シトロエンC5のオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.382(お問い合わせの際にお伝えください)
model
シトロエン C5
system
メインユニット:純正
ドアチューニング:フロント
フロントスピーカー:BLAM 165.85
リアスピーカー:純正
ケーブル:kaiser swingcomment
クルマと同じくフランスのブランドBLAMのスピーカーユニットを使ってサウンドアッププログラムを施工しました。
併せて、2代目C5定番(?)のMFD移設も行いました。
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ダッシュボード全景
ドリンクホルダー等のため、多少雑然とした感じがしてしまいますが、非常にシンプルなダッシュボードです。
シトロエンというと、C4・C6など、センターメーターの印象があるのですがこのC5は通常のハンドル前に移動しています。
今回はヨーロッパサウンドファンに大好評のBLAMのユニットを使ったサウンドアッププログラムと、純正MFD(マルチファンクションディスプレイ)の移動を承りました。
MFDの移動ってなにそれ?という声が聞こえて来そうですね。
これはC5のオーナーさんには、半ば定番のカスタムのようです。詳細は次のコマでご説明いたします。
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メインユニット
デッキ周りの写真です。
中段の黒いのはCITOROENのネームからお分かりのように純正デッキです。
よく見ると2009年モデルのパイオニア製メインユニットのDEH-P640にそっくりです。おそらくそれをベースにOEM供給したものでしょう。CD/USBレシーバーが標準装備されていて、写真のiPodをメインソースとしてお使いのようです。
そして、一番下にありますのが、前述のMFD。
欧州車らしいオレンジ液晶のディスプレイです。
実はこのパネルはちゃんと通電して、情報が表示される状態のまま、前のコマの中央にある純正ナビ(を取り外した穴)の奥にネジ止めされているのです。
それを、配線を延長して、コンソールまで持ってきて、パネルを作ってこのように取り付けました。
隠しMFDの理由は謎ですが、本国で純正ナビがついていないモデルの場合に露出させることになっているとか、制御関係が同仕様の他車に付いているディスプレイを(外すとシステム全体が機能しなくなるので)仕方なくそのまま持ってきてしまったとか、いろいろ考えていました。。。異文化の思考を推測するのは楽しいですね。
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第三段階
スポンジシートを剥がして、清掃と脱脂を済ませました。
サイドインパクトビームが見た目にもしっかりしていて心強いですね。
アウターパネルの防振は、ドアチューニングレベルということで、オーディオテクニカの円形の防振材、AT7560Rを貼りました。
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第四段階
インナーパネルに移ります。
カーボンケブラーのコーンが美しいBLAMの165.85です。
同じくフランスのブランドFOCALから独立した技術者の方の製品で、フレンチブランドらしく、ヴォーカルの再生に長けています。
純正のスピーカーユニットは4-5センチ近くリフトさせた感じでついていましたので、同水準に合わせるべく、インナーバッフルを複数枚積層し、高さを出しています。
高さがある分、背面の抜けが悪くなりますので、バッフル内面のテーパー加工も行っています。
(部材と加工で15,000円追加させていただきました。
インナーパネルはご覧のように、オーディオテクニカのAT7550Rで覆っています。
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純正ツイーター位置加工取付
ミラー裏のパネルにある純正ツイーターを、BLAM165.85付属のユニットと入れ替えます。
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作業後記
今回はワンストップでドア周りの整備ができるサウンドアッププログラムの施工と、純正ディスプレイのチョイ加工をご覧頂きました。
サウンドアッププログラムは、リング状のMDFを1枚使用したバッフルを使って、お好みのスピーカーユニットを取付、防振、スピーカーケーブル交換を行うメニューですが、今回の事例のように・・
・バッフルを高めに積層したり
・更にアウターバッフルにしたり、
・スピーカーケーブルのグレードアップを行うなど、
お好みに応じたモディファイにも積極的に対応しております。
どうぞお気軽にご相談ください。
あと、今回ごらんいただいたディスプレイ移設の例のように、よほどのことがなければ、大概の工作はできますので、こういったジャンルのご相談もお気軽にどうぞ♪