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インストールギャラリー

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。

レンジローバーをデッドニングでサウンドアップ

事例No.430(お問い合わせの際にお伝えください)

LAND ROVER レンジローバー スポーツ SVR

システム
【システム】
デッドニング:フロント
他は一切標準のまま
コメント
フロントドアのデッドニングのみの事例です。
同様のご依頼を頂く度に、デッドニングの効果の大きさと、その重要性を思い知らされます。

ダッシュボード全景




SVRのエンブレムが誇らしげに輝くダッシュボードです。
ランドローバーというブランドに対して、シックでエレガントなイメージを持つ方は少なくないと思いますが、スポーツを謳っているモデルだからでしょうか、ベージュやグレーといった大人しいカラーではなく、エキサイティングな赤黒で統一されています。

走りも流石で、最高出力550psの過給機付き5リッターV8エンジンは普段はジェントルな走りを見せますが、ひとたび踏み込むと、けたたましいサウンドと共に、ものすごい勢いで景色を置き去ります。「上品な猛獣」と謳われるワケですね。

今回は、デッドニングによるオーディオ環境整備です。
搭載オーディオはオプション装着のMeridian(メリディアン)をチョイスしたものの、オーナー様の高い期待には今一歩及ばずといったところだったようで、スピーカーを含めたオーディオシステムは一切純正のまま、プロセッサー等も入れず、純粋にデッドニングのみでスピーカーのパフォーマンスを引き出します。

スピーカーの差し替えナシのデッドニングだけの作業ですので、生じる変化=100%当店の腕。ってことになりますね
緊張感を持って頑張ります(`・ω・´)ゞ

フロントドア




このクルマにオプション設定されているMeridianオーディオシステムは13個のスピーカーを擁しており、そのうち、フロントドアには3つが配置されます。

レイアウトは標準的なもので、ミラー裏にツイーター、その下にスコーカー、その下にウーファーの3way構造です。
スコーカーが取り付けられている赤い帯の下の少し明るいグレーの部分の奥がウーファーです。

第二段階




ドアトリムを外したところを御覧頂いています。
見たところ、モジュールパネルという風情ですが、樹脂パネル側に装着されるのはスピーカーとハーネス類のみで、ウインドウモーターやレールなどはドア側に持たせてあるので、組付け工程の手間を抜本的に低減する手段としてのモジュールパネルとはすこし違う位置づけに感じます。
いずれにしても、遮蔽性・遮音性の点ではメリットがありますね。

右側に見えるのがウーファーです。20cmと大口径です。
ちょっと変わったルックスですね。これは最近流行のコーン側にマグネットがあるタイプです。
通常のスピーカーのマグネットは、皆さん御存知の通り、コーンの裏側に飛び出すような格好でついていますが、これは、ユニット中央の伏せたプリンカップのような器の中に収めてあります。
ごらんのように、マグネットを保持するためのフレームがユニットの前を交差するので、音の発生の障害にはなりますが、ユニットの厚みを抜本的に薄くできるメリットがあるわけです。

第三段階




樹脂パネルを外したところです。
アウターパネルの防振作業を行っています。

上述のとおり、ウィンドウレールやモーターがドアフレーム側に残る構造ですので、手と圧着ローラーを差し入れるルートを見つけながら作業を進めます。

防振材はロシア製のSTP AERO BOMBです。短冊状にカットして外板全体の共振を防ぐように貼り込みます。

第四段階




作業は終盤です。

樹脂パネルを戻して、同じくSTP AERO GOLDを使って抑え込んでいきます。
共振しそうなところ=弱いところを抑えることになるわけですが、強さ弱さは相対的な尺度ですので、鉄に比べて柔らかいプラスチック部分への貼り込みが集中することになります。

デッドニング前は、コーンの律動の一部が樹脂パネルに大きく吸収・相殺されて、ディテールを濁す因果が生じていましたが、施工後は、樹脂パネル部と鉄板部の比重の差が縮小した「硬い一枚パネル」化し、足場がしっかりするため、コーンがデッキからの信号に忠実な振幅・速度で運動することが可能になり、コーン前の空気の波動(=音)が作曲者の意図により近いものになります。

ハイファイ(Hi-Fi)はHi-Fidelityの約で、「高忠実度」の意です。
CDやメディアのソースの品質向上、アンプの性能向上、ケーブルの品質向上、バッテリーの性能向上・・・これらの一切が、この「高忠実度」の達成に目的を置いているわけです。

リスナーの耳に一番近い「音の出口の環境整備」=デッドニングがカーオーディオの第一歩であることがご理解いただけるとうれしいです。

作業後記




今回はデッドニングのみ事例のご紹介でした。

純正のオーディオシステムには全く手を加えず、ドア防振のみによる変化を評価していただくことが出来たわけですが、お客様は殊の外お喜びでしたので、何よりです♪

ドア防振に、カスタムバッフルを介したスピーカー交換、スピーカーケーブル交換を加えたサウンドアッププログラムが定番中の定番メニューとして好評ですが、音質への寄与度をさらに分解すると、防振>スピーカーですので、今回のように、ドア防振のみでもはっきりした変化をご体感いただくことができます。

デッドニングのみでも、サウンドアッププログラムでも。ご予算と目的に応じてご検討いただければと思います。
どうぞお気軽に御相談ください!