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インストールギャラリー

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。

事例No.355(お問い合わせの際にお伝えください)

日産 スカイライン

システム
メインユニット:BEWITH MM-1D
プロセッサー:BEWITH STATE A6
デッドニング:フロント
フロントスピーカー:FOCAL Utopia Be Kit No.6 Active
リアスピーカー:なし
サブウーハー:JBL W12GTiMk2
パワーアンプ:BRAX NOX4、JBL PX600.2
パワーサプライ:HELIX Power Station XXL Competition
ケーブル:ACROLINK、audiotechnica
端子類:F2 Music
ヒューズ:F2 Music
バッテリー:Panasonic caos
コメント
4度目の改変となるお馴染みさまのV36です。
BEWITH MM-1D/STATE A6ときて、HELIX Power Stationを使った電源安定にもこだわったハイエンド仕様のシステムです。

メインユニット




このモデルのスカイラインは純正ナビ・オーディオが一体化されたコンソールのデザインになっているので、一般的な市販のデッキ類が装着出来ません。
そこで、ルームミラーとメモリーカードプレーヤーが一体化された、BEWITHのミラーメディアを採用しています。

この度、モデルチェンジして日本語表記にも対応したMM-1Dに変更しました。基本メディアはコンパクトフラッシュですが、市販のアダプターを使えばSD・microSDカードも再生可能です。

なお、この操作には、ガレイラというメーカーから発売されているステアリングリモコンアダプターを組み合わせており、純正システム然とした操作感を確保しています。

システム図




ハイエンド機器で構成されているシステムですが、その中でも電圧・電流の安定化のための投資が特筆に値するレベルなので、システム図を書いてみました。
ヘッドユニットからプロセッサーに入り、フロント2way側と、サブウーファー側とに別れるというのが基本的な流れです。

電源系については、「オーディオバッテリー」の俗称を持つパナソニックのカオスは定番中の定番ですが、さらに、電圧をビシッと安定させるべく、HELIX の電圧安定化装置、Power Station XXL Competitionを投入しています。

電圧の変動がオーディオ機器の稼働の不安定要因となりえることは、ある程度ご想像いただけると思いますが、実際、バッテリーが健康な状態でも、オルタネーターが発電している時で14ボルト強、発電していない時で12ボルト強と、供給電圧は大きく変動しています。
この装置は、複数のコンデンサーとMOSFETトランジスタ等の制御回路の組み合わせにより、12〜15ボルトの間で任意に設定した電圧にて、定格100Aの電流を供給できるよう設計されており、ハイファイシステムの安定稼働のための強力なインフラと言える装置です。

さらに、SPECから発売されている電流安定化を目的とした機器(RSC-D1・RSC-D3/RSP-C3・RSP-C3EX・RSP-C3W)も投入されています。
RSC-D1は電流の低周波数のゆらぎ成分の解消を、RSC-D3は高周波数ノイズの除去を目的とした機器で、電源とヘッドユニット等の間に並列で設置します。
RSP-C3・RSP-C3EX・RSP-C3Wは、スピーカーのボイスコイルで発生する逆起電流を解消するための装置で、モーター構造を持つスピーカーを稼働させるときに、自然と発電されてしまう逆向きの電流を吸収し、コーンの稼働の足かせとなる要因を減らす作用を提供します。(解説ページ)

これらの機器類のほか、低抵抗を極めるため、電源ケーブルはオーディオテクニカのハイエンドシリーズRexat(レグザット)を用い、F2Music製のロジウムメッキヒューズや端子類も使っています。

ヘッドユニット、アンプ、スピーカーといった目に見えるコンポーネントの安定稼働というテーマを突き詰めていくと、電源の分野もここまでやれることがある。という事例ですね。参考になりましたでしょうか??

ドアスピーカー




以前はJBLの660GTiをお使いいただいておりましたが、今回はFOCALの最上機種であるUtopia(ユートピア)シリーズの中から、2way構成の Be Kit No.6 Active(24万円)をセレクトしました。

FOCAL伝統のWコンポジットコーン、ネオジムマグネット、アルミニウムフレーム、ベリリウムツイーターを奢るハイエンドユニットです。
スピーカーグリルはキット付属ではなく、GROUNDZEROのサブウーハー用です。1個1万円もするのですが、金属製で頑丈なので良いですね。

ツイーター




上述のFOCAL Utopia Be Kit No.6 Activeを構成するツイーターです。

企画段階ではAピラー埋め込み案もありましたが、距離を最大限に稼ぐことを優先して、ダッシュボード脇(奥)に設置しました。台はオリジナル製作によるものです。

音質改善アイテム




写真は電流のゆらぎやノイズを除去する装置。SPECのRSC-D1とD3です。
2コマ目のシステム図で位置をご確認ください。

この他、スピーカーユニットで発生する逆起電流による影響を緩和するためのRSP-C3・RSP-C3EX・RSP-C3Wも投入しておりますが、外観は写真の製品とほぼ同じです。
パワーを入れた時の安定感は別物と言っていい領域に達しており、パワーHi-Fiには特にオススメです。

パワーアンプ




ヘアライン加工されたケースが美しいBRAXのNOX4はFOCALのフロントスピーカーにマルチで接続しています。

低ノイズ・低損失を追求し、使用しているRCAケーブルは、ACROTEC(現ACROLINK)の8N純度の製品を、スピーカーケーブルは同メーカーの6Nの製品を使用しています。

ラゲッジルーム




センターに見えるのは、今回新たに導入したBEWITHのプロセッサー、BEWITH STATE A6です。
ここから、左側のBRAXのアンプ経由でフロントスピーカーへ、右側のJBL PX600.2経由で、同JBLの巨漢サブウーファーW12GTiMk2へつながっています。

写真奥に見えるサブウーファーは、アクリル製エンクロージャーにシールドされています。
その両脇に見えるフタの奥にユーティリティースペースが設けてあり、右側にはアルパインのマルチメディアチェンジャーが収まっています。

フロアは2層構造になっており、上段は写真の通りで、下段に電源部(Power Station XXL Competition)と各スピーカー用のSPECが設置されています。

作業後記




今回は、大きく4回目の大改変となるシステムアップのお仕事でした。
当店とは10年以上もお付き合いいただいているお客さまで、ギター演奏もなさるせいか音のディテールへのコダワリも相当。だいぶご投資いただきました。。。

ここまでくると、メインユニット・プロセッサともにBEWITH、アンプはBRAX、JBL、スピーカーはFOCALと各コンポーネントがハイエンド製品ばかりになるのは必然で、ハイエンドオーディオの景色としてご注目いただきたいのは、本文でもご紹介しました電源関係のシステムです。

上述のとおり、オーディオ機器に供給される電圧は12ボルトから15ボルト位のレンジで変動しています。
この変動によるオーディオ機器への影響を抑えるべく、キャパシタ(大型コンデンサ)を回路に組み込むような対策はオーディオ中級?あたりに位置するアイテムとして一般的ですが、今回投入したHELIX Power Station XXL Competitionのように、コンデンサによるバッファに加えて、入力電圧の低下を瞬時に昇圧して安定化させるような機能を持つ装置は、正にハイエンドの世界といえるでしょう。

これと並んで(繰り返しになりますので詳細は省略しますが)SPECのRSC・RSPシリーズといった、オーディオ機器の水際で電流のマネジメントを行う機器や、抵抗・損失を回避するためのオーディオテクニカのハイエンドパワーケーブル、F2Musicのロジウムメッキヒューズなど、ハイエンド領域に差し掛かると、オーディオ機器の安定稼働のための対策が重要課題として立ち上がってきます。

当店では、全くの工場出荷状態のクルマから取り組んでいただけるサウンドアッププログラムのようなエントリーレベルのメニューから、アンプ、プロセッサを組み合わせたミドルクラスのシステム、さらにハイエンドと幅広くカバーさせていただいており、特に初級〜中級では手をかけない分野ですが、こういった世界もあるんだなぁ、という感じで覚えておいていただければと思います。

オーディオシステムアップのご相談はお気軽にどうぞ♪