ホンダフィットハイブリッドのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.324(お問い合わせの際にお伝えください)
model
ホンダ フィット ハイブリッド
system
メインユニット:純正
デッドニング:フロント
フロントスピーカー:ALPINE DDL-R170S
リアスピーカー:純正
サブウーハー:ALPINE SWE-1200
パワーアンプ:ALPINE MRX-F30
ケーブル:kaiser swingcomment
今回は3代目フィットのハイブリッドです。
スピーカー、アンプ、サブウーファーとアルパインで統一しています。
室内スペースを広くとるために、パワードサブウーファー付属のアンプを省いてインストールしました。
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第三段階
ビニールを剥がして清掃、脱脂を済ませたら、外板にロシアの防振材stp GOLD AEROを短冊状に切ったものを貼りつけます。
ドアが大きくなったので、少し多めに使用しました。
フィットはスピーカーホールの直径が小さめなので、フィット用として販売されているバッフルであっても、バッフル内径よりスピーカーホール径が小さく、段がついたような状態になってしまいます。
この状態ですと、コーンのストロークに抵抗がかかり、音のヌケが悪くなってしまいます。
これを改善するために、今回はオーナー様にご判断いただいて、インナーパネルを切削し、スピーカーホールを広げる加工を行いました
切削後、防錆塗装を施し、アルミテープで更に保護しています。
(バッフル内側の部分がアルミ色に光っているのをご確認いただけるでしょうか)
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第四段階
インナーポネルの防振です。
今回はより防振効果の高いデッドニングですので全面貼りです。
車格としてはコンパクトサイズですが、使用する材料は大型車とさほど変わりません;;
最近のクルマの巨大化を実感しますね。
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ツイーター取付
フィットオーナーの方はお分かりになられると思いますが、フィットはツイーターが全てオプションで、オーダーすると、ドアパネルにホルソーで穴を開けて取り付けてくれるという、ユニークな設計になっています。
今回のクルマはツイーターのない状態でしたので、取り付け位置は自由に決めることが出来るわけですが、できるだけ理想的な位置を、ということで、Aピラーの付け根付近に定めました。
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助手席下
助手席下にはパワーアンプを設置しました。
設置にあたっては、電源をバッテリーから直接引きこむことになるため、もとの経路を確認していてわかったのですが、随分遠回りな配線になっているのですね。
バッテリーが助手席側にあるのは一般車と変わりませんが、配線の引き込み口は反対の運転席側になっており、電源ケーブルを余計に使うことになりました。
アンプの設置位置は、シート下に燃料タンクがある関係で後方へオフセットしていますが、まだお子様が小さいから、いうことでここでOKとなりました。
このアンプは3チャンネルブリッジでフロント左右とサブウーハーに使用しています。
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運転席下
サブウーハーは運転席下に設置しました。
フロアマットをこの上にかぶせるので音の出口は前方に向けています。
このサブウーハーはセパレート式のパワーアンプとセットになった商品なのですが、付属アンプを使わず、助手席シート下に設置したメインアンプ(MRX-F30)の3,4チャンネルを使用して鳴らしています。
これにより、車載機器(付属アンプと付属のコントローラー)の削減と、サブウーファーを駆動するパワーの向上が可能になりました。
※接続には専門的知識が必要です。メーカー推奨ではありませんのでご注意ください。
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作業後記
今回は新しいフィットハイブリッドにフルインストールのお仕事でした。
ご来店いただくお客様全体でみると、やはり「純正デッキ+2wayユニット」の組み合わせが主流になりますが、外部アンプによって駆動力を、そしてサブウーファーで深みを加えてやると、格段にリッチで豊かな音になりますね☆
上述のように、できるだけ(追加の)車載機器を減らしたいとのご希望があり、セパレート式のサブウーファーのアンプを省いてインストールを行ったのが今回の特徴です。
メーカー推奨の接続方法ではありませんが、ご要望に応じて、こんなことも出来ますよ。というご紹介でした。
ご希望とご予算に応じて、きめ細かく対応させていただきます。
どうぞお気軽にお問い合わせください♪