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プジョーRCZのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.208(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    プジョー RCZ

    system

    メインユニット:KENWOOD MDV-525
    ドアチューニング:フロント・リア
    フロントスピーカー:ETON PRX-170
    リアスピーカー:ETON PRX-170
    パワーアンプ:内蔵
    ケーブル:audiotechnica AT7712

    comment

    ご職業がミュージシャンのオーナー様から前後防振施工と同軸タイプのスピーカーのインストールをご依頼いただきました。
    ナビをメインユニットに装備してUSBをメインで使用されるというコンセプトでプランを立ててみました。
    職業上、位相変化やズレに敏感でセパレートタイプのスピーカーよりも、同軸タイプのものをお好みとのことなので、比較的堅実なETONをお勧めいたしました。
    同軸スピーカーはなぜかハイファイでない部類に該当しており、選択の幅が少ないのがネックです。トリムのミュートも含めて周辺環境の整備にポイントを置いて施工を進めさせていただきました。


    お客様から感想のメールをいただきました。

    (個人/団体名、必要に応じて商品名は伏せさせていただいております。)

    「ご無沙汰していました。
    この度のカーオーディオのインストールの際は大変お世話になりました。
    現状、エージングが進んで少しずつ良い感じになってきました。
    (納車後一週間は冷や汗モノでした、、レンジが狭くて狭くて)ボディーの補強はとても効いてる感じがします。
    これ以上手を入れる必要は無いんじゃないかと。感謝しております。
    これは、現状での自分の嗜好だと思われるのですが、ETONよりも、もっとダンピングの効いた明るくパンチのあるスピーカーユニットに変えてみたいな〜という欲が出てきまして。
    今回インストールしたETONの同軸ユニットはペーパーコーンにシルクドームツイーターという、少し古い設計がモッサり感に繋がっているかなと。
    なのでMACROMの同軸も是非試してみたいです。
    恐らく現状ではエージングの途中段階なので、もう暫く様子を見ようと思いますが、もしオススメのスピカーユニットが有りましたら是非教えて下さい。
    ナビ内臓のアンプもソコソコ仕事をしてくれてる感じがしています。
    あともうチョットなんですよね〜。
    因みに、仕事ではFocalのTwin6 Beというモニタースピーカーを愛用していまして、
    最近イロイロとカーオーディオを調べているとFocalがカーオーディオの世界では比較的ポピュラーな存在としりました。しかもフラッグシップのモデルのユニットが愛用しているモニタースピーカーと全く同じモノで驚きました。
    以前にも言った通り、カーオーディオでは同軸のスピーカーが断然好みです(あくまで今まで聴いた範囲の話ですが)。しかし、同軸スピーカーはセパレートタイプに比べてコストパフォーマンス重視のモノしか見当たらず正直困ってます。なので位相の問題が解決するのであればセパレートタイプも視野に入れて柔軟に考えようと思っています。またスペース的に設置が困難であればアウターバッフル化も検討します。
    貴社でお勧めしているJBLのMS-62Cも大変興味があります。
    なので是非デモカーの視聴もさせて下さい。
    近々、相談に伺わせて頂きますので、どうか宜しくお願いします!
    今度は相談に乗って頂き本当に有難うございました!」

  • メインユニット

    ヘッドユニットはケンウッドのワンセグAVNであるMDV-525をお選びいただきました。

    比較的リーズナブルな価格の割には機能が豊富です。
    専用パネルを使用して装着したので純正と見劣りしない出来栄えですね。

  • USBコネクタ

    本体の裏から直に伸びているUSBケーブルです。
    再生機器の抜き差しがしやすいのは当然のこと、走行時の安定も良い位置にインストールしました。

    今回は見えない部分に加工をして引き込みをしました。もちろん、加工をする場合は事前にオーナー様に確認を取ってからメスを入れます。

  • フロントドアアウター

    パネル面積がかなり広いのですが、綺麗な曲面で造形に無理がないので、片側で6枚を使用して共振を抑制できると判断しました。

    判断の前提は内蔵アンプ駆動ですので、アンプ増設でパワーをかける場合は、見直しが必要になる可能性はあります。
    ※だったら先を見越してもっと貼っとけば??と思われる向きもあるかもしれませんが、出力レベル以上に貼ってしまうと音が沈んでしまいます。バランスが大事です。

  • フロントドアインナー

    大きなサービスホールを塞ぎましたので、だいぶ真っ赤になりましたね。基本料金から追加のシートを加算して対応しています。

    スピーカーは内装との関係でインナーバッフルを介在させるクリアランスが確保できません。鉄板にリベットで直付けでその周辺をを防振シートで補強します。

    リベット止めというと、一部の純正スピーカーの取付け方法と同じなので、ネガティブな印象を持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、スピーカーインストールのキモは堅牢性ですので、ほぼリジッドといってよいリベット止めは十分にメリットのある選択肢です。ただし、よりハイパワーをかける場合は、インナーパネルへの振動の伝播による共振なども考慮して、バッフルの採用が視野に入ってきます。

  • フロントドアトリム

    プラスチックが多用されている内装が走行中に共振するらしく、トリムへの防振も依頼されました。

    中央部分にポイントを置いて全体的にミュートがかけられるようにシートを配置してみました。
    たんざく状のシートを等間隔で貼るこの方法は結構防振効果が高いです。
    高い防振効果を求めるデッドニングの際のアウターパネルへの施工はほぼこのパターンです。

  • リアクォーター(リアスピーカー)

    リアシートの左右に設置されているスピーカーは楕円で、取付自体も少し特殊でした。プラスチックのブラケットは流用できるのでそのまま使用しています。

  • リアクォーターアウターパネル

    全て取り外した状態でアウターに防振を施し、スピーカーブラケットを戻しました。

    ブラケットには、もともと楕円をスピーカーホールを真円に変換するよう、カスタムでバッフル制作し、とりつけてあります。

  • リアクォータートリム

    リヤのインナーパネルを防振した写真を撮り忘れたのですが、トリムの方は忘れていなかったので安心しました。

    一旦、ニードルフェルトを丁寧に剥がしてシートを貼り付けています。ニードルフェルトはこの上から戻して再利用しています。

  • 作業後記−−−−−−−−☆

    今回は音楽をお仕事にされていらっしゃるお客様ということで、いつに増して緊張しました。
    しかしながら、ユニットのタイプ(同軸)や、求める音の傾向など、かなりはっきりしたビジョンがおありでしたので、その点ではやりやすさもあったように思います。

    同軸orセパレートは好みなので、今回セレクトしたユニットがいかなる場合においてもベストという訳ではありませんが、防振施工はこれ以上ないくらいの高いバランスとパフォーマンスで行えたと思います。

    お客様のパッション(と予算^^;)に合わせて、きめ細かなプランニングと施工技術をご提供いたします。

    お問い合わせはどうぞお気軽に。
    御連絡をお待ちしております。