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ポルシェカイエンのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.280(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    ポルシェ カイエン

    system

    メインユニット:純正
    ドアチューニング:フロント
    フロントスピーカー:infinity kappa 60.11CS
    リアスピーカー:純正
    パワーアンプ:純正(フロントバイパス)
    ケーブル:SUPRA Classic 2.5H

    comment

    ポルシェ カイエンでサウンドアッププログラムのご依頼です。
    オーナーはご自身でギターを演奏するそうで、ストリングスの音色を気にされていたので最近正規輸入が始まったinfinityをお勧めしました。
    少し特殊な加工を伴う施工でしたが、問題なく作業を進めることが出来ました。

  • ダッシュボード全景

    マイナーチェンジで少し印象が変わったものの、大きな変更はなく、カイエンであることを連想させるインテリアです。

  • メインユニット

    ポルシェ純正クラリオンナビは市販品であるNX711と同等の製品であると考えられます。
    純正品番は、NAV 6PJ 642 0Bでした。

    純正との接続はRCA出力カプラから純正のパワーアンプへ接続されており、電源カプラには内蔵アンプの出力は空きになっておりました。

    サウンドアッププログラムには配線をデッキ裏から引く事も施工内容に含まれているので、純正のアンプではなく内蔵アンプを使用して欲しいとのご要望でした。
    そこで、空きカプラに配線を増設して内蔵アンプによる駆動ができるように加工しました。
    純正の配線はそのままで作業ができるのでセンタースピーカーもちゃんと鳴っています。

  • フロントドア

    スポーツSUVの名にふさわしいエッジの効いたドアデザインですね。
    共鳴する箇所が多い様に感じました。音にどのような景況が出るのか確認しながら作業を進めます。

  • 第二段階

    ドアはやはりモジュール構造でしたが、前モデルのように窓枠ごと取れる複雑な構造は廃止されたようです。

    最近ではモジュールパネルをリベットで固定している車種もありますが、この車両はねじ止めでした。

  • 第三段階

    アウターパネルは完全に外してしまうと作業に時間が掛かってしまうので、作業ができる程度に隙間を空けて、オーディオテクニカの防振材AT7560Rを貼りつけます。

  • 第四段階

    インナーパネルにはAT7550Rを格子状に全体的に貼りつけます。
    Infinityのユニットはインナーバッフルを介してしっかりと取り付けてあります。

  • ツイーター取付

    ツイーターはダッシュボード両端の純正位置に入れ替えで設置します。
    サイズは純正と同じくらいなので比較的スムースに取付が可能でした。

  • 作業後記

    今回のカイエンの純正オーディオシステムは、純正採用されている内蔵アンプ搭載のクラリオン製のデッキと、外部アンプから構成されています。
    この状態から純正デッキをソースとしてグレードアップを考える場合、アンプから出ている信号は、純正スピーカーの特性にマッチするよう、既に帯域が分けられているので、スピーカーだけ差し替えるというワケに行きません。(中ヌケしたような音になってしまいます)

    そのため、、
    (1)デッキから出ているRCAを別途用意したアンプに入れ、スピーカーキットに付属のネットワークを介してスピーカーとツイーターに繋ぐ。(マルチで組む場合はネットワーク不要)
    (2)純正デッキ裏から信号を取り出せるように加工して、ネットワーク→スピーカーと繋ぎ、純正デッキに内蔵されているアンプで駆動させる
    こんなパターンが考えられます。

    (1)は割と一般的なパターンですが、サウンドアッププログラムの代金の他に、当然、外部アンプの代金と、インストールに係る付帯費用も必要になってしまいます。
    今回の純正デッキは上述の通り、もともと内蔵アンプを持っています。この方面に造詣の深いオーナー様もそれをご存じで、(2)の方で対応させていただきました。
    これですと、デッキから出るフルレンジの信号をネットワーク→スピーカーへ流すことができ、サウンドアッププログラムの予算内でのベストクオリティを出すことが出来ます。

    純正採用されているデッキが全くのカスタム仕様で、配線が良くわからない場合は難易度が相当高くなりますが、今回はクラリオンのNX711と同等の製品であるという情報を得られたので、デッキ裏の空カプラを加工して、左右のフルレンジ出力を確保し、システムを構成することができました。

    今回の事例のように、ご希望の音のクオリティと予算に応じて、出来るだけ無駄なくリーズナブルに目的達成できるよう、柔軟に対応させていただいています。
    どうぞお気軽にお問い合わせください。