策の施工の様子です

  • 事例No.469(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    BMW ALPINA B3 BITURBO

    system

    デッドニング:車全体
    フロントスピーカー:純正
    リアスピーカー:純正
    パワーアンプ:純正
    ケーブル:純正
    バッテリー:純正

    comment

    本格的なロードノイズ対策・騒音対策として、車体全体のデッドニングを行いました。
    併せて、ABCD各ピラーにウレタン充填を行い、空洞部分の共鳴をシャットアウトしました。

    オーナー様からご満足コメントを頂戴しました!m(_ _)m


    お客様から感想のメールをいただきました。

    (個人/団体名、必要に応じて商品名は伏せさせていただいております。)

    デッドニングの効果をご報告します。
    たまに同乗する友人(天然)に「あれ、エンジン換えた?」といきなり言われました。そんなはず無いだろとツッコミを入れつつも、自分以上にデッドニングの効果を感じていたみたいです。
    また、「私のvitzよりも過ごしやすい」と、20代女子が言ってくれました。
    本当に静かになりましたよね。

    すごすぎる! 
    お願いして本当に良かったと思います。
    気にしていたタイヤノイズもかなり軽減され、これならば小さめにオーディオをかけていても気にならないレベルになりました。
     あれだけロードノイズにうるさいALPINA號が、普通のU12的ファミリーカーと遜色の無いレベルの騒音に抑えられたのは奇跡だと思います。
    本当にお世話になりました、ありがとうございます。

    そのうちに、室内スピーカーの音質向上作業でお世話になるとかと思います。
    その時はよろしくお願いしますね。

  • ダッシュボード全景

    BMW ALPINAのロードノイズ対策の施工の様子です


  • BMW ALPINAのロードノイズ対策の施工の設計図です

ALPINA B3のダッシュボードです。
ディーゼルのD3 は以前ご案内したことがありました、B3の方は当インストールギャラリー初登場です。

さて今回は、車室内に侵入する様々な音の遮音を目的とした、車体全体に渡る施工事例のご紹介です。
当店で毎日のように施工しているドアの防振は、ドアの筐体をスピーカーボックスとして機能させるため、「箱を丈夫にしてビビらないようにする」ことを主目的に行うものです。
これにより、副次的に遮音の効果ももたらされますが、遮音の方を主目的と捉えて、ドアのアウターパネルや、タイヤハウス、フロア、トランクなどの「腰下系」に防振材をはったり、同様の施工をルーフに行うといった方法を撮る場合もあります。

今回は、腰下系に加えて、サイドからの侵入も防ぐために、本格的な施工を行いました。
(1)フェンダー周りは防振材と吸音のためのスポンジを組み合わせて施工
(2)ドアパネルには吸音材
(3)リヤシート下からラゲッジルームに向かうフロア全般に防振材
(4)ABCDピラーの全てにウレタン充填
といった内容です。
(1)から(3)までは、一般的な方法論としてよく知られていますが、(4)のウレタン充填は請け負う業者さんが多くないこともあって、効果の高さに比べて認知度はそれほど高くないようです。

かなり大掛かりな作業でしたので、総額80万円ほどの費用がかかりましたが、オーナー様にはたいへんご満足いただけた遮音プラン!
施工の様子をどうぞ御覧ください。

  • フロントドア全景

    BMW ALPINAのロードノイズ対策の施工の様子です

    今回スピーカーをいじったりするわけではありませんが、ドアパネルにアクセスする関係で内装の脱着は行いますので、一応、外観の写真をひとつ撮っておきます。

    グリップの部分の素材はグレードや内装色に応じて変更されるケースがありますが、基本的に標準内装ですね。
    右上がツイーター、グリップの影に半分隠れているのがスコーカーで、ウーファーはシート下と3way構成となっています。

  • ドアパネル作業

    BMW ALPINAのロードノイズ対策のドアの作業の様子です

    ドアトリムを外し、ドアパネル(外側のアウターパネル)にアクセスします。
    流れから行くと、フロントドアの写真じゃないといけないのですが、これはリアドアの写真です。作業内容は同じですのでご了承ださい。

    繰り返しになりますが、今回はオーディオ目的の施工ではないので、音の波動による共振・共鳴の防止のために防振材を張り巡らすのではなく、車外からの音を制振・吸音する素材であるレアルシルトアブソーブを使います。

    片面に塗布された接着剤で貼り付けますので、後々脱落しないように、しっかりと清掃・脱脂を行い、写真のように格子状に貼り付けます。
    ご説明の順序が逆になりましたが、もともとインナーパネルを覆っていたスポンジシートは、元通りに戻せるように破らずにとっておきました。作業が終了したところで貼り戻しました。

  • リアスペース施工前

    BMW ALPINAのロードノイズ対策のフロアの施工の様子です

    この車両はワゴンタイプのF31ベースですので、車内は荷室までが一続きになっていて、音がこもりやすい構造になっています。
    このパネル全体からリヤフェンダーに渡る広大な面を防振していきます。

    先ずは、天井を残して、すべての内装を剥がします。
    写真の右側側がリアシート座面で、黒い丸い部分の下に燃料ポンプがあります。この部分は後の整備を阻害しないように配慮して施工する必要がありますね。

    中央に見えるのは電源ボックスです。ここも同様に配慮が必要です。
    その後ろのくぼみが収納スペースで、最後尾は下にマフラーがあるので平らになっています。

  • ウレタン注入

    BMW ALPINAのロードノイズ対策のウレタン注入の様子です

    次にウレタン注入作業に移ります。

    フロントガラスの脇から、アクセルペダル付近までつながるAピラー、フロントドアとリヤドアを区切るBピラー、リアドアの後方からリヤフェンダー前に落ちるDピラー、リヤハッチの脇からリアフロア付近までのDピラー、合計4組、8本のピラー内にウレタン樹脂を充填します。

    このピラー群は、それぞれ複雑な形をしていますが、いずれも中が空洞で大変音が響きやすく、伝わりやすい、いわば空き缶のような状態です。ここに樹脂を入れて埋めてしまい、音の侵入・伝わりを止めてしまおうというわけです。

    サイドシルへのウレタン充填は、ボディ剛性アップの定番メニューですので、ご存じの方も少なくないのではと思います。
    今回の施工の目的はちょっと違うところにありますが、ピラー(=柱)が固くなりますので、ボディ剛性は格段に上がります。

  • リアスペース・リアクォーター施工

    BMW ALPINAのロードノイズ対策のフロア施工の様子です

    ピラーの充填が終わったところで、リア全体の作業に入っていきます。

    写真はハッチ側から左後ろフェンダーを眺めたところです。
    フロア側にウレタンとアルミシートのハイブリッド構造になっているレアルシルトを貼っています。
    サイド側はロシア製のStP BOMBを使います。こちらはブチルゴム・アスファルト系樹脂・アルミの3層構造の素材です。

  • リアクォーター・リアスペース施工後

    BMW ALPINAのロードノイズ対策のフロア施工の様子です

    フロア面の防振材の施工が終わった後、遮音シートと吸音シート(シンサレート)を重ねて敷き詰めていきます。
    最初にはった防振材は中低域の音への効果が高く、対して、このシート群は主に高い周波数に効果があります

    写真はひとまずふわっとおいた状態なので、あまり起伏が無いように見えますが、内装を戻せば元通りポケットなどを使用する事が可能です。

  • フロントフェンダー内側

    BMW ALPINAのロードノイズ対策のフェンダー施工の様子です

    次にフロントフェンダー内の様子をご覧に入れます。

    フロントタイヤを外して、ライナー(フェンダーの内側にはまっている樹脂製の大型のどろよけ)をめくり、車体側との間の空間をスポンジで埋めます。
    気泡が極めて細かい、高密度の発泡体なので遮音性が高く、当然ながら車両用の難燃性素材です。

    隙間という隙間に詰めてありますが、いずれも引っ張り出して除去することが出来ますので、修理の際に問題になることはありません。

    なお、前カットで省略しましたが、リアクオーターの内装を取り付ける際にも、タイヤハウスからの音の侵入を防ぐために、スポンジを詰めています。

  • フロントフェンダーライナー

    BMW ALPINAのロードノイズ対策のフェンダーライナー施工の様子です

    スポンジ充填作業に先立って取り外したこのライナー。
    これもノイズ源のタイヤを囲む重要な位置にあり、手をかける価値がありますので、防振材を貼って、それ自体のビビリを抑えるとともに、音の侵入も抑えます。

    経験的に、石跳ね音や高速走行の空気の巻き込み音に効果があると思います。


  • ★作業後記★


    今回は本格的な遮音を目的とした、車体全体に渡る施工事例をご覧いただきました。

    オーディオ目的のドアのデッドニングを、ドアの軽いエコカー向け に施工させて頂くメニューというのは前々からご提供しており、それ以外にも、フロア全面、フェンダー周り、と部分部分でご用命いただいた事例はありますが、ピラーへのウレタン充填を含んだ事例は初めてです。

    オーナー様いわく、アルピナのロードノイズはかなりうるさいらしく、だいぶ気にされていたようです。
    それだけに、大幅な改善効果にびっくりされたようで、冒頭ご紹介したお客様コメントを頂戴するに至ったというわけです。

    予算はそこそこかかりますが、相応の効果は感じられるようです。
    ノイズを気にされているオーナー様がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお声掛けください。
    ノイズ低減のドア防振のみのライトメニューから、今回のリッチメニューまで、ご希望とご予算に応じてきめ細かに対応させていただきます。
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