サウンドプロのお問い合わせは03-5913-8450へ

カーオーディオ・ナビ カーセキュリティ プロショップ

お客様のお悩みに豊富な実績で応えるお店。サウンドプロのサイトです。

サウンドプロ

プジョー308HBのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • プジョー308HBのデッドニングとスピーカー交換の様子です

  • 事例No.518(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    プジョー 308HB

    system

    メインユニット:純正
    ドアチューニング:フロント
    フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO SX165
    リアスピーカー:純正
    パワーアンプ:純正
    ケーブル:kaiser swing

    comment

    i-Cockpitの純正システムヘッドユニットをソースとして、サウンドアッププログラムで音の出口の整備を行いました。

  • メインユニット

    プジョー308HBのデッドニングとスピーカー交換の様子です。


  • プジョー308HBのデッドニングとスピーカー交換のシステム図です

プジョー308HBのダッシュボードです。
2007年の初代T7に次ぐ、2014年発売のT9型です。

継ぎ目のないワンピース構造のダッシュボード、ヘッドアップインストゥルメントパネル(メーターパネル)、7インチタッチパネルは、同社が「コックピットの未来像」として打ち出したコンセプトで、i-Cockpitというブランドが与えられています。
たしかにとても統一感がありますね。ダッシュ上の起伏の処理やCDスロットあたりの独特なカーブなど、ありそうでない優雅さを宿したデザインで、さすがフランス車という感じです♪

そんなオシャレな308HBのオーダーは当店人気No1のサウンドアッププログラムです。

タッチパネルとCDスロットから成る純正ヘッドユニットをソースとして、スピーカーケーブル交換、スピーカー交換、バッフル制作、ドア防振と、音の出口をきっちり仕上げます。
そしてそして当然のことながら、室内の上質な雰囲気を一切乱さない、外観変わらずの施工です♪

組み合わせていただくスピーカーは、コチラも当店人気のブルームーンオーディオから、SX165をお選びいただきました。
3グレードあるうちのベーシックグレードに位置するモデルで、価格は39,000円とリーズナブルですが、パフォーマンスの高さを指摘なさるお客様は多いモデルです。

作業初期段階で純正デッキ周りのシステム構成をディーラーさんに照会した際、説明に不正確な部分があったため、仮施工でいったん納車→後日再施工という紆余曲折がありました。
プロショップとして若干キマリわるい展開になってしまいましたが、サウンドには大満足していただけたようで、サンクスメールを頂戴することが出来ました(^o^)

  • フロントドア

    プジョー308HBのデッドニングとスピーカー交換の様子です。

    ドアトリムの外観です。

    この車の標準オーディオは、フロント2wayとリヤスピーカーの4ch構成になっています。
    ドアオープナーの前にツイーター、そしてドアグリップの前にウーファーがレイアウトされているのがご確認いただけると思います。

    例によってポケットがたっぷりですね。使いやすそうです。

    プチ告白ですが、、いつも施工完了後に撮影をするのですが、前述のとおり、ドタバタ劇があったため撮影をすっかり忘れてしまいました。
    写真は以前、モーターショウで撮影したものです。。

  • ドアトリムオープン!

    プジョー308HBのデッドニングの様子です。

    内装を外したところです。

    サービスホールを塞いでいるのは、欧州車でよくみられる少し硬めのスポンジシートです。
    国産だとビニールシートでおおってあるアレですね。

    ビニールの場合、接着剤はブチルゴムが相場ですが、このシートは妙に強力なゴム系接着剤で張り付けられています。

  • 清掃と加工

    プジョー308HBのデッドニングとスピーカー交換の様子です。

    それでは実作業に入っていきます。

    まずはスポンジシートを剥がし、純正スピーカーを取り外します。
    純正スピーカーは、スピーカーホール内側に設けられた切り欠きにブラケットを差し入れて、時計回りに回転させて固定する方式になっています。

    かみ合わせの機構を設ける関係で、スピーカーホールが小さめになっており、このままだと、新スピーカーの背圧を適切に逃がすことができません。そのため、必要な分カットして拡大します。(写真はカット&防サビ処理後の状態です)

    その後は防振処理です。
    防振材の密着がよくなるように、清掃し、しっかりと脱脂を済ませます。
    アウターパネルにオーディオテクニカのAT7560Rを貼り付けたら、スピーカーケーブルを引き込みます。
    構造が少々複雑で、標準時間より多めにかかってしまいました。

  • スピーカー設置

    プジョー308HBのデッドニングとスピーカー交換の様子です。

    お次はインナーパネルです。

    引き込んだスピーカー線に、SX165付属のネットワークを接続し、ウーファーへと接続。ユニットをボルトで固定したら、防振です。
    オーディオテクニカのAT7550Rでサービスホールを塞ぎ、スピーカー周りを固めます。

    ツイーターはドアトリム側につきますので、ネットワークからツイーターに向かうケーブルの端はギボシ加工しておきます。は、
    引き込んだスピーカー線にネットワークを接続してスピーカーを取付ましたら、サービスホールをオーディオテクニカのAT7550Rで塞ぎます。

  • ツイーター設置

    プジョー308HBのデッドニングとツイーター交換の様子です。

    さて、ツイーターの交換に移ります。
    アップでちょっとわかりにくいかもしれませんが、ドアトリムの表側からみた写真です。
    ドアオープナーが取り付けられている化粧パネルを取り外して、純正ツイーターを露出させたところです。

    こちらも、切り欠きに差し込んで、ねじるスタイルの固定方式を採っていますね。
    その影響で、振動板よりバッフル面がかなり大きくなっています。
    ツイーターに限らず、ウーファーでもバッフル面が大きく、かつ平らなのは正義とされています。
    E38型BMW750の例。これはなかなかパワフルです♪

  • 純正位置ツイーター交換

    プジョー308HBのデッドニングとツイーター交換の様子です。

    SX165のツイーターを取り付けました。

    なんだか突起部分をザックリ!と削り取ってしまったように見えるかもしれませんが、切削は必要最低限に留めています。
    必要に応じて純正ツイーターに戻せるように配慮してあります。

    固定には、車関係の用途に向いた、耐熱耐振の接着剤を使っています。

  • トラブルシューティング

    プジョー308HBのデッドニングとスピーカー交換の様子です。

    さてさて、最後の2コマで前述の「紆余曲折」に触れておきます。

    作業の初期段階で、純正デッキ周りの構造の件で、ディーラさんへ照会をおこなう機会がありました。
    確認したかったのは、CDスロットが含まれる筐体と隣合わせになっているアンプ(に見える)筐体から出ているケーブルがほんとにスピーカー出力であるかどうか。という点でした。
    配線の色もみなれたスピーカー配線だったので、ほぼ疑いはなかったのですが、T9型の308HBは初めてだったので、念の為です。

    ディーラーさんの回答も予想通りで、予定通りにスピーカー線をつなぎました。
    そのまま音を出してみると、そこそこの音量で鳴ってくれます。よしよしということで、一通り作業を終え、かるくチューニングを行うべくいじりだすと、むむむ??

    ボリュームをあげさげしても、連続的でなく、3段階くらい?で駆け上がるように音量が変わります。
    トレブル(高音)バス(低音)をいじっても全く変化してくれません。
    おかしいなーとディーラーさんに最照会するも、「(デッキ近くの)それがアンプです!」と当初どおりの回答です。

    でもこのままでお渡しは出来ないので、一旦カットした「アンプ」裏のスピーカー出力」をもとの線につなぎ直し、スピーカーとツイータ一は入れ替えた状態のまま、純正のスピーカー線につなぎ直して、いわば「純正ケーブルのままスピーカーを交換した状態」にして、事情をお話して仮納車させていただきました。

    で、この写真は、後日、再度ご入庫いただいてトラブルシューティング中の図です。
    結局の所、オチは、、次の写真にご移動ください。

  • 純正パワーアンプ

    プジョー308HBのデッドニングとスピーカー交換の様子です。

    左後輪のクォーターパネルのところに外部アンプがあり、ここから各スピーカー配線されていました。。

    ヘッドユニット付近にあったアレも、スピーカーを鳴らすだけの電圧で信号がでてましたので、一応はアンプだった(増幅されている)ようですが、後ろからでていたスピーカー出力はこの別筐体のアンプに入力され、2つが一体のシステムとして稼働する仕組みになっていたようです。

    ということで、気持ちを入れ替えて、このアンプからスピーカーへの配線を引きなおし、無事に想定通りのサウンドを奏でる状態に仕上がり、二度目の納車をさせていただくことが出来ました。

  • 作業後記

    プジョー308HBのデッドニングとスピーカー交換の様子です。

    純正システム構成の把握に誤りがあり、少々ドラマがありましたが、内容としては一般的なサウンドアッププログラムの事例でした。

    ちょっと疑問をもったところまでは良かったのですが、先方の回答が想定通りだと、頭が出来上がっちゃいますね。
    常に視野を広く取り、偏りのない思考・姿勢が維持できるよう、精進せねばなりません。(`ω´)

    さてさて、クルマのオーディオのグレードアップには、川上のデッキ、プロセッサ、アンプから、川下のデッドニング、スピーカーと手をつけるところは複数ありますが、最も体感(聴感)上の変化が得られやすいのは音の出口である、川下のデッドニングとスピーカー交換の部分です。

    当店の人気メニューのサウンドアッププログラムでは、デッキ裏からドアに渡るスピーカーケーブルの交換、ドアの防振、インナーバッフル製作、スピーカー交換と、ドア周りのグレードアップをワンストップで完成させるメニューを、(トラブルがない限り!)一日の納期でご提供しています。

    価格は73,300円(税別)+お好みのスピーカー代とコストパフォーマンスも抜群です。
    ちょっと音にこだわりたいお客様。どうぞお気軽にご相談ください
    電話もお気軽に♪03-5913-8450です!