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レクサスCT200hのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • レクサスCT200hのスピーカー交換とプロセッサーアンプ取付の事例紹介です

  • 事例No.488(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    レクサス CT 200h

    system

    メインユニット:純正プレミアムサウンドシステム
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO AX165・MX080
    センタースピーカー:BLUE MOON AUDIO MX080
    リアスピーカー:純正
    サブウーファー:純正
    プロセッサーアンプ:MATCH PP86DSP
    ケーブル:kaiser swing、audiotechnica

    comment

    純正アンプのスピーカー出力をプロセッサーアンプに取り込み、フロント3way+センター+サブウーファーの全8chをマルチで鳴らせるようにしました。

    ツイーターとスコーカーが分岐された同一チャンネルで鳴っている純正とは、はっきり違う世界を作れました♪

  • ダッシュボード全景

    CT200hのプロセッサーアンプ搭載とスピーカー交換の様子です


  • CT200hのプロセッサーアンプ搭載とスピーカー交換のシステム図です

CT200hの室内風景です。

レクサスの中で最もリーズナブルなモデルではありますが、上質な空気感はレクサスならでは。他の追随を許さないエクスクルーシブなオーラが漂っています。

センターコンソールにほぼ全ての操作系が集約されており、感覚的に操作ができる点にも惹かれました。
ダッシュ中央のモニターは電動可倒式で、電源ONで起動します。

今回はプロセッサーアンプを使ったサウンドアップ事例です。
プレミアムサウンドシステムを構成する純正ヘッドユニットと別体式アンプはそのままに、スピーカー出力をプロセッサーアンプに入力、フロント3way+センタースピーカーとサブウーファーをマルチ制御します。

プロセッサーアンプはジャーマンブランドMATCHのPP86DSP(定価12万円)。9chまでのプロセシングが可能な、8chアンプ内蔵のハイエンドモデルです。
スピーカー群は全てBLUE MOON AUDIOで統一です。
フロント2way分はAX165、スコーカーとしてMX080、センタースピーカーもMX080を単品で投入です。

プロセッサーアンプ本体は助手席下で、全てのスピーカーユニットは純正位置と、上質にまとめられた室内外観に変更を加えないサウンドアップが叶いました。

インストールの様子を御覧ください。

  • フロントドア

    CT200hのプロセッサーアンプ搭載とスピーカー交換の様子です

    シンプルでシックなデザインのドアトリムです。

    このCTのドアは運転席と助手席でドアグリップの構造が異なっています。
    写真の助手席側は起立したガングリップがついていますが、運転席側では省かれています。

    ドライバーはステアリングで体勢を維持できるわけですから、無ければ無いで支障はないわけですね。右手の向こうが広々で、なかなか快適です。

  • ドアトリム取り外し

    CT200hのプロセッサーアンプ搭載とスピーカー交換の様子です

    ドアトリムを外したところです。

    サービスホールは後方のみなので、比較的小さめのビニールシートで覆われています。
    その上半分の黒いのは、エプトシーラーですね。発泡ゴムで出来ているマットで、防音と防振の効果があります。
    侵入ノイズ低減のための対策と思われます。

  • アウター・インナーパネル作業

    CT200hのプロセッサーアンプ搭載とスピーカー交換の様子です

    アウター/インナーパネルの作業が終わったところです。

    防振はデッドニンググレードで行いましたので、アウターパネルには、短冊状に切った防振材を等間隔で貼っています。
    インナーはご覧のように全面貼りです。

    純正スピーカーが縦長の楕円形をしている関係で、バッフルが縦長の形をしています。中央の円形バッフルに取り付けてあるのは、ブルームーンオーディオのAX165のウーファーです。
    バッフルの周囲にも細かく貼り込むことで、バッフルの振動を効果的に抑制します。また、バッフルとインナーパネル間の微細な隙間を完全にシールして、ドア筐体内の気密性を高めます。

  • スコーカー

    CT200hのスピーカー交換の様子です

    スコーカー(ミッドレンジ)の設置状況です。

    ダッシュボード両端の位置ですので、一般的にはツイーターの定位置ですが、3way構成のこのクルマでは、ここにスコーカーを持ってきて、ツイーターはAピラーの根元と、オーディオカスタムカーのようなレイアウトになっています。

    ここで純正システム(プレミアムサウンドシステム)での配線がどうなってるのか。ちょっと解説です。
    アンプ段階でハイパス(低域をカット)された信号が、写真のスコーカーとピラーのツイーターに等しく供給されており、ツイーター側に向かう線に更にハイパスフィルターを介在させることで、もう一段、低域をカットしてあります。
    ドアスピーカーはバンドパス(高域と低域をカット)した信号で、トランクのサブウーファーにはローパス(高域をカット)した超低域のみの信号が供給されています。

    ということで、ユニット数を数えると、フロントは見た目3wayですが、それぞれのユニットに合った帯域の信号を渡しているものの、信号は高低2種類なので、表現力としては2wayと同等と言えると思います。
    (センタースピーカーは省いて解説しています)

    そして今回の施工では、MATCHのプロセッサーアンプによって、フロント3way、センター、サブウーファーの全8chを個別に制御しますので、より絞り込んだ位置に音像を定位させることが可能になります。

  • ツイーター

    CT200hのスピーカー交換の様子です

    ツイーターの設置の様子です。

    位置はAピラーの根元付近。ピラーカバーを裏側から見た状態です。
    純正ユニットを外して、AX165のユニットを接着剤で固定しています。

    カー用ツイーターの多くは、ツイーターハウジングからユニットが外れる構造になっていますが、これは外れませんので、フランジの部分で接着し、固定しています。

  • センタ―スピーカー

    CT200hのスピーカー交換の様子です

    あれっ?スコーカーの写真again?
    ではなくてセンタースピーカーです。
    スコーカーと同じブルームーンーオーディオのMX080を取り付けました。

    周りにできた隙間は、スコーカー同様、防振材でしっかりと塞いで逆位相の音をシャットアウトします。
    ※逆位相の音:スピーカー正面と逆の動きをする波動=スピーカー裏面側の波動

  • プロセッサーアンプ取付

    CT200hのプロセッサーアンプ搭載の様子です

    今回の目玉のプロセッサーアンプは助手席シート下に設置しました。

    製品はドイツブランドのMATCH製のPP86DSPというモデルです。
    9ch分のプロセシングが行え、4Ω抵抗で55W、2Ω抵抗で70Wと、プロセッサーアンプとしてはハイパワーなアンプを8ch分内蔵しています。

    純正の外部アンプからフロントHi/Low 、センター、サブウーファーのスピーカー出力を取り込んでフルレンジ合成し、フロント3way+センター+サブウーファーの8chに出力しています。
    各ユニットへのケーブルは、サブウーファー分を除いて、全て高品位のケーブルで引き直しました。

  • 作業後記

    CT200hのプロセッサーアンプ搭載とスピーカー交換の解説です

    今回はCT200hのサウンドアップ事例をご覧いただきました。

    カーオーディオの第一歩として当店人気メニューのサウンドアッププログラムに準じて、ドア筐体をしっかりしたエンクロージャーとして仕上げ、強固にスピーカーを取り付け、スコーカー、ツイーターも社外品(ブルームーンオーディオ)に交換し、ソースマネジメントはMATCH製プロセッサーアンプで行う内容でした。

    純正のプレミアムサウンドシステムも、出力アップとノイズ対策の点で有効な外部アンプ形式をとり、(実質2wayソースですが)3方向からの立体的な音がでるようなスピーカー構成をとっていますので、標準オーディオに比べると総合力は上だと感じますが、?デッドニングやバッフル面の形成によってスピーカーの稼働条件を整え、?スピーカーユニットをグレードアップして「出口の整備」を行う段階でも、上から下までバランス良く鳴る、同じソースとは思えない音に驚いていただけると思います。

    更に今回は、ハイレゾ対応のハイエンドプロセッサーによって?全8ユニットから出る音の帯域とタイミングを制御して、より正確なステージング(音像形成)を図り、また、同機に内蔵されている?高い分解能を持つアンプで、キメの細かな増幅を行うというソースマネジメントに手をつけることで、肌に触れるような、全く次元の異なる音の世界に足を踏み入れていただくことができます。
    更には、iPhoneやハイエンドデジタルオーディオプレイヤーを接続したデジタル再生という時代の中心へのステップアップも射程圏です。

    本文で御覧頂いたとおり、手を付けるところは標準デッキ以降の見えない部分ですので、今回の事例のCTのみならず、ほぼすべてのクルマ対して同じアプローチで施工することが可能です。
    ご興味をお持ちのオーナー様は、どうぞご検討下さい。

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