ポルシェ カイエン のオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
		豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
		当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
		<事例No.657以前は税別表記です。円安の影響で大きく価格が変わっているものもあります。ご了承ください。>
 
 登録日 2014/08/30
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				事例No.329(お問い合わせの際にお伝えください) model ポルシェ カイエン
 system メインユニット:ワイド7型2DIN・HDD/DVD/MDタッチパネルAVナビゲーションシステム 
 デッドニング:フロント
 フロントスピーカー:morel Supremo 602
 サブウーハー:morel ULTOMO 12
 リアスピーカー:無し
 プロセッサー:ARC audio PS8
 パワーアンプ:ARC audio SEシリーズcomment DIY派のお客様の部分的な作業のご依頼です。 
 (1)アウターバッフルの制作
 (2)ラゲッジスペースのシステムレイアウトの手直し
 当初は(1)のみの予定でしたが、要改善点をお伝えしたところ後日(2)もご依頼いただくこととなりました。
 
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									フロントドア(施工前)   今回の事例は(1)DIY出来なかったフロントドアのアウターバッフル製作と、(2)DIY済みのリヤラゲッジルームの作り直しを2回に分けて御依頼いただいたものです 
 
 こちらはフロントドアの施工前の状態。純正のスピーカーグリルは予め取り外した状態でお預けいただきました。
 スピーカーユニットはmorel Supremo 602に交換なさっています。インナーバッフルも凝った形に切り抜いてあって、なかなかじゃないですか。
 
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									アウターバッフル(施工後)   途中の工程は省きましたが、当店で制作したアウターバッフルです。 
 
 アウターといっても、外側だけ作ってペタンと貼り付けるわけではなく、スピーカーを取り付けるインナーのベースから一体的に設計しますので、一コマ前の写真に写っていたインナーバッフルは残念ながら取り外させて頂いています。
 
 純正のグリルを取り外した開口部をトレースする格好になりますので、ドアポケット前方から繋がっていた3本の膨らんだラインも継承してデザインしました。
 
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									ラゲッジスペース(施工前)   フロントのアウターバッフル製作を御依頼いただいた際のラゲッジスペースの写真です。 
 
 アクリルのスピーカーグリルはお手製だそうです。やりますね!
 (実際はMDFボードがむき出しの状態でしたが、カーペットを貼って差し上げた後の撮影です)
 
 当初ご来店いただいたのは、DIYではどうにも手に余るアウターバッフル製作のみ御依頼いただくのが目的でしたが、このラゲッジボード下に設置してあるアンプ類の取付状態について意見を求められ、要改善点をお伝えしたところ、「じゃ、作り直しも頼みます」という展開になりました。
 
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									システムレイアウト(施工前)   で、これが作り直し前の状態です。 
 どうでしょう。パッと見、なかなかしっかり作られていますよね。個人さんの制作としては、正直言って中の上くらいは行ってると思います。
 
 ただ、以下のような点で改善の余地がありました。
 ・部分的にケーブルが鋭角に曲がっていたり、ボディの当たっていたりしてノイズが乗りやすくなっている。(写真左下の位置のRCA付近参照)
 ・フロアの一番下にあるヒューズボックスにアクセスするために、アンプが乗っているボードを一旦取り外す必要があるなど、整備性が悪い。
 
 繰り返しになりますが、DIYとしては二重丸だと思いますよ。ただ、一定レベルまで改善しようと思うとこんなところが気になりますねというコトです。
 
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									システムレイアウト(施工後)   さて、これが手直し後です。 
 ・・・・ドコガカワッテルノ??と言われそうですね(笑)
 
 実はベースのボードはそっくり作り替えてあります。よく見ると、両脇のアンプ、中央のプロセッサ共に、車両前方にずれているのがお分かりになると思います。
 メンテに不可欠なケーブルの抜き差しがかなりやりにくい状態になっていて、抜本的に改善するためにこうなりました。
 (一番奥のアンプに繋がっているRCAの曲りが緩やかになっているのもお分かりになると思います。)
 
 加えて、以前のボードは簡単にいうと、木の机が複数並んだ状態で、下の階層へのアクセスがしにくい構造になっていました。
 この写真では分かりませんが、アンプを取り外すと、下層にあるヒューズボックスに繋がるマドを設けてあるなど、整備性向上のための工夫がしてあります。
 
 整備性の点でもう一つ。
 アンプカバーとして再製作したボードは、整備性を上げるために、純正で装備されているステー(写真左の白い棒)が使用出来るようにしました。
 ボンネットを開ける時と同じ要領でつっかえ棒として使用します。
 
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									ラゲッジスペース(施工後)   システムレイアウトの機能面の改善と併せて、ラゲッジボードのルックス向上のための施工も行いました。 
 
 ボード全体を作り直し、インストールされている機器が見えるようにしました。各機器の上には、サブウーファーを除いて、アクリル板をはめてあります。
 
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									荷物搭載時スタイル   お荷物を載せる際はアクリル保護のために、カバーをかぶせてご利用いただけるようにしました。見た目のメリハリがつくように、カバーは同素材でなく、アルカンタラ調の生地を貼って制作しました。 
 
 この上にさらにマットなどを敷くとサブウーハーまで保護できます。(音はこもりますが。。。)
 
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									作業後記   今回はDIY派のお客様の補助的なお仕事でした。 
 今回の事例では、リヤのシステムレイアウトの手直しにまで発展してしまいましたが、難易度が高い「アウターバッフルを頼みます」というご依頼は少なくありません。
 
 ・なんとかやってみたけども、造形がイマイチ。
 ・左右の形が揃わない(笑)
 ・材料は用意したけれども、上手くできるか不安で今一歩踏み出せない。or時間がとれなくなった。。などなど。理由は様々です。
 
 大きなものを二つ。パテ盛りで。左右対称に作る。というのは慣れないとむずかしいかもしれませんね。DIY派の方で、バッフルだけは頼んでみようかなと思われる方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご相談ください♪
 
 
 


 
	
