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シトロエンC5のオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.564(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    シトロエン C5

    system

    メインユニット:carrozzeria MVH-7500SC
    デッドニング:なし
    フロントスピーカー:純正
    リアスピーカー:純正
    ケーブル:純正

    comment

    ブルートゥース再生がしたい。とのご要望で純正デッキをカロッツェリアのオーディオデッキに換装しました。
    時間や燃費計の設定変更など、純正デッキからの操作が必要な場合だけパチっとデッキをつなげるよう、ハーネス加工を施しました。

  • ダッシュボード全景


シトロエンC5のダッシュボードです。
各所に配された丸みのある線と、柔らかな色調のツートーンカラーが穏やかな気持ちにさせてくれます。

それにしても、最近(2019年前半)はフランス車が登場する機会が多いですね。
ご紹介案件の選考に際して、アピールポイントがかぶらないように配慮することはありますが、基本的にご利用順なので、フランス車オーナー様にご用命頂く機会が増えているのかなと思います。
ありがとうございます。m(_ _)m

さて、新元号「令和」最初の登場となるC5のメニューはヘッドユニット交換です。
純正のヘッドユニットを、カロッツェリアの1DINタイプのメインユニットに換装しました。

新ユニットは、スマートフォンとの連携を前提としたMVH-7500SCというモデルです。
展開式のクレードルにスマートフォンを固定し、ブルートゥースでつなげて使う仕組みです。

一般的なオーディオデッキは、CD、USB、チューナーを本機内のソースとして持ち、スマートフォンとの関わりはブルートゥース経由で音楽ソースへのアクセスと、ハンズフリー通話時のみになります。
それに対して当機は、CDスロットの場所をクレードルに譲り渡し、USB、チューナー接続機能こそ保持するものの、あとはスマートフォン内の機能を拡張させて使うアプローチの製品です。

スマホ連携によって、スマホ内の楽曲データと、SPOTIFYなどの音楽配信系アプリがソースの入り口として活躍してくれる他、コミュニケーションツールとしてLINEなどのSNS系アプリも使えます。
そして固定画面のメリットを最大限に活かせるのが、GoogleMapなどのナビ系アプリですね。

純正デッキにブルートゥース接続がある場合、機能の面ではほぼ同じことが出来ますが、5,6インチ程度のスマホ画面の操作性の制限を、ソース切り替えボタン、ナビボタン、SNSボタン等の大きな物理ボタンで補って、操作性のみならず安全性も高めた上で、内蔵アンプ・DSPといったオーディオデッキならではのプラットフォームに載せた点がこの製品の特徴です。

このデッキの設置に先立って、純正デッキの取り外しを行いました。
ただ、時計、走行距離計などの設定の機能も受け持っていますので、完全に撤去。というわけには行きません。必要に応じて接続できるように、グローブボックス付近までケーブルを延長し、カプラを引き出す工作を行いました。

シトロエンC5の純正デッキになかったブルートゥース接続が実現できて、ついでにダッシュボード上のポータブルナビも整理でき、オーナー様お喜びでした。

施工の様子をどうぞ御覧ください♪(^o^)

  • 前後比較

    メインユニット入れ替えの前後比較です。
    別のお客様のC5の写真なのでカラーリングが異なる点はご了承くださいm(_ _)m

    ドラえもんポケットを含む3段構成のパネルの内、一番上のデッキ部が入れ替わっています。
    1DINサイズにフィッティングするためのパネルは付属していますが、外側の台形のパネルはカスタム制作しています。

    上述のとおり、メMVH-7500SCには、スマートフォン固定用の格納式クレードルが備わっています。
    写真はクレードルを出している状態です。

    本機とスマートフォンとの連携は、Pineer Smart Syncというアプリで行います(後出)、接続はBluetoothの他、ケーブルによる有線方式も選択できます。
    有線方式の場合、一般の充電専用ケーブルでは、同アプリとの連携操作ができません。別売りの専用ケーブルが必要になります。

  • ナビ画面

    iPhone XS MAXを使用してナビアプリを表示させているところです。

    表示されている画面は、Yahooカーナビの画面です。
    ナビの起動は、4つ並んでいる黒丸ボタンの内、左から2番目の上向き矢印デザインの物理ボタンで行います。
    例はYahooカーナビですが、Maps、GoogleMap等、お好みのアプリを割り当てることが出来ます。

  • 連携アプリのメイン画面

    パイオニアのサイトからダウンロードした「Pineer Smart Sync」の画面です。
    iPhone内に保存してある曲を再生しているところですね。

    イコライザなどの設定などは画面で行い、ボリューム、曲選択などの基本的な操作は本体側のボタンで行います。
    なかなか快適な操作感です♪

    アップ写真でパネルの出来栄えも見てください。
    デッキのまわりを直接囲っている、細い四角のパネルは付属品です。この段階で1DINサイズになっています。
    そして、その外側の大きな四角のパネルが、今回制作したパネルです。
    付属パネルと接する部分は、ぐるっと面取りを行って、メリハリをつけてみました。

  • ハンズフリー通話用マイク

    マイクはステアリングポスト上の定位置に設置しました。

    スマートフォンをBluetoothで接続している場合、ハンズフリー通話が可能になります。
    あと、相手がスマホですので、音声認識機能も使えます。「Hey siri!」「OKグーグル!」ってやつですね。

  • 純正オーディオリモコンスイッチ

    ステアリングポストに設置されているオーディオのリモコンです。

    このクルマに関しては、残念ながら使用できなくなってしまいます。(昔はありましたが現在は適合製品がありません)

    オプションで販売されているステアリングリモコンアダプターが適合するクルマであれば、純正リモコンによる操作が可能です。

  • グローブボックス

    次に純正デッキとの接続のための工作を、3枚の写真で説明いたします。

    接続用のケーブルはグローブボックスから引き出すことにしました。
    左側にあるポケットがついているパネルを外すと、ヒューズボックスにアクセス出来る構造になっています。

    ここに少し空間があるので、そこをデッキ接続用のケーブルの収納場所にするイメージで工作します。

  • 純正デッキ接続

    純正デッキON!

    このように必要な時だけ、純正デッキを接続することができます。

    純正デッキ接続が必要になるのは、時間の設定変更や燃費計の表示設定などの時だけですので、オンデマンド?接続でもなんとかなります。

    デッキ本体はトランク内に置いておく感じですね。

  • 配線取り出し場所

    最後に配線が取り出されている場所の様子です。

    接続するハーネスは、ヒューズボックスのふたを開けたところに収納できるようになっています。
    デッキからカプラを抜いて、ハーネスを束ねて開口部の中に収めて、ふたを閉めると、2枚前の写真のようになります。

    なお、多少コストはかかりますが、純正デッキの設置場所を作って移設し、常時接続して固定しておくことも可能です。
    操作性を考えると、グローブボックス下へ吊るしておく感じでしょうか。

  • 作業後記

    今回はデッキのみ交換の事例をご覧いただきました。

    音質アップを目的としたデッキ交換の場合、サウンドアッププログラムによるスピーカー交換もいっしょに施工するケースがほとんどですが、今回は、純正システムに無かった「ブルートゥース再生機能」の獲得!がきっかけでしたので、デッキ交換のみのご依頼となりました。

    今回のMVH-7500SCは、当コーナー初の登場となったわけですが、今回のオーナー様のようなニーズに実にぴったりな製品ですね!
    オーディオショップがこういう事を言うのもヘンですが、皆が皆、多くの機器で構成されるカーオーディオを組もうと思っていらっしゃるわけではないし、ポータブルナビクラスの機能十分♪というかたも少なくないわけです。

    加えて、「GPS搭載・通信機能搭載・大容量ストレージ付きコンピューター」であるスマートフォンが、従来のナビやオーディオデッキに迫る処理スペックを持ち、更にSNSのようなスマホ固有の機能を持つ時代ですので、スマホで出来る範囲で済ませたいと考える方もいらっしゃって当然です。

    そういう感覚をお持ちで、1DINスペースを確保できる方にとって、これはとても良い商品だと思います。
    通信品質は契約プランに大きく依存しますので一概に言えませんが、画面の大きさを含めて、概ねポータブルナビと同様の案内をしてくれますし、オーディオ再生の点では、エントリークラスのオーディオデッキとほぼ同等の品質を確保できます。

    加えて、「Pineer Smart Sync」アプリでシステムを統合させたり、主要機能を物理ボタンに割り当てる等の、スマホ連動を前提とした作り込みがされていますので、この製品ならではの使いやすさも演出されているわけです。

    スマホの機能を車内で十分に引き出すための最適化装置。的な感覚でとらえていただければと思います。
    どうぞご検討ください。

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