トヨタエスティマハイブリッドのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.287(お問い合わせの際にお伝えください)
model
トヨタ エスティマハイブリッド
system
メインユニット:純正(パノラミック サラウンド システム)
ドアチューニング:フロントドア
フロントスピーカー:Carrozzeria TS-C1720A
リアスピーカー:純正
サブウーハー:Carrozzeria TS-WX110A
パワーアンプ:純正
ケーブル:kaiser swingcomment
当店をサイトでお知りいただいていたようで、ユーズドカーをご購入後、すぐに作業をご依頼いただきました。
パノラミック サラウンド システムが搭載されていたので、少加工を施して取付けをさせて頂きました。
お客様から感想のメールをいただきました。
(個人/団体名、必要に応じて商品名は伏せさせていただいております。)
竹原店長、スタッフの皆様
本日、素晴らしい仕上がりで納車頂きありがとうございます。
早速、大好きなビートルズを聴きながら帰らせてもらいました。
無知な私でも、音の臨場感・輪郭というのがこうも変わるのかと、嬉しい溜め息をつきながら感動することができました。
車に乗るのが楽しみで仕方ありません。
次の一手をお願いすると思いますので、その時はまたお力をお貸しください。
改めて、ありがとうございました。
パノラミック サラウンド システムからは高域と低域の2本のスピーカー線が出ています。
高域はツイータースコーカー、低域はドアスピーカーにそれぞれ入力されています。
ただし、高域を司るツイータースコーカー用の信号は、一般的なツイーター信号より低い帯域の信号も含まれるため、そのまま社外ツイーターを接続すると、再生可能帯域を(下側に)超えてしまうのでユニットを壊してしまいます。
今回のインストールにあたっては、システムから出ている高域用の信号をカロッツェリアのセパレートスピーカーキットに含まれるネットワークに入れて、高域と低域を分け、高域側をカロッツェリアのツイーターへ、低域側をツイータースコーカーへ入力。ドアスピーカー用のケーブルはそのままカロッツェリアのスピーカーに入力します。
これによって、ツイーターへは再生帯域にあった高域信号(ツイーター信号)が送られます。
そしてツイータースコーカーへはツイーター信号より下の帯域で、かつ、(もともと低域信号は来ていないので)ドアスピーカー向けの信号より上の帯域の信号が送られます。
最後にドアスピーカーへはシステムから直接低域信号が送られることとなり、調整の自由度には制約がありますが、疑似3ウェイ的な鳴り方をするシステムが出来上がります。
※説明の通りにやりますと、実際にはツイータースコーカーの鳴りが強く、若干耳に付きます。よって、鳴りを抑制するための加工を施しています。
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パワードサブウーハー設置
75ミリの高さがあるサブウーファーですが、なんとか助手席の下へ入れることが出来ました。
若干窮屈な印象ですが、指向性はほとんどありませんし、再生に支障のない範囲でのクリアランスが確保できているので問題はありません。
サブウーファー出力を調整するコントローラーはグローブボックス内に設置してあります。
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作業後記
今回はパノラミック サラウンド システム搭載車へのスピーカー交換を含むお仕事でした。
この車の場合、独自の帯域に分けた出力を持っていますので、パノラミック サラウンド システムを活かす前提でのスピーカー交換はほとんどのお店で断られてしまうと思います。
しかしながら、本文中の説明にもあります通り、多少の工夫をすることで対応することは可能です。
同システム搭載車で一段のサウンドアップを志向されるオーナー様がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご相談ください☆