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ボルボXC60のオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.365(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    ボルボ XC60

    system

    メインユニット:純正
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:JBL MS52C
    リアスピーカー:純正
    サブウーハー:JBL GTO 1214
    パワーアンプ:JBL GTO3EZ
    ケーブル:SUPRA classic、audiotechnica
    電源コンディショナー:mogami Pure Power 300/SPEC RSC-D1・RSC-D3
    逆起電流対策:SPEC RSP-C3

    comment

    プロセッサを使わず、純正デッキのソースを忠実に再現することを主眼にシステムを組みました。
    アンプ、スピーカー、サブウーファーに加えて、電源コンディショナーやスピーカーの逆起電流対策といった、ハイファイのインフラ面に予算を割いています。

  • ダッシュボード全景

    カーオーディオと電装品が同一パネルに組み込まれており、デッキ交換ができない車両の典型例といっても過言ではないでしょう。

    今回は、このデッキから出力されるソースに限りなく忠実に再生することをテーマに、スピーカーの換装と、外部アンプとサブウーファーの追加を行い、併せて、電源コンディショナーやスピーカーの再生環境の改善を目的とした逆起電流対策といったインフラ面も整備いたします。

  • フロントドア

    北欧発祥の車らしいシンプルなデザインです。

    カドの付け具合というか、エッジの立て具合に、どことなくVOLVOの香りを感じます。
    収納も大きく、スピーカーの開口も広いので良いですね。

  • 第二段階

    内装を外すと現れる光景です。

    今やモジュール構造全盛ですが、古くから採用していたメーカーです。
    分解は難しくありませんが、それなりに手間はかかりますね。組み付ける時はサクサクなのでしょうけども(笑)

  • 第三段階

    アウターパネルの防振の様子です。
    今回は制振力の高いデッドニングですので、防振材は帯状に貼りこんでいます。素材はカスケードを使用しました。

    広大な開口部のお陰で、作業性◎です!

    ※メーカーの都合でアルミシルバーのままで納入されました。本来は黒にコーティングされて届きます。

  • 吸音、拡散材

    スピーカー背面にレアルシルト・ディフュージョンを貼りつけます。

    背圧を効果的に拡散させる作用によって、これで余計な定在波などを防ぐことができ、クリアな低域と伸びやかな中高域を再生する事が可能となります。

  • 第四段階

    インナーパネルの防振を行います。

    モジュールパネルのプラスチックの部分を補強していくという考えで、弱い部分から、バランスを取りながら徐々に貼りつけて行きます。

  • パワーアンプ

    JBLの3チャンネルアンプ(GTO3EZ)をシート下に設置します。
    (写真はシートを外した状態です)

    収まりはギリギリといったところで、シートを一番前にスライドさせると調整などのアクセスが可能になります。

  • SPEC製品

    SPEC製品を二種類取り付けました。

    ひとつはスピーカーのコイルで発生する逆起電流の影響を軽減する効果のあるSPECのRSP-C3です。発売から4年くらい?経つでしょうか、こだわり派に支持されるロングランの人気商品です。
    写真奥の2台がそれで、左右の各チャンネルに1台づつ(ネットワークで分岐する手前)接続してあります。

    ふたつめは電源コンディショナーです。
    RSC-D1(低周波)/RSC-D3(高周波)の2つがリリースされています。
    写真手前の2台がそれです。JBLのアンプの電源部付近に接続してあります。

  • 電源コンディショナー

    こちらも電源コンディショナーで、mogami Pure Power 300というモデルです。
    純正アンプの電源部に割り込ませています。

    バッテリーから供給される電気は、電圧の振れやノイズを含んでいるので、車載オーディオ機器のパフォーマンスに少なからず影響を与えます。
    電源コンディショナーによって、これらの解消を図ることで、細かなディテールの再生に大きくアドバンテージが出てきます。

  • ウーハーボックス

    写真はウーハーボックスの電源接続部を外して、中が見えるようにした状態です。
    モコモコした黒い綿は、カスケードのアコースティックコットンアブソーバーです。
    これを詰め込むことで、より締まった低音を再生できるようになります。


  • 作業後記

    今回は、流行りのプロセッサは使わずに、純正デッキのソースを出来る限り忠実に再現することを目標に組んだシステムをご覧頂きました。

    プラン検討のベースとしたのは、JBL GTOコンプリートパッケージで、個々のコンポーネントをグレードアップする方向で詰めていきました。

    ・スピーカーはGTO 509CをMS52Cへ、スピーカーケーブルもaudiotechnicaからSUPRAへアップグレードしました。
    ・スピーカーの稼働環境を改善するため、SPECのRSP-C3を使用して逆起電流の影響を軽減しています。
    ・アンプについては、純正のアンプを使用する必要があるため、純正アンプに電源コンディショナーを導入しました。また、追加したJBL3チャンネルアンプにも同じく電源コンディショナーを設置しています。

    今流行のプロセッサやデジタル再生ではありませんが、アンプ追加、スピーカー・サブウーファーのグレードアップと平均的に手を加え、更に電源を整え、スピーカーの再生環境の改善を図ることで、純正デッキのソースを忠実に再現するという点で、なかなかのレベルに到達できたのではないかと思います。

    ご要望とご予算に応じ、柔軟にプランさせていただきます。
    どうぞお気軽にご相談ください♪