プジョーSUV5008のオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.561(お問い合わせの際にお伝えください)
model
プジョー SUV5008
system
メインユニット:純正
デッドニング:フロント
フロントスピーカー:carrozzeria TS-V173S
リアスピーカー:純正
サブウーファー:carrozzeria TS-WH500A
パワーアンプ:純正
ケーブル:kaiser swing
ドライブレコーダー:KENWOOD DRV-MR740、CA-DR150
レーダー探知機:COMTEC ZERO105Lcomment
サウンドアッププログラムでカロッツェリアのTS-V173Sを取り付け、サブウーファーもカロのTS-WH500Aで統一しました。
前後同時録画ドラレコとシンプルレーダーで安全確保も万全です♪
プジョーのSUV5008のダッシュボードです。
SUV市場拡大の波にのって、プジョーSUVシリーズの長男坊としてデビューしたのが2009年。
おととし(2017年)のモデルチェンジを挟んで今年で10年目を迎えました。
輸入車SUV部門でバチバチに火花を散らすBMWのX、メルセデスのG、ポルシェのカイエン・マカンといった先頭集団は距離をおいて、我が道をしなやか〜に走っている感じですね。
今回の5008は、当コーナー2台目の登録となるクルマです。
昨年初登録の事例をご覧になって、「おんなじにしてくださいな♪」とお声掛けいただきました。
純正のヘッドユニットをソースとして、サウンドアッププログラムによるスピーカー交換に、サブウーファーを追加したプランです。
使用機器のブランドはカロッツェリア統一です。
2wayスピーカーはカスタムフィットシリーズのフラッグシップモデルであるTS-V173S(6万円)を使いました。
日本のカーオーディオ市場の頂点に君臨し、カーオーディオの音を定義づけてきたブランドの音ですから、やっぱり多くの日本人の耳になじみます。
カラッと明るい高域、パンチの効いた低域のバランスが特徴で、カロッツェリアらしい音色を維持しながら、音の情報量と価格の歩調をあわせて製品群を構成するテクニックも流石です。
今回のV-173Sの上には、PRS、Xという一線を超え気味〜超えちゃってるハイエンド製品も待ち構えていますが、内蔵アンプでもカロッツェリアらしさを十分に楽しめるバランスのよい製品としてオススメできます。
パワードサブウーファーはカロッツェリアのTS-WH500A(25,000円)です。
一般的なスピーカーは、振動板の背面に直付けされたボイスコイルのタテの動きによって直接動作させますが、この製品の場合、振動板の後ろにパンタグラフがあり、それを挟むように水平に向かい合わせに配置された一組のボイスコイルのヨコの動きを、パンタグラフによってタテ方向に変換して駆動させる仕組みになっています。
機構部がコンパクトで、6センチと薄型です。音の特徴としては、ブンブン大音量タイプではなく、特殊な機構のおかげなのか、「どこから音が出てるの?」と思わずあたりを見回してしまうような、筐体サイズに似つかわしくない超低域を発生し、未体験の空間の広がりを演出してくれます。
ドアスピーカー、ツイーターともに標準の位置での入れ替え、サブウーファーはシート下と、例によって外観の変更を伴わないサウンドアップです。
施工の様子をどうぞ御覧ください♪
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フロントドア
ドアの外観です。
若干、宇宙戦艦系デザインですね。
波動砲の砲口と、ダッシュボードとの噛み合わせ部分に手を挟まないように注意ですね。
起伏のあるデザインに押されてスピーカーが沈黙してますが、ウーファーは大型ポケット前方、ツイーターはミラー裏と、いずれも定位置です。
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デッドニング
今回はちょっとワープ気味に展開いたします。
アウターパネルの仕事を終えて、インナー側が終わったところの様子です。
今回はオーナー様との協議により、より制振力の強いデッドニンググレードで施工しました。
通常、ブチルゴム&アルミシートのハイブリッドのサイレントコートの材料を使っていますが、今回はフェリースソニード製のアスファルト系の材料を使いました。
アスファルトの語感のとおり、ブチルゴム系素材よりも重い比重を活かして、超低域側の再生に強みを持つサブウーファーとのつながりを良くする効果を狙いました。
施工に際して、一定の圧迫が必要なのはブチル系と同じですが、予めヒートガンで熱して柔らかくする必要があり、かつ、圧迫もより強く行う必要があるため、施工性はよくありませんが、他の素材にはない、非常に高い防振効果が得られます。
古くて新しい素材として、今後は組み合わせ使用も研究していこうと思っています。
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純正スピーカー
一応、資料画像ということで、純正スピーカーをご覧に入れておきます。
バッフル部の端が持ち手のようになっていて、随分ユニークですね。
樹脂製バッフルの形状・構造に特徴がある場合、?オリジナルをそのまま使う?形状をコピーしてMDFで作り直すのいずれかの対応をとりますが、今回は、ニュッと伸びた腕の形状を維持する必要性が見いだせませんでした。
よって、通常通り、円形のバッフルで対応いたしました(^o^) -
ツイーター標準位置取付
ツイーターの取り付け状況です。
ミラー裏の三角カバーの裏側です。
純正のユニットを取り外して、TS-V173Sのツイーターに入れ替えました。
固定には、専用のエポキシ系接着剤を使用しております。
両方の素材にしっかり食いついて固定してくれますが、微妙な柔軟性があり、じわっと力をかけると分離できるので、純正戻しも可能です。
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助手席シート下
パワードサブウーファーは助手席シート下に収めることになりました。
こちらは手を付ける前の様子。シートを取り外したところです。
向かって左側が車両前方です。
A4一枚くらいの凹みはディーラーオプションのナビの設置のようで、空きスペースとなっています。
今回はここを加工して、TS-WH500Aをスッキリ♪と収めます。 -
パワードサブウーファー設置
向かって奥側と右側のカーペットを必要量、カットしてスペースを広げ、すっぽりと収めました。
シートを最後部までスライドさせているので、8割がた露出して見えますが、前方の端のラインはオリジナルのままです。
フロアマットとの位置関係も自然ですので、通常のシートポジションでは、違和感ありません。
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ドライブレコーダー
今回はドラレコの取り付けもご依頼いただきました。
KENWOOD製の前後撮影対応2カメラドライブレコーダー、 DRV-MR740です。
筐体は2つですが、ナビと連動させて使うタイプではないという意味で、スタンドアローン型としてカテゴライズされている製品です。
写真は前方用ですね。ミラー前方の視界に入りにくいところにつけました。
この製品には「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」がついています。
レッカー搬送を伴う交通事故にあってしまった場合に、ドライブレコーダーの再購入費用+諸経費として、一律4万円の補償金が支払われる制度です。
ドラレコメーカー各社が参加するドライブレコーダー協議会で運営されている制度のようです。
無いよりあったほうがいいですが、できるだけお世話にならないで済むように気をつけたいですね。
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リア用カメラ
そしてこちらは後ろの様子です。
前後同時録画タイプですので、小型のカメラがリアガラスの内側に設置されます。
プライバシーガラスの場合は、夕方・夜間の映像が幾分暗くなりますが、ある程度露出補正がかかっているのでしょうか、さほど気になりませんでした。
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電源ユニット
助手席側足元の写真です。
今回取り付けたドラレコ用の電源ユニットCA-DR150です。
ドラレコには駐車時の監視機能がついていますが、エンジン停止時の電源制御は、コチラの別売りの電源ユニットで行うことになっています。
ポチッと光っているグリーンLEDは給電状態であることを示しています。
中央は、光の加減で液晶画面みたいに見えるかもですが、ここにはディップスイッチが4つ並べてあります。この設定によって、給電を停止する電圧(12.6〜11.8V)と、給電を停止する時間(12〜48時間)とを、それぞれ4択で設定することが出来るようになっています。
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レーダー探知機
レーダー探知機も取り付けました。
コムテックのZERO 105Lです。
昨今は、液晶つきの縦型モデルが市場を席巻してますが、ベーシックな薄型コンパクトタイプの商品も健在です!
形は地味ですが、レーダー波とGPSのダブル受信可能、6種類衛星対応の高精度測位と機能充実で、最新データ更新も無料!と、お財布に優しい仕様になっています。
ダッシュボード周りをシンプルにまとめたい方にはいい製品ですね。
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作業後記
今回はSUV5008の事例をご覧いただきました。
冒頭でもお伝えしましたとおり、同じ車のエントリを御覧頂いて「同じように!」とご依頼いただきました。
同様のお申し出は時折あり、全くそのまま、ちょっと変更して、と着地はその時々で異なりますが、ご紹介しているプランをご支持いただけるのは嬉しいですね(^o^)
さてさて、クルマのオーディオのグレードアップには、川上のデッキ、プロセッサ、アンプから、川下のデッドニング、スピーカーと手をつけるところは複数ありますが、最も体感(聴感)上の変化が得られやすいのは音の出口である、川下のデッドニングとスピーカー交換の部分です。
当店の人気メニューのサウンドアッププログラムでは、デッキ裏からドアに渡るスピーカーケーブルの交換、ドアの防振、インナーバッフル製作、スピーカー交換と、ドア周りのグレードアップをワンストップで完成させるメニューを、(トラブルがない限り!)一日の納期でご提供しています。
価格は73,300円(税別)+お好みのスピーカー代とコストパフォーマンスも抜群です。
さらに、今回のようにパワードサブウーファーを加えた充実プランも、ご依頼の頻度が高いです!
ちょっと音にこだわりたいお客様。どうぞお気軽にご相談ください♪
電話もお気軽に♪03-5913-8450です!
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