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ジャガーXタイプのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.499(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    ジャガー Xタイプ

    system

    メインユニット:純正
    デッドニング:なし
    スピーカー:純正
    iPhone接続:FMモジュレーター

    comment

    純正ナビの代わりにiPhoneのナビアプリを安定して使えるよう、環境を整えました。

    固定は安定感のあるホルダーを使い、比較的高音質で再生できるよう、FMモジュレーターで有線接続しました。

  • ダッシュボード全景


ジャガーXタイプのダッシュボードです。
約20年ほど前の車ですが、曲線の多いデザインだと「実年齢」よりだいぶ若く見えますね。

しかしながら、ナビに代表される電装品の実用性は正直に陳腐化して参ります。
今回のオーナー様も、純正ナビの交換についてご相談いただいたのが最初です。
ただ、このクルマはエアコンの調節機能もナビのシステムに組み込まれているため、社外のナビを取り付けるには、純正ナビの電気的接続を維持したままトランク内に移設する大掛かりな作業が必要になり、相応の予算がかかってしまいます。

できるだけ予算を抑えて、ということで再検討の結果、発想を替えて、従来よりFMトランスミッターで試聴していらっしゃるiPhoneをナビとして活用する案をご提案いたしました。

サイバーナビなどの車載専用機の機能には及ばずとも、現在は秀逸なナビアプリがあります。
スマホ画面のサイズもだいぶ大きくなってきて、実用性充分と判断なさる方も多いので、オーディオ屋さんとしてはだいぶ売上が小さくなってしまいますが(笑)ズバッとご提案してみました。

ただ、トランスミッターよりも高音質で試聴できるモジュレーターを使って接続し、ホルダの選定、配線の取り回しにおいて、使い勝手と美しさを追求することで、プロショップのアイデンティティーを打ち出すことにしました(大袈裟)

純正デッキ前提の一選択肢として御覧いただければと思います♪

  • メインユニット

    今後、オーディオ・ナビ両面でシステムの中核となるiPhoneです(写真はiPhone6 Plus)
    後出の優れたホルダーのお陰で360度どの向きでもしっかり固定可能です。

    今回の接続は、ご入庫時にお使いだったFMトランスミッターはやめて、FMモジュレーターを採用しました。

    トランスミッターはスマホの音声信号をFM電波にして送出し、車両のFMラジオで受信して試聴します。
    いわば、スマホを小さなFM局にするイメージですね。

    それに対して、モジュレーターはスマホの音声信号を、車載ラジオのアンテナ線に直接送出する方式を採っています。
    こちらは、車内に有線放送局を持つ感じでしょうか。
    接続図にあるように、車載アンテナと純正デッキ(ラジオ受信機)との間に機器を介在させて、スイッチONでスマホソースのみ、OFFで車載アンテナ(標準の状態)と切り替えて使います。

    トランスミッターが無線なのに対して、モジュレーターは有線ですので、音質は良くなります。
    なお、出力は2.4Aあるので、最新のiPhone Xでも充電する事が可能です。(キー連動でONになります)

  • スマホホルダー

    スマートフォンホルダーにはNITEIZE(ナイトアイズ) https://www.niteize.com/というブランドの製品を使いました。
    ボール状の強力磁石を車体側に、スマホ側には金属製のマウントを張り付けることできっちり固定されています。

    それぞれは用途に応じて組み合わせて使うことも想定して、キットでも単体でも購入できるようになっています。

    エアコンのルーバーに装着しているのは、ヴェントマウントコンポーネントという単体商品です。
    ルーバーをしっかり挟み込んでいますが、接触部はゴム素材ですので、グリップも良く、傷がつきにくくなっています。

    スマホ側の商品名はフリーマウントキットといいます。
    ベースをスマホに貼り付けるのではなく、両サイドをつかむように固定しますので、スマホケースが邪魔をして金属のマウントが取り付けられないという方でも対応できます。

    上記の両方を組み合わせたフリーマウントヴェントキットというのもあるのですが、上記のフリーマウントキットには、予備のゴムパッドと超強力磁石のボールベースも付属しています。
    一時的にスマホを別の場所に移動したくなった事態に備えて、単体商品の方を選びました。

    ハザードスイッチのあるパネルの右側に取り付けたのが、前述の切り替えスイッチです。
    ラジオの通常受信とモジュレーター入力とを切り替えることができます。

    最後になりますが、そのパネルの右端から伸びているのがLightningケーブルです。
    少しだけ切り欠きをつくり、引出しました。
    ケーブルのラインが、ナビを囲むアイボリー色のアーチに沿っているので、違和感は抑えられていると思います。

  • 作業後記

    今回はスマホ運用を快適に行っていただくための施工例をご覧いただきました。

    純正ナビにエアコンなどの制御も盛り込んである場合、簡単にデッキ交換が出来ません。
    ナビデータがバージョンアップできる年代だと問題ないのですが、今回のようなケースですと、移設して社外ナビを入れるか、移設せずにフル機能の社外ナビ、あるいは手軽なメモリーナビで対応することになります。

    ただ、ミュージックソースの事も考えると、大画面のスマートフォンでの運用が現実味を帯びてきます。
    この場合、一定の予算が確保できるなら、純正ナビのスピーカー出力をプロセッサーに繋ぎ、スマートフォンからの出力もプロセッサーに入れて、音場の最適化を含むハイグレード再生が行えますが、予算を抑えてということなら、今回のようなFMモジュレーターを使った方法も立派な選択肢と言えると思います。

    古くなった純正ナビでお困りのお客様。
    標準位置での社外ナビへの交換から、手軽で高音質な今回の事例まで、ご希望とご予算に応じて柔軟にプラン提案させていただきます。
    どうぞお気軽にご相談ください♪
    電話もお気軽に♪03-5913-8450です!